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: Rational Unified Process
Rational Unified Process® (RUP®) の新機能と変更点を、以下に示します。
このサービス・リリースには、以下の変更が含まれています。
- アクセシビリティーの規格との整合性が飛躍的に向上しました。
- UML 2.0 の表記と用語を反映するためのアップデート
- コラボレーション図という用語をコミュニケーション図に変更しました。
- 実装依存関係という用語をマニフェスト依存関係に変更しました。
- コンポーネント図を新しいコンポーネント形状に更新しました。
- 追加された概念: 構造化クラス
- シーケンス図の新機能についてのコメントと実例を追加しました。
- アクティビティー図の新機能についてのコメントと実例を追加しました。
- 設計サブシステムをコンポーネントとして表すようにしました。
このサービス・リリースでの変更は、主にマイナー・チェンジです。
たとえば次のような変更がなされています。
- ビジネス・モデリング作業に関する必須入力情報を定義し、他の作業の情報も更新しました。
- 作業 "製品の導入" を削除しました。
- ClearCase ツール・メンターおよび ClearQuest ツール・メンターを更新しました。
- Rational XDE Develoloper .NET Edition に関するモデル構造化ガイドラインが新たに追加されました。
- Wide-Band Delphi 手法を使用したコストの見積もりに関するガイドラインが新たに追加されました。
- 成果物および作業ページのフォーマットを更新しました。
全般的な変更
- RUP Builder によるプロセスのユーザー構成の改善
- プロセスが全作業分野にわたってリファクタリングされ、60 以上の選択可能なコンポーネントに分割されました。プラグインとコンポーネントを効率的に組み合わせることもできます。
- 小規模、中規模、大規模プロジェクトの構成テンプレートを、プロセス構成の基盤として利用できます。
- Formal Resources と Informal Resources のプラグインを使用して、"公式度"に柔軟に対応できます。
- RUP に、"開発者"役割ビュー、"入門"ビューなどのコンテキスト ビューを備えました。
- 選択したプロセス構成を表すグラフィックスとテーブルの生成機能が改善されました。
- 個人用プロセス・ビューまたは My RUP の個別化
- 各 RUP ユーザーが、RUP に独自のビューを作成できます。
- ユーザーが独自に内外リソースへのリンクを追加できます。
- ツールの統合
- 新しいツール メンターが追加され、一部のツール メンターが更新されました。
- Rational XDE、RUP Builder、Rational Process Workbench 用の新規ツール メンター
- RUP Web サイトの検索、拡張ヘルプ、ナビゲーション機能などの使用時に役立つ新規ツール メンター
- 拡張ヘルプで RUP にビューを表示できます。
- 検索エンジンを利用して、RUP や RDN を同時検索できるほか、新しいオプションも追加されています。
- 内容
- ガイドライン、概念、ホワイト ペーパー、チェックリストを任意のプロセス要素に関連付けることが可能になったため、最も関連の深いプロセス要素にこれらを関連付けることができます。
個別の概念"作業ガイドライン"が廃止されました。
- 外観と操作方法
- Web サイトのナビゲーション方法とレイアウトが更新され、ほかの Rational Web 製品と統一されました。
内容への固有の変更と追加
- 概要
- 新しい"入門"ページに、RUP の新しい機能についての一般的な質問に対する回答を掲載し、ツリー ブラウザでの固有のプロセス ビューの一部として関連する内容と共に表示します。
メモ: "入門"ビューは、次のいずれかの方法で表示できます。a) プロジェクト チーム全体に対しては、RUP Builder から RUP Web サイトを公開し直し、"入門"プロセス ビューは除外します。b) 個別の実践者に対しては、ツリー ブラウザの"ツリー セット"機能を使用して、選択した 1 つのプロセス ビューを表示します。
- RUP のライフサイクル
- 反復ワークフローの例で、プロセスにフェーズ ベースのビューと時間ベースのビューを用意しました。
- 基本プロセス ワークフロー
