リモート側でのポートレットのテスト

サーバー接続サーバーを使用してポートレットをテストする前に、リモート・テストとデバッグ用の WebSphere Portal の準備で説明されている通りにリモート・サーバーの構成が必要になる場合があります。 この製品の旧バージョンでは、この機能はポートレット・プレビュー と呼ばれました。 WebSphere® Portal サーバー接続サーバーを使用してポータル・プロジェクトをテストするには、次の手順に従います。
  1. 複数のユーザーが同じポートレット・サーバーに対してポートレットをテストする場合、ポートレットの UID が固有であることを確認する。 固有でない場合、ポートレット・サーバーにポートレットがインストールされる際に、そのポートレットが、その UID を使用して元のポートレットに置き換わる可能性があります。ポートレットの UID を変更する手順は次のとおりです。
    • IBM® ポートレット API の場合、ポートレット・デプロイメント記述子エディターを使用して UID を変更します。IBM API ポートレットのカスタマイズを参照してください。
    • JSR 168 ポートレット API の場合、UID は portlet-app エレメントの id 属性を使用して構成されます。 id 属性を指定しない場合、UID は、ログイン・ユーザー ID とプロジェクト名を使用して自動的に生成されます。
  2. 以前に外部テスト・サーバーで別のポートレットをテストした場合は、テスト・ページに新規ポートレットが表示される前に、以前にテストしたポートレットの関連をサーバーから除去しておく必要があります。 その方法については、リモート・サーバー上でのポートレットのリセットを参照してください。
  3. 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、ポートレット・プロジェクトを強調表示し、「実行」 > 「サーバーで実行」を選択する。
  4. 既存のサーバーを使用するには、「既存のサーバーを選択」を選択し、リストの中から WebSphere Portal サーバー接続サーバーを選択する。
  5. 新規の外部テスト・サーバーを定義するには、ポートレットのテスト用のリモート・サーバーの構成を参照する。
  6. 「完了」をクリックする。サーバーが始動し、ポータルがデプロイされた後、定義された Web ブラウザーが開いて、外部サーバー上のポータル・アプリケーションの URL を表示します。

ファイアウォールと Linux™ に関する制限事項については、デプロイメント用のネットワークの構成を参照してください。

注: プロジェクト名、ファイル名、ファイル・ディレクトリー構造、または WebSphere Portal ログイン名のユーザー ID が長過ぎると、XML 例外が発生し、サーバー接続が始動できません。 これを訂正するには、WebSphere Portal サーバー接続サーバーの構成時に、ファイル名、ファイル・ディレクトリー構造、または WebSphere Portal ログインのユーザー ID の長さを短くしてください。

関連タスク
ポートレットのテスト用のリモート・サーバーの構成
リモート・テストとデバッグ用の WebSphere Portal の準備
リモート・サーバー上でのポートレットのリセット
Web ブラウザーとデバイス・エミュレーターの構成

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