IBM Rational Functional Tester Version 7.0 リリース・ノート

© Copyright International Business Machines Corporation 2006. All rights reserved.
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README ファイル

1.0 このリリースについて
2.0 インストール情報
3.0 既知の制限事項
   3.1 SAP で MenuItem およびコンテキスト・メニュー項目の時間遅延選択ができない
   3.2 SAP のツールバー・コントロールでコンテキスト・メニュー項目を選択中に再生が失敗する
   3.3 SAP ツールバー・ボタンに対する記録はサポートされない
   3.4 Functional Tester は、SAP グラフィックスおよびアプリケーション制御のテストをサポートしない
   3.5 Functional Tester 7.0 は Eclipse 2.1 をテスト対象アプリケーションとしてサポートしない
   3.6 Functional Tester が Linux 上の IBM JRE 1.4 でハングしてしまうことがある
   3.7 Linux 上の ClearCase から、予約済みとしてチェックアウトされているファイルをチェックインすると誤ったエラーが表示される  
   3.8 AUT が Sun JRE 1.5 で実行されている場合には一部の AWT コントロールの再生が Linux 上で作動しない
   3.9 Functional Tester は Firefox のマルチタブ文書をサポートしない
   3.10 Functional Tester は Linux プラットフォームでは Firefox サポートを提供しない
   3.11 Siebel での ActiveX コントロールの制限
4.0 既知の問題および対処法
5.0 IBM Rational ソフトウェア・サポート
6.0 特記事項および商標

1.0 このリリースについて

IBM® Rational® Functional Tester V7.0 のこのリリースには、以下の新しいフィーチャーが含まれています。

2.0 インストール情報

Rational Functional Tester のインストールおよびサポートされるオペレーティング・システムとブラウザーについての情報は、「IBM Rational Functional Tester インストール・ガイド」を参照してください。

「インストール・ガイド」は、インストール・ランチパッド、および 1 枚目の製品 CD の文書ディレクトリーから表示することができます。

ハードウェア要件

ソフトウェア要件

3.0 既知の制限事項

3.1 SAP で MenuItem およびコンテキスト・メニュー項目の時間遅延選択ができない

3.2 SAP のツールバー・コントロールでコンテキスト・メニュー項目を選択中に再生が失敗する

一部のトランザクション・ページでは、選択に応じて変化するツールバー・ボタンからコンテキスト・メニュー項目を選択する際に、再生が失敗します。コンテキスト・メニュー上の項目を選択すると、selectContextMenutItem スクリプトが引数とともに生成されます。これらの引数は、Functional Tester が記録を行っている対象の各セッションごとに、SAP によって動的に生成されるものです。そのため、再生が正しく動作するためには、記録が行われているのと同じセッションで再生を行う必要があります。あるセッションで記録を行い、後に別のセッションで再生を行うと、再生は失敗します。この問題は、SAP がそのスクリプト記述フレームワークにおける修正を行わない限り修正されません。

3.3 SAP ツールバー・ボタンに対する記録はサポートされない

Rational Functional Tester は、「Generate a ShortCut」「Customizing of Local Layout」およびそのポップアップ・ウィンドウなどの SAP ツールバー・ボタンに対する記録をサポートしません。

3.4 Functional Tester は、SAP グラフィックスおよびアプリケーション制御のテストをサポートしない

Functional Tester は、GuiCtrlBarChartGuiCtrlNetChartGuiCtrlChartGuiCtrlColorSelectorGuiCtrlWebViewers などの SAP グラフィックス制御のテストをサポートしません。 また、APO Grid などのアプリケーション制御のテストもサポートしません。

3.5 Functional Tester 7.0 は Eclipse 2.1 をテスト対象アプリケーションとしてサポートしない

IBM Rational Functional Tester V7.0 は、Eclipse 2.1 のいずれのオブジェクトもテスト対象アプリケーションとして認識しません。

3.6 Functional Tester が Linux 上の IBM JRE 1.4 でハングしてしまうことがある

Gamin/FAM (ファイル変更監視ライブラリー) などの、Linux ® 上の特定のモジュールは、誤ったシグナル処理を行う可能性があり、 Eclipse および Eclipse ベースのアプリケーションが IBM JRE 1.4 でハングしてしまう原因となることがあります。これにより、Functional Tester が IBM JRE 1.4 でハングすることがあります。

3.7 Linux 上の ClearCase から、予約済みとしてチェックアウトされているファイルをチェックインすると誤ったエラーが表示される

Linux では、予約済みとしてチェックアウトされているファイルをチェックインすると、ClearCase へのファイルのチェックイン時に問題が生じたこと、および Functional Tester がオブジェクト・マップをマージできなかったためにチェックインが完了しなかったことを示す誤ったエラー・メッセージが表示されます。エラー・メッセージは、実際には、ファイルが予約済みとしてチェックアウトされていたことを示すものであるべきです。

