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IBM® Rational® Functional Tester V7.0 のこのリリースには、以下の新しいフィーチャーが含まれています。
- SAP UI コントロールのための拡張された機能テスト・サポート - これにより、SAP フレームワークを使用して作成されたアプリケーションの機能面をテストできます。Windows で稼動する SAPGUI を介して、すべてのバージョンの SAP R/3 システムに対するテストがサポートされています。現在サポートされている SAPGUI のバージョンは、6.20 パッチ・レベル 52 以上、および 6.40 です。
- Siebel 7.8 コントロールのための拡張された機能テスト・サポート
- Rational Process Advisor (RPA) を使用したプロセス・アドバイス- 実行されている特定のタスクに関連したプロセスの使用をユーザーが理解し、進めるうえで役立ちます。
- Mozilla Firefox 1.5 での HTML アプリケーションのテストのサポート
- ClearQuest Test Manager V7.0.0.1 との統合 - これにより、機能テスト・スクリプトを ClearQuest Test Manager から再生し、ログを生成し、障害を追跡することが可能になります。ClearQuest Test Manager 統合では、機能テスト・スクリプトをテスト・ケースおよび構成済みテスト・ケースに関連付けて、それらを実行することができます。また、ClearQuest Test Manager を使用すると、受け取った実行結果 (ログ) を分析し、それらの結果を報告および分析用に記録することもできます。
- IBM Installation Manager - パッケージのインストール、変更、更新、およびアンインストールを迅速かつ容易に行えます。
- .Net Framework 2.0 のサポート - DataGridView および MaskedTextBox を含むアプリケーションの記録とテストのサポートが含まれています。
- TPTP ログのサポート - TPTP を使用してログを生成することができます。
- Eclipse 3.1 コントロールのサポート (SWT の列を持つツリーおよび Spinner コントロール)。
- Citrix 環境でのテストのサポート。
- クリップボード検査ポイントのサポート。
Rational Functional Tester のインストールおよびサポートされるオペレーティング・システムとブラウザーについての情報は、「IBM Rational Functional Tester インストール・ガイド」を参照してください。
「インストール・ガイド」は、インストール・ランチパッド、および 1 枚目の製品 CD の文書ディレクトリーから表示することができます。
ハードウェア要件
- Intel® Pentium® IV 1.4 GHz プロセッサーが最小で必要
- 最小で 1.0 GB の RAM を推奨
- ディスク・スペース要件: 750 MB がインストールに必要
ソフトウェア要件
- .Net Framework
- .Net Framework 1.0、1.1 または 2.0 が必須要件です。
- (オプション) 統合開発環境 (IDE)
- VS .Net 2003 と .Net Framework 1.0 または 1.1
- VS .Net 2005 と .Net Framework 2.0
- IBM Rational Functional Tester V7.0 SAP 実装は、MenuItem に対して検査ポイントを直接作成する機能をサポートしていません。メニュー項目に対して検査ポイントを作成しても、メニュー・バーが強調表示されるだけです。ただし、メニュー・バーに対して検査ポイントを作成し、必要な MenuItem を検査ポイントおよびアクション・ウィザードの「検査ポイント・データ」ページで選択することはできます。
- IBM Rational Functional Tester V7.0 は、SAP でのコンテキスト・メニューとその項目に対して検査ポイントを作成する機能をサポートしていません。
一部のトランザクション・ページでは、選択に応じて変化するツールバー・ボタンからコンテキスト・メニュー項目を選択する際に、再生が失敗します。コンテキスト・メニュー上の項目を選択すると、selectContextMenutItem スクリプトが引数とともに生成されます。これらの引数は、Functional Tester が記録を行っている対象の各セッションごとに、SAP によって動的に生成されるものです。そのため、再生が正しく動作するためには、記録が行われているのと同じセッションで再生を行う必要があります。あるセッションで記録を行い、後に別のセッションで再生を行うと、再生は失敗します。この問題は、SAP がそのスクリプト記述フレームワークにおける修正を行わない限り修正されません。
Rational Functional Tester は、「Generate a ShortCut」、「Customizing of Local Layout」およびそのポップアップ・ウィンドウなどの SAP ツールバー・ボタンに対する記録をサポートしません。
Functional Tester は、GuiCtrlBarChart、GuiCtrlNetChart、GuiCtrlChart、GuiCtrlColorSelector、GuiCtrlWebViewers などの SAP グラフィックス制御のテストをサポートしません。 また、APO Grid などのアプリケーション制御のテストもサポートしません。
