ワイヤーの追加

ポータル・ページ上のポートレット間にワイヤーを追加するには、 ワークスペースにソース・ポートレットとターゲット・ポートレットがある ポートレット・プロジェクトが必要です。
ワイヤーをポータル・ページに追加するには、次の手順に従います。
  1. WebSphere® Portal 5.1 用のポータル・ プロジェクトをインポートまたは作成する。
  2. 連携ポートレットを持つポートレット・プロジェクトをワークスペースに 追加する。
  3. ポータル・プロジェクトのポータル構成ファイルを開く。
  4. ページを作成して、ワイヤーで接続するポートレットをレイアウトする。
  5. ポータル構成でページが選択されていることを確認する。
  6. 「プロパティー」ビューを開き、「ワイヤー (Wires)」タブを 選択する。 「プロパティー」ビューの「ワイヤー (Wires)」ページには、 ページ内の既存のワイヤーが表示され、プロジェクト・スペース内の任意の ポートレット間にワイヤーを追加することができます。また、ワークスペースで ポートレットを使用できない場合でも、ページからワイヤーを除去することはできます。
  7. 「追加」をクリックして、「新規ワイヤー (New Wire)」ダイアログ・ ボックスを開く。このダイアログには、新規ワイヤーを構成できる候補のみが 表示されます。 使用可能なポートレット・プロジェクトによって提供される情報に基づいて、 次の各リスト・ボックスで値を選択します。
    • ソース・ポートレット: 他のポートレットに情報を提供するページ上の ポートレット。
    • プロパティー: ポートレットが送信できる情報のタイプ。
    • ターゲット・ポートレット: ソースから情報を受信するポートレット。 送信された情報を処理できるポートレットのみが表示されます。
    • アクション: ポートレットが情報を受信した後で実行できるアクション。 プロパティー情報を処理できるアクションのみが表示されます。
  8. 「OK」をクリックして、ワイヤーを作成する。 ワイヤーは、「プロパティー」ビューの「ワイヤー (Wires)」ページの テーブルに追加されます。ページ上のポートレットを使用して、任意の数のワイヤーを 追加できます。
  9. ポータル構成を保管する。
ポータル・プロジェクトをポータル・サーバーにデプロイまたは エクスポートして、ワイヤリングの動作を確認します。(また、WebSphere Portal v5.1 テスト環境でポータルを実行して、事前テストを実行することもできます。)
Portal Designer を使用して定義された IBM® ポートレット API ポートレット間の新規ワイヤーを WebSphere Portal 5.1.0.0 リモート・ サーバーにデプロイするには、最初に 次のステップを実行する必要があります。
  1. wp51_installdir/PortalServer/shared/app/config/services ディレクトリーで ConfigService.properties ファイルを見付ける。
  2. ConfigService.properties ファイルを開き、host.name および host.port.http プロパティーを、インポートに使用する ターゲット・ポータル・サーバーのホスト名および HTTP ポートに設定する。
  3. ファイルを保管する。
  4. WebSphere Portal を再始動する。
注: これらのステップは、WebSphere Portal 5.1 テスト環境を 使用する場合は不要です。 WebSphere Portal 5.1.0.0 リモート・ サーバーにデプロイする場合のみ必要です。
関連概念
連携ポートレットのワイヤリング
連携ポートレットの開発
関連タスク
既存のポートレットを連携可能にする
連携ソースの使用可能化
連携ターゲットの使用可能化
Click-to-Action encodeProperty の挿入
Click-to-Action encodeProperties の挿入
Click-to-Action encodeProperty の編集
Click-to-Action encodeProperties の編集

(C) Copyright IBM Corporation 2000, 2005. All Rights Reserved.
(C) Copyright IBM Japan 2005