演習 2: サンプル・パターンのインポート

この演習では、サンプル・パターンをインポートします。サンプルは、ユーザーのワークスペースではなく、パターン・サンプル・リポジトリーにインポートされます。パターンは、選択して適用する場合にのみ、ワークスペースに表示されます。

このチュートリアルでは、サンプル・パターンを選択します。このチュートリアルを完了した後は、さらにほかのサンプル・パターンを適用する練習を行うことができます。 インポート後、サンプル・パターンは特に除去しない限り、「パターン・エクスプローラー」ビューに表示されたままになります。

パターンは「パターン・エクスプローラー」ビューで利用できます。「パターン・エクスプローラー」 ビューを使用して、パターンの編成、選択、および適用を行うことができます。 「パターン・エクスプローラー」ビューを開いている場合、パターン・サンプルはインポート後すぐに表示されます。

ステップを実行する前にこの演習を表示する場合は、次のリンクをクリックしてください。

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始める前に、『演習 1: モデル環境の作成』で詳しく説明したように、UML プロジェクトを作成しておく必要があります。

「パターン・エクスプローラー」ビューのオープン

「パターン・エクスプローラー」ビューにリストされているすべてのパターンは適用できます。「パターン・エクスプローラー」ビューがすでに開いている場合、このステップはスキップしてください。
  1. 下部または右側のワークベンチ・フレームに表示される「パターン・エクスプローラー」ボタンをクリックし、「パターン・エクスプローラー」ビューを開きます。 「パターン・エクスプローラー」ビューを開くと、すでにインストールされている高機能のパターン・グループである「設計パターン (Design Patterns)」が表示されます。
  2. もう一度「パターン・エクスプローラー」ボタンをクリックするか、「パターン・エクスプローラー」ビュー以外の任意の場所をクリックします。 「パターン・エクスプローラー」ビューの表示は終了します。
  3. 「パターン・エクスプローラー」ビューを開くには、ステップ 1 を繰り返します。 このようにして、ビューを簡単に切り替えることができます。パターンの適用中にこの切り替えを行うことができます。
「パターン・エクスプローラー」ボタンが表示されない場合は、「モデリング (Modeling)」パースペクティブにフォーカスがありません。演習 1 (『演習 1: モデル環境の作成』) に戻り、「モデリング (Modeling)」パースペクティブを開いてください。

パターン・サンプルのインポート

これで、サンプルをインポートし、「パターン・エクスプローラー」ビューに表示できます。
  1. 「パターン・エクスプローラー」ビューで、サンプル・パターン・グループ「サンプル・パターン (Sample Patterns)」がすでにインポートされているかどうかを確認します。 インポートされている場合、 後続のインポートに関する手順の実行はスキップしてください。ただし、サンプルに関する 一般知識の説明は読んでください。
  2. 「サンプル・ギャラリー (Sample Gallery)」をクリックして、「サンプル・ギャラリー (Sample Gallery)」ページを開きます。「サンプル・ギャラリー (Samples gallery)」ページが表示されます。
  3. Technology samplesPatterns と 展開して、「適用するパターン」をクリックします。
  4. 「適用するパターン」ページの下部で、「サンプルのインポート」を クリックします。「サンプル・パターン (Sample Patterns)」ウィンドウが 開きます。
  5. デフォルトのプロジェクト名を受け入れて「完了」をクリックします。 「パターン・エクスプローラー」ビューに「サンプル・パターン (Sample Patterns)」というサンプル・グループが表示されます。
  6. 「サンプル・パターン (Sample Patterns)」を展開し、フォルダーに編成されているサブグループを表示します。 各フォルダーは 1 つのパターンを表します。
以上を要約すると、サンプル・パターンはパターンの適用練習に使用できるパターン・サンプルのグループです。「モデル・エクスプローラー」ビューからパターンを適用することはできませんが、次の演習でわかるように、「モデル・エクスプローラー」ビューはパターンの適用に重要な役割を果たします。

これで、『演習 3: パターンの選択』の開始準備ができました。

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