IBM インストール・マネージャーを使用した IBM Rational Team Concert Standard Edition のインストール
Rational Team
Concert Standard Edition のインストール
Rational Team
Concert 1.0.1
または 1.0.1.1 へのアップグレード
Rational® Team
Concert
クライアントおよびサーバーは、
zip を実行するか、Installation Manager によるインス
トールによって、アップグレードできます。
注:
Installation Manager を使用して Rational Team
Concert 1.0.1.1 を
Rational Team
Concert が現在インストールされていないコンピューターにインストールする場合、Installation Manager によりインストールする言語を選択するようにプロンプトが出されます。しかし、1.0.1.1 より前のバージョンから更新する場合は、Installation Manager は、ユーザーは現行の言語を使用すると想定し、言語を選択するプロンプトを出しません。
1.0.1.1 より前のバージョンは、英語のみで使用可能です。 追加する言語を選択するには、
1.0.1.1 に更新した後で、Installation Manager のメインスクリーンから「変更」を選択して、オファリングを選択します。次のスクリーンにサポートされる言語のリストが表示されます。 必要な言語を選択します。
1.0
Rational Team
Concert
Eclipse クライアントのアップグレード
バージョン 1.0 のクライアントをご使用の場合には、1.0.1 または 1.0.1.1 のクライアントを取得して新規の 1.0.1 または 1.0.1.1 サーバーに接続することをお勧めします。 zip ファイルを使用してこれらをインストールすることもできますし、Installation Manager による以前のインストールを更新することもできます。
サーバーのトライアル版またはアーリー・アク
セス版から永続版へのアップグレード
Rational Team
Concert のアーリー・アクセス版を実行している場合、まず 1.0 のトライアル版にアップグレードするか、または購入済みの 1.0.1 のサーバー製品に直接アップグレードします。 1.0 サーバー・キーでは、アーリー・アクセス版のサーバーを永続版にすることはできません。
1.0 のトライアル版からサーバーを永続版に
するには、ご使用のエディションのサーバー・アクテ
ィベーション・キット
(http://www-306.ibm.com/software/awdtools/rtc/
から入手可能) を購入してインストールします。
アクティベーション・キットは、永続サーバー・キ
ーを含む JAR ファイルから構成されます。 インストールは、サーバーの管理 Web インターフェースの「ライセンス・キーの管理」ページを使用して行います。
サーバーの 1.0 からのアップグレード
Rational Team
Concert
の 1.0.1 または 1.0.1.1 リリースには 1.0 リリースから直接アップグレードできます。 1.0 データベースは再利用可能です。データベースをマイグレーションする必要はありません。
注:
Websphere Application
Server のアップグレードを開始する前に、https://servername:9443/jazz/admin#action=com.ibm.team.repository.admin.serverReset にナビゲートし、「サーバーのリセットの要求 (Request Server Reset)」をクリックして、サーバーをリセットします。
以前のマイルストーンまたはベータを実行し
ている場合は、1.0
https://jazz.net/downloads/rational-team-concert/releases/
のアップグレード手順に従ってください。 まず、必要なデータベースの
マイグレーションを実行します。
zip ファイルから 1.0 リリースをインストールし
た場合は、以前のインストールとの共通部分はありません。 1.0.1 または 1.0.1.1 リリースを zip から新規ロケーションにインストールすることもできますし、Installation Manager を使用して 1.0.1 または 1.0.1.1 のインスタンスをインストールすることもできます。
Installation Manager を使用して 1.0
リリースをインストールした場合、1.0.1 または 1.0.1.1 を別のイン
スタンスとしてインストールするか、または 1.0 イン
スタンスを 1.0.1 または 1.0.1.1 に更新できます。 1.0.1 または 1.0.1.1 リリースを
別のサーバー・インスタンスとしてインスト
ールする場合は、
インストール・ウィザードの「パッケージのイン
ストール (Install Packages)」ページで「新規のパッケージ・グループの作成
(Create a new package group)」を選択します。
注:
Websphere Application Server をアップグレード
するには、1.0 jazz.war ファイルを除去して 1.0.1
jazz.war ファイルをデプロイします。
アップグレード
を完了するには、
以前のサーバーのインストール環境から必要な構成ファイルをコピーする
および
1.0.1 アクティベーション・キーのインストール
を参照してください。
Rational Team
Concert
のエディション間でのサーバーのアップグレード
Rational Team
Concert
のエディション間でアップグレードすることができます。
Express-C から
Express™
への移行や Express から Standard への移行などが
代表的なア
ップグレードです。同じプロセスに従って、逆にダウ
ングレードすることもできます。
すべての Rational Team
Concert 1.0.1 または 1.0.1.1 エディションで Derby データベースがサポートされるため、Express-C から Express または Standard に移行する場合は、Derby から DB2® または Oracle にマイグレーションする必要はありません。
サーバーのエディションをマイグレーションした後に、既存のデータベースの処理に問題がないかどうかを確認し、必要に応じてデータベースのマイグレーションを実行することをお勧めします。データベースのマイグレーションの実行について詳しくは
、
『Jazz™ Team Server のマイグレーション』を参照してください。
Rational Team
Concert 1.0.1 または 1.0.1.1 エディションが既にインストールされている場合に、別のエディションにアップグレードするには、新規エディションをダウンロードして、既存のエディションと共存するようにインストールし、新規エディションの実行に必要な構成ファイルをコピーします。以下のセクションで、必要な構成ファイル
について説明します。
以前のエディションを zip ファ
イルからインストールした場合は、
以前のインストールとの共通部分はありません。 新規エディションを zip から新規ロケーションにインストールすることもできますし、Installation Manager を使用して新規エディションをインストールすることもできます。今後の更新を適用できるようにするために、
実動サーバーについては、
Installation Manager を使用することをお勧めします。
以前のサーバーのインストールに Installation Manager を使用しており、新規エディションのインストールにも Installation Manager を使用する場合には、Installation Manager での新規インストール時に、以前のエディションをオーバーレイしないでください。インストール・ウィザードの「パッケージのインストール (Install Packages)」ページで「新規のパッケージ・グループの作成 (Create a new package group)」を選択します。
これによって新規のエディションが別のロケーションにインストールされ、新規のパッケージ・グループ名を使用して、プログラム・ショートカットが作成されます。
このタスクを実行しないと、ファイルが衝突し、インストールが失敗します。これが発生した場合、「Installation Failed」というエラー・ダイアログが表示され、以下のようなテキストで詳細が示されます。
Installation failed.
Error during "install" phase:
Failed to extract zip standard 1.0.1.I20081018-1820. File
D:¥JazzTeamServer¥server¥license-update-site¥site.xml already exists.
