成果物:
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このプロセスの目標の 1 つは、すべての関係者の期待を調整し、互いに矛盾しない状態を常に保つことです。定期的なステータス評価は、プロジェクトのライフサイクル全体を通して、すべての関係者の期待を管理するためのメカニズムです。 |
役割: | プロジェクト管理者 |
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オプション度 / 使用時期: | 通常は反復期間の終わりに行われる |
テンプレートとレポート: |
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例: | |
UML の表現: | なし |
詳細情報: | |
成果物を入力とする作業: | 成果物を出力とする作業: |
ステータス評価書は、管理面の問題、技術上の問題、プロジェクトのリスクに対処し、またそれらを伝達し、解決するためのメカニズムです。どのようなプロジェクトであっても、進行中の作業から直に派生する客観的データや進展していく製品構成を、継続的に公開して周知を図っていくことは不可欠です。公開されたデータはプロジェクトのスナップショットとして機能し、管理層に注意を促すための基礎となります。評価対象の期間はさまざまなため、強制機能でプロジェクトの履歴を把握する必要があります。
ステータス評価書は、マイルストーン レビューとは異なることに注意してください。
この成果物は通常、各反復期間の終わりに定期的に作成されます。1 回の反復が数か月にも及ぶ非常に大規模なプロジェクトでは、より頻繁にこの成果物を作成する場合があります。
この成果物は保守も更新もされません。
プロジェクト管理者は、ステータス評価書に責任を持ちます。
反復の回数が多い (たとえば、1 か月に 1 回) 場合、ステータス評価書は反復評価書に統合してもかまいません。反復期間が長い場合は、中間的なステータス評価書が必要になります。
ステータス評価書に記載される情報のかなりの部分は、プロジェクトを評価する人々にできるだけ多くの情報を提供するために、ほかの各種の情報源からコピーされます。ステータス評価書は保守されないため、発展中のシステムと情報の整合性をとることに関心を払う必要はありません。
Rational Unified Process
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