履修コース登録システム

ユースケース仕様書
登録の終了ユースケース

バージョン: 草案

 

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説明

作成者

1998 年 12 月 21 日 草案 草案 S. ガンブル
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

目次

  1. 概要
  2. イベント・フロー
    2.1    基本フロー - 正常な登録の終了
    2.2    代替フロー
           2.2.1    講座に教授が指定されていない場合
                    2.2.2    請求システムが使用できない場合
  3. 特殊要件
  4. 事前条件
    4.1    ログイン
  5. 事後条件
  6. 拡張点

 

登録の終了ユースケース

  1. 概要

このユースケースでは、登録事務局が登録処理を締め切ることができます。 必要な学生数が集まらない講座はキャンセルされます。 講座には、少なくとも 3 名の学生が必要です。キャンセルされない各講座の各学生には 請求システムが通知され、学生は講座の請求を受けることができます。

このユースケースの主要なアクターは登録事務局です。 請求システムは、このユースケースに関係するアクターです。

    2.    イベント・フロー

    このユースケースは、登録事務局がメイン・フォームで「登録の終了」アクティビティーを選択した時点で開始します。

            2.1    基本フロー - 正常な登録の終了
  1. 登録処理が進行中かどうかが確認されます。進行中の場合は、 メッセージが登録事務局に提示され、このユースケースは終了します。 登録処理の進行中は、登録の終了処理は実行できません。
  2. 開講を予定している各講座で、3 名の学生が登録済みであるかどうかと、 教授が講座受け持ちの手続きを済ませているかどうかが確認されます。 その両方の条件が満たされている場合は、受講登録が締め切られ、 その講座に登録した学生 1 人 1 人について、請求システムにトランザクションが送信されます。

問題点: 登録学生数 3 名で開講してもよいかどうかを登録事務局に確認してください。 もっと受講生が多いほうがよくはありませんか。

  2.2    代替フロー
                        2.2.1    講座に教授が指定されていない場合

        基本フローで講座受け持ちの手続きを済ませた教授がいない場合、 その講座は開講されません。この時点で、講座のキャンセル・サブフローが実行されます。

    2.2.2    請求システムが使用できない場合

システムが請求システムと通信できない場合、 システムは一定の期間の後、要求の再送信を試みます。システムは、 請求システムが使用可能になるまで、再送信を試行し続けます。

問題点:

受講登録者数の少なすぎる場合の措置を決めておく必要があります。

    3.    特殊要件

    特殊要件は次の反復で決定します。

    4.    事前条件
 

4.1    ログイン

    このユースケースを始めるためには、登録事務局がシステムにログオンしなければなりません。

    5.    事後条件

    事後条件は次の反復で決定します。

    6.    拡張点

ビジネス・ユースケースの拡張点は、推敲フェーズで特定します。



 

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