EJB はサーバー・サイド Java コンポーネントです。EJB が分散、永続性、セキュリティー、トランザクションなどのメカニズムを使用できるようにする EJB コンテナーによって処理されます。 
Other Relationships:  一部設計モデル
役割:  設計者 
オプション度:  EJB テクノロジーを使用する場合は必須。 
テンプレートおよびレポート: 
     
例: 
     
UML の表現:  1 つ以上のクラスのセット。モデリング・オプションの詳細と代替について、『ガイドライン: EJB の識別』に説明があります。
詳細情報: 

成果物を入力とする作業:    成果物を出力とする作業:  

目的 ページの先頭へ

EJB には『成果物: 設計クラス』と同じ目的があります。 固有のモデリング特性と追加の固有のガイダンスがあるため、それらは別々の成果物として抽象化されますが、多くの目的に対して、設計クラスとみなされる可能性があります。

プロパティー ページの先頭へ

プロパティー名 概要
名前 EJB の名前。
概要 EJB の役割と目的の簡単な説明
責務 EJB で定義された責務。
関係 ほかのモデル要素に対する関係。例えば、EJB がコンポーネントとしてモデリングされる場合、エンタープライズ Bean クラスとインターフェースに「reside」依存があり、モジュールには「implements」関係、ノードには「deploys」関係があります。
特殊要件 設計モデルにあると考えられていないが実装の間考慮が必要な EJB 上での機能外要求などすべての要求への参照。
ダイアグラム 相互作用図、EJB ダイアグラム、ステートチャート図など、EJB にローカルなダイアグラム。

タイミング ページの先頭へ

アーキテクチャー上重要な EJB は、推敲フェーズで記述され識別されます。残りの EJB は、作成フェーズで記述され識別されます。

責務 ページの先頭へ

設計者 ロールは、EJB の整合性に対する責務です。次のことを保証します。

  • EJB が参加しているユース・ケースの実現から作成された要求を発送すること。
  • EJB がほかの設計要素と同じ程度独立していること。
  • 責務、関係、操作、属性などのプロパティー (とその Bean 実装クラスとインターフェース) が、正しく設定され、整合性が保たれていること。
  • 特殊要件が読み取り可能で、目的に合っていること。
  • EJB を記述するダイアグラムが読み取り可能で、ほかのプロパティーと一貫性があること。

カスタマイズ ページの先頭へ

EJB のモデリングのオプションについて、『ガイドライン: EJB』で説明されています。



Rational Unified Process   2003.06.15