Web プロジェクト内で Web アプリケーションを開発するときは、プロジェクト内の Web ページ (HTML または JSP) がホストするクライアント・サイドのスクリプト (例えば、クライアント・サイドの JavaScript または VB Script など) をデバッグできます。
Web プロジェクト・スクリプトをデバッグする最も簡単な方法は、「サーバーでデバッグ」アクションを使用する方法です。
このアクションによって Web
プロジェクトがサーバーにデプロイされ、次にデバッグ・セッションが起動されます。Web
プロジェクトでの作業中にスクリプトのデバッグを可能にするには、まずスクリプト・デバッグがサーバー・デバッグに使用可能であることを確認する必要があります。
スクリプト・デバッグをデバッグの設定でデバッグするサーバー用に使用可能にします (詳細については、下記の関連トピックを参照してください)。
スクリプト・デバッグを使用可能にすると、次のステップを完了して、デバッグ・セッションを起動できます。
「サーバーでデバッグ」アクションの詳細については、オンライン・ヘルプで「サーバーでデバッグ」を検索してください。
「サーバーでデバッグ」アクションを使用することに加えて、Web
アプリケーションをサーバーにデプロイし、次に HTML
スクリプト・アプリケーション起動構成を使用して Web アプリケーション内でスクリプトに接続するか、またはスクリプトを起動することができます。
この起動構成については、下記の関連トピックを参照してください。
注: - Web プロジェクト・ページ実行の中断およびソースの表示: サーバー (HTML でスクリプトまたはフォームを生成する JSP ページなど) で実行される Web オブジェクトをデバッグし、そのスクリプトの実行を中断するときは、スクリプト・アクションの起動の前にそのスレッドに中断アクションを実行する必要があります。
中断アクションを実行しないと、デバッガーはそのアクション内で停止せず、デバッガーはスクリプトのソースを表示しません。
実行を中断した後にスタック・フレームを選択すると、Microsoft Internet Explorer がホストするソースが表示されることになります。
プログラム実行の停止については、下記の関連トピックを参照してください。
- Web プロジェクト・ページ内でのブレークポイントの設定: サーバーで実行される Web オブジェクトをデバッグする際、デバッガーは上記の概略説明のとおりソースを表示します。
このソースに設定されたブレークポイントはデバッガーによってインストールされますが、
ワークスペースから開かれたソース内に設定されたブレークポイントはインストールされません。したがって、Web
プロジェクト・ページにブレークポイントを事前設定することはできません。
- デバッグ用の Web アプリケーションを起動すると、アプリケーション内のすべてのサーバー・サイド Web
オブジェクトも起動します。これらのオブジェクトは、アクティブ・スクリプト・デバッグ・セッションからは独立して、サーバー・テスト環境内で稼働します。サーバー・サイドのデバッグ・セッションの終了は
アクティブ・スクリプト・デバッグに影響を与えず、その逆もまた同様です。