これが発生しても、致命的な状態ではありません。インストールを再実行して、新規のパッケージ・グループを正しく作成できます。
以前のサーバーのインストール環境から必要な構成ファイルをコピーする
ソース・サーバーからターゲット・サーバーに、以下のファイルをコピーします。まず、アップグレードするサーバーのインストール環境に存在するオリジナル・ファイルの名前を変更して、バックアップを作成します。Installation Manager を使用して 1.0 から 1.0.1 に更新した場合、1.0 構成ファイルを含むバックアップ・ディレクトリーが、インストール・ロケーションのサーバー・サブディレクトリーに、backup-config-timestamp というような名前で作成されています。
- workitemindex (ディレクトリー)
- Derby を使用している場合は、repositoryDB ディレクトリー・ツリーをコピーします。
- Tomcat を使用している場合に、構成を変更した時は、tomcat/conf ディレクトリーをコピーします。
- Tomcat ユーザー・データベースを使用している場合は、tomcat-users.xml をコピーします。
- Tomcat を使用している場合に、アプリケーションのデプロイメント記述子をカスタマイズした時は、¥JazzTeamServer¥server¥tomcat¥webapps¥jazz¥WEB-INF にある jazz.war 用の変更済みの web.xml ファイルをコピーします。
Standard Edition にアップグレードす
る予定であり、
Developer Client Activation Kit for Express を購
入済みである場合は、クライアントのライセンスが使
用できるように、Developer
Client Activation Kit for Standard Edition を購入
してインストールしてください。 開発者ライセンスの割り当ては
引き続き有効ですが、正しいアクティベーション
・キットがインストールされるまで、開発者ライ
センスは非アクティブ化されます。
1.0.1 アクティベーション・キーのインストール
永続のサー
バー・アクティベーション・キーおよびクライアント
・アクティベーション・ライセンス・キーを 1.0 サ
ーバーのインストール済み環境にインストールした場
合、これらのキーの
1.0.1 バージョンを取得してインストールします。 1.0.1 にアップグレ
ードした後に、サーバーはトライアル・ライセンスに戻
ります。 1.0.1
アクティベーション・キーは、
Passport Advantage®から取得してください。 サーバーのエデ
ィションごとに適用できるキーの名前を、以下に列挙します。
Express
Edition のキー
- IBM® Rational Team
Concert Express
Edition - Server License Activation Kit V1.0.1 Multiplatform
- IBM Rational Team
Concert Express
Edition - Developer Client License Activation Kit V1.0.1 Multiplatform
- IBM
Rational Team
Concert -
Contributor Client License Activation Kit V1.0.1 Multiplatform
Standard Edition のキー
- IBM Rational Team
Concert Standard
Edition - Server License Activation Kit V1.0.1 Multiplatform
- IBM Rational Team
Concert Standard
Edition - Developer Client License Activation Kit V1.0.1 Multiplatform
- IBM
Rational Team
Concert -
Contributor Client License Activation Kit V1.0.1 Multiplatform
Standard Edition のインストールの概要
インストール・パッケージには、インストールを開始する際に必要なものがすべて含まれています。
デフォルト構成には、以下のものが含まれます。
注:
構成を選択して、決定を記録するのに役立つ、オプションの
計画ワークシートはオンライン・ヘルプ内から入手可能です。
Standard Edition のインストール準備
サーバーをインストールする前に、特定の考慮事項が検討されているか確認してください。
Linux の場合の特別な指示
Jazz Team Server を Linux にインストールする場合は、以下の特別な指示を確認してください。
IBM Installation Manager からの Standard Edition のインストール
インストール・ファイルを取得したら、インストールを開始します。
このタスクについて
Jazz Team Server、Rational Team
Concert クライアント、Build
System Toolkit、 ClearCase® Connector、ClearQuest® Connector、およびその他の incubator ファイルは、http://jazz.net からダウンロードできます。Rational Team
Concert を購入するには、 http://www.ibm.com/software/awdtools/rtc/ にアクセスしてください。ここでは、インストール可能イメージをダウンロードしたり、DVD を注文したりすることができます。
- 次のインストール・パッケージのいずれかをダウンロードします。インストールを実行するプラットフォームを選択します。
IBM Installation Manager
を使用して Rational Team
Concert Standard
Edition をインストールする方法は、次の 2 とおりあります。
- ランチパッド・プログラムを開始します。
Installation Manager が実行されていない場合は、開始してください。
注:
ランチパッド・プログラムを実行するには、管理者特権が必要です。
- Installation Manager Web インストールを使用している場合は、実行可能ファイルを実行します。ファイルがディレクトリーに抽出され、ランチパッド・プログラムが表示されます。
- フル DVD コンテンツ .zip ファイルを使用している場合は、アーカイブのコンテンツを一時ディレクトリーに抽出して、ランチパッド・プログラムを実行します。
- Windows でファイルを実行するには、次のコマンドを実行します。
launchpad.exe
- Linux でファイルを実行するには、次のコマンドを実行します。
sh launchpad.sh
-
ランチパッド・プログラムが開始すると、インストールする項目のリストが表示されます。
使用したい各パッケージを、リストされている順序でインストールします。
- Jazz Team Server
をインストールします。
IBM Installation Manager を使用する場合は、インストール・プロセス時に「ロケーション」ページでインストール・ディレクトリーをメモしてください。
ディレクトリーは、JazzInstallDir のようになります。
注:
既存のアプリケーション・サーバーを使用する予定の場合は、組み込みの
Apache Tomcat サーバーの代わりに、Apache Tomcat パッケージのチェック・ボックスをクリアします。そうすることで、既存のアプリケーション・サーバーで使用するために必要なファイルのみがインストールされます。
Installation Manager は、これらのファイルをインストールする場所を選択するようにプロンプトを出します。
- オプション: DB2 Express をインストールします。
注:
Derby データベースはデフォルト構成に含まれており、インストールは必要ありませんが、このデータベースでは 10 人を超えるユーザーはサポートできません。10 人を超えるユーザーをサポートする必要があるが、既存の DB2 または Oracle データベースにアクセスできない場合は、DB2 Express をインストールします。
DB2 Express をインストールする場合は、ユーザー ID、パスワード、およびポート番号を記録します。この情報は後で必要になります。インストール時にデフォルト設定を受け入れると、Jazz Team Server 構成が単純化されます。
- Rational Team
Concert クライアントをインストールします。
- オプション: Build
System Toolkit
をインストールします。
- オプション: ClearCase Connector
をインストールします。
- オプション: ClearQuest Connector
をインストールします。
データベースのセットアップ
データベースをインストールしたら、構成作業を行ってください。
ファースト・パス:
含まれる Derby データベースを使用している場合は、追加セットアップは必要ありません。
サーバーの始動に進んでください。
データベースをセットアップする手順の概要は次のとおりです。
- データベースを作成します。
- プロパティー・ファイルを構成します。
- データベース表を作成します。
DB2 または DB2 Express を使用している場合は、DB2 データベースのセットアップに進んでください。
Oracle を使用している場合は、Oracle データベースのセットアップに進んでください。
DB2 データベースのセットアップ
Jazz Team Server
と連動するように、DB2 または DB2 Express データベースをセットアップします。
