フローティング・ライセンスの有効化

チーム環境がフローティング・ライセンスをサポートしている場合は、永続ライセンス・キーを使用して製品のフローティング・ライセンスを使用可能に設定することができます。

始める前に

フローティング・ライセンスを使用可能にする前に、管理者からライセンス・サーバー接続情報を入手する必要があります。すべての IBM® 製品が IBM Installation Manager を使用してライセンスの管理をするわけではありません。ライセンス情報については、ご使用の製品のドキュメンテーションをご確認ください。

このタスクについて

1 つ以上のライセンス・サーバーに対する接続を構成し、ライセンス・ サーバーにインストールされたフローティング・ライセンス・キーにアクセスします。

手順

指定したパッケージのライセンス・タイプとしてフローティング・ライセンスを使用可能にするには、次のようにします。

  1. Installation Manager で、 「ファイル」 > 「開く」 > 「ライセンスの管理」をクリックします。
  2. パッケージのバージョンを選択します。 「フローティング・ライセンス・サポートの設定」をクリックします。 このオプションが選択不可の場合、ご使用の製品ではフローティング・ライセンスをサポートしていません。ライセンスについて詳しくは、製品情報を参照してください。
  3. 「次へ」をクリックします。
  4. 「浮動ライセンスの適用を可能にする」をクリックします。
  5. 1 つ以上のライセンス・サーバー接続を構成します。
    1. 「サーバー」テーブルで空のフィールドをクリックするか、 「追加」をクリックします。
    2. 管理者から冗長サーバー環境の情報が提供されている場合、 「冗長サーバー」をクリックします。 1 次、2 次、および 3 次サーバー名およびポート用のフィールドが表示されます。
    3. 「名前」フィールドにライセンス・サーバーの ホスト名を入力します。
    4. ファイアウォールを使用している環境では、「ポート」フィールドに値を入力します。 管理者から指示が無い限り、このポートには値を割り当てないでください。
    5. 冗長サーバー環境の場合、必要に応じて 2 次サーバーと 3 次サーバーの名前およびポートを入力します。
    6. 「接続のテスト」をクリックして、接続情報が正しいこと、およびサーバーが使用可能であることを確認できます。
    7. 「OK」をクリックします。
  6. 「次へ」をクリックします。
  7. シェル共有パッケージまたはカスタム・パッケージのライセンス使用順序を構成します。 リスト内のパッケージの順序によって、インストール済みパッケージ内のコンポーネントがライセンス・キーへのアクセス権の取得を試みる順序が決まります。ライセンス・キーは、使用可能なフローティング・ライセンス・キーのプールから取得されます。
  8. 「終了」をクリックします。

タスクの結果

「ライセンスの管理」ウィザードに、フローティング・ライセンスが設定されたかどうかが示されます。

次のタスク

使用可能に設定された製品を開くと、ライセンス・サーバーへの接続が作成されます。 この接続は、使用可能なフローティング・ライセンス・キーのプールからライセンス・キーを取得するために使用されます。

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