システム関数 SysLib.rollback は、最後のコミット以来、データベース、および MQSeries® メッセージ・キュー、および CICS® リカバリー可能ファイルに行われた更新内容をリバースします。取り消しは、すべての EGL 生成アプリケーションで生じます。 生成された Java™ プログラムまたはラッパーでは、リモートの、CICS ベースの COBOL プログラムによって行われた更新内容もリバースします。ただし、リモート COBOL プログラムへの呼び出しがクライアント制御の作業単位が関連している場合に限ります。詳細については、『callLink エレメントの uwControl』を参照してください。
SysLib.rollback( )
エラー状態によりプログラムが終了した場合には、ロールバックが自動 的に実行されます。
MQ レコードで SysLib.rollback を使用する場合は、以下の事項が適用されます。
プラットフォーム | 互換性に関する考慮事項 |
---|---|
CICS for z/OS® | SysLib.rollback の結果は CICS SYNCPOINT ROLLBACK になります。これにより、リカバリー可能リソースとして定義されているリレーショナル・データベース、MQSeries
メッセージ・キュー、およびファイルに対する変更がコミットされます。 リモート呼び出しされたバッチ・プログラム (呼び出し側プログラムと異なるシステムに常駐するプログラム) で SysLib.rollback を起動できます。 eci_no_extend を指定した場合、ロールバックは成功します。eci_extend が指定された場合は、ランタイム・エラー・メッセージが出され、invreq でロールバックが失敗します。 |
iSeries™、USS、Windows® 2000、Windows NT® | リレーショナル・データベースや MQSeries メッセージ・キューに加えられた変更や、クライアント制御の作業単位を使用して呼び出されたリモート・サーバー・プログラムに対する変更が反転されます。 |
プラットフォーム | 互換性に関する考慮事項 |
---|---|
iSeries、USS、Windows 2000、Windows NT | リレーショナル・データベースや MQSeries メッセージ・キューに加えられた変更や、クライアント制御の作業単位を使用して呼び出されたリモート・サーバー・プログラムに対する変更が反転されます。 |