IBM Rational ClearCase 統合に関する問題

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1.0 既知の問題および対処法
   1.1 ClearCase を使用して機能テスト・プロジェクトを共有する際にコンパイル・エラーが発生する
   1.2 ClearCase 統合が Linux 上で動作しない

1.0 既知の問題および対処法

1.1 ClearCase を使用して機能テスト・プロジェクトを共有する際にコンパイル・エラーが発生する

デフォルトで、ClearCase は大/小文字を区別しないように構成されています。ファイル名に大文字が含まれていると、ClearCase はそれを小文字に変換します。ClearCase に置かれている既存プロジェクト内に新規スクリプトを記録する場合にも同様の問題が発生します。

対処法: 以下のステップを行い、大/小文字を保持するように ClearCase 設定を変更してください。

  1. 「スタート」>「コントロール パネル」>「ClearCase」を選択して、「ClearCase のプロパティ」ウィンドウを開きます。
  2. 「MVFS」タブで、「大文字と小文字を保持する」チェック・ボックスを選択します。
  3. ClearCase を停止し、再始動します。
  4. 機能テスト・プロジェクトを再び共有します。

1.2 ClearCase 統合が Linux 上で動作しない

Linux 上の ClearCase 統合は、/opt/rational ディレクトリーにインストールされていない場合に動作しません。

対処法: Linux で ClearCase を使用するには、ClearCase を /opt/rational または /usr/atria ディレクトリーにインストールする必要があります。あるいは、CLEARCASEHOME または ATRIAHOME を ClearCase のインストール・ディレクトリーに設定する必要があります。