C インポーターの設定の変更

C インポーターの設定ページを使用してデフォルトのコンパイラー・オプションを変更 できます。

C インポーターのデフォルト設定は「設定 (Preferences)」ページで 変更できます。
  1. ウィンドウ (Window)」 > 「設定 (Preferences)」を選択します。
  2. インポーター (Importer)オプションを展開して 「一般 (General)」タブの「C」を選択します。 変更可能なパラメーターは次のとおりです。


    C インポーター設定: 一般

    パラメーター オプション 説明 デフォルト値
    プラットフォーム - コンパイラー
    • (指定なし)
    • Windows® (Msvc)
    • Windows (icc)
    • AIX® (gcc)
    • AIX (xlc)
    • OS/390®
    C プログラムがコンパイルを行うプラットフォーム。プラットフォームを選択すると、 それ以外のプラットフォーム情報属性が、そのプラットフォームにとって適切であるデフォルト値に 変更される。ただし、プラットフォームのデフォルト値は、必要に応じて 個々に変更可能。 (指定なし)
    浮動小数点形式
    • IEEE 拡張 INTEL
    • IEEE 拡張 (AIX)
    • IEEE 拡張 (OS/390)
    • IEEE 非拡張
    • IBM® 390 Hexadecimal
    浮動小数点形式 (IBM または IEEE)。浮動小数点数のバイト表示が IBM System/370™ Principles of Operation で定義されている 場合、IBM 390 Hexadecimal 浮動小数点形式と呼ばれる。浮動小数点数のバイト 表示が IEEE 標準 754 で定義されている場合は、 IEEE 非拡張浮動小数点形式と呼ばれる。 IEEE 拡張 INTEL
    コード・ページ
    プラットフォームのプロパティー値によって このプロパティーの値とデフォルト値も変化する。
    Table 1.
    プラットフォーム コード・ページ
    (指定なし) 8859_1
    Windows (Msvc) CP1252
    Windows (icc) CP1252
    AIX (gcc) ISO8859-1
    AIX (xlc) ISO8859-1
    OS/390 CP037
    ターゲット C プログラムのコード・ページ。 8859_1
    • ターゲット C プログラムのコード・ページ。デフォルトのコード・ページは、 ほとんどのブラウザーに準拠した 8859_1 に設定されている。
    符号なし短配列を ストリングとして扱う
    • 検査済み (true)
    • 未検査 (false)
    符号なし短配列をストリングとして扱う (Treat unsigned short arrays as strings)」チェック・ ボックスがチェックされていると、符号なし短配列がストリングとして扱われる。チェックされていない場合、 符号なし短配列はストリングとして扱われない。 false
    ストリング・エンコード
    • NULL 埋め込み
    • スペース埋め込み
    Table 2.
    プラットフォーム コード・ページ
    (指定なし) NULL 埋め込み
    Windows (Msvc) NULL 埋め込み
    Windows (icc) NULL 埋め込み
    AIX (gcc) NULL 埋め込み
    AIX (xlc) NULL 埋め込み
    OS/390 スペース埋め込み
    このプロパティーはストリングをエンコードする形式を 決定します。
    • NULL 埋め込みの値は文字配列としてストリングで表され、 ストリングの末尾はヌル文字になります。
    • スペース埋め込みの値は文字配列としてストリングで表されますが、 ストリングの末尾は、ストリングの最大長まで引き伸ばすために複数のスペースが 入ります。この設定は、CICS® 領域 内で実行している C プログラムに対して特に有益です。
    NULL 埋め込み
    バイト・オーダー
    • ビッグ・エンディアン
    • リトル・エンディアン
    Table 3.
    プラットフォーム コード・ページ
    (指定なし) リトル・エンディアン
    Windows (Msvc) リトル・エンディアン
    Windows (icc) リトル・エンディアン
    AIX (gcc) ビッグ・エンディアン
    AIX (xlc) リトル・エンディアン
    OS/390 リトル・エンディアン
    最大重みバイトから最小重みバイトまで順序付けられた整数の バイト表示が ビッグ・エンディアン表記と呼ばれます。最小重みバイトから最大重みバイトまで順序付けられた整数の バイト表示が リトル・エンディアン表記と呼ばれます。 リトル・エンディアン
  3. C コンパイラーの拡張設定を変更するには「拡張 (Advanced)」タブを選択します。 変更可能なパラメーターは次のとおりです。


    C インポーター設定: 拡張

    パラメーター オプション 説明 デフォルト値
    インクルード・パス   インクルード・ファイルを検索するディレクトリーのリストを 定義します。 なし
    アドレス・サイズ
    • 32 ビット
    • 64 ビット
    プラットフォームのアドレス・サイズは 32 ビットまたは 64 ビット。 32 ビット
    長倍精度のサイズ
    • 64 ビット
    • 128 ビット
    プラットフォームのプロパティー値によって このプロパティーの値とデフォルト値も変化する。
    Table 4.
    プラットフォーム コード・ページ
    (指定なし) 64 ビット
    Windows (Msvc) 64 ビット
    Windows (icc) 128 ビット
    AIX (gcc) 64 ビット
    AIX (xlc) 64 ビット
    OS/390 64 ビット
    長倍精度の浮動小数点値のストレージ・ サイズ。64 または 128 ビット。 64
    位置合わせの規則
    • ナチュラル
    • パワー
    • 圧縮
    プラットフォームのプロパティー値によって このプロパティーの値とデフォルト値も変化する。
    Table 5.
    プラットフォーム コード・ページ
    (指定なし) ナチュラル
    Windows (Msvc) 圧縮
    Windows (icc) 圧縮
    AIX (gcc) 圧縮
    AIX (xlc) パワー
    OS/390 圧縮
    位置合わせ規則は C 構造体のストレージ・レイアウトを 決定します。
    • ナチュラル位置合わせは最も一般的な規則であり、構造フィールドが それぞれのタイプによって自然な境界で位置合わせされます。
    • パワー位置合わせは AIX 上の xlc コンパイラーで使用されます。
    • 圧縮位置合わせは、フィールド間の埋め込みバイト数を決定 するための圧縮レベルを使用します。
    ナチュラル
    圧縮レベル
    • 1
    • 2
    • 4
    • 8
    • 16
    プラットフォームのプロパティー値によって 圧縮レベルの値とデフォルト値も変化する。
    Table 6.
    プラットフォーム コード・ページ
    (指定なし) 設定しない
    Windows (Msvc) 8
    Windows (icc) 8
    AIX (gcc) 8
    AIX (xlc) 設定しない
    OS/390 1
    圧縮レベルは 1、2、4、8 または 16 バイト。この値は、 ターゲットとなる C プログラムのコンパイルに使用したものと同じにする必要があります。 1
    列挙型定数のサイズ
    • 短縮
    • 1
    • 2
    • 4
    プラットフォームのプロパティー値によって 列挙型定数のサイズの値とデフォルト値も変化する。
    Table 7.
    プラットフォーム コード・ページ
    (指定なし) 4
    Windows (Msvc) 4
    Windows (icc) 5
    AIX (gcc) 4
    AIX (xlc) 4
    OS/390 4
    コンパイラーの中には列挙型定数を、すべての変数を含めることができる最小整数型に 短縮するものもあります。それ以外のコンパイラーでは、 列挙型定数として使用するバイト数を選択できます。 4
    wchar のサイズ
    • 2 バイト
    • 4 バイト
    wchar 型のストレージ・サイズ。ほとんどのプラットフォームは サイズが 2 バイトですが、4 バイトをサポートするものも あります。 2 バイト
           
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