レビュー・コーディネーターの役割は、公式のレビューと検査の運営を担当します。レビューと検査が、必要とされるときに実施され、十分な標準となることを保証します。


トピック


レビュー コーディネータ
レビュー コーディネータ

レビューの準備
レビューの準備

 
 
修正する
 
レビュー記録
レビュー記録


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レビュー・コーディネーターの役割は、レビュー・プロセスの管理を担当します。 レビューは、プロジェクトの進捗に関する管理レビューと、プロジェクトの成果物に関するテクニカル・レビューの 2 つのカテゴリーに分類されます。 この役割は、次の作業を担当します。

  • 必要なレビューを実施します。
  • 適切なレビュー参加者を計画し、レビューの詳細を通知します。
  • 適切で効果的な手法でレビューを実施します。
  • レビューの結果を受けた作業が終了するように管理します。

この役割に要員を配置する場合は、役割に必要なスキルだけでなく、要員を配置するための手法についても考慮する必要があります。

関連情報 ページの先頭へ

以下に、この役割に関連する追加情報へのリンクを示します。

 

要員配置 ページの先頭へ

スキルページの先頭へ

レビュー・コーディネーターの役割を担当するメンバーは、グループが効果的に協調できるようにする能力を備えていることが重要です。 この役割を担当する人は、レビュー・プロセスのすべての参加者から信頼を受け、尊敬されている人物であることが理想的です。

この役割に必要なスキルと知識は次のとおりです。

  • 計画と組織に関するスキル
  • 議論の解決などの外交的スキル
  • 運営スキル
  • 生産的な協調を導く能力
役割の割り当て方法ページの先頭へ

この役割は、次の方法で割り当てることができます。

  • 各レビューごとに、ケース・バイ・ケースでレビュー・コーディネーターの役割にメンバーを割り当てます。 これは、小規模なチームで一般的な方法です。特に、信頼と尊敬の度合いが高いチームでは、チームのサイズに関わらず、この方法が適しています。 チームが、スキル・レベルが同じ程度のメンバーで構成されている経験を積んだグループで編成されている場合は、この方法が特に有効です。
  • 小規模から中規模のチームでは、プロジェクト管理者の担当者がレビュー・コーディネーターの責務を兼任する場合もあります。 多くの場合は、チーム・リーダーがこの役割を担当します。
  • 大規模なチームでは、管理スタッフがミーティングの進行役を担当し、領域の専門家がレビューに効果的に参加できるようにします。

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詳細については、参考資料のページを参照してください。



Rational Unified Process   2003.06.15