ノード・インスタンス

UML モデリングにおいて、ノード・インスタンスとは、ノードのインスタンス化、すなわち実際のノードを表すモデル要素です。

ノードがコンピューター・デバイスの総称タイプを表すのに対して、ノード・インスタンスは実際のシステム環境内で定義された特定のノードを表します。配置図内でノード・インスタンスを使用して、実行時に存在するリソースを表現できます。例えば、ノード・インスタンスを使用して、e-コマース・アプリケーションの配置図に Web サーバーとデータ・サーバーを示すことができます。

区画には、ノード・インスタンス上に配置される要素についての情報を表示します。

一般に、ノード・インスタンスは、インスタンス名、コロン (:)、およびノード名を連結して下線を付けた、固有の名前を持ちます。例えば、NodeInstance:Node のようになります。

次に示すように、ノード・インスタンスは、ノード・インスタンスの名前が入った 3 次元の長方形として表示されます。

2 つの区画を持つ 3 次元の長方形が表示されます。上の区画には、下線の付いた Node4Instance:Node4 というワードが記述されています。下の区画は空です。

関連タスク
別のノード内へのノードのネスト
ノード内への成果物の配置の指定
ご利用条件 | フィードバック
(C) Copyright IBM Corporation 2004, 2005. All Rights Reserved. (C) Copyright IBM Japan 2005