パターン・ライブラリーでは、静的データ・ファイルで、メンバー・パターンについての情報を維持しています。
使用するパターンの適用者のため、このライブラリー・マニフェスト・ファイルに、文書を追加できます。
パターンの適用者が、「パターン・エクスプローラー」ビューで「パターン文書の表示」メニュー項目をクリックすると、ライブラリー情報の小サブセットが、オンライン・ヘルプに表示されます。
このライブラリー情報には、簡単な説明を追加できます。
ライブラリーのマニフェスト・ファイルは、ライブラリーと同じ名前を持ち、ファイル拡張子 .rmd が付けられています。
ライブラリーに簡単な説明を追加するには、以下のようにします。
- 「パッケージ・エクスプローラー」ビューで、パターン・プロジェクト内の PatternFiles ノードを見付け、展開します。

- ライブラリー・マニフェスト・ファイルをダブルクリックし、RAS マニフェスト・エディターでそれを開きます。
- 「アセット」ページで、「簡単な説明」フィールド内のデフォルトのテキストを削除し、ライブラリーに追加する情報を入力します。
- とクリックして、変更を保存します。
- 「パターン・オーサリング (Pattern Authoring)」ビューで、プロジェクト・ライブラリーを右クリックして、「ヘルプ・ファイルの生成」をクリックし、マニフェスト情報をプロジェクト・ファイルに追加します。
- 「パッケージ・エクスプローラー」ビューで、「PatternFiles」の下の「PatternHelp」ノードを展開し、ライブラリーの HTML ファイルをダブルクリックします。 ファイルに加えた変更を表示できます。
注: RAS マニフェスト・エディターを使用して、追加のライブラリー・マニフェスト・プロパティーを変更できますが、注意が必要です。
パターン・プロジェクトは、パターン・プラグインの作成およびインポートを行う場合、ライブラリーおよびパターン・マニフェスト・ファイルの完全性に依存します。