アプリケーションのインストールが失敗した、インストール・ディレクトリー・ファイルが誤って削除された、プログラム・ファイルが破損した、などの理由で、Installation
Manager が応答しなくなる場合があります。このような問題を修正するために、インストール・ファイルを手動で削除してからアプリケーションを再インストールすることで、新規バージョンをインストールすることができます。
新規バージョンは、現在のエージェント・データ・ロケーションのディレクトリー (Installation
Manager のメモリー) を引き続き使用することができ、以前にインストールしたパッケージを検出することができます。
このタスクについて
インストーラーを使用して、Installation
Manager をインストールします。
Installation
Manager インストーラーの最新バージョンは、IBM サポート・ポータルからダウンロードできます。
手順
他の製品をアンインストールせずに Installation
Manager を手動でインストールするには、以下のようにします。
- 以下のファイルとフォルダーをバックアップします。
- agentDataLocation フォルダー: 問題分析用にデータをエクスポートして、agentDataLocation のコピーを作成することができます。
詳しくは、Installation Manager の問題分析のためのデータのエクスポートを参照してください。
- Installation
Manager のプログラム・ファイル: インストール・ディレクトリーの名前を Installation Manager.bak に変更します。管理者用のインストール・ディレクトリーのデフォルトのロケーションは、オペレーティング・システムに応じて以下のようになります。
- Windows の場合: <install_dir>¥IBM¥Installation Manager
- Linux または UNIX の場合: /var/IBM/InstallationManager
非管理者用のインストール・ディレクトリーのロケーションについて詳しくは、管理者、非管理者、またはグループとしてのインストール (Installing as an administrator, nonadministrator, or group)を参照してください。
- Installation
Manager の最新バージョンをダウンロードします。
詳しくは、Installation
Manager のダウンロードを参照してください。
- インストール・ファイルを一時ロケーションに解凍します。
- 次のコマンドのいずれかを実行して、インストールを開始します。
- Windows の場合: install
- Linux または UNIX の場合: ./install
- Installation
Manager の「インストール」ウィザードを完了します。
- インストールが完了したら、Installation
Manager を開始します。
- 以前にインストールしたすべての製品がまだ使用可能かどうかを確認するには、をクリックして、製品のリストを表示します。
- Installation
Manager が適切に実行されていれば、ステップ 1 で作成したバックアップ・ファイルを削除して構いません。