- それぞれの作業分野の下に概念ページをすべてまとめるのをやめ、最も関連のあるプロセス要素に付加しました。作業分野全体として理解する必要がある概念とガイドラインのみを作業分野に直接付加しました。
- ビジネス モデル レビュー担当者、設計レビュー担当者など、すべてのテクニカル レビュー担当者の役割を、1 つのテクニカル レビュー担当者の役割に置き換えました。この役割が、複数の作業分野にわたってすべてのテクニカル レビュー作業を実行します。
- ビジネス モデリングの作業分野
- ビジネス ルール、目標、イベントのモデル化を新しくサポートしました。
- 成果物: ビジネス オブジェクト モデルの名前をビジネス分析モデルに変更しました。
- 要求の作業分野
- プロジェクト チームによるより柔軟なプロセス構成のサポートに、汎用の"ソフトウェア要求"を追加しました。
- ユース ケースの依存関係を削除して、絵コンテ上のガイダンスを一般化しました。
(「成果物: 絵コンテ」を参照してください)
- ユーザー インターフェイス設計を分析と設計の作業分野に移しました。
- ユーザー経験設計の考慮事項に対処するために、成果物: ユーザー経験絵コンテを個別の User Experience プラグインに追加しました。
- 分析と設計の作業分野
- 概念的、論理的、物理的にデータベース モデリングを扱うために、データ モデリングの内容をアップグレードしました。
- ユーザー インターフェイス設計の内容を要求の作業分野から移して業界の動きを反映するようにアップグレードし、新しい成果物としてナビゲーション マップを加えました。
- 実装の作業分野
- 成果物: コンポーネントを成果物: 実装要素に置き換えました。
- コンポーネントに基づく開発とラウンド トリップ エンジニアリングのガイダンスを改善しました。
- 開発者のテスト、デバッグ、実行時の振る舞いの分析に関する新しいガイダンスを作成しました。
- テストの作業分野
- テンプレートをマスター テスト計画と反復テスト計画に分けました。
- 新しいテスト戦略の成果物を作成しました。
- 環境の作業分野
- 組織的なプロセス環境の定義に関するガイダンスを RPW でパッケージ化した個別のプロセスに分割し、RUP はプロジェクト環境のみに的を絞りました。
- プロセスのカスタマイズと構成用の RUP ツールでサポートされた、プロジェクトのプロセスの実装に関するガイダンスを改善しました。
- プロジェクト固有のプロセスを説明するために、新しい成果物 : 開発プロセスとプロジェクトのプロセスの作業: カスタマイズを作成しました。
- "設計ガイドライン"、"ビジネス モデリング ガイドライン"など、すべての"ガイドライン"型の成果物を、1 つのより汎用的な成果物"プロジェクト固有のガイドライン"に置き換えました。
- プロジェクト管理の作業分野
- レビューのプロセスをより正確に説明するために、新しくレビュー担当者の役割とレビュー コーディネータの役割を追加しました。
リリース 2002.05.00 は、リリース 2001A.04.00 の後継ソフトウェアです。以下のトピック分野の内容に、追加または変更があります。
- すべての RUP プロセス バージョンが、Rational SuiteR インストーラからはインストールできなくなりました。 これらのバージョンは、RUP のこのリリースに添付されている RUP Builder を使用するとインストールできます。
- RUP Builder に次の機能を追加しました。
- リアルタイム固有のコンテンツは、そのコンテンツ独自のプラグイン内にコンポーネント化し、個別にインストールできます。
- Microsoft バージョンは、そのバージョン独自のプラグイン内にコンポーネント化し、個別にインストールできます。
- IBM バージョンは、そのバージョン独自のプラグイン内にコンポーネント化し、個別にインストールできます。
- テストの作業分野に、以下の再構築と拡張を行いました。
- 以下を変更
- テストの作業分野のワークフローとそれに関連するワークフローの詳細を完全に再構築
- 既存のワークフローの詳細を削除し、反復の目標に焦点を当てた作業要素に置き換え
- 既存作業の名前変更とリファクタリング
- 既存のテストの役割を再構築
- テスト担当者を、テストの実装と実行に責務を負う役割に変更
- テスト設計者の役割の作業と成果物で、過負荷分をほかの役割に分散
- 以下の作業を再配分
- テストの計画 役割をまたがって複数の作業を配分
- テストの設計 役割をまたがって複数の作業を配分
- テストの実行 テスト セットの実行で置き換え
