<プロジェクト名>
システム要求仕様書
バージョン <1.0>
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目次
3.2.7 オンライン・ユーザー文書とヘルプ・システムの要求
システム要求仕様書
[システム要求仕様書 (SysRS) の「はじめに」には SysRS の概要を記述します。この SysRS の目的、範囲、定義、頭字語、略語、参考資料、概要を記載します。]
[メモ: SysRS には、システムまたはその一部に関するシステム要件を詳細に把握します。ここでは、ユースケース・モデリングを使用しない、従来の自然言語のスタイルによる要求だけを集めた プロジェクトの一般的な SysRS の概要を示します。補足仕様書とセットにしたり、同等の資料を挿入することによって、1 つの文書ですべての要求を網羅します。]
[SysRS の目的を明記します。 SysRS は、対象となるシステムの機能および振る舞いを詳細に記述します。また、システムの要求を完全かつ総合的に記述するため、機能外要求、設計上の制約、およびその他の要素も記述します。]
[SysRS が適用されるシステム、その他この文書の関連対象を簡潔に記します。]
[ここでは SysRS を解釈する上で必要となるすべての用語、頭字語、略語の定義を説明します。 この用語等については、プロジェクトの用語集を参照するようにしてもかまいません。]
[ここでは SysRS の中で参照されるすべての参考資料の一覧を記載します。各資料は、タイトル、レポート番号 (該当する場合)、日付、および発行元を明記します。その参考資料の入手先も記載してください。この参考資料については、付録または別の資料を参照するようにしてもかまいません。]
[ここでは SysRS のこの項目以降の内容とその構成について説明します。]
[SysRS のこのセクションでは、システムとその要求に影響を与える一般的な要因を説明します。 具体的な要求は、第 3 セクションで詳細に定義されており、ここには記載しません。 その代わりに要求の背景情報を記述し、後述される要求を理解しやすくします。以下のような内容が記載されます。
成果物「開発構想書」は、このセクションから参照できます。構想書から資料の複製を作成する必要はありません。]
[ユースケース・モデリングを使用する場合は、ユースケース・モデルの概要をここに記述します。すべてのユースケースおよびアクターの名前と簡単な説明を、 該当する図や相互の関係と共に記述します。 「ユースケース・モデル概要レポート」を参照してください。ここに記述する内容が記載された資料として使用できます。]
[このセクションには SysRS に記述されたシステムを実現するためのベースとなる、重要な技術の実現可能性、サブシステムまたはコンポーネントの可用性、その他のプロジェクトに関連する前提条件を記述します。]
[SysRS のこのセクションでは、すべてのシステム要件を記述します。設計者がこれらすべての要求を満たすシステムを設計し、テスト担当者がシステムがそれらすべての要求を満たしているかテストできるよう、十分に詳細に記述します。
ユースケース・モデリングを使用する場合は、ユースケースと該当する補足仕様書 (成果物として作成するか、または本資料の "3.2 機能外要求"のセクションに記載) にこれらの要件を記載します。]
[このセクションには、システムに要求される能力をユースケースとして記述します。 多くのシステムの場合、この機能要求が SysRS 全体の大半を占めるため、このセクションの構成には、十分に工夫を重ねる必要があります。 通常、このセクションは、特徴、機能、または機能グループ (大まかに「能力」としてくくられるもの。成果物「開発構想」を元に記述する) で構成されますが、例えばユーザーやロールを基準とした構成など、別の構成方法も十分に考えられます。]
[ユースケース・モデリングでは、システムの大部分の機能要求、および一部の機能外要求 (性能に関する要求) をユースケースで定義します。このユースケース・モデルの各ユースケースでは、このセクションのユースケース・レポートを参照するか、またはその内容を使用します。 各要求には、必ず明確なラベルを付けます。場合によっては、能力別にユースケースをグループ化 (必要に応じて機能を詳細に分別した上で) して、適切なレベルの機能および振る舞いの記述ができるようにします。]
[このセクションでは、自然言語の形で表される (ユースケースとしては把握されない) システムの追加機能の要求を記述します。]
[要求の内容をここに記述します。]
[メモ: 成果物「補足仕様書」が作成されている場合は、それをここにそのまま組み入れてもかまいません。記載内容は同じです。]
