モデリング設定

モデリング環境の設定の大部分を変更できます。デフォルト設定を変更して、「モデリング・パースペクティブ」でのモデル、図、および要素の操作と表示を標準化できます。

例えば、図要素のグローバルな塗りつぶしの色を変更したり、図エディターにグリッドおよびルーラーを適用したり、UML 2.0 検証機能に対して特定の制約を定義したりできます。「設定」ウィンドウ内で設定を変更すると、変更は新しいモデル要素および図要素にのみ影響し、既存の要素には影響しません。以下の表では、各ページで使用できるモデリング設定の一部のみについて説明します。各ページでその他の多くの設定を使用できます。

モデリング設定ページ 説明
モデリング (ルート・ページ) 図要素の全体的な外観を指定したり、モデル要素および図要素を削除するときにプロンプトを表示するかどうかを設定したりできます。モデルを保存したりオープンしたりするときには、認識されていないモデルの内容またはモデリング・ツールの他のバージョンからのモデルの内容の管理方法も指定できます。「モデリング」ページはルート設定ページです。その他のすべてのページはルートのサブページです。
外観 ノート、コメント、制約などの特定の図要素での塗りつぶしの色および線の色の設定を指定できます。さらに、図要素のデフォルトのフォント・タイプおよびサイズも指定できます。「外観」ページには、コネクター、図形、UML 分類子、および UML コンポーネントの設定を指定できるサブページもあります。
デフォルト図 特定のパッケージをオープンしたときにどの図を表示するかを制御する設定を指定できます。新しいパッケージをモデルに追加するときに、パッケージ内でどの図タイプを自動的に作成するかを指定できます。
ハーベスト ハーベスト・プロセスの完了を通知するウィンドウを使用するかどうかを指定できます。
パス・マップ モデル・ファイルが場所に依存しなくなるようにパス・マップを作成および編集できます。こうすると、異なるワークスペースの間でモデル・ファイルを移動またはコピーできます。
パターン パターン関連図要素の外観を指定でき、特定の「パターン・インスタンス」ポップアップ・メニュー設定をオーバーライドできます。
ルーラーおよびグリッド 図エディター内でルーラーおよびグリッドのオプションをどのように表示するかを指定できます。グリッド・ライン間隔の幅を設定したり、図エディター・ルーラーで使用する単位を指定したりできます。
シーケンス図およびコミュニケーション図 メッセージがオブジェクト間のリターン・メッセージを自動作成するかどうかを指定できます。
変換 コンストラクターやデストラクターなどの標準操作の生成を指定できます。UML 要素を置換するときにプロンプトを表示するかどうかも制御できます。
検証 ライブ検証エラーおよび警告を表示するかどうかを指定でき、表示する場合にはその方法を指定できます。UML 2.0 の仕様で定義された制約や、特定のモデリング機能の使用可能度をサポートする UML 2.0 メタモデルの制約を適用することもできます。
ビュー 「モデル・エクスプローラー」ビューのステレオタイプのスタイルを指定でき、モデル間参照およびフィルタリングされたモデル要素に関する警告プロンプトを指定できます。「プロパティー」ビュー内でプロパティーを抑止するかどうかも指定できます。
関連タスク
設定によるモデリング環境のカスタマイズ
デフォルトのモデリング設定の設定
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