- テストの評価 役割をまたがって複数の作業を配分
- 以下を追加
- 以下の役割を導入
- 以下のワークフローの詳細を導入
- 評価目標の決定
- テスト手法の検証
- テストと評価
- 受け入れ目標の達成
- テスト資産の改善
- 以下の作業を導入
- 目標の合意
- テスト動機付けの識別
- テスト可能性コミットの取得
- 品質の評価と保証
- テスト作業の評価と改善
- テスト対象の識別
- テスト構想の識別
- テストの詳細の定義
- 評価と追跡可能性ニーズの定義
- テスト結果の判断
- テスト手法の定義
- テスト環境の構成の定義
- テスト可能性メカニズムの識別
- テスト可能性要素の定義
- テスト セットの実装
- テスト セットの実行
- 実行失敗の分析
- 以下の成果物を導入
- テスト自動化アーキテクチャー
- テスト データ
- テスト環境構成書
- テスト構想リスト
- テスト インターフェイス仕様
- テスト スイート
- テストのログ
- 改善した開発者テスト ガイダンスの導入
- テスト先行設計
- 開発者向けのテストに焦点を当てたさまざまな概念とガイドライン
- 以下を削除
- 以下の成果物を削除
- テストモデル
- テスト プロシージャ
- テスト パッケージ
- テスト サブシステム
- 新しいロードマップ: RUP でのアジャイルな実践原則の使用を追加しました。
- 主要概念を拡張しました。
- 作業分野用のナビゲーション ボタンを改善しました。
- 新しいホワイト ペーパー"定義済みのコンテンツ管理"を追加しました。
- 小規模プロジェクト用の新しいサンプル構成を追加しました。
- 以下の新しいツール・メンターを追加しました。
- ツール・メンター: Rational Purify と Rational Purify® Plus (Windows) を使用した管理対象コードでのメモリ使用のプロフィール
- ツール・メンター: Rational ClearCase® を使用したベースラインの比較
- ツール・メンター: Rational Rose RealTime® を使用したアクターとユース ケースの獲得
- ツール・メンター: Rational Rose RealTime® を使用したユース ケースの詳細の作成
- ツール・メンター: Rational Rose RealTime® を使用したユース ケース モデルの構成
- ツール・メンター: Rational Rose RealTime® を使用したユース ケースの実現の作成
- ツール・メンター: Rational Rose RealTime® を使用したクラスの管理
- ツール・メンター: Rational Rose RealTime® を使用したコラボレーション図の管理
- ツール・メンター: Rational Rose RealTime® を使用した設計モデルの管理
- ツール・メンター: Rational Rose RealTime® を使用したシーケンス図の管理
リリース 2001A.04.00 は、リリース 2001.03.00 の後継ソフトウェアです。以下のトピック分野の内容に、追加または変更があります。
- 新しい製品のために、新しいツール・メンターを作成しました。
- Rational Rose RealTime ツール・メンター
- Rational Rose RealTime と Rational ClearCase を使用したバージョン管理のセットアップ
- Rational Rose RealTime を使用した並行性アーキテクチャーの把握
- Rational Rose RealTime でのアクティブ オブジェクトを伴った設計
- Rational ProjectConsole ツール・メンター
- Rational ProjectConsole を使用したプロジェクト成果物のブラウズ
- Rational ProjectConsole を使用した Rational ProjectConsole Web サイトの静的または移植可能なコピーの作成
- Rational ProjectConsole を使用した特定のオブジェクトに関連する成果物の図示
- Rational ProjectConsole を使用したソース データの参照 / 編集
- Rational QualityArchitect ツール・メンター
- Rational QualityArchitect を使用した自動化コンポーネント テストの実装
- TestManager のために新しいツール・メンターが作成されました。
- Rational TestManager を使用したテスト セットの実行
