演習 1: モデル環境の作成

この演習では、パターンを適用する必要がある環境を確立します。

UML エレメントを含むモデルにパターンを適用して、これらのエレメントを変更できるようにします。 この適用を行うには、開いている UML プロジェクトおよび UML モデルが必要です。 このチュートリアルでは、開いているフリーフォームまたはクラス図が必要です。 ダイアグラム・ビューは必須ではありませんが、パターンを適用するときにダイアグラム・ビューを使用すると、 パターンの結果を簡単に表示することができます。

上級者は、各タスクに精通している場合、UML プロジェクト、UML モデル、フリーフォーム、またはクラス図 を作成することができます。 モデルには、UML クラスおよび UML インターフェースを追加します。 このインターフェースには、1 つ以上の操作を定義する必要があります。 モデリング・パースペクティブが開いていることを確認します。 これらの要求を作成するには、以下の手順を実行します。 上級者は、これらの手順を検討して結果が例と同じであるかどうかを確認することができます。

UML プロジェクトおよびモデルのロード

初期の UML プロジェクトおよびモデルをインポートして開くには、以下のステップを実行してください。
  1. サンプル・ギャラリーをクリックして、シンプル UML プロジェクトをインポートします。「サンプル・ギャラリー (Sample Gallery)」ウィンドウが表示されます。
  2. 「テクノロジー・サンプル (Technology samples)」>「パターン」>「シンプル UML モデル」をクリックし、「シンプル UML モデル」ページで「サンプルのインポート (Import the sample)」をクリックします。
  3. 「完了」をクリックして、 新規のプロジェクトおよびモデルを開きます。 「モデル・エクスプローラー」ビューが表示されます。
  4. プロジェクトを展開し、モデルをダブルクリックします。 モデルおよびフリーフォーム図が表示されます。
タブのモデル名に従ってダイアグラム・ビューを識別します。 新規のダイアグラム・ビューは、モデル・エレメントを追加および操作するためのブランク面です。 この例では、フリーフォーム図に AppFunction という名前のクラスおよび DoWork という名前のインターフェースがすでに 表示されています。 DoWork は、doNothing および doSomething という名前の UML 操作を所有しています。 AppFunction クラスは、Operation1 という名前の操作および Attribute1 という名前の属性という 2 つの UML エレメントを 所有しています。

モデリング・パースペクティブの表示

モデリング・パースペクティブがすでに表示されている場合は、 このタスクをスキップします。 モデリング・パースペクティブを表示すると、ワード「モデリング」がワークベンチの左上部に表示されます。

「モデリング・パースペクティブ (Modeling perspective)」アイコン

モデリング・パースペクティブでは、パターンの適用など、さまざまな機能で必要となるモデリング・ツールおよび ビューへのアクセスが提供されています。 以下のステップを実行して、モデリング・パースペクティブを表示します。

  • 「ウィンドウ」 > 「パースペクティブを表示 (Open Perspective)」 > 「その他」をクリックします。
  • 「パースペクティブの選択 (Select Perspective)」ウィンドウで、「モデリング・パースペクティブ (Modeling Perspective)」 を選択して「OK」をクリックします。

ダイアグラム・ビューの追加

クラス図またはフリーフォーム図が表示される場合は、以下のステップをスキップします。

「モデル・エクスプローラー」ビューで、以下のいずれかを実行します。
  • モデル・アイコンを右クリックして、「ダイアグラムの追加」 > 「クラス図」をクリックします。
  • モデル・アイコンを右クリックして、 「ダイアグラムの追加」>「フリーフォーム図 (Freeform Diagram)」をクリックします。
「ダイアグラムの追加」メニュー

パターンを作成するための基本要件について理解したため、サンプル・パターンをインポートする準備ができました。 新規の UML モデル内のエレメントにサンプル・パターンを適用します。

演習 2: サンプル・パターンのインポート』の開始準備ができました。

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