[ここでは使いやすさに影響するすべての要求を記述します。以下に例を示します。
[要求の内容をここに記述します。]
[システムの性能に関する特性の概略をここに記述します。具体的な応答時間もここに記載します。関連するユースケースがあれば、その参照先を名前を挙げて示します。通常、すべての必要な機能を、ユースケース形式または単純テキストで、 性能に関する記述 (システムが備えるべき能力や機能の高さを記載) と共に記載します。この性能記述は、できるだけ関係する機能の近くに記載するようにしてください (ユースケース記述の「特殊要件」の部分など)。 ここには、テストの必要のある要求に関する記述を記載できますが、この要求は特定の機能に合わせられるわけではありません。性能の特性には次のものがあります。
[要求の内容をここに記述します。]
[ここには、コーディングの基準、命名規則、クラス・ライブラリー、保守のためのアクセス方法、 保守ユーティリティーなど、構築するシステムに対するサポートのしやすさ、または保守のしやすさを向上させるすべての要求を記述します。]
[要求の内容をここに記述します。]
[ここでは構築するシステムに関するすべての設計上の制約を記述します。設計上の制約とは、条件として指定され、遵守しなければならない設計上の決定事項を表します。 この中には、ソフトウェアの言語、ソフトウェアの処理要件、開発ツールに対する使用規定、アーキテクチャー上または設計上の制約、 購入するコンポーネントの指定、クラス・ライブラリーなどがあります。]
[要求の内容をここに記述します。]
[システム・エンジニアリングの場合、他に対処すべき要件、要求が生じる可能性があります。]
[重量、サイズ、消費電力など。]
[湿度、汚染物質、温度、電気的条件、機械的条件など。]
[安全性、セキュリティー、その他の品質要因 (耐久性など)。]
[システムを使用またはサポートする人員を支援するためにそのシステムに必要な要求を記述します。 例えば、トレーニング機能 (トレーニングに必要な装置と資料を含む)、保守機能、インターフェースの記述や規格では収まらない人間工学的な考慮事項が含まれます。]
[物流管理に関する考慮事項について、システムに対する要求を記述します。これには保守、サポート、配送、提供、既存システムとの調整が含まれます。]
[必要に応じて、オンライン・ユーザー文書、ヘルプ・システム、通知に関するヘルプなどの要求を記述します。]
[ここには、システムで使用するあらゆる購入コンポーネント、 ライセンス上または使用上の制限の適用、および関連する互換性と相互運用性またはインターフェース基準を記述します。]
[ここには、システムでサポートする必要のあるインターフェースを記述します。システムをインターフェース要求に合わせて開発し、 検証できるように、十分な特定性、プロトコル、ポート、論理アドレスなどを記述します。システム内部のインターフェースに対する要求もすべて記述します。 このような必要性は、例えばシステム設計により、既存のハードウェア・コンポーネントやソフトウェア・コンポーネントを内部で使用するよう制限されるときに生じます。]
[システムで実装されるユーザー・インターフェースを記述します。]
[ここでは論理構造、物理アドレス、期待される振る舞いなど、 システムでサポートするすべてのハードウェア・インターフェースを記述します。]
[ここには、システムでサポートするソフトウェア・インターフェースについて、サポートする (サポートが必要な) 操作やシグナル、プロトコルおよびデータ特性に関する内容を記述します。]
[ローカル・エリア・ネットワークなど、他のシステムまたはデバイスに対するすべての通信インターフェースを記述します。]
[ライセンス付与の適用、またはシステムが備えるべきその他の使用上の制限に関連するすべての要件を記述します。]
[ここには、システムに関連する必要な法律上の免責事項、 保証、著作権の表記、特許の表記、ワード・マーク、商標、ロゴの適合性の問題をすべて記述します。]
[ここには、対象のシステムに適用し、該当するすべての標準、および そのような標準の特定項目の参照を記述します。例えば、 法律上の標準、品質上の標準、規制上の標準、使いやすさに関する業界標準、相互運用性、国際化対応、オペレーティング・システムへの適合性などについて記述します。]
[補足情報をつけると、SysRS の利便性がさらに向上します。これには以下のものがあります。
この中には、設計上のプロトタイプおよびユーザー・インターフェースのプロトタイプに関する情報が含まれる場合があります。 SysRS に付録を含める場合は、付録を要求の一部とするかどうかを明記する必要があります。]