全般 - リリース情報


1.0 サポートされるソフトウェアおよび仕様
2.0 制限
   2.1 非 root ユーザーとしてのオークション・サンプルの使用
   2.2 * 行番号がスタックのトレースに表示されない、およびサード・パーティーのプラグインに関する問題
3.0 既知の問題
   3.1 SLES9: /etc/hosts を変更して正しい BeanInfo 操作を使用可能にする

1.0 サポートされるソフトウェアおよび仕様

WebSphere Application Server v6.0 で提供されているオンライン・ヘルプを参照してください。オンライン・ヘルプには、Java Messaging Service (JMS) アプリケーションを V6.0 サーバーについてテストする際のデフォルト・メッセージ・プロバイダーの構成とデプロイメントの全詳細と、Web サービス・アプリケーションを V6.0 サーバーについてテストする際の Service Integration Bus の構成とデプロイメントの詳細があります。

2.0 制限

2.1 非 root ユーザーとしてのオークション・サンプルの使用

root ユーザーとしてインストールした製品を非 root ユーザーとして実行する場合は、オークション・データベース・フォルダーのアクセス権を変更する必要があります。データベースは sdpinstall/rwd/eclipse/plugins/com.ibm.etools.auction.sampledb/db にあります。アクセス権を設定するには、chmod 777 AUCTION60 を実行します。

2.2 * 行番号がスタックのトレースに表示されない、およびサード・パーティーのプラグインに関する問題

この製品は、JAR ファイルではなく JXE ファイルを使用する、別のプラグイン・クラス・ロード手法をサポートします。 JXE ファイルを使用する利点は次のとおりです。

JXE ファイルを使用した場合の欠点は次のとおりです。

どちらの問題を診断する場合でも、JXE サポートを一時的に使用不可にするには、次に示す起動引数を追加指定して製品を起動します。

 -vmargs -Dosgi.adaptor=org.eclipse.core.runtime.adaptor.EclipseAdaptor 

Windows: 上記の引数を製品ショートカットの「ターゲット」フィールドに追加します。

Eclipse v3.0.x で正しく動作するサード・パーティー・プラグインのうち、JXE が使用可能に設定された製品にはロードされず、JXE を使用不可に設定するとロードされるものを検出したら、IBM サポートに連絡し、この問題を報告してください。問題を報告した後で元の起動引数に戻す (つまり JXE を使用可能にする) ことを忘れないでください。

3.0 既知の問題

3.1 SLES9: /etc/hosts を変更して正しい BeanInfo 操作を使用可能にする

SLES9 をインストールする場合、次のような行で /etc/hosts ファイルをインストールするデフォルトがあります。

- ::1 localhost ipv6-localhost ipv6-loopback
 これは IPv6 ネットワーキングをサポートするためです。 しかし、このようにすると、BeanInfo (org.eclipse.jem プラグインで提供されている JavaBean イントロスペクション機能の名前) が起動する JVM に (ローカル・ホスト・ソケットを介して) 接続できなくなります。 正しい BeanInfo 操作を使用可能にするためには、上の行から 'localhost' を除去して、例えば次のようにします。
+ # ::1 localhost ipv6-localhost ipv6-loopback + ::1 ipv6-localhost ipv6-loopback
ただし、次の行 (これもデフォルトで /etc/hosts にあります) は必須ですから、除去しないでください。
127.0.0.1 localhost

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