始める前に
この手順では、次の前提条件が満たされているものとします。支援が必要であれば、DB2 の資料を参照するか、
DB2
データベース管理者 (DBA) に問い合わせてください。
このタスクについて
DB2 データベースをセットアップするには、次のようにします。
- DB2
コマンド・ウィンドウでデータベースを作成します。 サンプルのコマンドでは、JAZZ という名前の新規データベースを作成します。
これらのコマンドは、DB2
コマンド・ウィンドウで実行されます。このコマンド・ウィンドウは、
「DB2
コマンド行ツール」メニュー下の「開始」メニューから開くことができます。
注:
ユニコード・コンテンツを確実に正しく処理するには、データベース文字セットを UTF-8 エンコードにする必要があります。
ヒント:
データベースが稼働していない場合は、コマンド db2start で DB2 が始動します。
- ディレクトリー JazzInstallDir/server でファイル teamserver.properties を見つけて、teamserver.derby.properties に名前変更します。
- ディレクトリー JazzInstallDir/server でファイル teamserver.db2.properties を見つけて、
teamserver.properties に名前変更します。
- ファイル teamserver.properties でデータベースおよび接続の詳細を指定します。
デフォルトの接続指定では、ポート 50000 上の localhost で実行される DB2
データベースに接続します。
このデータベースは JAZZ という名前であり、ユーザー名とパスワードはいずれも db2admin です。
データベースをセットアップする際にデフォルト値を使用した場合、
teamserver.properties ファイルはすでに正しく構成されている可能性があります。
構成されていなければ、ご使用の構成に合わせてこの情報を変更してください。
- テキスト・エディターでファイル teamserver.properties
を開きます。
- 次の行を見つけます。
com.ibm.team.repository.db.vendor = DB2
com.ibm.team.repository.db.jdbc.location=//localhost:50000/JAZZ:fullyMaterializeLobData=false;user=db2admin;password={password};
com.ibm.team.repository.db.jdbc.password=db2admin
- ご使用の DB2
サーバーおよびデータベースに合わせて、com.ibm.team.repository.db.jdbc.location
の値を編集します。
ヒント:
DB2 コマンド・ウィンドウで、
コマンド db2 get dbm cfg を実行して、
SVCENAME がある行を検出します。この行は、DB2 ポート名またはポート番号を示しています。
このコマンドが数値を返した場合は、その数値をポート番号として (上記の例の 50000 に代えて) 使用します。
コマンドが非数値の名前を返した場合は、この名前に割り当てられたポート番号を判別し、そのポート番号を使用します。
Linux では、ファイル /etc/services に、ポート名とポート番号のマッピングが収められています。
Windows では、ファイル C:¥windows¥system32¥drivers¥etc¥services にこのマッピングが収められています。
詳しくは、データベース管理者に問い合わせるか、データベースの資料を参照してください。
- ご使用の DB2
ユーザー名に合わせて、com.ibm.team.repository.db.jdbc.location の値を編集します。
注:
DB2 ユーザーが、表や表スペースを作成し、データベース構成を変更するための権限を持っている必要があります。
DB2 ユーザーは、オペレーティング・システムにより作成されます。
- プロパティー
com.ibm.team.repository.db.jdbc.password にユーザー・パスワードを指定します。
注:
com.ibm.team.repository.db.jdbc.location プロパティー
の password={password} テキストは変更しないでください。
- 必要な場合は、プロパティー com.ibm.team.repository.db.db2.content.tablespace.location
を、メインの表スペースを作成可能である Jazz Team Server
上のパスに変更してください。
注:
この値をデフォルトの
content_tablespace から変更しない場合、データベース・ストレージ・ロケーションに表スペースが作成されます。
Windows で、
新規のパスを指定する場合は、二重の円記号を使用して指定する必要があります。
例えば、com.ibm.team.repository.db.db2.content.tablespace.location=c:¥¥db2¥¥jazz¥¥content_tablespace
のように指定します。
タスクの結果
これでデータベースのセットアップが完了しました。
次はJazz Team Server
データベース表の作成に進んでください。
Oracle データベースのセットアップ
Jazz Team Server
と連動するように、Oracle データベースをセットアップします。
始める前に
ここでは、次の前提条件が満たされているものとします。支援が必要であれば、
Oracle の資料を参照するか、Oracle データベース管理者 (DBA) に問い合わせてください。
Oracle 上で Jazz Team Server
を実行する場合、パフォーマンスを向上させるため Oracle 表スペースを作成します。その表スペースに
リンクされたユーザーを作成する必要があります。
注:
これらのステップは、いずれも、データベース・ビルダーがリポジトリー・ツールを使用して実行するものではありません。
このタスクについて
Oracle データベースをセットアップするには、次のようにします。
-
表スペースを作成します。 表スペースのロケーションは、マシンおよびディスク・ドライブに適合する場所でなければなりません。
注:
表スペースには、以下のプロパティーをいずれも指定できます。
- oracle_tbs 以外の名前
- 別のディレクトリー内の場所
- 1GB を超えるサイズ。大規模なインストールの場合、より多くのスペースを割り振る必要があります。
以下の例は、Windows
マシンで実行される CREATE ステートメントを示しています。
CREATE BIGFILE TABLESPACE oracle_tbs DATAFILE 'D:¥oracle_tbs¥oracle_tbs.dbf' SIZE 1G AUTOEXTEND ON EXTENT MANAGEMENT LOCAL AUTOALLOCATE
注:
ディレクトリー・パス (この例では D:¥oracle_tbs)
は既存でなければなりません。特別な表スペースを、別途作成する必要はありません。Oracle のデフォルトの USERS 表スペースを使用できますが、管理対象のディスクにスペースが事前に割り振られていると、Oracle のパフォーマンスが向上します。
- Oracle ユーザーを作成します。
表スペースの作成後、Jazz で Oracle データベースを使用するためには、
特別な Oracle ユーザーを作成する必要があります。
この例では、ユーザーの名前は jazzDBuser、
パスワード (Oracle 用語で IDENTIFIED BY) は jazzDBpswd であり、
『1』で作成した表スペースに存在します。
CREATE USER jazzDBuser IDENTIFIED BY jazzDBpswd DEFAULT TABLESPACE oracle_tbs
ユーザーを作成した後、以下のアクションを実行するために必要なデータベース・システム・アクセス権をユーザーに付与します。
- セッションを作成する。
- 表および索引の作成、変更、除去を行う。
- 作成した表で、挿入、更新、削除を行う。
- ディレクトリー JazzInstallDir/server でファイル teamserver.properties を見つけて、teamserver.derby.properties に名前変更します。
- ディレクトリー JazzInstallDir/server
でファイル teamserver.oracle.properties を見つけて、
teamserver.properties に名前変更します。
- サーバーを構成します。
- テキスト・エディターでファイル teamserver.properties
を開きます。 次の行を見つけ、ロケーションとパスワードのプロパティーをご使用の構成に合わせて変更します。
com.ibm.team.repository.db.vendor = ORACLE
com.ibm.team.repository.db.jdbc.location=thin:jazzDBuser/{password}@localhost:1521/ORCL
com.ibm.team.repository.db.jdbc.location=thin:jazzDBuser/{password}@//oracleserver.example.com:1521/ORCL
com.ibm.team.repository.db.jdbc.password=jazzDBpswd
注:
Oracle Express を使用する場合、ORCL を XE に変更します。
com.ibm.team.repository.db.vendor = ORACLE
