列挙リテラル

UML モデルで列挙リテラルは、列挙内で名前を付けられた値を表すクラス図におけるモデル要素です。

モデルの列挙に列挙リテラルを追加して、列挙に対する離散的な値を示すことができます。ソフトウェア・アプリケーションでは列挙リテラルをコピーおよび保管したり、呼び出しの引数として操作時に受け渡すことができます。

列挙内のすべての列挙リテラルには、それが示す値を説明する固有の名前が必要です。

図エディターでは、定義された列挙の形状でクラス図内に列挙リテラルが表示されます。「モデル・エクスプローラー」ビューでは、定義された列挙の下に列挙リテラルが表示されます。

「モデル・エクスプローラー」ビューでの列挙リテラル 図エディターでの列挙リテラル
Boolean と呼ばれる列挙を示す「モデル・エクスプローラー」階層の一部が図示されています。列挙の親ノードには、子ノードとして 2 つの列挙リテラルが含まれています (一方は真、他方は偽と呼ばれます)。 UML 表記で Boolean と呼ばれる列挙が、列挙リテラル区画が可視の状態で図示されています。列挙区画には、可視性が public の 2 つの列挙リテラルが含まれています (一方は真、他方は偽と呼ばれます)。
関連タスク
列挙への列挙リテラルの追加
列挙リテラルのソートとフィルタリング
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