ブラウザーと HTML に関する問題

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1.0 既知の問題および対処法
   1.1 ブラウザーのメニュー・オプションに対して記録および再生が作動しない
   1.2 ブラウザーでの記録および再生に失敗する

1.0 既知の問題および対処法

1.1 ブラウザーのメニュー・オプションに対して記録および再生が作動しない

Rational Functional Tester は、ブラウザー・コンテンツのテストをサポートしますが、ブラウザーのメニュー・オプションまたはブラウザー自体との相互作用のテストはサポートしません。 これは主に、HTML アプリケーションのテストのための異種ブラウザー間の記録と再生機能を提供するために行われます。

対処法: ブラウザー・オブジェクトをキャプチャーし、inputKeys メソッドを使用して、特定のメニュー・オプションのキーボード・ショートカットを使ってメニュー・オプションと相互作用します。

例えば、「ファイル」メニューの「閉じる」オプションは、ショートカット・キー Alt+F+C を使ってアクセスできます。このオプションにアクセスする必要がある場合には、ブラウザー・オブジェクトに対して inputKeys メソッドを使用し、以下に示すように入力パラメーターにはショートカット・キー ("%fc") を入れます。

Browser_HtmlBrowser(Document_HtmlDocument(),DEFAULT_FLAGS).InputKeys("%fc")

1.2 ブラウザーでの記録および再生に失敗する

ブラウザーを使用可能にしても関連 JRE が既知の JRE に自動的に追加されず、それが有効にならない場合があります。 これは、HTML での記録および再生に失敗する原因となります。

対処法: 以下のステップを実行します。

  1. 「スタート」メニューから「コントロール パネル」に進み、「Java コントロールパネル」を開きます。
  2. ブラウザーが使用する JRE の場所を「Java アプレットのランタイム設定」で確認します。
  3. Functional Tester イネーブラーを開きます。
  4. ブラウザーが使用する JRE を追加し、それを有効にします。
  5. HTML テスト・アプリケーションを再始動します。

ブラウザーの使用可能化について詳しくは、Functional Tester ヘルプで『ブラウザーの Java プラグインの使用可能化』を参照してください。