パッケージはパッケージ・ グループにインストールします。パッケージ・グループは、 パッケージが同じグループ内の他のパッケージと共有するリソースを含むディレクトリーを表します。 Installation Manager を使用してパッケージをインストールする場合は、パッケージ・グループを作成するか、既存のパッケージ・グループにパッケージをインストールするかを選択することができます。パッケージの中には、パッケージ・グループを共有できないものもあります。このような場合、既存のパッケージ・グループを使用するためのオプションは使用不可になります。
複数のパッケージを一度にインストールする場合は、それらのパッケージを異なるパッケージ・グループにインストールすることができます。
パッケージ・グループには、自動的に名前が割り当てられます。製品によっては、デフォルトのパッケージ・グループ名を編集することができます。パッケージ・グループのインストール・ディレクトリーを選択します。
パッケージが正常にインストールされてパッケージ・グループが作成された場合には、インストール・ディレクトリーを変更することはできません。 インストール・ディレクトリーには、そのパッケージ・グループにインストールされるパッケージに固有のファイルとリソースが含まれます。他のパッケージ・グループが使用できるパッケージ内のリソースは、共有リソース・ディレクトリーに置かれます。
Linux、UNIX、および z/OS® プラットフォームで、ユーザーは共通のロケーションでパッケージを共有し、グループ・モードを使用する Installation Manager の同じインスタンスによってパッケージを管理することができます。Installation Manager をグループ・モードで開始するには、./IBMIM コマンドを使用します。 グループ・モードは、Windows および IBM i オペレーティング・システムでは使用できません。
Installation Manager またはパッケージをグループ・モードでインストールすると、そのグループに属するパッケージの指定のディレクトリー・パスが、インストール・ロケーションに組み込まれます。