履修コース登録システム
ステータス評価
バージョン 1.0
改訂履歴
日付 |
バージョン |
説明 |
作成者 |
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1999 年 3 月 29 日 |
1.0 |
初期バージョン - R1.0 で行われたステータス評価 |
リック・ベル |
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目次
ステータス評価
このステータス評価では、 リソース、予算、スケジュール、リスク、技術的な問題、管理の問題に関して、 プロジェクトの現状をレビューします。 この評価で発生するすべてのアクションを、この文書にまとめます。
このステータス評価では、 C2 反復終了時点での C- 登録システムのあらゆる面をレビューします。
「用語集」(参考資料 [3]) を参照してください。
該当する参考資料は次のとおりです。
プロジェクトは、 開発者のポスト 1 つとテスト担当者のポスト 1 つを除いて、すべて要員配置されています。 この 2 つのポストについては、最後の反復中に、スケジュールを数週間進めるために有用と判断されました。 現在、リック ベルが候補者の面接を行っています。
システム・エンジニアは、 C2 反復の開始時にこのプロジェクトから解かれ、ほかのプロジェクトに割り当てられました。 システム性能の問題のため、2 名のエンジニアをパートタイムでプロジェクトに戻すことになりました。
C2 反復の元の予算は $116,600 でしたが、 性能の問題を処理するために投入された追加作業により、$10,000 超過しました。
プロジェクト全体の予算 $638,000 (「プロジェクト計画 V2.0」(参考資料 [6] を参照) については、 $104,000 の超過が見込まれています。
次の表は、プロジェクト全体の財務状況と、最後の反復の財務状況をまとめたものです。
予算 |
現在の |
完了までの見積もり |
完成時の見積もり |
差異 |
パーセント |
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---|---|---|---|---|---|---|
B |
ATC |
ETC |
EAC=ATC+ETC |
V=B-EAC |
PV=V/B |
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プロジェクト全体 |
$638,000 |
$402,000 |
$340,000 |
$742,000 |
-$104,000 |
-16.3% |
C2 反復 |
$116,600 |
$126,600 |
$- |
$126,600 |
-$10,000 |
-8.6% |
上位のリスクとその軽減計画については、 「リスク・リスト」 (参考資料 [16]) で説明しています。 現在のステータス、およびリスクを軽減するために割り当てられたアクションは、 「リスク・リスト」のバージョン 3 で更新されています。
R1.0 ソフトウェア・ベースラインを開発する C2 反復が完了したところです。 反復計画書 (参考資料 [7]、[8]、[9]) で定義されたすべてのワーク・プロダクトが作成され、レビューされました。
R1.0 ベースラインには、40 の障害が未解決のまま残っています。 このうち 12 が、高または重大のレベルに分類されています。 (C2 の障害の詳細については、「C2 テスト評価レポート」(参考資料 [13]) を参照してください。)
コース・カタログ・システムへのインターフェースを設計し直すために、 追加の反復 C2b が導入されています。
性能要求と負荷要求を満たすことが、現在未解決の主要な設計上の問題です。
次の表は、主要なマイルストーンの結果をまとめたものです。
マイルストーン |
予定日付 |
実際の日付 |
結果 |
---|---|---|---|
開発企画書のレビュー |
19/01/1999 |
30/01/1999 |
ビジネス・ケース・レビューは、 上級管理チームと Wylie カレッジの担当者からよい評価を受けました。 範囲の変更はありません。リリース 2.0 は 1999 年 6 月 24 日に決定しました。 |
アーキテクチャー・プロトタイプ |
02/03/1999 |
15/03/1999 |
コース・カタログ・システムにアクセスする際の性能上の大きな問題が発見されました。 |
ベータ・リリース |
02/04/1999 |
12/04/1999 |
ユーザーのフィードバックは良好でした。 ユーザーから、すべての画面とメニューに関する設計変更の要求がありました。 |
初期運用能力 (リリース 1.0) |
10/05/1999 |
- |
リリース 1.0 のシステム・テストが完了しました。 コース・カタログ・システムにアクセスする際の性能要求が満たされませんでした。 上級管理チームは、現在の性能問題を解決するために、 反復を追加してインターフェース・ソフトウェアを設計し直すことを決定しました。 |
製品リリース 1.0 |
19/05/1999 |
- |
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第 2 次運用能力 |
24/06/1999 |
- |
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製品リリース 2.0 |
24/06/1999 |
- |
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「開発構想書」(参考資料 [1]) で定義されたプロジェクトの全体的な範囲は、 変更されていません。 ベータ・リリースのユーザー・フィードバックにより、すべての画面とメニューを設計し直すことになりました。この変更は「範囲内」であり、 顧客への変更注文は発行されません。
次の未処理アクション項目のリストは、 「リスク・リスト」 (参考資料 [16])、「C2 テスト評価レポート」 (参考資料 [14])、 および週ごとのプロジェクト・ミーティングから編集したものです。
ID |
アクション項目の説明 |
担当者 |
期日 |
ステータス |
---|---|---|---|---|
1. |
システム・エンジニアリング要員を、コース・カタログ・システムに関する応答時間の問題に割り当てる。 |
リック・ベル |
04/04/1999 |
開始 |
2. |
マスター・スケジュールを見直し、作成フェーズに 4 つ目の反復を追加できるか検討する。 |
上級管理チーム |
31/03/1999 |
開始 ミーティングが予定されている。 |
3. |
すべての高リスクのコンポーネントのコードを、ビルド統合の前に検査する。 |
リック・ベル |
31/03/1999 |
開始 リックが週ごとのミーティングで説明する。 |
4. |
R2.0 リリースに追加の設計レビューを計画する。 |
リック・ベル |
15/04/1999 |
開始 C3 と C2b のスケジュールに追加する。 |
5. |
負荷シミュレーター・ソフトウェアに関する問題を修正し、関連するテスト・ケースを再実行する。 |
ケリー・ストーン |
02/04/1999 |
開始 テスト・エンジニアが問題に割り当てられた。 |
6. |
障害の推移を調査する。いくつかの障害が解決するのに 30 日を超えたのはなぜか。 |
ケリー・ストーン |
02/04/1999 |
開始 |
7. |
性能問題の進捗を毎週監視する。 |
リック・ベル |
進行中 |
開始 |
8. |
追加の開発者を 1 名採用する。 |
リック・ベル |
15/04/1999 |
開始 人材業者に連絡を取った。 |
9. |
レガシー・システムの Y2K ステータスの監視を続ける。 |
リック・ベル |
進行中 |
開始 |