- Rational TestManager を使用した自動化テスト セットの設計
- 用語 "基本ワークフロー" が "作業分野" に変更されました。
- ツリー ブラウザが変更されました。
- ツール・メンターの下にあった"Rational Unified Process"の見出し項目の、"プロセス エンジニアリング ツールキット"への移動
- レポート概要、ガイドライン概要、例概要、ステレオタイプ概要の各項目の、成果物から概要への移動
- RUP ツリーブラウザ内の場所を示すために、各ページの先頭にハイパーリンクのツリー パスを追加しました。
- ボタンとアイコンのグラフィックスを更新しました。
- ユーザビリティ技術に新しいロードマップを追加しました。
- 新しい組織 Web の例とプロジェクト Web の例が、従前の Wylie 大学を例とした成果物セットに基づいて織り込まれました。
- C-Sports の例の成果物が、"unzip"インストールが必要でないように、直接インストールされました。
- 以下の White Papers が新しく追加されました (XP は eXtreme Programming の略称)。
- RUP/XP ガイドライン: ペア・プログラミング
- RUP/XP ガイドライン: テスト先行設計とリファクタリング
- RUP と XP の比較
- Rational Unified Process - プロセスのより高度な成熟度のためのイネーブラー
リリース 2001.03.00 は、リリース 2000 の後継ソフトウェアです。以下のトピック分野の内容に、追加または変更があります。
- 新しいワークフローの詳細であるアーキテクチャー統合の実施を分析 / 設計に追加しました。アーキテクチャー上の概念の証明の方向づけフェーズ中に使用し、どの技術を選択すべきか、構想しているシステムが実現可能かどうかの参考にします。
- システム アーキテクトなどのほかのアーキテクトの役割と区別するため、アーキテクトをソフトウェア アーキテクトに、役割の名前を変更しました。
- Microsoft® Windows DNA 技術の使用ガイドラインを、コンポーネント ソリューション開発のロードマップに追加しました。
- 例を改訂しました。
- すべての成果物に対してカスタマイズのガイダンスを用意しました。
- 要求管理計画書テンプレートを更新しました。
- 要求管理作業を更新しました。単に"要求タイプ"だけでなく成果物にまで汎化できるように"追跡対象の要素"という用語が使用されています。
- 新しいガイドライン: 要求管理計画書を含め、要求管理方法のガイダンスを更新しました。
- 小規模プロジェクトのロードマップ、概念のカスタマイズ、小規模プロジェクト開発ケース例、基本ワークフローの必須事項を新たに加えました。
- 作業: 構成監査の実施を練り直し、増強しました。
- 役割で要員配置の項がなかったものに、要員配置の項を追加しました。
- 最善の実践原則: ビジュアル モデリングにより詳細な肉付けを行いました。
- 用語"ワーカー"を"役割"に変更し、チーム メンバーによって実施されるさまざまな役割を、より明瞭に理解できるようにしました。
- 既存の製品に対して、新しく以下のツール・メンターを作成しました。
- ツール・メンター: Rational Clear Case を使用した複数サイトの作成
- ツール・メンター: Rational PureCoverage (UNIX) を使用したコード カバレージの評価
- ツール・メンター: Rational Purify (UNIX) を使用したランタイム エラーの検出
- Rational Quantify (UNIX) を使用した性能のボトルネックの探索
- ツール・メンター: Rational RequisitePro を使用した要求のアーカイブ
- ツール・メンター: プロジェクトへの Rational Rose のセットアップ
- 新しい製品のために、新しいツール・メンターを作成しました。
- Rational Process Workbench ツール・メンター
- Rational Process Workbench Tool のセットアップと構成
- Rational Process Workbench Workspace のセットアップと管理
- プロセス モデルの作成
- プロセス内容の管理
- カスタム プロセスの定義
- プロセスのパブリック化
リリース 2000 は、リリース 5.5 の後継ソフトウェアです。以下のトピック分野の内容に、追加または変更があります。
