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Rational PureCoverage HTML ツールは、PureCoverage のテキスト データ ファイルを一連の HTML ファイルに変換する Perl スクリプトです。 このツールを実行するには、ご使用のシステムに Perl をインストールしておく必要があります。 このスクリプトは、Windows および UNIX 上で実行されます。 この Perl プログラムは、コマンド検索パス上になければなりません。 このスクリプトで使用する Perl は、IBM では提供していません。 Perl はインターネットから無料で入手することができます。
このツール (purecovweb.pl) は、どちらのシステムでも次のようにして起動することができます。
このコマンドは Rational PureCoverage のテキスト ファイルを読み取って、一連の HTML ファイルを生成します。 開始 HTML ファイルは、Windows の場合は default.htm、UNIX の場合は index.html です。 Windows では、すべての HTML ファイルに .htm というサフィックスが付きます。 UNIX では、すべての HTML ファイルに .html というサフィックスが付きます。 これらのファイルは、テキスト ファイルと同じディレクトリに置かれます。 purecovweb.pl が使用するイメージは、同じ場所にコピーされます。 このプログラムは、purecovweb.pl スクリプトと同じディレクトリ内にある purecovweb_files というディレクトリにそれらの JPEG ファイルがあると予想しています。
オプション:
-a/nnotate_source
-e、-i、-so、または -su オプションを使用する場合は、-a も使用していると見なされます。
テキスト ファイルにはソースの場所が記載されています。 そのほかに、Java ソースを検索する際の CLASSPATH 環境変数が記載されています。
追加の検索パスの指定については、-so オプションを参照してください。
-d/estination directory
-e/xclude source-path
Windows で次の 2 つのフォルダのいずれかに、コメント付きソース コードを生成しないようにするには、次のように区切り文字としてセミコロンを使用します。
-e "C:¥My Files;E:¥Your Files"
UNIX の場合は、次のように区切り文字としてコロンを使用します。
-e "/user/tom/project-A:/user/joe/project-A"
このオプションを使用する場合、-include オプションは使用できません。
-f/orce
-h/elp
-i/nclude source-path
Windows で次の 2 つのフォルダのみに、コメント付きソース コードを生成するようにするには、次のように区切り文字としてセミコロンを使用します。
-i "C:¥My Files;E:¥Your Files"
UNIX の場合は、次のように区切り文字としてコロンを使用します。
-i "/user/tom/project-A:/user/joe/project-A"
このオプションを使用する場合、-exclude オプションは使用できません。
-l/ang language
-l ja
-m/essages
-so/urce-file-path path-to-source
Windows の場合は、次のように区切り文字としてセミコロンを使用します。
-so "C:¥My Files;E:¥Your Files"
これは、次のように指定するのと同じです。
-so "C:¥My Files" -so "E:¥Your Files"
スペースを含むパス名は引用符で囲まなければならないことに注意してください。
UNIX の場合は、次のように区切り文字としてコロンを使用します。
-so /user/tom/project-A:/user/joe/project-A
これらのパスにはスペースがないため、引用符で囲む必要がないことに注意してください。
-so パラメータは環境変数にすることができます。 $ または % を使用して、このパラメータを拡張することができます。 $ または % がない場合、プログラムはその値を検索します。 SOURCE_LIST が、/user/tom/project-A:/user/joe/project-A に設定されているとします。 次の 3 つの例は、同等の意味を持ちます。
-so "%SOURCE_LIST%" (Windows の場合)
-so "$SOURCE_LIST" (UNIX の場合)
-so SOURCE_LIST (Windows または UNIX では、名前に、すべて大文字の A から Z、_、および 0 から 9 を使用できます)
ディレクトリまたはフォルダが ** で終わっている場合、プログラムは、その下にあるディレクトリまたはフォルダの再帰的検索を実行します。
-so "C:¥My Files¥**;E:¥Your Files¥**"
-su/bstitute "original-path|new-path"
Windows で複数の置換を指定する場合は、次のように区切り文字としてセミコロンを使用します。
-su "E:¥My Source|G:¥Toms Source;C:¥Project 1|G:¥Project 1"
このオプションは引用符で囲まなければならないことに注意してください。
UNIX の場合は、次のように区切り文字としてコロンを使用します。
-su "/user/tom/src-A|/user/joe/src-A:/opt/ibm/src|/usr/local/src"
この場合ツールは、元々 /user/joe/src-A および /opt/ibm/src にあった src-A ソースを、/usr/local/src で見つけることができます。
-t/runcate [ right | left | center ]
-v/ersion
-w/idth integer
例:
このコマンドでは、現行フォルダ内にある PureCoverage の java2d.txt ファイルを使用して、その同じフォルダ内に default.htm および default2.htm という HTML ファイルを作成します。
例 2: Windows の場合
このコマンドは最初の例と同じですが、パスの左側が切り捨てられる点、およびコメント付きのソース ファイルが作成される点が異なります。
src1.htm, ... srcN.htm (ソース ファイルごとに 1 つ)
dir1.htm, ... dirN.htm (フォルダごとに 1 つ)
例 3: UNIX の場合
このコマンドでは、/project/acme/cool-app ディレクトリにある PureCoverage の cool-app.pcx ファイルを使用します。 Web サーバーのディレクトリ /usr/web/htdocs/cool-app-results に HTML ファイルが作成されます。 作成されるファイルは、次のとおりです。
index.html
src1.html, ... srcN.html (ソース ファイルごとに 1 つ)
dir1.html, ... dirN.html (ディレクトリごとに 1 つ)
番号 | イメージ | PureCoverage の HTML におけるマウス クリック操作 |
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1 | ![]() | セクションを展開します。 |
2 | ![]() | セクションを折りたたみます。 |
3 | ![]() | ラン セクションを展開します。 |
4 | ![]() | ラン セクションを折りたたみます。 |
5 | ![]() | モジュール セクションを展開します。 |
6 | ![]() | モジュール セクションを折りたたみます。 |
7 | ![]() | ディレクトリ/フォルダ セクションを展開します。 |
8 | ![]() | ディレクトリ/フォルダ セクションを折りたたみます。 |
9 | ![]() | ソース セクションを展開します。 |
10 | ![]() | ソース セクションを折りたたみます。 |
11 | ![]() | ソースなしセクションを展開します。
この項目にソース ファイルは見つかりませんでした。 |
12 | ![]() | ソースなしセクションを折りたたみます。
この項目にソース ファイルは見つかりませんでした。 |
13 | ![]() | ディレクトリ ビューをポップアップ表示します。 |
14 | ![]() | 関数またはクラスのコメント付きソース コード ビューをポップアップ表示します。 |
15 | ![]() | 関数またはクラスの統計を表示します。
コメント付きソース コードをポップアップ表示することはできません。 ソース ファイルがないか、 -annotated オプションが指定されなかったためです。 |