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Rational Functional Tester は、ブラウザー・コンテンツのテストをサポートしますが、ブラウザーのメニュー・オプションまたはブラウザー自体との相互作用のテストはサポートしません。 これは主に、HTML アプリケーションのテストのための異種ブラウザー間の記録と再生機能を提供するために行われます。
対処法: ブラウザー・オブジェクトをキャプチャーし、inputKeys メソッドを使用して、特定のメニュー・オプションのキーボード・ショートカットを使ってメニュー・オプションと相互作用します。
例えば、「ファイル」メニューの「閉じる」オプションは、ショートカット・キー Alt+F+C を使ってアクセスできます。このオプションにアクセスする必要がある場合には、ブラウザー・オブジェクトに対して inputKeys メソッドを使用し、以下に示すように入力パラメーターにはショートカット・キー ("%fc") を入れます。
Browser_HtmlBrowser(Document_HtmlDocument(),DEFAULT_FLAGS).InputKeys("%fc")
ブラウザーを使用可能にしても関連 JRE が既知の JRE に自動的に追加されず、それが有効にならない場合があります。 これは、HTML での記録および再生に失敗する原因となります。
対処法: 以下のステップを実行します。
- 「スタート」メニューから「コントロール パネル」に進み、「Java コントロールパネル」を開きます。
- ブラウザーが使用する JRE の場所を「Java アプレットのランタイム設定」で確認します。
- Functional Tester イネーブラーを開きます。
- ブラウザーが使用する JRE を追加し、それを有効にします。
- HTML テスト・アプリケーションを再始動します。
ブラウザーの使用可能化について詳しくは、Functional Tester ヘルプで『ブラウザーの Java プラグインの使用可能化』を参照してください。