成果物:
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テスト評価のまとめでは、(通常は品質に関係する主要な利害関係者による) レビューと評価を行えるように、テスト結果とテストの主要な測定基準の分析結果を要約して提示します。テスト評価のまとめでは、相対的な品質に関する一般的な見解を記述したり、将来のテスト作業での推奨事項を提案する場合があります。 |
役割: | テスト管理者 |
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オプション度 / 使用時期: | 1 つ以上の成果物。テスト サイクルごとにこの成果物を少なくとも 1 つ作成することを推奨します。 |
テンプレートとレポート: |
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例: | |
UML の表現: | なし |
詳細情報: | |
成果物を入力とする作業: | 成果物を出力とする作業: |
テスト評価のまとめでは、客観的な品質評価を可能にするために、テスト結果とテストの主要な測定基準を収集し、体系化して提示します。また、テスト チームによる中間評価も提示します。これは、テスト チームが評価目標に照らしてソフトウェアに対して行う独自の評価を示すものであり、その評価を基に、次のテスト作業で必要な推奨事項も示します。
この成果物、またはそのプロパティの UML 表現はありません。
プロパティ名 |
概要 |
Evaluation Report ID | このテスト評価要約レポートを識別するために使用される一意な ID |
Description | テスト評価要約レポートの内容の簡単な説明。通常は、複雑度と対象範囲を概略レベルで示します。 |
Key Findings | このテスト評価要約レポートに記載される重要な発見事項についての説明 |
Coverage Analysis | 実行されたテストの程度または分量の分析 |
各テスト サイクルの間に、1 つ以上のテスト評価のまとめが作成されます。これらの作業は、1 つの反復期間中に数回にわたって行われることがあります。
この成果物に責任を持つのは主に、テスト管理者の役割にある人物です。責務には次のものが含まれます。
この成果物の形式性のレベルと表現形式は非常に多様です。テキスト文書によるシンプルなレポートを作成する場合もあれば、本格的なプレゼンテーションを作成する場合もあります。どちらの形式であっても、特定の重要なテスト サイクルを強調してほかのサイクルから際立たせる、という目的に役立てることができます。
テスト評価のまとめは、反復評価書またはレビュー記録などの別の評価文書の一部として包含される場合があります。
Rational Unified Process
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