作業:
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目的 | テストを実装するための準備をする。 |
単体は、オブジェクト指向の言語におけるクラスだけではなく、C++ における関数などの自由なサブプログラムも意味します。
各単体 (実装されたクラス) について、下記のステップを実行します。
目的 | テスト プロシージャ (または、テストが自動化されている場合は、テスト スクリプト) を実行する。 |
単体テストを実行する際には、次のステップに従います。
メモ: テスト プロシージャの実行は、テストが自動、手動のどちらであるかによって、また、テスト コンポーネントがドライバまたはスタブのいずれかとして必要かどうかによって異なります。
- 自動テスト。単体テストの実装中に作成されるテスト スクリプトが実行されます。
- 手動実行。テストを手動で実行する場合は、テスト プロシージャの構成作業中に作成される、構成されたテスト プロシージャが実行されます。
目的 | テストが成功し、かつ希望どおりに完了したかどうかを判断する。 修正アクションが必要かどうかを判断する。 |
テストの実行は、次の 2 つの状態のどちらかで終了します。
テストが正常に終了した場合は、次にテストの評価を行います。
テストが異常な終了をした場合は、中断したテストからのリカバリを実行します。
目的 | テスト結果が信頼できるかどうかを見極める。 テスト結果により、テスト作業または成果物に欠陥があることが示された場合は、適切な修正アクションを決定する。 |
テストが完了したら、テスト結果を検討して、テスト結果が信頼できること、また報告されたエラー、警告、予想外の結果が、テスト対象の外部からの影響 (不適切なセットアップやデータなど) で発生したものではないことを確認します。
報告されたエラーの原因がテスト成果物にある場合、またはテスト環境の問題にある場合は、中断したテストからのリカバリに必要な修正アクションを取り、テストを再実行します。
テスト結果からテスト対象そのものにエラーがあることがわかった場合、この作業は実質的に終了になります。通常、次の作業は、作業: 変更依頼の登録または作業: 実行時の振る舞いの分析になります。
目的 | 中断したテストからリカバリするための適切な修正アクションを決定する。 問題を修正し、リカバリして、テストの再実行を行う。 |
中断したテストは、主に次の 2 種類に分類できます。
上記のエラーは、どちらも次のような状況を示すことがあります。
中断したテストからのリカバリには、次のステップを実行します。
Rational Unified Process
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