分析と設計: ワークフロー
方向づけフェーズにおいて、分析と設計で行われることは、構想を立てたとおりのシステムが実現可能かどうかの立証、(「アーキテクチャ統合の実施」での) 解決法に使用できる可能性のある技術の評価です。(たとえば、ドメインがよく理解されていること、システムが新しいものではないこと、などの理由で) 開発に付随するリスクがほとんどないと感じられる場合、このワークフローの詳細は省略できます。
初期の推敲フェーズでは、システムの初期アーキテクチャの作成 (「アーキテクチャ候補の定義」) に重点が置かれ、主な分析作業の開始点が提供されます。(以前の反復または以前のプロジェクトで作成されたので、またはアプリケーション フレームワークから取得されるので) アーキテクチャが既に存在する場合は、作業の重点が変わり、アーキテクチャの洗練 (「アーキテクチャの洗練」)、振る舞いの分析、適切な振る舞いを提供する初期要素のセットの作成 (「振る舞いの分析」) に重点が置かれます。
識別された初期要素は、さらに洗練されます。
「コンポーネントの設計」では、システム上の要求を満たすために適切な振る舞いを提供するコンポーネントのセットを作成します。
システムにデータベースが含まれる場合、「データベースの設計」が並行して発生します。
その結果、初期コンポーネントのセットが作成され、このコンポーネントは「実装」でさらに洗練されます。