ログ・レコードの分析

ログ・レコードを分析するということは、メモリーにロード済みの、 指定の症状データベースを使用して、ログ・レコードを比較することを意味します。ログおよびトレース・アナライザー では、デフォルトのログ・アナライザーが提供され、データの ログ・ファイルからの取得、症状データベースのルールまたは ルールのセットとの比較、一致した症状に対するソリューション およびディレクティブを示すオブジェクトの配列のリターンを実行 します。ログ・ファイルが分析されると、その ソリューションは分析結果ペインで報告され、報告された問題 の解決についてのアドバイスをカスタマーに提供します。

  1. 特定のログ・レコードを分析するには、「ログ」ビュー内のログ・レコードのリストからそれを選択します。
  2. 右マウス・ボタンをクリックし、次に 「分析」 > 「デフォルト・ログ・アナライザー」の順に選択します。
  3. 複数のログ・レコードを分析する場合は、CTRL キーを使用してレコードを選択してください。 右マウス・ボタンをクリックし、「分析」>「デフォルト・ログ・アナライザー 」の順に選択します。
  4. すべてのログ・レコードを分析するには、右マウス・ボタンをクリックし、 「すべてを分析」>「デフォルトのログ・アナライザー」 の順に選択します。 
  5. 症状データベースで一致が検出されると、そのレコードが青で強調表示されて、 ソリューション情報が分析結果タブに表示されます。

    左側の選択された分析結果タブ、および右側に表示された分析結果 (ディレクティブ)

注: ログおよびトレース・アナライザーは、 ワークベンチにプラグインし、ログおよびトレース・ アナライザー内で使用できる追加のログ・アナライザーの 実装で使用できるツールのセットを提供します。 Creating an Analysis Engine の文書を参照してください。

 

関連概念
ログおよびトレース・アナライザーを使用した分散アプリケーションの問題の判別
共通ベース・イベント・モデル
症状データベース

関連タスク
ロギング優先設定を設定する
症状データベースのインポートと使用
分散トレースを表示する
「ログ」ビューでログ・レコードをフィルター
ログ・レコードをソートする
ログ・レコードを検索する
ログ・ファイルの相関

関連参照
「ログ」ビュー