履修コース登録システム

ユースケース仕様書

 

コース登録ユースケース

 

バージョン 2.0

改訂履歴

日付

バージョン

説明

作成者

1998 年 12 月 21 日 草案 草案バージョン S. ガンブル
1999 年 2 月 13 日 バージョン 1.0 レビューに基づくマイナー修正 S. ガンブル
1999 年 2 月 15 日 バージョン 2.0 ユースケース拡張セクションの修正。 最終クリーンアップ。代替フローのレビュー。主要な問題の解決。 S. ガンブル
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

目次

  1. 概要
  2. イベント・フロー
    2.1    基本フロー - スケジュールの作成
    2.2    代替フロー
                        2.2.1    スケジュールの修正
                        2.2.2    スケジュールの削除
                        2.2.3    スケジュールの保存
                         2.2.4    講座の追加
                        2.2.5    事前条件を満たしていないか、コースが満員の場合
                        2.2.6    スケジュールが見つからない場合
                        2.2.7    コース・カタログ・システムが利用できないとき
                        2.2.8    コース登録が締め切られていた場合
  3. 特殊要件
  4. 事前条件
    4.1    ログイン
  5. 事後条件
  6. 拡張点

コース登録ユースケース

    1.    概要

    このユースケースでは、学生が現在の学期の講座に登録できます。 学生は、学期初めのコース追加や削除期間内であれば、選択を修正または削除できます。 コース・カタログ・システムは、現在の学期のすべての講座のリストを提供します。

    このユースケースの主要なアクターは学生です。 コース・カタログ・システムは、このユースケース内のアクターです。

    2.    イベント・フロー

    このユースケースは、学生がメイン・フォームから「スケジュールの管理」アクティビティーを選択したときに始まります。

2.1  基本フロー - スケジュールの作成

    1. 学生は「スケジュールの作成」を選択します。
    2. 空白のスケジュール・フォームが表示されます。
    3. システムは、コース・カタログ・システムから選択可能な講座のリストを取り出します。
    4. 学生は選択可能な講座のリストから、4 つの主講座と 2 つの代替講座を選択します。 選択が完了したら、学生は「登録」を選択します。
    5. 選択した各講座について、この時点で「講座の追加」サブフローが実行されます。
    6. システムはスケジュールを保存します。

2.2  代替フロー

2.2.1    スケジュールの修正

    1. 学生は「スケジュールの修正」を選択します。
    2. システムは、学生の現在のスケジュール (例: 現在の学期のスケジュール) を取り出して表示します。
    3. システムは、現在の学期の選択可能なすべての講座のリストを コース・カタログ・システムから取得します。システムは、リストを学生に表示します。
    4. 学生はコースを削除して新しいコースを追加することによって、コース選択を修正できます。学生は、選択可能なコースのリストから、 追加するコースを選択します。学生はまた、既存のスケジュールから削除する講座を選択します。編集が完了したら、学生は「登録」を選択します。
    5. 選択した各講座について、この時点で「講座の追加」サブフローが実行されます。
    6. システムはスケジュールを保存します。

2.2.2    スケジュールの削除

  1. 学生は「スケジュールの削除」アクティビティーを選択します。
  2. システムは学生の現在のスケジュールを取り出して表示します。
  3. 学生は「削除」を選択します。
  4. システムは、学生に削除の確認を求めます。
  5. 学生は削除を確認します。
  6. システムはスケジュールを削除します。

2.2.3    スケジュールの保存

        どの時点でも、学生は「save」を選択するにより、スケジュールを登録しないで保存することができます。現在のスケジュールは保存されますが、 学生は選択した講座には追加されません。講座は「選択対象」としてスケジュールにマークされます。

2.2.4    講座の追加

        システムは、学生が必要な事前条件を満たしており、講座が募集中であることを確認します。 システムは学生を、本人が選択した講座に追加します。講座は「登録済み」としてスケジュールにマークされます。

2.2.5    事前条件を満たしていないか、コースが満員の場合

        "講座の追加" サブフローで、システムが、その学生は必要な前提条件を満たしていないと判断した場合、 または選択した講座が満員であると判断した場合、エラー・メッセージが表示されます。 学生は別の講座を選択するか、操作をキャンセルすることができます。その時点でこのユースケースは再開します。

2.2.6     スケジュールが見つからない場合

        「スケジュールの修正」サブフローまたは「スケジュールの削除」サブフローで、システムが学生のスケジュールを取り出すことができなかった場合、 エラー・メッセージが表示されます。学生がエラーを認識すると、このユースケースが再開します。

2.2.7    コース・カタログ・システムが利用できないとき

        システムがコース・カタログ・システムとの通信を指定された回数試行しても 通信できない場合、システムはエラー・メッセージを学生に表示します。 学生がエラー・メッセージを認識すると、このユースケースは終了します。

2.2.8    コース登録が締め切られていた場合

学生が「スケジュールの管理」を選択したときに現在の学期の登録が締め切られていた場合、学生にメッセージが表示され、 このユースケースは終了します。学生は、現在の学期の登録が締め切られた後にコースに登録することはできません。

    3.    特殊要件

    このユースケースに関連する特殊要件はありません。

    4.    事前条件

            4.1    ログイン

    このユースケースを開始するには、学生がシステムにログインする必要があります。

    5.    事後条件

    このユースケースに関連する事後条件はありません。

    6.    拡張点

このユースケースに関連する拡張点はありません。



 

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