ピザ・アプリケーション・サンプルを開始するための説明

ピザ・サンプル・プログラムはユーザーと対話するために Web ページを使用し、また永続データを
保管するために EGLSAMP という名前の IBM DB2 または IBM Informix IDS データベースを使用します。
jdbc/EGLSAMP という JNDI 名が使用して Web アプリケーション・サーバー上のデータベースへのアクセスにアクセスすることを予期しています。
データベースにアクセスし、サンプル・プログラムを実行するためにテスト・サーバーを
セットアップするには、以下のステップを実行する必要があります。

  1. プロジェクトと EGLSource を展開して、サンプルで使用される EGL ファイルを表示します。

  2. WebContent フォルダーを展開して、サンプルで使用される Java Server Faces JSP ファイルを表示します。

  3. EGLSAMP という名前のデータベースを作成します。
    1. DB2 データベースを使用する場合は、データベースの作成に DB2 の機能を使用します。
      DB2 V8.1 を使用する場合は、コントロール・センターを使用してデータベースを作成することができます。
      データベース入力した後、すべてデフォルトを使用します。
    2. Informix IDS データベースを使用する場合は、dbaccess または Informix Server Administrator を
      使用して、EGLSAMP というデータベースを作成します。データベースのロギング・モードは
      ANSI 互換バッファーなしロギングに設定します。

  4. EGLSAMP データベースにアクセスするために、テスト環境 Web サーバーとデータ・ソースを構成します。
    1. EGL Web または Web パースペクティブを開きます (「Window」->「パースペクティブを開く」->「EGL Web」を選択します)。
    2. ワークベンチ・ウィンドウ下部の「サーバー」ビュー・タブをクリックします。
    3. 「サーバー」ビュー内で右クリックし、「新規」-> 「サーバーおよびサーバー構成」
      を選択します。
    4. 選択するサーバー名を入力します。
    5. サーバー型リスト内の WebSphere バージョン 5.1 を展開し、「テスト環境」を選択して、
      「終了」を押します。
    6. 「サーバー」ビュー内の新規サーバー・エントリーを右マウス・ボタンでクリックして、
      「開く」を選択します。
    7. EGLSAMP データベースにアクセスするためにデータ・ソースを構成します。

      DB2 データベースを使用する場合

      1. 「WebSphere サーバー」ペイン下部の「データ・ソース」タブを選択します。
      2. JDBC プロバイダー・リストで「デフォルト DB2 JDBC プロバイダー」を選択し、2 番目の
        「追加」ボタン (上記で選択された JDBC プロバイダーに定義するデータ・ソース:」という
        タイトルの表の横) を押します。
      3. 「DB2 JDBC プロバイダー」を選択して「次へ」を押します。
      4. 「JNDI 名」を jdbc/EGLSAMP に変更して「次へ」を押します。
      5. 「databaseName」を選択して値を EGLSAMP に変更し、オプションで説明を変更して、
        「終了」を押します。

      Informix IDS データベースを使用する場合

      1. 「別名」テキスト・ボックスに、エントリーの任意の名前を入力します。
        「ユーザー ID」および「パスワード」テキスト・ボックスに、EGLSAMP を含む IDS の
        インスタンスへのログインに使用するユーザー ID とパスワードを入力します。
        オプションで、「説明」テキスト・ボックスに説明を入力します。「Ok」をクリックします。
      2. 「データ・ソース」タブを選択します。
      3. JDBC プロバイダー・リスト内の各エントリーを強調表示して、「除去」をクリックします。
        リスト内のエントリーをすべて削除します。「追加」をクリックします。
      4. 「JDBC プロバイダーの作成」画面の「データベース・タイプ」リスト・ボックスで、
        「Informix」を選択します。「JDBC プロバイダー・タイプ」リスト・ボックスで、
        「Informix JDBC ドライバー」を選択します。「次へ」をクリックします。
      5. 「名前」テキスト・ボックスに、データ・ソースの名前を入力します。「外部 JAR の追加」
        をクリックします。
      6. 「JAR ファイルの選択」ウィンドウで、Informix JDBC ドライバーのインストール場所を
        ブラウズします。
      7. /lib フォルダーをダブルクリックして ifxjdbc.jar を選択します。「開く」をクリックします。
      8. 「JDBC プロバイダーの作成」ウィンドウで、「外部 JAR の追加」をクリックします。
      9. 「JAR ファイルの選択」ウィンドウで、Informix JDBC ドライバーのインストール場所を
        ブラウズします。
      10. /lib フォルダーをダブルクリックして ifxjdbcx.jar を選択します。「JDBC プロバイダーの作成」
        ウィンドウで、「終了」をクリックします。
      11. 「JDBC 提供リスト」というラベルのテーブルで、新たに作成された JDBC プロバイダーを
        選択します。「上記で選択された JDBC プロバイダーに定義するデータ・ソース:」という
        ラベルのテーブルの「追加」ボタンをクリックします (上から 2 番目)。
      12. 「JDBC プロバイダー・タイプの選択」ウィンドウで、「Informix JDBC ドライバー」
        を選択します。「次へ」をクリックします。
      13. 「名前」テキスト・ボックスで、名前を EGLSAMP に変更します。
      14. 「JNDI 名」テキスト・ボックスで、名前を jdbc/EGLSAMP に変更します。
      15. 「コンポーネント管理下認証別名」ドロップダウン・リストで、
        以前に作成した「JAAS 認証エントリー」を選択します。「次へ」をクリックします。
      16. 「databaseName」を選択し、EGLSAMP と入力します。serverName、portNumber、および
        ifxIFXHOST に、それぞれ対応する値を入力します。「終了」をクリックします。

    8. サーバー定義を閉じて保管します。
    9. 新規サーバー定義を右クリックして「公開」を選択します。
  5. 保管時には、EGL ページ・ハンドラー・パーツが自動的に生成されます。このサンプルをロードすると、
    ページ・ハンドラーが生成されます。非ページ・ハンドラー・パーツは、保管時には自動的に生成され
    ません。これは、ページ・ハンドラーが拡大するのを防ぐためであり、また効率的でない処理を行う
    プログラムまたはライブラリーを呼び出す理由でもあります。ページ・ハンドラーから他のパーツへの
    未解決参照を回避するためにサンプルがロードされたときは、事前生成された Java ファイルは
    サンプルに含まれていました。ただし、Pizza アプリケーションのデプロイメント記述子に、
    EGLSAMP データベースへのアクセス方法に関する情報を書き込むために、パーツを生成する必要があります。
    非ページ・ハンドラー・パーツの生成方法
    1. EGLSource/createTables フォルダーで、ファイル
      CreatePizzaTables.egl を右マウス・ボタンでクリックして「生成」を選択します。
    2. EGLSource/data フォルダーで、ファイル
      CustomerLib3.egl を右マウス・ボタンでクリックして「生成」を選択します。

  6. Pizza サンプルを開始するには、WebContent フォルダー内の PizzaIntroduction.jsp
    を右マウス・ボタンでクリックして「サーバーで実行」を選択します。構成したサーバーを選択して、
    「終了」を押します。