カレッジ・スポーツ・ページング・システム

ユースケース 仕様書: ストーリーの承認

バージョン 2.0

改訂履歴

日付

バージョン

説明

作成者

1999 年 10 月 9 日 1.0 初版 Context Integration
1999 年 12 月 1 日 2.0 推敲により詳細を追加した更新 Context Integration
目次

ストーリーの承認 ページの先頭へ

概要

このユースケースは、編集者がストーリーをカレッジ・スポーツ・ページング・システムに 組み込むことを承認するときに行われます。既存のシステムから自動的に伝播するストーリーもありますが、 編集者の介入が必要となるストーリーもあります (ストーリーの主題が明確でないか、 ストーリーが属するカテゴリーが明確でないという理由によります)。このフローは広告コンテンツの掲示を承認するのにも使用されます。

イベント・フロー ページの先頭へ

基本フロー

  1. システムが、ストーリーを編集者の「予定事項」ワークフロー・キューに配置する。 複数の編集者が定義されている場合は、負荷のバランスをとるためラウンドロビン方式を使用する。 編集者は対応不可とマークされると (旅行中、病気、外出などの場合)、ラウンドロビン・プロセスから外れる。
  2. 編集者がストーリーを閲覧する。
  3. 編集者が、システムで提供されるカテゴリーから選択して、ストーリーを分類する。ストーリーには複数のカテゴリーが割り当てられる場合もある。ストーリーには少なくとも 1 つのカテゴリーを割り当てる必要がある。
  4. 編集者が、ストーリーに承認済みとマーク付けする。
  5. システムが、ストーリーを利用可能な内容のリストに入れて、ページングを開始できるようにする。
  6. システムはメッセージのページングを開始する。

代替フロー

  1. コンテンツの拒否
    1. 編集者がストーリーを閲覧する。
    2. 編集者がストーリーに却下とマークし、拒否の理由を説明する。
    3. システムが、内容の作成者にストーリーが拒否されたことを、編集者から提供された理由を添えて、通知する。
    4. システムがストーリーを削除する。
  2. コンテンツの修正
    1. 編集者が [Modify Story] を選択する。
    2. システムが、使用できるすべてのストーリーのタイトルを表示する。
    3. 編集者が特定のタイトルを選択する。
    4. システムがストーリーの特性を表示する。
    5. 編集者が、カテゴリーの削除やほかのカテゴリーの追加を行い、特性を更新する。
    6. 編集者が [保存] を選択する。
    7. システムが、ページング開始に向けて、再度、ストーリーを利用可能な内容のリストに入れる。
    8. システムはメッセージのページングを開始する。
  3. 広告コンテンツの承認
    1. 編集者が広告コンテンツを閲覧する。
    2. 編集者がこれに承認済みとマーク付けする。
    3. システムが、広告内容を利用可能な広告のリストに入れて、表示できるようにする。
    4. システムが、保存されている広告主についての情報 (請求レートの指標、広告主名と請求先住所)、コンテンツ ID、日付、受け取り総額を用いて、暫定の請求記録を作成する。
    5. システムが仮の請求記録に承認済みとマーク付けする。
  4. 広告コンテンツの拒否
    1. 編集者が広告コンテンツを閲覧する。
    2. 編集者がこれに拒否とマークし、拒否の理由を提示する。これには、 アカウントの期限切れ、不適切な内容、契約の範囲外、内容の重複 (広告内容がすでにファイルにあり、表示されている) が含まれる。
    3. システムが、広告主に拒否されたこととその理由を通知する (電子メール経由)。
    4. システムが内容を削除する。
  5. 閲覧できないストーリー
  6. ストーリーが別の編集者により削除され、閲覧できなくなっている場合、ユースケースは終了する。

特殊要件 ページの先頭へ

なし

事前条件 ページの先頭へ

編集者がログインしていること。

事後条件 ページの先頭へ

このユースケースが完了すると、内容が利用可能となります。広告内容の場合、内容は即座に表示できます。ストーリー内容の場合、ページング・プロセスを即座に開始できます。

拡張点 ページの先頭へ

なし

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