演習 2: Ant スクリプトの作成と構成

この演習では、Apache Ant スクリプトを 作成する方法、およびファイルの編集に Ant エディターを使用するようにシステムを 構成する方法を示します。

始める前に、『演習 1: モデルのインポート』を完了する必要があります。

Ant スクリプトの作成

SimpleUMLProject プロジェクトで Ant スクリプトを作成するには、以下のステップを実行します。
  1. 「モデル・エクスプローラー」 ビューで、SimpleUMLProject プロジェクトを 選択して、「新規」 > 「ファイル」を 右マウス・ボタン・クリックします。
  2. 「新規ファイル (New File)」ダイアログ・ ボックスで、「ファイル名」フィールドに Ant スクリプトの名前 publish.xml を入力します。
  3. 「完了」をクリックします。 ファイル publish.xml がプロジェクトに追加されます。
  4. オプション: ファイルが「モデル・エクスプローラー」に表示されていない場合は、以下のステップを完了してナビゲーター・ビューを開きます。
    1. 「ウィンドウ」 > 「ビューの表示」 > 「その他... (Other...)」をクリックします。
    2. 「ビューの表示」ウィンドウで、「基本」を展開し、 「ナビゲーター」を選択して、「OK」をクリックします。 ナビゲーター・ビューと SimpleUMLProject プロジェクトが開きます。
    3. SimpleUMLProject を展開し、publish.xml ファイルを表示します。

Ant エディターを使用するためのセットアップ

Ant エディターには、次の機能があります。
  • 構文の強調表示。
  • コンテンツ/コードの支援 (Ant 固有のテンプレートを含む)。
  • 注釈。
Ant エディターの詳細は、オンライン・ヘルプの『Eclipse Ant の基礎 (Eclipse Ant basics)』 に記載されています。

Ant スクリプトを開くときに Ant エディターを自動的に使用するには、 以下のステップを実行します。

  1. 「ウィンドウ」 > 「設定」を クリックします。
  2. 「設定」ウィンドウで、 左側の「ワークベンチ」項目を 展開して、「ファイルの関連付け (File Associations)」を クリックします。
  3. 「ファイル・タイプ」リストに publish.xml がない場合は、以下のステップを 実行します。
    1. 「ファイル・タイプ」ペインで、「追加」を クリックします。
    2. 「新規ファイル・タイプ (New File Type)」ダイアログ・ ボックスで、publish.xml と入力して、「OK」を クリックします。
  4. 「ファイルの関連付け (File Associations)」ペインの「ファイル・タイプ」フィールドで、 スクロールして Ant スクリプト publish.xml を 選択します。
  5. 「関連付けられたエディター (Associated editors)」リストに 「Ant エディター (Ant Editor)」がない場合は、 以下のステップを実行します。
    1. 「関連付けられたエディター (Associated editors)」ペインで、「追加」を クリックします。
    2. 「エディターの選択 (Editor Selection)」ダイアログ・ ボックスで、「Ant エディター (Ant Editor)」を 選択して、「OK」をクリックします。
  6. 「関連付けられたエディター (Associated editors)」フィールドで、「Ant エディター (Ant Editor)」を クリックして、「OK」をクリックします。
  7. publish.xml ファイルの左側に Ant アイコンが表示されていない場合は、ウィンドウを閉じて、以下のステップを完了してナビゲーター・ビューを開きます。
    1. 「ウィンドウ」 > 「ビューの表示」 > 「その他... (Other...)」をクリックします。
    2. 「ビューの表示」ウィンドウで、「基本」を展開し、 「ナビゲーター」を選択して、「OK」をクリックします。 ナビゲーター・ビューと SimpleUMLProject プロジェクトが開きます。
    3. SimpleUMLProject を展開し、publish.xml ファイルを表示します。

これで、『演習 3: Ant スクリプトの取り込み (Exercise 3: Populating the Ant script)』 の開始準備ができました。

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