- ビジネス モデリング ワークフロー
- e-ビジネスの開発のコンテキストでのビジネス工学の役目を明瞭にするために、新概念のページを 4 ページ追加しました。
- 概念: 活動基準原価計算のページで、この技法を RUP に適用する方法の概要を示しました。
- 概念: ビジネス アーキテクチャーのページで、ビジネスのアーキテクチャーを設計することの定義を説明しました。
- 概念: ビジネス パターンのページで、ビジネス工学で適用すると役立つパターンの例をいくつか示しました。
- 概念: e-ビジネスの開発のページで、この用語の定義を示しました。
- ワークフロー図に、"ビジネスの評価 (ビジネスのステータスの評価)"、"ビジネスの現状の記述"、"プロセス自動化の検討"の 3 つのワークフローの詳細を新たに追加しました。
- ワークフローの詳細: ビジネスの評価 (ビジネスのステータスの評価)で、システムの導入先 (ターゲット) となる組織の状況を評価する方法を説明しました。
- ワークフローの詳細: ビジネスの現状の記述で、改善ニーズをよりよく理解するために、組織の現状のプロセスと構造を記述する方法を説明しました。
- ワークフローの詳細: プロセス自動化の検討で、ビジネス プロセスを自動化する対象と内容を確定する方法、既存の旧来型システムで組織に適合させるべきものがあるかを理解する方法、ビジネス モデルからシステム要求を導出する方法について説明しました。
- "対象組織評価書"、"ビジネス開発構想書"、"ビジネス用語集"、"ビジネス・ルール"、"ビジネス・アーキテクチャー説明書" の 5 つの成果物を新たに追加しました。
- 成果物: 対象組織評価書では、システムを導入する組織の現在の状況を記述します。現在のプロセス、ツール、要員の能力、要員の姿勢、顧客、競合相手、技術動向、問題、改善領域について記述します。
- 成果物: ビジネス開発構想書は、基本プロジェクトの要求から抽出した全般的な開発構想で、より詳細な技術的要求に対する契約上の基礎を規定するものです。
- 成果物: ビジネス用語集では、プロジェクトのビジネス工学的な部分で使用される重要な用語を定義します。
- 成果物: ビジネス ルールは、満たされるべきポリシーや条件について取りこむための文書です。
- 成果物: ビジネス アーキテクチャー説明書では、システムのさまざまな側面を明示するために、種類の異なる多数のアーキテクチャー ビューを使って、システムの包括的なアーキテクチャー概要を規定します。
- 要求ワークフロー
- 概念: ユーザー指向の設計のページで、ユーザー インターフェイスの設計時に、ユーザーの目標とニーズに焦点を合わせることによって、ユーザー ニーズをよりよく満たし、ユーザーの満足度をよりよく向上する方法を説明しました。
- 成果物: 利害関係者の要望とワークフローの詳細: 利害関係者の要望の理解を、ユーザーと利害関係者のプロフィールの収集により力点を置くように改良しました。
- 開発構想書の「ユーザー プロフィール」を拡張しました。
- ガイドライン: ソフトウェア要求仕様書を拡張し、機能外要求の定義に関する IGS (IBM Global Services) の CBEM (Component Broker Engagement Methodology) の資料を含めました。
- 分析 & 設計ワークフロー
- 環境の作業分野
- 新しくプロセスの実装を、「入門」のページに追加しました。このページと、このページからリンクしている各ページで、さまざまな状況で RUP を実装する方法を説明しました。たとえば、開発組織に RUP を実装する方法、開発プロジェクトに RUP を導入する方法を説明しています。
- 次の成果物を追加しました。
- 成果物の使用方法についての新しい情報を含んだ、以下のガイドラインを追加しました。
- ガイドライン: 成果物の分類
- ガイドライン: レビューのレベル
- プロセスとツールを実装する方法についての価値ある情報と共に、以下の概念を追加しました。
- 概念: 環境業務
- 概念: プロジェクトでのプロセスの実装
- 概念: 指導
- 概念: パイロット プロジェクト
- 概念: 組織でのプロセス実装を改訂しました。
- "ツール製作者"のワーカー名を、"ツール専門家"に変更しました。新しい名前はよりよくその責務を反映しており、ツールの製作は単に数ある中の 1 つの責務にすぎません。
- 作業: ツールのセットアップ、作業: ツールのガイドラインの作成、作業: 検証ツールの構成とインストール を「ツール専門家」に追加しました。