com.ibm.team.repository.db.jdbc.location=thin:jazzDBuser/{password}@localhost:1521/XE
com.ibm.team.repository.db.jdbc.location=thin:jazzDBuser/{password}@//oracleserver.example.com:1521/XE
com.ibm.team.repository.db.jdbc.password=jazzDBpswd
プロパティー
com.ibm.team.repository.db.jdbc.password にユーザー・パスワードを指定します。
注:
プロパティー com.ibm.team.repository.db.jdbc.location の password={password}
テキストは、変更しないでください。
-
サーバー・スクリプトと同じディレクトリー
(JazzInstallDir/server)
に、oracle という名前のディレクトリーを作成します。
- ojdbc14.jar という名前の Oracle JDBC ドライバー JAR ファイルを見つけます。
この場所は、Oracle 製品およびオペレーティング・システムによって異なることがあります。
このファイルを、oracle という名前のディレクトリーにコピーします。
注:
WebSphere® Application Server を使用する場合、「ORACLE_JDBC」という名前のプロパティーを構成してから、そのプロパティーを、Oracle
JDBC ドライバーの (URL ではなく) 絶対ファイル・パスに設定します。
この操作については、WebSphere Application Server のセットアップ手順で説明されています。
後にそれらの手順で使用するため、このファイル・パスをメモしておいてください。
タスクの結果
これでデータベースのセットアップが完了しました。
次は、Jazz Team Server
データベース表の作成に進んでください。
SQL サーバー・データベースのセットアップ
Jazz Team Server
と連動するように SQL サーバー・データベースをセッ
トアップします。
この手順では、次の前提条件が満たされているも
のとします。
注:
SQL サーバー・データベースに対するデフォルトのログイン名 (JazzInstallDir/server/teamserver.properties ファイルに定義されています) は jazzDBuser であり、デフォルトのパスワードは jazzDBPswd です。これらの
値は、以下のデータベースの作成ステップで使用します
。 これらの値を、ご使用のデータベースのユーザー名およ
びパスワ
ードで置き換えることができます。
データベースのセットアップ
注:
このセクションでは、SQL サーバー
のインストールで用意されているコマンド行ツール
sqlcmd を使用して、SQL サーバ
ー・データベースをセットアップする方法を説明します
。 SQL Server Studio Management
(Express
バージョンでも SQL Server Studio Management
Express として利用可能) などのビジュアル・ツール
を使用することもできます。 詳しくは、SQL サーバー資料を参照
するか、または SQL サーバーのデータベース管理者
(DBA) に問い合わせてください。
コマンド・ツール
sqlcmd を使用して SQL サーバー
・データベースをセットアップするには、以下の手順
を実行します。
- Jazz Team Server
データベースを作成します。
コマンド行ツールから、以下のように入力します。
CREATE DATABASE jazz
検索
- ユーザーとパスワードを作成して、
Jazz Team Server
データベースの所有権を変更します。 コマンド行ツールから、以下の
ように入力します。
CREATE LOGIN jazzDBuser
WITH PASSWORD = 'jazzDBPswd';
USE jazz;
exec sp_changedbowner 'jazzDBuser'
検索
- Jazz Team Server
データベースの照合を変更します。
コマンド行ツールから、以下のように入力します。
ALTER DATABASE jazz COLLATE SQL_Latin1_General_CP437_CS_AS
検索
サーバーの構成
注:
デフォル
トでは、
JazzInstallDir/server ディレ
クトリー内の
teamserver.properties ファイ
ルは、SQL サーバー・データベースに接続するように
セットアップされていません。 すべてのデフォルトの設定および
SQL サーバー固有の設定は、同じディレクトリー内の
teamserver.sqlserver.properties
ファイルにあります。
サーバーを構成するには、以
下の手順を実行します。
- 以下のファイルの名前を変更します。
- JazzInstallDir/server/
teamserver.properties ファイルの名前を
teamserver.OtherDBProvider.properties
に変更します。
- teamserver.sqlserver.properties
ファイルの名前を
teamserver.properties に変更
します。
注:
元の
teamserver.properties ファイ
ルの名前を変更することで、ファイルを以前の作業バ
ージョンに戻すことができます。 デフォルトでは、DB プロバイダ
ーは derby です。
- 別のユーザー名、パスワード、またはデータベ
ース名を使用した場合、SQL サーバーを
Jazz Team Server
以外のマシンにインストールした場合、またはデフォ
ルト以外のポートを使用している場合は、サーバー構
成ファイルを編集します。
JazzInstallDir/server ディレ
クトリー内のファイル
teamserver.properties を開き
、以下に示された情報を、実際のセットアップ内容に合わせて変更します。
com.ibm.team.repository.db.vendor = SQLSERVER
com.ibm.team.repository.db.jdbc.location=//SQL SERVER MACHINE IP:SQL SERVER TCIP PORT;databaseName=JAZZ DATABASE NAME;user=JAZZ USERNAME;password={password}
com.ibm.team.repository.db.jdbc.password=JAZZ LOGIN PASSWORD
- sqljdbc.jar という、SQL
サーバー JDBC ドライバーの JAR ファイルを見つけ
ます。
前提条件のセクションで説明したように、どこにドライバーをインストールしたかによってロケーションは異なる場合があります。
- 以下のいずれかの操作を実行して、JDBC の
JDBC JAR ファイルのロケーションを指定します。
これで、データベースのセットアップが完了しまし
た。 次に、
Jazz Team Server
データベース表を作成します。 詳しくは、Jazz Team Server
データベース表の作成を参照してください。
トラブルシューティング
repotools コマンドが正常に実行できない場合、
JazzInstallDir/server ディレ
クトリーにある
repotools_createTables.log
というログ・ファイルを確認してください。
以下についても確認
してください。
- SQL サーバーは、TCP/IP プロトコルを使用して
接続できるように構成されている。
必要な場合は、SQL サービスを再始動します。
- SQL サーバー・マシンのホスト名およびポートが teamserver.properties ファイルに正しく反映されている。
- ログイン名、パスワード、およびデータベース名が teamserver.properties ファイルに適切に反映されている。
- ファイアウォールによって、SQL サーバーへの
アクセスが阻止されない。 teamserver.properties ファイルのホスト名およびポートを使用してマシンに telnet するには、telnet コマンドを使用します。
- 作成されたユーザーが、
Jazz Team Server
データベース内での適切なアクセス権を持っている。
注:
さまざまなデータベース・プラットフォームで使用できるように、Jazz Team Server のデータベース・コードは汎用性があり、標準的なものになるように設計されています。ただし、構文、最適化の戦略、およびロッキングのセマンティックは、エンタープライズ・データベースの各ベンダーで異なります。サーバーに対しては、SQL サーバー上で、自動テスト
、通常のワークロードのシミュレーション、およびストレス・テストを組み合わせ
たテストを実行しています。 通常のワークロードのシミュレーションでの
パフォーマンスは、許容できる範囲でした。 並行性の自動テストでは、データベースのデッドロックが発生した場合もありましたが、別のサーバー・ハードウェアではこの現象は常に再現されたわけではありませんでした。
サーバーは、同時に発生する多数の要求を処理
するように
設計されています。 例外として、リポジトリー・データベース でデッドロックが発生する場合があります。これは、要求に関連するトランザクションにおいて、類似オブジェクトや同等のオブジェクトが同時に更新されるためです。これらは、めったに発生しませんが、通常の
イベントです。
これに対して防御できるようシステムが設計されており、データ保全性は維持されます。データの損失は発生しません。デッドロックは、ビルド・エンジンの実行
などのタスクによってログに記録されることがありま
