この成果物は、設計モデル内の特殊なクラスであり、ソフトウェアがサポートするテスト固有の振る舞いを表現します。
Other Relationships:  一部設計モデル
役割:  設計者 
オプション性/オカレンス:  この成果物はテスト固有の機能性を設計し、実装する場合にのみ使用します。 
テンプレートとレポート: 
     
例: 
     
UML の表現:  <<testability class>> としてステレオタイプ化されるクラス 
詳細情報:   
成果物を入力とする作業:    成果物を出力とする作業:   

目的 ページの先頭へ

テスト可能性クラス テストの実施に必要な、テスト固有の機能性の設計を把握することです。このテスト固有の機能性は、完全なソフトウェア設計の要素として組み込むことができるように、ソフトウェア設計モデルに取り込まれるべきものです。テスト固有の振る舞いにはさまざまなタイプがあります。そのうち 2 つの例を次に示します。

  • 設計クラスの「スタブ」。これは、テスト対象として使用されるソフトウェアをシミュレートするために必要な振る舞い、または、そのようなソフトウェアの完成バージョンに組み込まないものとして決定した振る舞いのことです。
  • テストを実施するために必要な可視性または制御を提供する、特殊なインターフェースまたは出力。

プロパティー ページの先頭へ

『成果物: 設計クラス』の『プロパティ』を参照してください。

タイミング ページの先頭へ

テスト可能性クラス の成果物は、対応する設計クラスの作成および修正と並行して作成、修正されます。

責務 ページの先頭へ

この成果物に責任を持つのは、設計者 です。詳しくは、『成果物: 設計クラス』の『責務』を参照してください。

実装担当者の役割にある人物は、テスト可能性クラスを使用して、テスト固有の振る舞いの実装を主導します。

カスタマイズ ページの先頭へ

『成果物: 設計クラス』の『カスタマイズ』を参照してください。



Rational Unified Process   2003.06.15