カレッジ・スポーツ・ページング・システム
リスク・リスト
バージョン 2.0
改訂履歴
日付 |
バージョン |
説明 |
作成者 |
1999 年 10 月 4 日
|
1.0 |
初版
|
Context Integration
|
1999 年 10 月 26 日
|
2.0 |
方向づけフェーズ終了時の更新。相互運用性のリスクは解消しましたが、機能的なリスクは高いままです。 |
Context Integration
|
目次
トピック
目的
この文書では、カレッジ・スポーツ・ページング・システム・プロジェクトでの既知のリスクについて説明します。
範囲
このリスク・リストは、カレッジ・スポーツ・ページング・システム・プロジェクト全体に対応しています。
定義、頭字語、略語
「用語集」を参照してください。
参考資料
- CSPS 用語集 1.0
概要
この文書の発行日の時点で分かっているリスクと、各リスクを軽減する戦略を次に示します。
技術的なリスク : 容量と機能
リスクの重大度: 最高の有害度
- 説明
-
リスクの範囲には、必要な容量を満たすための解決策がない、ページング・デバイスに対してページを発行できないといった内容が含まれます。そのような機能を提供する技術は存在しますが、5 分以内に 500,000 ものページを送信する能力を実証する必要があります。
- 影響
-
システムが機能的でなく、加入者の減少が見込まれます。
- 指標
-
5 分間という時間枠でのメッセージ配信の失敗、または配信の遅延。
- 軽減戦略
-
コンテキストでは、ほかのプロジェクトに類似したページャー機能を提供しているため、
この範囲の技術的リスクは比較的低くなっています。Context Integration では、
平均と最大の作業負荷見積もり (現在の加入者は 200,000 人から 500,000 人) に基づいて、
加入者への情報の加工と配信に要する時間の見積もりを行う必要があります。Context Integration では、
スケーラブルなシステムを開発し、処理する要求に対処できるハードウェア・リソースを提供します。コンテキストでは、
各ページング・ゲートウェイ・サービスによって、要求される仕様内のサービス・レベルを提供できる保証はありません。
- 緊急時対策計画
-
処理のピーク時で、最大 500,000 ページのリクエストを受け付け、送信できるサービスを設けようとしています。
スケジュールのリスク: 2000 年 3 月より遅れてのシステム配置
リスクの重大度: 最高の有害度
- 説明
-
設定したスケジュール内に WebNewsOnLine によるシステム配置が行えないと、管理側から失敗と見なされ、プロジェクトがキャンセルされる可能性があります。
- 影響
-
プロジェクトがキャンセルされます。
- 指標
-
2000 年 3 月までに配置できないこと。
- 軽減戦略
-
プロジェクトの予定表は慎重に計算し、時間が制限されている場合は、納品可能スケジュールによって範囲や規模を縮小します (例えば、WebNewsOnLine では、目標の納品日を守るため、最初のリリースで定義した機能の一部を実装しない場合があります)。
- 緊急時対策計画
-
なし
© Copyright IBM Corp. 1987, 2005. All Rights Reserved.
| |
|