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テスト評価のまとめ

バージョン 1.0

 改訂履歴

日付

バージョン

説明

作成者

1999 年 11 月 17 日 1.0 初版 Context Integration

目次

はじめに ページの先頭へ

目的

このテスト評価レポートでは、テスト・カバレッジ (要求ベース、コード・ベースの両方のカバレッジ) と障害分析 (すなわち障害密度) の観点から、テスト結果を説明します。

範囲

このテスト評価レポートは、プロジェクトの最初の作成反復に適用されます。実施したテストについては、最初の作成反復のテスト計画書に記述されています。評価レポートは、次の目的で使用します。

  • プロトタイプの性能の振る舞いの許容可能性と適切さの評価
  • テストの許容可能性の評価
  • テスト・カバレッジやテスト品質の向上のための改良点の識別

定義、頭字語、略語

用語集」を参照してください。

参考資料

  1. CSPS 開発構想書 1.0
  2. CSPS 要求管理計画書 1.0
  3. CSPS 反復計画書 1.0

テスト結果のまとめ ページの先頭へ

テスト・モデルに定義されたテスト・ケースは、テスト計画書に定義されたテスト戦略に従って実行されました。テストでの障害は記録され、 中、高、重大の優先順位の障害はすべて、現在責任者に処置を委ねられています。

テスト・カバレッジ (この文書のテスト・カバレッジのセクションを参照) テスト計画書に定義されたユースケースとテスト要求のカバーについては、100% 完了しています。

コード・カバレッジ Rational Visual PureCoverage を使用して評価し、この文書のコード・カバレッジのセクションで説明しています。

障害の分析 (この文書のダイアグラムのセクションで示すとおり) 分析によると、発見された障害の大半は、重大度が低または中に分類される小さな問題です。その他に気が付いた主な点は、ページャー・ゲートウェイへのインターフェースを構成するソフトウェア・コンポーネントに、最も多く障害があるということです。

テスト・カバレッジ ページの先頭へ

テスト・モデルに定義したとおり、広告コンテンツに関係のないテスト・ケースは すべて実行されました。実行したテスト・ケースのうち、5 つのテストが失敗しました。

テスト・カバレッジの結果は次のとおりです。

  • テスト・ケースの実行率 = 80/80= 100%
  • テスト・ケースの成功率 = 75/80= 93.75%

失敗率が最も高いテスト領域はページャー・ゲートウェイ・インターフェースで、大量でのテストにおいて失敗しています。

テスト・カバレッジについてさらに詳しくは、Rational RequisitePro とテスト・ケースのマトリックスに示されています。

コード・カバレッジ ページの先頭へ

Rational Visual PureCoverage を使用して、テストのコード・カバレッジを評価しました。

LOC 実行率 = 94,399 / 102,000 = 93%

およそ 93% のコードが、テスト中に実行されました。 このカバレッジは目標の 90% を越えています。

推奨アクション ページの先頭へ

性能を許容可能なレベルまで向上させるには、次のアクションを推奨します。

  1. 多層のページャー・ゲートウェイ・システムを実装し、さらなるスケーラビリティーを提供する。これには、WebNewsOnLine により、別のハードウェアをインストールする必要がある。

ダイアグラム ページの先頭へ

ダイアグラム 1

ダイアグラム 2

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