この演習を始める前に、演習 1.1: テスト・プロジェクトの作成を完了しておく必要があります。
テスト・プロジェクトを作成した後、「Java コンポーネント・テストの作成 」ウィザードを使用して、Java コンポーネント・テストおよびスタブを作成することができます。 Java インターフェース、抽象クラス、またはスーパークラスをテストする必要がある場合は、抽象テストと呼ばれる特殊なコンポーネント・テストも作成できます。
この例では、ウィザードの指示に従って以下のステップどおりに進みます。
ウィザードを開始するには、以下の手順を実行します。
テスト・プロジェクトを選択した後、そのテスト・プロジェクトに関連した Java ソース・ファイルに対して静的分析が実行されます。 これらのファイルはテスト・プロジェクトの作成中に選択され、テスト・スコープを定義する役割を果たします。 プログラム内のファイルのリストは、テスト・プロジェクトの「テスト・スコープ」プロパティーを変更することによって更新できます。
分析が完了すると、コンポーネントのリストが、計算されたメトリックに従ってソートされた状態で表形式で表示されます。 これらのメトリックが提供するガイダンスは、テストにするにはどのクラスまたはコンポーネントが最も重要かを判断するのに役立ちます。 値が強調表示されたコンポーネントまたは数値が高いコンポーネントは、優先順位の高いテスト候補と考えることができます。
たとえば次の図では、GaussianIntegerRandomGenerator がテストの開始にふさわしい場所の 1 つです。このクラスをテストするには GaussianIntegerRandomGenerator の横にあるチェック・ボックスをクリックしてから「次へ」をクリックするだけです (「オプション」をクリックすれば、表示されるメトリックおよびソート順を変更することができます)。
テストするクラスを選択したら、テスト・パターンを選択する必要があります。テスト・パターンは、異なる種類の Java コンポーネント・テストのために、一種のテンプレートを提供します。 Java コンポーネントで使用可能なテスト・パターンには、以下のものがあります。
最初のテストとしてシナリオ・ベースのテスト・パターンを選択し、「次へ」をクリックしてください。
テスト・パターンを選択すると、テスト・シナリオを定義できるウィザード・ページが表示されます。 プロセスは以下のとおりです。
シナリオ・ベースのテストを作成すると、テスト・スイート内に単一のテスト・ケースが作成されます。 テスト・ビヘイビアー・コードでは、テスト・ケースは単一の JUnit テスト・メソッドとしてインプリメントされます。 テストの作成が完了すると、次に示すようなテスト・スイート・エディターの「概要」ページが自動的に表示されます。
このページからは、テストの名前の編集、テストの説明の追加、Java エディターでのテスト・ビヘイビアー・コードの表示ができます。 コードを表示するには、「ビヘイビアー」をクリックしてください (上記の例の /StatTest/Behavior/test/GaussianIntegerRandomGeneratorTest.java )。
これで、演習 1.3: テストの編集を開始する準備ができました。