す。 通常は、状態が検出され、タスクが再試行され
ます。 デッドロックによってビルドが失敗することが
あります。 デッドロックを解決するために、ワークアイテムやソー
ス・コードでの作業などのユーザー・アクションが中断されることが、非常にまれにあります。 この場合、ユーザー・アクシ
ョンは失敗し、デッドロックについての詳細とともに
、エラーがユーザーに表示されます。
このとき、ユーザーはアクションを再試行することができます。
発生したすべてのデッドロックは、サーバーでロ
グに記録されます。ログには、デッドロックの発生
時に起こったことについての情報が記載されています。
ログ・エントリーのテキストは、com.ibm.team.repository.common.RetryableDatabaseException:
Serialization failure のようになります。
システムでデッドロックが発生した場合は、https://servername:9443/jazz/service/com.ibm.team.repository.common.internal.IFeedService?category=SystemLog にあるエラー・ログを参照してください。
頻繁にデッドロックの例外が発生する場合は、製品サポートに連絡するか、または jazz.net のフォーラムにアクセスして、最新情報や更新情報、または問題の軽減手法を確認してください。
Jazz Team Server
データベース表の作成
リポジトリー・ツールを使用してデータベース表を作成します。
このタスクについて
データベース表を作成するには、次のようにします。
- コマンド repotools -createTables を実行して、
Jazz リポジトリーのデータベース表を作成します。
repotools ファイルは、JazzInstallDir/server にあります。
このコマンドでは、接続およびサイズの設定に、teamserver.properties
の構成プロパティーを使用します。デフォルトでは、このコマンドは現行ディレクトリー内を検索します。
パラメーター teamserver.properties を使用すると、別のプロパティー・ファイルを参照できます。
このコマンドにより、
Jazz Team Server
リポジトリー用に、表スペースや、必要なすべての表および索引が作成されます。
- データベース表の作成後、すべての変更を有効にするため、データベースを停止してから再始動する必要があります。
ヒント:
DB2 を停止および開始するコマンドの例として、db2stop と db2start があります。
これらのコマンドは、DB2
コマンド・ウィンドウで実行されます。このコマンド・ウィンドウは、
「DB2
コマンド行ツール」カスケード・メニュー下のアプリケーション開始メニューから開くことができます。
タスクの結果
これでデータベースのセットアップが完了しました。
次は、サーバーの始動に進んでください。
サーバーの始動
このトピックでは、サーバー始動スクリプトを実行する場合のさまざまなオプションについて説明します。
このタスクについて
組み込みの Apache Tomcat アプリケーション・サーバーを使用する予定の場合は、Jazz Team Server を始動する準備はすでにできています。
WebSphere Application Server を使用する予定の場合は、WebSphere Application Server のセットアップでの説明に従ってご使用のサーバー環境をセットアップします。
Apache Tomcat サーバーの始動
Apache Tomcat サーバーを始動する準備ができました。
Apache Tomcat は、ディレクトリー JazzInstallDir/server/tomcat にインストールされています。
Web アプリケーション (jazz.war) は、Apache Tomcat ディレクトリー webapps にインストールされています。コマンド・ウィンドウで、現行ディレクトリーを JazzInstallDir/server に設定します。 サーバー始動スクリプトとサーバー・シャットダウン・スクリプトはこのディレクトリーにあります。
- 始動スクリプトと停止スクリプトを他のディレクトリーから実行するには、絶対パスを使用するように JazzInstallDir/server/provision_profiles 内の profiles.ini ファイルを変更する必要があります。
- Apache Tomcat は、ポート 9080 と 9443 を使用するようにファイル JazzInstallDir/server/tomcat/conf/server.xml で構成されています。
必要に応じて、ご使用のシステムに合うように適切に変更してください。また、必要に応じて、Jazz サーバーのリポジトリー HTTP ポートの構成設定を Jazz 管理 Web UI の「拡張プロパティー」構成ページで更新してください。
- ディレクトリー JazzInstallDir/server/tomcat/logs には、サーバー・ログ・ファイルが格納されています。サーバーの始動時に問題が発生した場合は、ログ・ファイルを確認してください。
Windows でのサーバーの始動
Windows でサーバーを始動するには、スタートアップ・ファイルを実行します。
このタスクについて
- サーバーを始動するには、
JazzInstallDir/server ディレ
クトリーから以下のコマンドを実行します。
server.startup.bat
注:
別の Apache Tomcat コンソール・ウィンドウが開きます。このウィンドウは閉じないでください。閉じると、サーバーの動作が停止します。また、Apache Tomcat ネイティブ・ライブラリーに関するメッセージを含め、いくつかの通知メッセージが起動します。これらの通知メッセージは、Jazz Team Server の機能には影響しません。
- サーバーを停止するには、
JazzInstallDir/server ディレ
クトリーから以下のコマンドを実行します。
server.shutdown.bat
次のタスク
注:
上の例では、始動スクリプトと停止スクリプトはディレクトリー JazzInstallDir/server から直接実行されます。 IBM Installation Manager を使用して Jazz Team Server をインストールした場合は、Jazz Team Server Windows の「スタート」メニューからもコマンドを実行できます。
サーバーが始動したら、セットアップ・ウィザードの実行に進んでください。
Linux でのサーバーの始動
Linux でサーバーを始動するためスタートアップ・ファイルを実行します。
このタスクについて
- サーバーを始動するには、
JazzInstallDir/server ディ
レクトリーから root ユーザーと
して以下のコマンドを実行します。
./server.startup
ユーザー ID が管理者権限を持っている場合は、次のコマンドを実行します。
sudo ./server.startup
別の Apache Tomcat コンソール・ウィンドウは表示されません。サーバーの始動の進行状況を確認するには、JazzInstallDir/server/tomcat/logs/catalina.out にあるログ・ファイルを調べてください。
- サーバーを停止するには、
JazzInstallDir/server ディレ
クトリーから root ユーザーとして以下のコ
マン
ドを実行します。
./server.shutdown
ユーザー ID が管理者権限を持っている場合は、次のコマンドを実行します。
sudo ./server.shutdown
次のタスク
注:
この例では、始動スクリプトと停止スクリプトはディレクトリー JazzInstallDir/server から直接実行されます。 IBM Installation Manager を使用して Jazz Team Server をインストールした場合は、Jazz Team Server アプリケーションの「開始」メニューからもコマンドを実行できます。
サーバーが始動したら、セットアップ・ウィザードの実行に進んでください。
WebSphere Application Server のセットアップ
このトピックでは、WebSphere Application
Server と連動するように Jazz Team Server をセットアップする方法について説明します。
このセットアップでは、Websphere Application Server と同じマシンに Jazz Team Server をインストールしていることを前提とします。
始める前に
これらのステップを実行する前に、以下の作業が完了している必要があります。
ヒント:
IBM Installation Manager を使用する場合は、Jazz Team Server ファイルを Web アプリケーション・ディレクトリーにインストールできます。インストール・プロセス中に、組み込みの Apache Tomcat アプリケーション・サーバーをインストールすることはできません。これによって、Installation Manager は、Web アプリケーション・ディレクトリーを入力するよう要求し、WebSphere に必要なファイルのみをインストールします。 デフォルト・ディレクトリーは、Windows では C:¥Program Files¥IBM¥JazzTeamServer で、Linux では /opt/IBM/JazzTeamServer です。
インストール・ディレクトリーは、この手順では JazzInstallDir と呼ばれます。IBM Installation Manager を使用してファイルを WebSphere Application Server Web アプリケーション・ディレクトリーにインストールする場合は、上述したようにファイルを手動で移動する必要はありません。
