配列変数を宣言するには、データ型名の後にキーワード Array を指定します。
例
//x を数値型配列のグローバル //変数として宣言します Global NumberVar Array x := [10 , 20, 30]; //cost は通貨型配列のグローバル変数です //自動的に Global になります //スコープ指定子(Local、Global、Shared)が省略されているので CurrencyVar Array cost := [$19.95, $79.50, $110.00, $44.79, $223.99]; //payDays は日付型配列のグローバル変数です Global DateVar Array payDays := [CDate(1999, 5, 15), CDate(1999, 5, 31)]; //y は文字列型範囲配列の共有変数です Shared StringVar Range Array y := ["A" To "C", "H" To "J"]; //days は文字列型配列のローカル変数です Local StringVar Array days; days := ["日", "月", "火", "水", "木", "金", "土"];
配列の要素に値を代入したり、要素の値を使ってほかの計算に使用することもできます。
例
StringVar Array x := ["hello", "bye", "again"]; x [2] := "once"; //x は ["hello", "once", "again"] になります //配列のサイズが 3 なので、次の式は //コメントにしないとエラーになります //x [4] := "zap"; //この式は文字列 "HELLO" を返します UpperCase (x [1])
Redim および Redim Preserve キーワードを使用すると、配列のサイズを変更して、配列に情報を追加できます。Redim は、以前の配列の内容を削除してから配列のサイズを変更します。一方 Redim Preserve は、以前の内容を保持します。
Local NumberVar Array x; Redim x [2]; //x は [0, 0] になります x [2] := 20; //x は [0, 20] になります Redim x [3]; //x は [0, 0, 0] になります x [3] := 30; //x は [0, 0, 30] になります Redim Preserve x [4]; //x は [0, 0, 30, 0] になります "終了" Local StringVar Array a; Redim a [2]; //配列 a の 1 番目の要素に値を代入します a[1] := "good"; a[2] := "bye"; //文字列の連結には & 演算子を使用できます a[1] & a[2] //この式は文字列 "goodbye" を返します
配列は、よく For ループと共に使用されます。次の例では、配列 Array[10, 20, 30, ..., 100]を作成し、For ループでその配列を使用しています。
Local NumberVar Array b; Redim b[10]; Local NumberVar i; For i := 1 To 10 Do ( b[i] := 10 * i ); b [2] //この式は数値 20 を返します