このセクションでは、Solaris でのスタンドアロン・モードの Probekit の使用方法を段階的に説明します。
スタンドアロン・モードで Probekit を使用するには、Agent Controller がターゲット・システムに インストールされている必要があります。 Probekit のデータ収集エージェントと拡張ライブラリーは、 Agent Controller とともに自動的にインストールされます。
スタンドアロン・モードで Probekit を使用してアプリケーションを実行するには、次の手順を実行します。
<racInstallDir>/lib <racInstallDir>/plugins/com.ibm.rational.pd.probekit/lib
-XrunpiAgent:server=standalone, mode=none, extensionLibrary=ProbeAgentExtension.so, ext-pk-BCILibraryName=BCIEngProbe.so, ext-pk-probescript=<myProbe>.probescriptここで、<myProbe> はプローブの .probescript ファイルの名前を表しています。
オプション | 説明 |
---|---|
ext-pk-logFile=<file> | Probekit エージェントでログ・メッセージを書き込むファイルの名前を指定します。 <file> は、絶対パスとファイル名です。 ファイル名の代わりに stderr を指定すると、ログ出力が標準エラー・チャネルに書き込まれます。 このオプションを指定しないと、ログ出力は書き込まれません。 |
ext-pk-logLevel=<level> | 使用するロギング・レベルを指定します。 ロギング・レベルとその説明については、次の表を参照してください。 |
レベル | 説明 |
---|---|
none | ログ出力なし。 |
severe | ライブラリーをロードできないなどの重大エラーだけがログに記録されます。 |
warning | 警告メッセージがログに記録されます。 このレベルはデフォルトです。 |
info | "Initializing" などの状況メッセージをログに記録します。 |
config | .probescript ファイルの内容など、構成のイベントと情報をログに記録します。 |
finest | 最大ログ出力。 Probekit エージェントによって計測されたすべてのクラスの名前がログ・ファイルに記録されます。 |
親トピック: スタンドアロン・モードでの Probekit の使用