このタスクについて
注:
この資料では、複雑なトピックである WebSphere 認証または SSL の構成については説明しません。WebSphere のさまざまな認証と暗号化オプションの詳細については、WebSphere インフォメーション・センターで説明されています。詳細については、
WebSphere インフォメーション・センターにアクセスして、
アプリケーションとその環境の保護を検索してください。Jazz Web UI では、許可を実行してアプリケーションを個別設定するためには、認証が構成されている必要があります。
- profile.ini ファイルと license-profile.ini ファイルを変更します。
JazzInstallDir/server/provision_profiles/ にある各プロファイルを編集して、URL プロパティーの絶対パスを設定します。
以下に例を示します。
注:
ディレクトリー JazzInstallDir/server/provision_profiles/ には、.ini ファイルのみが含まれている必要があり、バックアップ・ファイルを格納しないでください。一部のエディターでは、除去しなければならないバックアップ・ファイルが自動的に保存されます。
- teamserver.properties ファイル内のデータベースの場所を確認して更新します。
com.ibm.team.repository.db.vendor = DB2
com.ibm.team.repository.db.jdbc.location=//localhost:50000/JAZZ:fullyMaterializeLobData=false;user=db2admin;password={password};
com.ibm.team.repository.db.jdbc.password=db2admin
- WebSphere Application Server レベルを確認または更新します。
Jazz Team Server では、IBM Java SDK 1.5 SR5 以降の累積フィックスが適用された WebSphere Application Server Version 6.1 が必要です。IBM Java SDK 1.5 SR6 SDK の更新は、http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=180&uid=swg24017492 から入手可能です。 WebSphere 6.1 と GA IBM Java SDK を使用して、Jazz
は、いくつかの操作後に「プロキシー・エラー」の報告を開始します。
- JVM 引数を更新します。
Jazz Team Server では、実行される Java 仮想マシンで固有の設定を行う必要があります。
最初に、サーバーと log4j (サーバーで使用されるロギング・フレームワーク) 用の構成ファイルの検索場所を確認する必要があります。これを行うには、システム・プロパティー com.ibm.team.server.configURL と log4j.configuration を設定します。
これらのプロパティーは、単純なパスではなく URL を使用するため、値は file://-style URL として指定する必要があります。
Jazz JVM で必要な 2 番目のプロパティーでは、-Xmx 設定を使用してデフォルトの最大メモリー割り振りを超えるメモリーを提供します。これは、サーバーでサポートされるチームのサイズ、およびJazz Team Server が実行されているサーバーのメモリー容量に基づいて設定する必要があります。標準の中規模チームでは、値 -Xmx1000M を使用して、Jazz Team Server プロセスに 1000 MB のヒープ・メモリーを提供できます。
Oracle データベースに接続している場合は、「ORACLE_JDBC」という名前のプロパティーを追加する必要があります。プロパティーを、Oracle jdbc ドライバーへの絶対ファイル・パス (URL ではない) に設定します。
サーバーの動作を制御するために設定する必要があるその他のシステム・プロパティーがいくつかあります。そのようなプロパティーは以下に記載されています。以下に、WebSphere 管理コンソールにおけるこれらの JVM プロパティーの固有の詳細を示します。JazzInstallDir はご使用の Jazz Team Server インストール・ディレクトリーに置き換えてください。
- 「サーバー」 -> 「アプリケーション・サーバー (Application Servers)」をクリックします。
- 「server1」をクリックします。
- 「Java およびプロセス管理 (Java and Process Management)」 -> 「プロセス管理 (Process Definition)」をクリックします。
- 「Java 仮想マシン (Java Virtual Machine)」をクリックします。
- 値 100 を「初期ヒープ」に追加します。
- 値 1000 を「最大ヒープ・サイズ (Maximum Heap Size)」に追加します。
- 「適用」をクリックします。
- 「ロギングおよびトレース」をクリックします。 「ログ詳細レベルの変更」をクリックします。 Jazz Team Server は、Birt レポート・エンジンを使用します。BIRT 通知項目が WebSphere ログ・ファイルに書き込まれるないようにするために、org.eclipse.birt.* パッケージに対して、ロギング・レベルを 「重大」に設定します。
「適用」をクリックします。
- 「カスタム・プロパティー (Custom Properties)」をクリックします。
- 次のプロパティーを追加します。 「新規 (New)」をクリックして、次のように「名前 (Name)」と「値 (Value)」に入力してから、「OK」をクリックします。
- 「保存」をクリックして、マスター構成に直接保存します。
- Websphere を再始動して、Jazz アプリケーションをインストールします。
次のコマンド行の例では、WASInstallDir は、WebSphere Application Server がインストールされているサーバー上の場所を表しています。
- Windows では、WebSphere インストール・ディレクトリーのデフォルト値は以下のとおりです。
C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥AppServer
サーバーは、Windows では次のコマンドを使用して再始動できます。
cd WASInstallDir¥bin
stopServer.bat server1 [for a secure server, include: -username {LDAP_User} -password {LDAP_Password}]
startServer.bat server1
- Linux
では、WebSphere インストール・ディレクトリーのデフォルト値は以下のとおりです。
/opt/IBM/WebSphere/AppServer
サーバーは、Linux では次のコマンドを使用して再始動できます。
cd WASInstallDir/bin
./stopServer.sh server1 [for a secure server, include: -username {LDAP_User} -password {LDAP_Password}]
./startServer.sh server1
- WebSphere Application Server の管理コンソールを開きます。
- 「アプリケーション (Applications)」 -> 「新規アプリケーションのインストール (Install New Application)」をクリックします。
- 「新規アプリケーションへのパス (Path to new Application)」の下にある「ローカル・ファイル・システム (Local file system)」をクリックします。
- 「絶対パス (Full path)」に次のように入力します。
JazzInstallDir/server/jazz.war
- 「コンテキスト・ルート (Context Root)」を /jazz に設定します。
- 「次へ」をクリックして、「新規アプリケーションのインストール (Install New Application)」の残りのステップを続行します。
- 「終了」をクリックします。
- 「保存」をクリックして、マスター構成に直接保存します。
- 「アプリケーション (Applications)」 -> 「エンタープライズ・アプリケーション (Enterprise Applications)」をクリックします。
- jazz_war の横にあるボックスを選択して、「開始 (Start)」をクリックします。
アプリケーションが正常に開始されたことを示す緑の矢印が表示されます。
次のタスク
サーバーが始動したら、セットアップ・ウィザードの実行に進んでください。
セットアップ・ウィザードの実行
セットアップ・ウィザードを実行すると、サーバーが正しく機能していることが検証され、サーバーの構成ステップが示されます。
このタスクについて
Jazz Team Server がデータベースに接続していることを確認するには、サーバー・ログまたはコンソール出力を調べます。接続とデータベース情報は最初にアクセスしたときにエコー出力されます。
ディレクトリー JazzInstallDir/server/tomcat/logs が、サーバー・ログ・ファイル用に使用されます。
この手順では、ホスト名 localhost とデフォルト・ポート 9443 を使用してサーバーを使用できることが前提となっています。必要に応じて、localhost をご使用のサーバーのホスト名に置き換えて、ポート 9443 を置き換えてください。
