「リークの自動検出」ページ、「プロファイル・セットの編集」ダイアログ・ボックス

「リークの自動検出」ページでは、リーク自動検出のプロファイル・タイプのオプションを選択できます。

「リークの自動検出」ページを開くには、「プロファイルおよびロギング」パースペクティブを開きます。メインメニューから、「実行」 > 「プロファイル...」 の順に選択して、プロファイル構成を選択または作成します。この構成の「プロファイル」タブで、「メモリー・リーク分析 - 手動ヒープ・ダンプ」または「メモリー・リーク分析 - 時刻指定ヒープ・ダンプ」のどちらかのプロファイル・セットを選択して、「編集」をクリックします。

「プロファイル・セットの編集」ダイアログ・ボックスで、「リークの自動検出」エントリーを強調表示します。

以下の表で、リークの自動検出プロファイル・セットで選択できるオプションを説明します。

オプション 説明 デフォルト、時刻指定ヒープ・ダンプ収集 デフォルト、手動ヒープ・ダンプ収集
「リーク・データ収集の設定: 時刻指定ヒープ・ダンプ収集」 このオプションを選択すると、プロファイルの作成中に 2 つのヒープ・ダンプが自動的に取得されます。ヒープ・ダンプが取得されるタイミングを制御するには、「最初のヒープ・ダンプ取得までの秒数」および「最初のヒープ・ダンプ取得から最後のヒープ・ダンプ取得までの秒数」編集ボックスに数値を入力します。 オン オフ
「リーク・データ収集の設定: 最初のヒープ・ダンプ取得までの秒数」 プログラムが起動してから、最初のヒープ・ダンプを取得するまでの時間を秒数で指定できます。最初のヒープ・ダンプは、リーク分析のベースラインとして使用されます。アプリケーションが安定状態に達してから、最初のヒープ・ダンプが取得されるようにしてください。 600 利用不能
「リーク・データ収集の設定: 最初のヒープ・ダンプ取得から最後のヒープ・ダンプ取得までの秒数」 ベースラインのヒープ・ダンプを取得してから、2 番目のヒープ・ダンプを取得するまでの時間を秒数で指定できます。2 番目のヒープ・ダンプは、リークの発生が疑われるプログラムの実行時点で取得されるようにしてください。リーク分析の実行時には、2 番目のヒープ・ダンプとベースラインのヒープ・ダンプが比較され、リーク候補が識別されます。 600 利用不能
「リーク・データ収集の設定: 手動ヒープ・ダンプ収集」 このオプションを選択した場合は、ヒープ・ダンプの取得ボタンまたはメニュー・コマンドを使用して、ベースラインのヒープ・ダンプと 2 番目のヒープ・ダンプを手動で取得する必要があります。 オフ オン
「しきい値: 1 から 99 の範囲 (両端を含む) のしきい値を入力してください」 オブジェクトを評価するためのしきい値を設定できます。しきい値が低いほど、リーク候補と見なされるオブジェクトの数が多くなります。注: 評価対象となるオブジェクト数が増えると、データ収集実行のパフォーマンスが低下します。 20 20
注: リークの自動検出プロファイル・タイプが含まれるプロファイル・セットには、別のプロファイル・タイプは含まれません。

親トピック: メモリー・リーク分析のユーザー・インターフェース参照

関連タスク
手動ヒープ・ダンプによるリーク検出データの収集
時刻指定ヒープ・ダンプによるリーク検出データの収集

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