3.8 AUT が Sun JRE 1.5 で実行されている場合には一部の AWT コントロールの再生が Linux 上で作動しない

Linux では、以下の AWT コントロールの再生は、テスト対象アプリケーション (AUT) が Sun JRE 1.5 上にある場合には作動しません。

これは、Sun JRE 1.5 では、libXt が JVM に静的にリンクされているためです。

3.9 Functional Tester は Firefox のマルチタブ文書をサポートしない

現在、Functional Tester は Firefox ブラウザーの単一ウィンドウでのマルチタブ文書のテストをサポートしていません。 Functional Tester は、テストの際には Firefox ブラウザーの最初のタブの文書のみを考慮に入れます。 

3.10 Functional Tester は Linux プラットフォームでは Firefox サポートを提供しない

Linux では、Functional Tester は Mozilla Firefox を使用した HTML アプリケーションのテストをサポートしていません。

現在、Functional Tester は Windows のみで Firefox サポートを提供しています。 

3.11 Siebel での ActiveX コントロールの制限

Siebel ドメインで ISSGanttChartControl、ISSCoCalCustomCtrl、sysMonthCal32calendar コントロールのような一部の ActiveX コントロールを記録しているとき、Siebel Test Automation (STA) フレームワークはそれらに対して実行するアクションのイベントを出しません。 これらのアクションは、ActiveX コントロールにおける生の座標を持つ Win アクションとして記録されます。

4.0 既知の問題および対処法

それぞれのリリース・ノートには、製品資料が最終確定してから明らかになった問題や対処法などの、個々のリリース固有の情報が記載されています。

5.0 IBM Rational ソフトウェア・サポート

IBM Rational ソフトウェア・サポートは、技術的な支援を行います。

サポートが必要な場合の連絡先情報、およびガイドラインまたは参照資料については、「IBM Software Support Handbook」をご覧ください。

FAQ、既知の問題と修正のリスト、およびその他のサポート情報に関しては、IBM Rational Software Support Web サイトを参照してください。

Rational ソフトウェア製品のニュース、イベント、および他の情報については、IBM Rational Software Web サイトを参照してください。

IBM Rational ソフトウェア・サポートに連絡を取る前に、問題を説明するために必要な背景情報を収集してください。 IBM ソフトウェア・サポート・スペシャリストに問題を説明するときには、問題解決をスペシャリストが効率的に支援できるように、なるべく具体的に説明し、関連する背景情報をすべて含めてください。時間の節約のため、以下の質問に答えられるようにしておいてください。

6.0 特記事項および商標

© Copyright IBM Corporation 2000, 2006.

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本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用すること ができますが、有償の場合もあります。

本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資料は、IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、またはそれと同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。

この文書に含まれるいかなるパフォーマンス・データも、管理環境下で 決定されたものです。 そのため、他の操作環境で得られた結果は、異なる可能性があります。 一部の測定が、開発レベルのシステムで行われた可能性がありますが、 その測定値が、一般に利用可能なシステムのものと同じである保証はありません。 さらに、一部の測定値が、推定値である可能性があります。 実際の結果は、異なる可能性があります。お客様は、お客様の特定の環境に適したデータを確かめる必要があります。

IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、 もしくはその他の公に利用可能なソースから入手したものです。IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、 他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。

IBM の将来の方向または意向に関する記述については、 予告なしに変更または撤回される場合があり、単に目標を示しているものです。

本書には、日常の業務処理で用いられるデータや報告書の例が含まれています。 より具体性を与えるために、それらの例には、個人、企業、ブランド、あるいは製品などの名前が含まれている場合があります。 これらの名称はすべて架空のものであり、 名称や住所が類似する企業が実在しているとしても、それは偶然にすぎません。

著作権使用許諾

本書には、様々なオペレーティング・プラットフォームでのプログラミング手法を例示するサンプル・アプリケーション・プログラムがソース言語で掲載されています。お客様は、サンプル・プログラムが書かれているオペレーティング・ プラットフォームのアプリケーション・プログラミング・インターフェースに 準拠したアプリケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的として、 いかなる形式においても、IBM に対価を支払うことなくこれを複製し、改変し、 配布することができます。 このサンプル・プログラムは、あらゆる条件下における完全なテストを経ていません。 従って IBM は、これらのサンプル・プログラムについて信頼性、利便性もしくは機能性が あることをほのめかしたり、保証することはできません。

それぞれの複製物、サンプル・プログラムのいかなる部分、またはすべての派生的創作物にも、次の ように、著作権表示を入れていただく必要があります。

© (お客様の会社名) (西暦年). このコードの一部は、IBM Corp. のサンプル・プログラムから取られています。 © Copyright IBM Corp. 2000, 2006.

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Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。

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