目的

ここでは、このツール・メンターに関連する追加情報へのリンクを示します。


このツール・メンターの手順は、作業の手順と一致しています。Rational Software Architect のオンライン・ヘルプのトピックへのリンクには というマークが付いています。

概要

このツール・メンターは、ユース・ケース・モデルが「Rational Software Architect のためのモデル構造ガイドライン」に従って作成されていることを前提としています。 さらに、「ツール・メンター: Rational Software Architect を使用したアクターとユース・ケースの獲得」に概要を示した手順に従って、ユース・ケースが作成されていることを前提としています。

このツール・メンターでは次の手順を実行します。

追加ツール情報

ユース・ケースの詳細を作成する前に、詳細を把握する方法を決定する必要があります。いくつかのオプションがあります。

  • 選択したモデル要素は、モデル・ドキュメント・ウィンドウを使用して文書化できます。 Documenting Model Elements」を参照してください。
  • RUP が提供するテンプレートを使用して、独立したユース・ケース仕様書を作成できます (テンプレートについては、「成果物: ユース・ケース」を参照)。これで、文書をユース・ケース・モデル要素と関連付けることができます。 Linking External Files to Model Elements」を参照してください。
  • Rational RequisitePro-RSA 統合を使用して、ユース・ケースを要求および文書と関連付けることもできます。ユース・ケースを RequisitePro の要求または文書と関連付けるには、RequisitePro-RSA の統合ヘルプを参照してください。 RequisitePro-RSA 統合についての詳細は、以下にあります。

Rational RequisitePro-RSA 統合

Rational RequisitePro-RSA 統合を使用すると、RequisitePro データベースと文書内の関連する要求からユース・ケース・モデル要素が編集できます。ユース・ケースを RequisitePro の要求文書に関連付けることができるので、RequisitePro の Microsoft Word 文書でユース・ケースのテキスト定義を作成することが可能です。RequisitePro のユース・ケース文書では、ユース・ケースに説明、イベント・フロー、特殊な要求、条件を付けて詳細化できます。

統合によって、追跡可能性などの要求属性をモデル要素に割り当てられます。関連付けられている要求を使用することにより、RequisitePro の要求追跡可能性機能を利用して、モデル要素とそのほかの要求との間の関係を追跡することが可能です。モデル要素を要求と関連付けることで、要求の変更がモデル要素に及ぼす影響をレビューし、評価することができます。

詳細については、 「Rational ソフトウェア・アーキテクトと Rational RequisitePro によるユース・ケースの管理」のガイドラインを参照してください。

ユース・ケースのイベント・フローの詳細の作成 ページの先頭へ

  1. ユース・ケース・モデルを開きます。
  2. 詳細を作成するユース・ケースまで移動します。
  3. モデル要素に関連付けられている文書に詳細化したイベント・フローを入力します。

ユース・ケースのイベント・フローの構成 ページの先頭へ

アクティビティー図を使って、イベント・フローの構造を図解することができます。これを実行するには、次の手順に従います。

  1. モデル・エクスプローラーのユース・ケースを右クリックし、アクティビティー図に追加します。 Adding Diagrams to Models」を参照してください。
  2. (オプション) レーンを追加します。 Adding Shapes」を参照してください。
  3. 初期状態、最終状態、アクティビティーを追加します。 Adding Shapes」を参照してください。
  4. それぞれのアクティビティーに短い注釈を付けます。 Documenting Model Elements」を参照してください。
  5. 作業状態と移行を結び付けます。 Relationships
  6. (必要に応じて) 同期バーを作成します。 Adding Shapes」を参照してください。
  7. (必要に応じて) 遷移にガードの条件を指定します。
詳細については、 RSA オンライン・ヘルプのModifying Model Elements in Activity Diagrams」を参照してください。

アクターやほかのユース・ケースとの関係の図解 <オプション>ページの先頭へ

この手順は、ユース・ケースと関連するアクターおよびユース・ケースとの関係を明らかにする場合にだけ実行するオプションです。アクターとの関係を追加する方法は、「ツール・メンター: Rational Software Architect を使用したアクターとユース・ケースの獲得」を参照してください。その他のユース・ケースとの関係については、「ツール・メンター: Rational Software Architect を使用したユース・ケース・モデルの構成」を参照してください。

詳細については、RSA オンライン・ヘルプのModeling the Behavior of a System with Use-Case Diagrams」を参照してください。

ユース・ケースの特殊な要求の記述 ページの先頭へ

この情報は、ユース・ケースに関連付けられた文書に入力します。ユース・ケース仕様書テンプレートに、この情報に固有のセクションがあります。

通信プロトコルの記述 ページの先頭へ

この情報は、ユース・ケースに関連付けられた文書に入力します。ユース・ケース仕様書テンプレートに、この情報に固有のセクションがあります。

ユース・ケースの事前条件の記述 <オプション>ページの先頭へ

この情報は、ユース・ケースに関連付けられた文書に入力します。ユース・ケース仕様書テンプレートに、この情報に固有のセクションがあります。

ユース・ケースの事後条件の記述 <オプション> ページの先頭へ

この情報は、ユース・ケースに関連付けられた文書に入力します。ユース・ケース仕様書テンプレートに、この情報に固有のセクションがあります。

拡張点の記述 <オプション> ページの先頭へ

この情報は、ユース・ケースに関連付けられた文書に入力します。ユース・ケース仕様書テンプレートに、この情報に固有のセクションがあります。

結果の評価 ページの先頭へ

各ユース・ケースの詳細な説明は、利害関係者とのレビューが必要です。RSA のレポートと、発行されたユース・ケース・モデル図 (ユース・ケースとアクティビティー) は、ユース・ケースの詳細説明のレビューを手助けします。

詳細については、参照ヘルプ・トピック (「Publishing Models for Review Outside the Modeling Tool」、「cr」、「cr_o_rptg_rsa」) および以下のチュートリアルを参照してください。

  • Generating Standard Model Reports
  • Generating Custom Model Reports
  • Publishing Models to Web

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チュートリアル:

  • Requirements: Create Activity Diagram

サンプル:

  • Annotated Activity Diagram

Rational Unified Process   2003.06.15