Java ビジュアル・エディターは、 ボタンをクリックするとデータ・ソース上のサービスを呼び出すためのアクション・バインダーを提供しています。 たとえば、「更新」ボタンをクリックする場合、このアプリケーションは、 変更が詳細フィールドに入力された状態で、Web サービス上で modifyEmployee() メソッドを実行する必要があります。
「更新」ボタンをバインドするには、以下のようにします。
このことは、「更新」ボタンは、selectedEmployeeRecord を変更するまでは、使用することができないということを意味しています。 言い換えれば selectedEmployeeRecord にバインドされている詳細フィールドの 1 つに新しい値を入力すると、 バインダーはボタンをすぐに使用可能にします。新規レコードを選択するか、「更新」 をクリックすると、再度ボタンが使用できなくなります。
新規の SwingDataServiceAction バインダーが「更新」ボタンに対して追加されます。 このボタンをデザイン域で選択すると、 ビジュアル・エディターは、このボタンが Web サービス・データ・ソースにバインドされていることを示す線を引きます。 ピンクの点線の矢印が selectedEmployeeRecord オブジェクトからこの線を指します。 この矢印は、selectedEmployeeRecord がこのサービスに対する呼び出しの引数であることを示しています。
これで、アプリケーションを実行すると、従業員レコードを更新できます。 テーブルにある従業員を選択し、ラストネームを変更します。 ラストネームを変更すると、「更新」ボタンがすぐに使用可能になります。 「更新」をクリックするすると、modifyEmployee サービスが呼び出され、その従業員が更新されます。 新規ラストネームが employeesTable に反映されます。