WebSphere Application Server v6.0 で提供されているオンライン・ヘルプを参照してください。オンライン・ヘルプには、Java Messaging Service (JMS) アプリケーションを V6.0 サーバーについてテストする際のデフォルト・メッセージ・プロバイダーの構成とデプロイメントの全詳細と、Web サービス・アプリケーションを V6.0 サーバーについてテストする際の Service Integration Bus の構成とデプロイメントの詳細があります。
root ユーザーとしてインストールした製品を非 root ユーザーとして実行する場合は、オークション・データベース・フォルダーのアクセス権を変更する必要があります。データベースは sdpinstall/rwd/eclipse/plugins/com.ibm.etools.auction.sampledb/db にあります。アクセス権を設定するには、chmod 777 AUCTION60 を実行します。
この製品は、JAR ファイルではなく JXE ファイルを使用する、別のプラグイン・クラス・ロード手法をサポートします。 JXE ファイルを使用する利点は次のとおりです。
- 起動時間の短縮
- メモリー使用量の削減
- 複数の製品インスタンス間におけるメモリー共用の拡大
JXE ファイルを使用した場合の欠点は次のとおりです。
- プラグインのスタック・トレースに行番号が表示されないことがある
- Eclipse v3.0.x で正しく機能するサード・パーティー・プラグインのうち、この製品でロードされないものがある
注: この問題は V6.0.0.1 で修正されました。どちらの問題を診断する場合でも、JXE サポートを一時的に使用不可にするには、次に示す起動引数を追加指定して製品を起動します。
-vmargs -Dosgi.adaptor=org.eclipse.core.runtime.adaptor.EclipseAdaptorWindows: 上記の引数を製品ショートカットの「ターゲット」フィールドに追加します。
Eclipse v3.0.x で正しく動作するサード・パーティー・プラグインのうち、JXE が使用可能に設定された製品にはロードされず、JXE を使用不可に設定するとロードされるものを検出したら、IBM サポートに連絡し、この問題を報告してください。問題を報告した後で元の起動引数に戻す (つまり JXE を使用可能にする) ことを忘れないでください。
SLES9 をインストールする場合、次のような行で /etc/hosts ファイルをインストールするデフォルトがあります。
これは IPv6 ネットワーキングをサポートするためです。 しかし、このようにすると、BeanInfo (org.eclipse.jem プラグインで提供されている JavaBean イントロスペクション機能の名前) が起動する JVM に (ローカル・ホスト・ソケットを介して) 接続できなくなります。 正しい BeanInfo 操作を使用可能にするためには、上の行から 'localhost' を除去して、例えば次のようにします。- ::1 localhost ipv6-localhost ipv6-loopback
ただし、次の行 (これもデフォルトで /etc/hosts にあります) は必須ですから、除去しないでください。+ # ::1 localhost ipv6-localhost ipv6-loopback + ::1 ipv6-localhost ipv6-loopback
127.0.0.1 localhost