トピック

説明 ページの先頭へ

アクター、ユース ケース、その関係が示されるダイアグラムは、ユース ケース図と呼ばれ、ユース ケース モデル内の関係が描かれます。

ユース ケース図はユース ケース パッケージに組織化され (かつ所属し)、特定のパッケージに適したもののみを表示する場合もあります。

使用方法 ページの先頭へ

ユース ケース図に書き込む内容についての厳格な規則はありません。モデルにおいて興味深いと思われる関係を記述します。次にその例を挙げます。

  • 同一ユース ケース パッケージに所属するアクター
  • アクターと相互作用関係にある全ユース・ケース。この種のダイアグラムは、アクターのローカル図としてのロールを果たし、それに関係している可能性があります。
  • 同一情報を処理するユース ケース
  • 同一グループのアクターに使用されるユース ケース
  • 1 つのシーケンスで実行されることの多いユース ケース
  • 同一ユース ケース パッケージに所属するユース ケース
  • 最も重要なユース ケース。この種のダイアグラムは、モデルのまとめとして機能を果たし、ユース ケース ビューに包含される可能性があります。
  • 同じ追加において、同時に作成されたユース ケース
  • 特定のユース ケースと、アクターやほかのユース ケースに対するその関係。この種のダイアグラムは、ユース ケースのローカル図としてのロールを果たし、それに関係している可能性があります。

各アクター、ユース ケース、関係を、最低でもいずれか 1 つのダイアグラムに記述することが推奨されます。複数のダイアグラムに記述するとユース ケース モデルがわかりやすくなる場合は、複数のダイアグラムの一部として使用してもかまいませんし、同一のダイアグラム中で複数回使用してもかまいません。



Rational Unified Process   2003.06.15