- ツールのセットアップ方法を説明するツール・メンター (各 Rational Tool ごとに 1 つのツール・メンター) をいくつか追加しました。このすべてのツール・メンターを、新しい作業: ツールのセットアップから参照できます。
- 新しい作業の追加に伴って、環境ワークフローにおけるワークフローの詳細を 4 つ更新しました。
- 開発個別定義書の HTML テンプレートを全面的に改訂しました。
- テスト ワークフロー
- 成果物セットに、テスト用の成果物セットを反映しました。
- 新たに 2 つのテスト成果物を追加しました。
- テスト結果 - テスト実行中に保存したデータで、テスト評価の入力として使用し、テストの主要な測定結果を計算します。
- テスト評価のまとめ (以前のレポートに相当) - この成果物はテスト評価中に作成され、テスト結果をまとめてレビューしたり、主要な測定結果を提示して評価するために使用します。また、今後のテスト実施に向けたアドバイスも含まれています。
- テストの実行とテストの評価のためのワークフローの詳細を改訂し、新しいこれら 2 つの成果物を反映しました。
- テスト ケースのガイドラインに、ユース ケースからテスト ケースを導出するための新しい情報とガイドラインを加えました。
- 以下のテスト作業を修正 / 更新しました。
- テストの実行では、テストの実行が停止したり不完全であった場合の回復方法も含め、テストのセットアップと実行について焦点を当てるために、作業の内容を改訂しました。
- テストの評価では、テスト結果の分析、変更依頼の記録、テスト評価のまとめの生成を追加しました。
- 導入の作業分野
- このワークフローは全面的に練り直しを行い、「概論」の部分、ワークフローのアクティビティー図、ワークフローの詳細を新しくしました。
- 次のアクティビティー図を新たに追加しました。
- 以下の成果物を新たに追加しました。
- 部品構成表 (BOM)
- 製品アートワーク
- 導入ユニット
- 製品
- 次の役割を新たに追加しました。
- 以下の作業を新たに追加しました。
- 部品構成表 (BOM) の定義
- 受け入れテストの管理
- 製造業者へのリリース
- 製造済み製品の検証
- ダウンロード サイトへのアクセスの提供
- 製品に関するアートワークの作成
- 構成と変更管理の作業分野
- 統一変更管理の概念と首尾一貫させるため、構成管理の項を以下の領域で更新しました。
- 以下の作業を新たに追加しました。
- 以下の作業に変更を加えました。
- 構成管理ポリシーの確立
- 構成管理環境の設定
- 統合ワークスペースの作成
- 開発ワークスペースの作成
- 構成要素への変更の追加
- 変更のデリバー
- ワークスペースの更新
- ベースラインの作成
- ベースラインのプロモート
- 導入ユニットの作成
- 以下のツール・メンターを新たに追加しました。
- 統一変更管理での実装モデルのセットアップ
- 統一変更管理作業の実施
- Rational ClearCase を使用した作業結果のデリバー
- Rational ClearCase を使用したプロジェクト作業領域の更新
- 構成および変更依頼管理のリンク
- 次の概念を新たに追加しました。
- プロジェクト管理の作業分野
- 導入に関連する作業を、導入管理者の役割が担当するようにしました。プロジェクト管理者の役割は、品質保証計画書の成果物の作成に対して責務を負うことになりました。
- 実装の作業分野
- 新しい成果物であるビルドを追加しました。
- システム統合担当者の役割は、統合担当者に名前を変更しました。この新しい役割は、以前は統合担当者に属していた統合の責務を負います。
- 実装サブシステムの成果物の目的を分類し、設計サブシステムの成果物との関係を説明しました。
- フェーズの項に、移行フェーズの説明、移行フェーズの反復計画書のサンプルを追加しました。Ensemble Systems 社の配慮により、各フェーズに、作業レベルに進む、より詳細な Microsoft® Project® テンプレートを用意しました。
- 成果物セットを再編成しました。
- これにより、基本ワークフローごとに成果物セットが 1 つあることになりました。
- 成果物は、主として開発する基本ワークフローに"属している"とみなされます。
- 新しい手順を追加しました。
- e-ビジネス ソリューションの開発: e-ビジネス開発向けに、RUP を使用する方法を説明した手順を追加しました。
- 反復ワークフローの再編成と名称変更を、フェーズに反映しました。
- AnalystStudio ツール・メンターの項を追加しました。
