アクセス権は、システム管理者またはグループ・メンバーが設定できます。 管理者はすべてのユーザーに対するアクセス権を設定できます。 各ユーザーは個人としてアクセス権を設定できます。
chmod -R g=u
このコマンドは、グループのアクセス権が所有者のアクセス権と同じになるように、上位ディレクトリーおよびファイルのアクセス権を設定します。アクセス権を設定する 1 つの方法として、グループへのユーザー・マスクの設定があります。 ユーザー・マスクの各種設定方法の概要は、『手順 (Procedure)』セクションにあります。 ユーザー・マスクの設定が、ユーザー・アクセス権の最も効率的な管理方法です。
例えば、ユーザー 1 がパッケージをインストールしたとします。 ユーザー 2 は Installation Manager を開いて、異なるパッケージを変更します。 ユーザー 2 が Installation Manager を開始する前にモード変更コマンドが実行されていないので、 ユーザー 2 はユーザー 1 によって作成された Installation Manager ファイルに対するアクセス権を持ちません。 ユーザー 2 は権限がないことを知らせるエラーを受け取ります。
ユーザー・マスクを使用してアクセス権を設定するには、以下のいずれかのタスクを実行します。