セットアップ・ウィザードを開始して、ご使用のサーバーを構成します。URL https://localhost:9443/jazz/setup を使用してください。
デフォルトのユーザー名とパスワードでは大/小文字が区別されます。
- ユーザー名は ADMIN です。
- パスワードは ADMIN です。
LDAP ディレクトリー Web コンテナーを構成した場合は、LDAP ディレクトリーで定義されている JazzAdmin ユーザーでログインします。
セットアップ・パスを選択します。セットアップ・ウィザードには 2 つのメインパスがあります。
初期セットアップが完了したら、URL https://localhost:9443/jazz/admin を使用して、Jazz Team Server 管理 Web ユーザー・インターフェースから追加のオプションを構成できます。
次のタスク
サーバー・セットアップ・ウィザードがロードされない場合は、以下の項目を確認してください。
インストールの完了
サーバーのインストールが完了したら、次に進む前に、いくつかの構成オプションについて検討する必要があります。
このタスクについて
インストール後に実行する追加アクションがいくつかあります。
- 一部のファイルにはパスワードが含まれています。これらは、そのアカウントのパスワードを知ることが許可されているユーザーだけが読み取り可能になるように、保護する必要があるファイルです。
- Rational Team
Concert クライアントまたは Web ブラウザーでサーバーに接続するときに、セキュリティー証明書に関する警告が表示されることがあります。
このような警告を使用不可にするには、『セキュリティー証明書設定の構成』を参照してください。
- デフォルト以外のポートを使用するようにアプリケーション・サーバーを構成している場合、Jazz 構成でもそれらのポートを構成する必要があります。
これらのポート番号は、E メール通知内のフィード・リンクや項目リンクなどの
URL を構成するのに使用されます。
デフォルトを更新するには、「管理 Web UI」の拡張プロパティー構成ページを使用して、次のプロパティーを変更します。
- com.ibm.team.repository.servlet.internal.ServletConfigurationService
- リポジトリー HTTP ポート
- リポジトリー HTTPS ポート
- com.ibm.team.repository.service.internal.webuiInitializer.ConfigPropertyInitializer
- URL HTTP ポート
- URL HTTPS ポート
- これで、Rational Team
Concert クライアントまたは Web ブラウザーでサーバーに接続する準備ができました。
IBM Installation Manager の
使用によるクライアントのインストール
クライアントは、IBM Installation
Manager を使用して、ダウンロード可能なファイルとして配布されます。
このタスクについて
注:
クライアントを既存の Eclipse ワークベンチにインストールするには、IBM Installation Manager を使用します。IBM Installation Manager のインストールでは、拡張するワークベンチを指定するようにプロンプトが出され、将来のワークベンチの更新、ロールバック、および変更の管理が自動的に行われます。
注:
Security-Enhanced Linux (SELinux) が使用可能な場合は、Rational Team Concert をインストールして実行するには、これを使用不可にするか、テキストの再配置を行えるように Java ランタイム環境 (JRE) のセキュリティー・コンテキストを変更する
必要があります。詳しくは、
Security-Enhanced
Linux
での Rational Team
Concert
のインストールを参照してください。
- 次のインストール・パッケージのいずれかをダウンロードします。
Rational Team
Concert
クライアントをインストールする方法は、次の 3 とおりあります。
- ランチパッド・プログラムを開始します。
Installation Manager がまだ実行されていない場合は、以下のステップを実行して開始してください。
注:
ランチパッド・プログラムを実行するには、管理者特権が必要です。
注:
ランチパッド・プログラムを開始する Linux コマンドは、
Rational Team
Concert for
Eclipse IDE 専用です。
ランチパッド・プログラム・ファイルを開始するには、以下の手順を実行します。
- クライアント CD コンテンツ .zip ファイルを使用している場合は、アーカイブのコンテンツを一時ディレクトリーに抽出して、ランチパッド・プログラムを実行します。ランチパッド・プログラム・ファイルを開始するには、以下の手順を実行します。
- Windows でファイルを実行するには、次のコマンドを実行します。
launchpad.exe
- Linux でファイルを実行するには、次のコマンドを実行します。
sh launchpad.sh
- Installation Manager Web インストールを使用している場合は、実行可能ファイルを実行します。ファイルがディレクトリーに抽出され、ランチパッド・プログラムが表示されます。実行可能ファイルを開始するには、以下の手順を実行します。
- フル DVD コンテンツ .zip ファイルを使用している場合は、アーカイブのコンテンツを一時ディレクトリーに抽出して、ランチパッド・プログラムを実行します。ランチパッド・プログラム・ファイルを開始するには、以下の手順を実行します。
- Windows でファイルを実行するには、次のコマンドを実行します。
launchpad.exe
- Linux でファイルを実行するには、次のコマンドを実行します。
sh launchpad.sh
- 次のクライアントをインストールできます。
- Eclipse 用の Rational Team
Concert クライアントをインストールするには、「Eclipse IDE 用の Rational Team
Concert クライアント
(Rational Team
Concert Client
for Eclipse IDE)」リンクをクリックします。
- Microsoft Visual Studio 用の Rational Team
Concert クライアントをインストールするには、「Rational Team Concert Client for Microsoft® Visual Studio IDE」リンクをクリックします。
「Installation Manager」ウィザードが表示されます。
ウィザードにより、クライアントのインストールについて説明されます。
- クライアントを始動するには、インストールによって作成された Rational Team
Concert
のショートカットをクリックします。
- サーバーに接続します。 サーバーに接続する最も簡単な方法は、チームの招待を使用することです。招待がない場合は、手動で接続できます。
- 「ファイル」 -> 「チームの招待を受諾」とクリックします。ウィザードでプロセスが説明されます。
注:
招待がない場合は、サーバー管理者からの URI または URL が必要です。(サンプル・フォーマットは https://example.com:9443/jazz です)。「チームの招待を受諾」ウィンドウの右下隅に表示される「既存プロジェクト・エリアへの接続 (connecting to an existing project area)」ハイパーリンクをクリックします。
- ウィザードの指示に従って、接続をセットアップします。
例
トラブルシューティング: 以下に、推奨される問題管理の手法を示します。
- 空のワークスペースで開始します。
- クライアント・ビルドとサーバー・ビルドが一致する必要があります。クライアント配布とサーバー配布の両方でビルド ID が一致するようにしてください。
- サーバーが稼働中であることを確認してください。状況 URL https://example.com:9443/jazz を使用していることを確認してください。
- Linux では、ディレクトリー JazzInstallDir/client/eclipse の外部からクライアントを始動する場合は、JazzInstallDir/client/eclipse/links/ 内の各ファイルを変更して、指定されたディレクトリーへの絶対パスを含める必要があります。デフォルトでは、相対パスが使用されます。例えば、JazzInstallDir/client/eclipse/links/build.link には、テキスト「path=jazz/build」が含まれています。
クライアントがディレクトリー /home/username/teamconcert にインストールされている場合は、「path=/home/username/teamconcert/jazz/client/eclipse/build」のようになるようにファイルを編集します。
次のタスク
クライアントを正常にインストールした後で、次のトピックを参照して、Rational Team
Concert を開始する必要があります。
Build
System Toolkit
は、IBM Installation Manager を使用してビルド・マシンにインストールできます。
このタスクについて
- ランチパッド・プログラムを開始します。
Installation Manager が実行されていない場合は、開始してください。
注:
ランチパッド・プログラムを実行するには、管理者特権が必要です。
