症状データベースの編集
症状データベース・エディターを使用して、
ワークベンチ内で症状データベース・ファイルを編集できます。時間の経過により、
症状、ソリューション、またはディレクティブが発見されたり、変化するため、
データベースの編集を行います。
データベースに項目を追加する
- 以下のいずれかを実行します。
- リソース・パースペクティブから、「ナビゲーター」ビューで、
必要なデータベースをダブルクリックします。 これはインポートされており、
.trcdbxmi の拡張子を持っている必要があります。
- 症状データベース・フォルダー下の「ログ・ナビゲーター」ビューで、
症状データベースを右マウス・ボタンでクリックし、「開く」を選択します。
症状データベース・エディターで、選択されたデータベースの
概要が開きます。
- 「詳細」タブを選択します。
- ツリーのルート項目を選択します。
- 右マウス・ボタンをクリックし、「症状の追加」を選択します。「症状名」を置換し、
必要な場合、ログ・ファイル項目の中の固有パターンと項目を突き合わせるために使用される、
「一致するパターン」も置換します。
- 右マウス・ボタンをクリックし、「ソリューションの追加」を選択します。 「ソリューション名」
を置換して「説明」を追加するか、または
既存のソリューションを選択します。 ここをクリックします:

次に、既存ソリューションのリストから選択します。

各症状には、少なくとも 1 つのソリューションがあります。
ソリューションは、症状の対処方法を示した、一般的なステートメントです。
- オプションで、右マウス・ボタンをクリックし、「ディレクティブの追加」を選択します。 「ディレクティブ名」
を置換し、「説明」を追加し、オプションで First Failure Data Capture
診断モジュール「FFDC ストリング」フィールドの名前を追加します。 FFDC ストリングは、障害イベントがキャプチャーされたときに呼び出されるクラスまたはメソッドです。
- Ctrl+S を押して、新規項目を保管します。
ヒント: 「ログ・レコード」ペインの「ログ」ビューで、ログ・レコードを右クリックして「クリップボードにコピー」を選択すると、そのログ・レコードのメッセージ (msg) プロパティーがクリップボードにコピーされます。これは、フィルターおよび症状データベース・エディターに貼り付ける場合に便利です。
データベース項目を編集する
- ナビゲーター・ビューのリソース・パースペクティブから、
必要なデータベースを選択してください。 これはインポートされており、
.trcdbxmi の拡張子を持っている必要があります。
- ダブルクリックします。症状データベース・エディターで、選択されたデータベースの
概要が開きます。
- 「詳細」タブを選択します。
- ツリー内のデータベース項目を選択します。その項目のプロパティーが右方に表示されます。
必要に応じて、ツリーを展開してソリューションとディレクティブを公開します。
- 必要に応じて、フィールドを編集します。
- Ctrl+S を押して、更新済み項目を保管します。
データベースのプロパティーを更新する
- ツリー内のデータベースのトップレベル・ノードを選択します。データベースの
プロパティーが右方に表示されます。
- 必要に応じて、フィールドを更新します。データベースの名前やパスを変更すると、
この情報はデータベース自体にのみ表示されます。新規データベースは作成されません。
- Ctrl+S を押して更新を保管します。次の 2 つのフィールド、「URL」と「外部ロケーション」
フィールドは、通知専用です。これらのフィールドは編集可能です。
関連概念
症状データベース
症状データベース・エディター
ログおよびトレース・アナライザー
関連タスク
症状データベースのインポートと使用
症状データベースの作成
症状データベースのエクスポート
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