目的
  • 要素を実装サブシステムに統合した後、システム統合のためにその実装サブシステムを納品する
ステップ

サブシステムを統合するには、以下のステップを実行します。

各実装要素を追加した後で、ビルドを作成し、統合をテストします。最終追加のテストに合格したら、次を実行します。
入力とする成果物:    結果となる成果物:   
頻度: 反復ごとに 1 回。特に推敲フェーズ時。 
役割:  統合担当者 
ツール メンター:   
More Information: 

ワークフローの詳細:   

実装要素の統合 ページの先頭へ

サブシステムの統合は、実装要素と実装サブシステムの統合の順番が計画されている成果物: 統合ビルド計画書に従って進行します。サブシステムが大規模な場合は、特にそのサブシステムのために、補足の統合ビルド計画書が作成される場合があります。

実装されたクラス (実装要素) を、コンパイル依存階層の下から上へ順に、段階的に統合することをお勧めします。追加ごとに、1 つまたは少数の要素をシステムに追加します。

2 人以上の実装担当者が並行して同じサブシステムの作業を行っている場合、その作業は、サブシステム統合ワークスペースによって統合されます。実装担当者が、プライベート開発ワークスペースからこのサブシステム統合ワークスペース内へ要素を納品し、そこから統合担当者がビルドを作成します。

複数の個人からなるチームが並行して同じサブシステムの作業を行っている場合は、プロセスの終盤になってチームの作業を統合するのではなく、チーム メンバーが頻繁に結果を交換し合うことが重要です。

実装サブシステムの納品 ページの先頭へ

最終追加の後、実装サブシステムが完成し関連ビルドが統合テストを終えたら、実装サブシステムをシステム統合ワークスペースに納品します。



Rational Unified Process   2003.06.15