- Installation Manager Web インストールを使用している場合は、実行可能ファイルを実行します。ファイルがディレクトリーに抽出され、ランチパッド・プログラムが表示されます。
- フル DVD コンテンツ .zip ファイルを使用している場合は、アーカイブのコンテンツを一時ディレクトリーに抽出して、ランチパッド・プログラムを実行します。
- Windows でファイルを実行するには、次のコマンドを実行します。
launchpad.exe
- Linux でファイルを実行するには、次のコマンドを実行します。
sh launchpad.sh
- ランチパッド・プログラムが表示されたら、「Build
System Toolkit」をクリックしてインストール・プロセスを開始します。
- インストールが完了したら、ビルドを構成する必要があります。
Build
System Toolkit についての詳細は、『About Jazz team build』で参照できます。
IBM
Installation Manager
の使用による
Rational Team Concert ClearCase Connector
のインストール
ClearCase Connector は、IBM Installation Manager を使用してビルド・マシンにインストールできます。
このタスクについて
- ランチパッド・プログラムを開始します。
Installation Manager が実行されていない場合は、開始してください。
注:
ランチパッド・プログラムを実行するには、管理者特権が必要です。
- Installation Manager Web インストールを使用している場合は、実行可能ファイルを実行します。ファイルがディレクトリーに抽出され、ランチパッド・プログラムが表示されます。
- フル DVD コンテンツ .zip ファイルを使用している場合は、アーカイブのコンテンツを一時ディレクトリーに抽出して、ランチパッド・プログラムを実行します。
- Windows でファイルを実行するには、次のコマンドを実行します。
launchpad.exe
- Linux でファイルを実行するには、次のコマンドを実行します。
sh launchpad.sh
- ランチパッド・プログラムが表示されたら、「 ClearCase Connector」をクリックしてインストール・プロセスを開始します。
- インストールが完了したら、 ClearCase Connector
を構成します。 『Deploying ClearCase Connector』を参照してください。
IBM
Installation Manager
の使用による
Rational Team Concert ClearQuest Connector
のインストール
ClearQuest Connector は、IBM Installation Manager を使用してビルド・マシンにインストールできます。
このタスクについて
- ランチパッド・プログラムを開始します。
Installation Manager が実行されていない場合は、開始してください。
注:
ランチパッド・プログラムを実行するには、管理者特権が必要です。
- Installation Manager Web インストールを使用している場合は、実行可能ファイルを実行します。ファイルがディレクトリーに抽出され、ランチパッド・プログラムが表示されます。
- フル DVD コンテンツ .zip ファイルを使用している場合は、アーカイブのコンテンツを一時ディレクトリーに抽出して、ランチパッド・プログラムを実行します。
- Windows でファイルを実行するには、次のコマンドを実行します。
launchpad.exe
- Linux でファイルを実行するには、次のコマンドを実行します。
sh launchpad.sh
- ランチパッド・プログラムが表示されたら、「ClearQuest Connector」をクリックしてインストール・プロセスを開始します。
- インストールが完了したら、ClearQuest Connector
を構成します。 『Deploying ClearQuest Connector』を参照してください。
Security-Enhanced
Linux
での Rational Team
Concert
のインストール
Security-Enhanced Linux (SELinux) が使用可能に設定されている場合、これを使用不可にするか、または
Rational Team
Concert
のインストールおよび実行に使用される
Java
ランタイム環境 (JRE)
のセキュリティー・コンテキストを、テキストの再配置が許可されるように変更する必要があります。
このタスクについて
Rational Team
Concert
を評価することのみを目的にマシンをセットアップしており、
SELinux フィーチャーが重要ではないと判断している場合、操作を続行する一番簡単な方法は、SELinux
を使用不可にすることです。
注:
- Red Hat Enterprise
Linux
5 では、デフォルトで SELinux がインストールされ、使用可能に設定されます。
- Suse Linux Enterprise Server 10 や Suse Linux Enterprise
Desktop 10 では、SELinux はインストールされません。
- SELinux を使用不可にするには、以下のいずれかを実行します。
- ウィンドウ操作システムから実行する場合:
- 「システム」 -> 「管理」 -> 「セキュリティー・レベルおよびファイアウォール (Security Level and Firewall)」と選択します。
- 「SELinux」タブに切り替えます。
- 「SELinux」設定を「使用不可」に変更します。
- 「OK」をクリックして新規の設定を保存します。
- コマンド行から実行する場合:
- 「セットアップ」コマンド (つまり /usr/bin/setup) を実行します。
- 「ファイアウォール構成 (Firewall Configuration)」を選択し、Enter を押します。
- タブおよび矢印キーを使用して、「SELinux」を「使用不可」に変更します。
- 「OK」を選択し、Enter を押します。
-
JRE のセキュリティー・コンテキストを変更する場合:
-
DVD メディアから直接インストールを行っている場合は、
ステップ『2』にスキップしてください。
それ以外の場合は、インストール JRE のセキュリティー・コンテキストを変更します。
- インストール・ファイル・ディレクトリーで、ディレクトリー jre、linux/jre_5.0.2.sr5_20070511/jre
を見つけます。
インストール・ファイルを /tmp/rtc に解凍した場合、ディレクトリー jre
は /tmp/rtc/linux/jre_5.0.2.sr5_20070511/jre にあります。
- この jre ディレクトリーに対してコマンド chcon -R -t textrel_shlib_t を実行します。
このコマンドは再帰的にファイルを処理し、テキスト再配置を許可します。例えば、インストール・ファイルを
/tmp/rtc に解凍した場合、次のコマンドを実行します。
chcon -R -t textrel_shlib_t /tmp/rtc/linux/jre_5.0.2.sr5_20070511/jre
-
Rational Team
Concertのサーバー、クライアント、およびコネクターをインストールします (始動はしません)。
- Rational Team
Concert
を始動する前に、製品 JRE のセキュリティー・コンテキストを変更する必要があります。インストールする製品ごとに、
製品固有の適切な JRE ディレクトリーを指定して同じコマンド
(chcon -R -t textrel_shlib_t) を実行します。
デフォルトのディレクトリーを、以下にリストします。
注:
製品をユーザー root としてインストールした場合、パスはデフォルトです。
非 root ユーザーとしてインストールした場合は、インストール・ユーザーのホーム・ディレクトリーの opt/IBM 構造内で、これらのディレクトリーを探します。
- IBM Installation
Manager:
- /opt/IBM/InstallationManager/eclipse/jre_5.0.2.sr5_20070511/jre
- Jazz Team Server:
- /opt/IBM/JazzTeamServer/server/linux/ibm-java2-i386-50/jre
- Rational Team
Concert -
Client: (4 つのディレクトリーすべてで chcon を実行)
- /opt/IBM/TeamConcert/jdk/bin
- /opt/IBM/TeamConcert/jdk/lib
- /opt/IBM/TeamConcert/jdk/jre/bin
- /opt/IBM/TeamConcert/jdk/jre/lib
- Rational Team
Concert - Build
System Toolkit:
- Rational Team
Concert - ClearCase Connector:
(4 つのディレクトリーすべてで chcon を実行)
- /opt/IBM/ClearCaseConnector/jdk/bin
- /opt/IBM/ClearCaseConnector/jdk/lib
- /opt/IBM/ClearCaseConnector/jdk/jre/bin
- /opt/IBM/ClearCaseConnector/jdk/jre/lib
- Rational Team
Concert - ClearQuest Connector:
- /opt/IBM/ClearQuestConnector/gateway/linux/ibm-java2-i386-50/jre