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WebSphere® Application Server のインストール・パスにスペースが含まれている場合 (例えば、WebSphere Application Server が C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥AppServer にインストールされている場合)、Windows® 上の DB2® を使用して UDDI レジストリーをインストールすると、問題が発生する場合があります。これは、DB2 データベースでの UDDI レジストリーの作成が失敗する原因になります。
エラーは表示されず、そのシナリオで DB2 データベースが作成され、UDDI アプリケーションがサーバーにデプロイされます。しかし、そのデータベースには、UDDI レジストリーが機能するために必要な情報が事前に取り込まれません。その結果、UDDI ノードは作成されず、サーバーに追加されません。
この問題を回避するには、スペースを含まないパス (例えば、C:¥IBM¥WebSphere¥AppServer) に WebSphere Application Server をインストールします。
ワークスペースに実行中の WebSphere Web サービスが複数含まれている場合、Web サービス・エクスプローラーの WSDL ブラウザーまたはディスカバリー・ダイアログ内の WebSphere Web サービス・カテゴリーの下にある幾つかの URL が、間違ったポート・コンポーネント名を示します。間違っている可能性のある URL パターンは、以下の書式になっています。
.../services/L<ポート・コンポーネント名>?WSDL
例えば、次のようになります。
.../services/LEcho?WSDL
これを解決するには、ワークスペース WSDL ロケーターを使用します。
WebSphere Application Server v6.0 のディレクトリーの長さに関する問題があります。この問題により、Web サービス・ウィザードの使用時に、WebSphere Application Server v6.0 にデプロイされる Web サービスの作成中にワークベンチが応答しなくなることがあります。この問題は、生成された .war 用の .wsdl ファイルを完全に処理できないために、WebSphere Application Server v6.0 が例外をキャッチした場合に発生します。 WebSphere プロセスはエンドレス・ループに入りますが、Web サービス・ウィザードにはこの状態が発生したことは通知されず、デッドロックになります。プロセスのこの時点ではウィザードのキャンセル・ボタンは使用不可のため、ワークベンチ・プロセスを終了する以外に、公開を取り消す方法はありません。
この問題を回避するには、Windows で WebSphere Application Server v6.0 の作業を行う場合には、 この既知のファイル/ディレクトリー制限があることを意識し、可能な限り短いインストール・ロケーション内にプロファイルを置くようにしてください (例えば、c:¥profiles)。 デフォルトでは、プロファイルはかなり深いパスにインストールされ、いずれかの時点でプロファイルの一時ディレクトリーへの書き込みが試行されたファイルは、公開を停止する入出力例外によって失敗します。
コマンド行 Web サービス作成スクリプト (WSDL2WebService、WSDL2WebService13、WSDL2Client、WSDL2Client13) は、ルート・ディレクトリーから実行すると失敗する場合があります。作業ディレクトリーを作成し、"-project" 引数がその作業ディレクトリー内のディレクトリーを位置指定していることを確認してください。