履修コース登録システム

C2 統合ビルド計画書

 

バージョン 1.0

改訂履歴

日付 バージョン 説明 作成者
1999 年 3 月 27 日 1.0 初期リリース - 第 2 反復 - C2 のビルド計画書 P. ジョンソン
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

目次

  1. 目標
  2. 範囲
  3. 参考資料
  4. サブシステム
  5. ビルド
    5.1    統合ビルド 1
    5.2    統合ビルド 2
    5.3    統合ビルド 3
    5.4    統合ビルド 4

C2 反復ビルド計画書

    1.    目標

    本書では、C2 反復のソフトウェア・コンポーネントの統合計画について説明します。この反復によって、R1.0 リリースのソフトウェア・ベースラインが形成されます。

    2.    範囲

    この統合ビルドは、リリース 1.0 を形成するすべてのコンポーネントに適用されます。

    テストおよび開発チームは、この文書により、各ビルドといくつかのビルドの配列を構成するサブシステムとコンポーネントを決定します。

    3.    参考資料

該当する参考資料は次のとおりです。

    1. 「Course Billing Interface Specification, WC93332」 1985 年、Wylie College Press
    2. 「コース・カタログ・データベース仕様書、WC93422」 1985 年、Wylie College Press
    3. 「履修コース登録システム 開発構想書 WyIT387、バージョン 1.0」 1998 年、Wylie College IT
    4. 「履修コース登録システム 用語集 WyIT406、バージョン 2.0」 1999 年、Wylie College IT
    5. 「履修コース登録システム ユースケース仕様書 - 登録の終了、WyIT403、バージョン 2.0」 1999 年、Wylie College IT
    6. 「履修コース登録システム ユースケース仕様書 - ログイン、WyIT401、バージョン 2.0」 1999 年、Wylie College IT
    7. 「履修コース登録システム ユースケース仕様書 - 教授情報の管理、WyIT407、バージョン 2.0」 1999 年、Wylie College IT
    8. 「履修コース登録システム ユースケース仕様書 - コース登録、WyIT402、バージョン 2.0」 1999 年、Wylie College IT
    9. 「履修コース登録システム ユースケース仕様書 - 担当講座の選択、WyIT405、バージョン 2.0」 1999 年、Wylie College IT
    10. 「履修コース登録システム ユースケース仕様書 - 学生情報の管理、WyIT408、バージョン 2.0」 1999 年、Wylie College IT
    11. 「履修コース登録システム ユースケース仕様書 - 成績表の提出、WyIT409、バージョン 2.0」 1999 年、Wylie College IT
    12. 「履修コース登録システム ユースケース仕様書 - 成績表の表示、WyIT410、バージョン 2.0」 1999 年、Wylie College IT
    13. 「履修コース登録システム ソフトウェア開発計画書 WyIT418、バージョン 1.0」 1999 年、Wylie College IT
    14. 「履修コース登録システム C2 反復計画書 WyIT500、バージョン 1.0」 1999 年、Wylie College IT
    15. 「履修コース登録システム ソフトウェア・アーキテクチャー説明書 WyIT431、バージョン 1.0」 1999 年、Wylie College IT
    16. 「履修コース登録システム テスト計画 WyIT501、バージョン 1.0」 1999 年、Wylie College IT
    4.    サブシステム

    リリース 1.0 に統合するサブシステム、プロセス、およびコンポーネントを次の表に示します。

    サブシステム プロセス コンポーネント
    履修コース登録 StudentApplication

    CourseRegistrationProcess

    CourseCatalogSystemAccess

    FinanceSystemAccess

    CloseRegistrationProcess

    c-abc

    c-ewb

    c-eew

    c-tyn

    c-tgb

    c-wew

    c-mmn

    c-abd

    c-exs

    c-xdd

    c-lpo

    c-ikk

    c-ess

    財務システム FinanceSystem すべてのコンポーネント
    コース・カタログ CourseCatalog すべてのコンポーネント

     

    5.    ビルド

(反復における) 統合は、いくつかのインクリメントに分けられます。各インクリメントは結果的にビルドになり、 そのビルドに対して統合テストが行われます。R1.0 の統合は、後続のセクションで述べるように、4 つの統合ビルドとして構成されます。

ビルド統合には、次のステップがあります。

  • 指定されたコンポーネントをビルド・ディレクトリーに組み立てます。
  • コンパイル・ファイルとリンク・コマンド・ファイルを作成します。
  • コンポーネントを実行可能プログラムにコンパイルしてリンクします。
  • データベースを初期化します。
  • 実行可能プログラム、データ、テスト・ドライバーを対象コンピューターに転送します。
  • 統合テストを実行します。
5.1    統合ビルド 1

最初の統合ビルドによって、次の基本機能が使用可能になります。

  • ログイン・ユースケース: リモート・ログオンまたはローカル・ログオンを行います。
  • コース登録ユースケース: コース・カタログ・データベースに照会し、コース登録を行います。

統合ビルド 1 には、次のサブシステムとコンポーネントが含まれます。

サブシステム コンポーネント
履修コース登録 c-abc

c-ewb

c-eew

c-tyn

コース・カタログ すべてのコンポーネント
 

5.2    統合ビルド 2

2 つ目の統合ビルドによって、次の基本機能が使用可能になります。

  • 教授情報の管理ユースケース: 教授に関する情報の入力と更新を行います。
  • 学生情報の管理ユースケース: 学生に関する情報の入力と更新を行います。
  • 担当講座の選択ユースケース: 教授がコースに署名します。
  • 登録の終了ユースケース: 登録期間を締め切り、請求を開始します。

統合ビルド 2 には、次のサブシステムとコンポーネントが含まれます。

 

サブシステム コンポーネント
履修コース登録 c-abc

c-ewb

c-eew

c-tyn

c-tgb

c-wew

c-mmn

c-abd

c-exs

財務システム すべてのコンポーネント
コース・カタログ すべてのコンポーネント
 

5.3    統合ビルド 3

3 つ目の統合ビルドによって、次の機能が追加されます。

  • 学生の成績表の提出ユースケース: 教授が学生の成績を入力します。
  • 成績表の表示 ユースケース: 学生が成績表を表示します。

統合ビルド 3 には、次のサブシステムとコンポーネントが含まれます。

サブシステム コンポーネント
履修コース登録 c-abc

c-ewb

c-eew

c-tyn

c-tgb

c-wew

c-mmn

c-abd

c-exs

c-xdd

c-lpo

c-ikk

c-ess

財務システム すべてのコンポーネント
コース・カタログ すべてのコンポーネント

 

5.4    統合ビルド 4

4 つ目の統合ビルドでは、新しい機能の追加は行ないません。統合ビルド 4 は、ソフトウェアやデータ・コンポーネントに対するすべての修正を完了する最終ビルドです。

統合ビルド 4 には、リリース 1.0 を構成するすべてのサブシステムとコンポーネントが含まれます。



 

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