インストールするパッケージによっては、ご使用のワークステーションにインストールされた既存の Eclipse インスタンスを拡張 する (インストール・パッケージで 提供される追加機能を IDE に追加する) ためのオプションがある場合があります。 インストール中、「ロケーション」ページで「既存の Eclipse IDE の拡張 (Extend an existing Eclipse IDE)」 オプションが有効になっている場合は、インストールするパッケージ (複数可) を既存の Eclipse IDE を拡張するために使用することができます。
インストール・パッケージで提供される機能を獲得したいが、現行の IDE の設定や、すでに Eclipse IDE を 拡張しているインストール済みのプラグインを保持したい場合などに、既存の Eclipse IDE を拡張できます。
拡張するには、既存の Eclipse IDE がバージョン 3.2 以上でなければなりません。 Installation Manager は、指定された Eclipse インスタンスがインストール・ パッケージの要件を満たしているか検査します。
一部の IBM 製品には、Eclipse ベリファイヤーが組み込まれています。Eclipse ベリファイヤーは、インストール済みパッケージと互換性のないパッケージを識別します。Eclipse ベリファイヤーについて詳しくは、「Technote #1433601 How does the Eclipse verifier work?」を参照してください。
既存の Eclipse IDE を拡張する場合は、Installation Manager により、 インストール・パッケージの機能を既存の Eclipse IDE 内で使用できるようになります。機能を提供するファイルは、依然としてユーザーが選択したパッケージ・ グループのディレクトリーにインストールされます。
特定の vmargs 引数を使用して実行可能ファイルを開始する場合、これらの引数を ini ファイルに追加する必要があります。引数を ini ファイルに追加した後は、実行可能ファイルを開始する際に、コマンド行に vmargs 引数を指定する必要はありません。
Eclipse の .ini ファイルに関する詳細は、http://help.eclipse.org/help32/index.jsp?topic=/org.eclipse.platform.doc.isv/reference/misc/runtime-options.html の「Launcher ini file」セクションを参照してください。