IBM Rational Functional Tester V7.0 は、Eclipse 2.1 のいずれのオブジェクトもテスト対象アプリケーションとして認識しません。
Gamin/FAM (ファイル変更監視ライブラリー) などの、Linux ® 上の特定のモジュールは、誤ったシグナル処理を行う可能性があり、 Eclipse および Eclipse ベースのアプリケーションが IBM JRE 1.4 でハングしてしまう原因となることがあります。これにより、Functional Tester が IBM JRE 1.4 でハングすることがあります。
Linux では、予約済みとしてチェックアウトされているファイルをチェックインすると、ClearCase へのファイルのチェックイン時に問題が生じたこと、および Functional Tester がオブジェクト・マップをマージできなかったためにチェックインが完了しなかったことを示す誤ったエラー・メッセージが表示されます。エラー・メッセージは、実際には、ファイルが予約済みとしてチェックアウトされていたことを示すものであるべきです。
Linux では、以下の AWT コントロールの再生は、テスト対象アプリケーション (AUT) が Sun JRE 1.5 上にある場合には作動しません。
- 選択 (ComboBox)
- FileDialog
- リスト
- メニュー
これは、Sun JRE 1.5 では、libXt が JVM に静的にリンクされているためです。
現在、Functional Tester は Firefox ブラウザーの単一ウィンドウでのマルチタブ文書のテストをサポートしていません。 Functional Tester は、テストの際には Firefox ブラウザーの最初のタブの文書のみを考慮に入れます。
Linux では、Functional Tester は Mozilla Firefox を使用した HTML アプリケーションのテストをサポートしていません。
現在、Functional Tester は Windows のみで Firefox サポートを提供しています。
Siebel ドメインで ISSGanttChartControl、ISSCoCalCustomCtrl、sysMonthCal32calendar コントロールのような一部の ActiveX コントロールを記録しているとき、Siebel Test Automation (STA) フレームワークはそれらに対して実行するアクションのイベントを出しません。 これらのアクションは、ActiveX コントロールにおける生の座標を持つ Win アクションとして記録されます。
それぞれのリリース・ノートには、製品資料が最終確定してから明らかになった問題や対処法などの、個々のリリース固有の情報が記載されています。
IBM Rational ソフトウェア・サポートは、技術的な支援を行います。
サポートが必要な場合の連絡先情報、およびガイドラインまたは参照資料については、「IBM Software Support Handbook」をご覧ください。
FAQ、既知の問題と修正のリスト、およびその他のサポート情報に関しては、IBM Rational Software Support Web サイトを参照してください。
Rational ソフトウェア製品のニュース、イベント、および他の情報については、IBM Rational Software Web サイトを参照してください。
IBM Rational ソフトウェア・サポートに連絡を取る前に、問題を説明するために必要な背景情報を収集してください。 IBM ソフトウェア・サポート・スペシャリストに問題を説明するときには、問題解決をスペシャリストが効率的に支援できるように、なるべく具体的に説明し、関連する背景情報をすべて含めてください。時間の節約のため、以下の質問に答えられるようにしておいてください。
- 問題が発生した時にどのソフトウェアのバージョンを実行していましたか?
- 問題に関連したログ、トレース、またはメッセージはありますか?
- 問題を再現できますか? 再現できる場合、どのような手順で行いますか?
- この問題の回避策はありますか? 回避策がある場合、それを説明できるように準備しておいてください。
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この文書に含まれるいかなるパフォーマンス・データも、管理環境下で 決定されたものです。 そのため、他の操作環境で得られた結果は、異なる可能性があります。 一部の測定が、開発レベルのシステムで行われた可能性がありますが、 その測定値が、一般に利用可能なシステムのものと同じである保証はありません。 さらに、一部の測定値が、推定値である可能性があります。 実際の結果は、異なる可能性があります。お客様は、お客様の特定の環境に適したデータを確かめる必要があります。
IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、 もしくはその他の公に利用可能なソースから入手したものです。IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、 他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。
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