コンソール・ユーザー・インターフェース
(ConsoleUI) は、Windows または UNIX 画面上のテキスト・ベースのフォーマット内でデータを表示するためのテクノロジーです。
consoleUI を持つインターフェースを作成するためのステップは、次のとおりです。
- EGL ソース・ファイルを作成する
- 『ConsoleUI パーツおよび関連する変数』で説明されている言語エレメントを含むプログラムを書く
- EGL ソース・ファイルから Java™ コードを生成する
- 生成された Java ファイルをアプリケーションとして実行する
これらの各タスクについて、以下に詳しく説明します。
EGL ソース・ファイルの作成- ワークベンチで、EGL パースペクティブから「ファイル」>「新規」>「EGL ソース・ファイル」を選択する。または、任意のパースペクティブから「ファイル」>「新規」>「その他」>「EGL ソース・ファイル」を選択してください。
- ウィザード画面で、次の情報を入力する。
- ソース・フォルダー: EGL ソース・ファイルが入るディレクトリー・ロケーション。
- パッケージ: EGL ソース・ファイルが入るパッケージ・ロケーション。
このフィールドはオプショナルです。
- EGL ソース・ファイル名: コンソール UI ソース・ファイルのファイル名 (例: myConsoleUI)。
- 「完了」を選択してファイルを作成する。
自動的にファイル名の末尾に拡張子 (.egl) が付加されます。
EGL ファイルが「プロジェクト・エクスプローラー」ビューに表示され、
デフォルトの EGL エディターで自動的に開かれます。
ConsoleUI プログラムの作成
ソース・ファイルにデータを取り込み、ConsoleUI を作成するには、ConsoleUI
言語エレメントを使用する必要があります。この言語エレメントは、egl.ui.console 概説ヘルプ・トピックで紹介され、個々の ConsoleUI ライブラリー、OpenUI 文、レコード・タイプ、および列挙型ヘルプ・トピックで詳細に定義されています。
ConsoleUI アプリケーションには、少なくとも次のエレメントが組み込まれている必要があります。
- PROGRAM...END
- Function main()
- OpenUI 文
注: OpenUI 文は、ConsoleUI の基礎ですが、OpenUI 文がなくても正常な ConsoleUI プログラムを作成できます。
EGL ソースからの Java コードの生成
Java ファイルを生成する手順は、次のとおりです。
- EGL エディターで ConsoleUI ファイルを右クリックする。
コンテキスト・メニューが表示されます。
- 「生成」を選択する。
注: ConsoleUI .egl ソース・ファイルは、COBOL に対して生成することはできません。
生成された Java ファイルをアプリケーションとして実行します。
生成された Java ファイルを実行する手順は、次のとおりです。
- プロジェクト・エクスプローラーで、生成された Java (.java) ファイルを右クリックする。
コンテキスト・メニューが表示されます。
- 「実行」>「次を実行」>「Java アプリケーション」を選択する。
- または、エディターで Java ファイルが開いた状態で、メインメニューから「実行」>「次を実行」>「Java アプリケーション」を選択する。
- ConsoleUI がウィンドウに表示されます。
ConsoleUI アプリケーションは、curses ベースの端末セッションか、Swing ベースのグラフィカル・ウィンドウで表示できます。
UNIX® ユーザーの場合、もっと柔軟に表示を選択できます。これについては、『UNIX 用の ConsoleUI 画面オプション (ConsoleUI screen options for UNIX)』ヘルプ・トピックを参照してください。
注: IBM® は、同一プログラムにおける ConsoleUI と TextUI の両方の使用をサポートしません。