- 新しくガイドライン: レベルのレビューを追加しました。
- ツリーブラウザの性能が改良されました。
- 従来は Microsoft® Word® と Adobe® FrameMaker® 用のテンプレートが付いていた成果物に、HTML テンプレートを追加しました。成果物のページから、この HTML テンプレートへのポインタを作成し、埋め込まれていた注釈付き概要を削除しました。
- Word テンプレートを、すべて zip ファイルに圧縮しました。
- e-ビジネス アプリケーションのデモンストレーションのために、大学スポーツ ニュース システムの例を追加しました。
- すべての例を、zip ファイルに圧縮しました。
- 外国語および JDK 1.1 のサポートを開始しました。
- ほかの言語への Rational Unified Process の翻訳手順を追加しました。
リリース 5.5 は、リリース 5.1.1 の後継ソフトウェアです。以下のトピック分野の内容に追加または変更があります。
- 製品の起動時に入門トピックを自動的に表示するよう、「入門」の内容を改良しました。この自動表示は、ユーザーの指定で無効にできます。この機能は、リリース 5.0 の「ガイド付ツアー」の概念を含めて組み入れたものです。「旧版」のガイド付ツアーは、「入門」ウィンドウの「プロセスでの役割」リンクの下に展開されています。
- ツリー ブラウザを簡略化しました。
- プロセス概要を改良しました。
- 基本ワークフローを再設計しました。ワークフローの詳細の概要を使用してワークフローを表現します。ワークフロー自体は、ワークフローの詳細を利用したアクティビティー図で表現されており、プロジェクトでの作業方法を簡単に理解できるダイアグラムを用意しています。
- 「ワークフローの詳細」を拡張しました。これらが、プロセス内のワークフローを表現する上での中心的存在となりました。
- 「環境ワークフロー」のプロセスの構成と実装内容を改良しました。
- 製品の使いやすさを改善するために相互参照性を改良しました。特に注目に値するのは、成果物と作業の間のリンクです (「成果物: ソフトウェア アーキテクチャー説明書」を参照)。
- 「プロジェクト管理ワークフロー」の内容を拡張しました。これには、メトリックと見積もり、プロジェクト計画とプロジェクト制御が含まれています。
- RUP から Rational SoDA と Rational Rose モデルのテンプレートを削除しました。これらのテンプレートは各々のラショナル ソフトウェア製品に添付されており、製品のインストールを行うと自動的にインストールされます。これらのテンプレートの使い方は、該当する RUP ツール・メンターで説明しています。
- Java プログラミング ガイドラインを追加しました。
- ロードマップの概念を追加しました。プロセスを特定のスタイルや型を持つソフトウェア開発に合わせた形に仕上げる方法を説明しています。このリリースには 2 種類のロードマップがあります。1 つはコンポーネントに基づく開発のためのもので、もう 1 つは品質重視の姿勢がライフサイクル中で明らかになっていく様子を表現しています。今後のリリースでは、さらに多くのロードマップを提供していく予定です。
- 新しいホワイト ペーパーを 2 件追加しました。1 つは追跡可能性の戦略をカバーし、もう 1 つは UML を使用した Web アプリケーションのモデリングを説明しています。
- 変更依頼管理のプロセス情報を、構成と変更管理ワークフローに追加しました。
- 開発構想テンプレートを更新しました。利害関係者 / ユーザーと要望 / 依頼をより適切に強調するようにしました。
- 以下の成果物を新たに追加しました。
- 要求ワークフロー内のソフトウェア要求仕様書: ユース ケース モデリングを行う場合と行わない場合の両方の用途に向けたテンプレートを提供しています。
- 要求管理計画書: プロジェクト要求成果物のセットアップに利用します。
- 文書テンプレートを更新しました。一貫したフォーマットのスタイルと情報ガイダンスを提供しています。
- FrameMaker のテンプレートを、RUP のリソース センターから入手できるようにしました。
- リンクとクロス リファレンスを拡張しました。
- 成果物と、成果物を利用 / 生成 / 修正する作業との間のリンクとクロス リファレンス
- 作業と、作業を編成するワークフローの詳細との間のリンクとクロス リファレンス
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