Crystal Reports  

データの操作

データのグループ化

Crystal Reports には、レポート中のレコードの選択、およびデータのグループ化のためのオプションが複数用意されています。

レポートには、データベース中の全レコードを利用することも、一部のレコードだけを利用することもできます。Crystal Reports では、単純な日付範囲指定や比較によってレコードを選択することも、取得するレコードを特定するための複雑な式を定義することもできます。

データの集計

レポートの特定の列に含まれるすべての値に基づき、小計、平均、件数、パーセント、あるいは最大値または最小値を表示することが必要な場合があります。

Crystal Reports は、これらの計算のすべてに対応しています。また、総計(あるいは総平均、総件数など)が指定した列の末尾に表示されるように設定することもできます。

データのフラグ付け

レポート中の特定のデータにフラグを付け、注意を促したい場合があります。たとえば、在庫リポートでは、不動在庫品目にフラグを付け、注意を促すことがあります。先月中に動きのなかった品目、過去 2 か月間に動きのなかった品目、過去 3 か月に動きのなかった品目というように分けて、フラグを表示する場合も考えられます。情報にフラグを付けるには、対象となる情報、およびフラグの表示条件を明確にする必要があります。

フラグ付きデータの書式設定

Crystal Reports では、特定のレポート要素に下線を付けたり、特定のレポート項目に使用するフォントの種類、サイズ、色を変更できます。レポート項目の周囲を枠で囲んだり、罫線とボックスによってレポートを複数のセクションに分割したり、見出しをオフセットすることもできます。こうした書式設定は、レポート中の重要なデータを強調するために利用できます。

参照

式の挿入 | データの書式設定