演習 4: パターンのインスタンスの作成

この演習では、クラス図またはフリーフォーム図でインターフェース・パターンのインスタンスを作成する簡単な方法について説明します。

パターンを適用する場合、最初の手順としてパターン・インスタンスを作成します。パターンの複数のインスタンスを作成し、同時にアクティブにすることができます。インスタンスを作成する最も簡単な方法は、ドラッグ・アンド・ドロップ方式を使用することです。

パターン・インスタンスは、UML キーワードのパターン・インスタンスで識別可能な構造です。インターフェース・パターンはコラボレーションに基づいているため、ユーザーが選択した 2 つの固有な図形の 1 つに含まれます。ほかのタイプのパターンはパッケージまたはクラスに基づいており、これらのタイプのパターンはダイアグラム・ビューでそれぞれのエレメントを模倣します。パターンのテンプレート・パラメーター定義はインスタンス化で短縮されます。インスタンスにはテンプレート・パラメーターごとに UML タイプと多重度も表示され、パターン適用中、パターンへのバインドに適切な引き数を選択したり作成するときに役立ちます。

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始める前に、『演習 3: パターンの選択』を完了する必要があります。

モデルにパターン・インスタンスを追加する

ワークスペースでは、1 つのパターンに対して複数のパターン・インスタンスを作成できます。
  1. 「パターン・エクスプローラー」ビューで、「インターフェース」パターンをフリーフォーム図またはクラス図にドラッグします。 パターンはインスタンス化され、作成されたパターン・インスタンスがダイアグラムに表示されます。
  2. 「モデル・エクスプローラー」ビューで、パターン・インスタンスとパターン定義が同じサンプル UML モデルの一部として表示されます。パターンを適用するとき、パターン定義を変更する必要はありません。
  3. パターン・インスタンスを拡張し、その内容を表示します。次の演習でダイアグラム上のパターンを変更すると、インスタンスで起こる変化を確認できます。
  4. 「モデル・エクスプローラー」ビューまたはダイアグラム・ビューでエレメントのプロパティーを表示するには、エレメントを右マウス・ボタン・クリックし、「プロパティー」をクリックします。

パターンのパラメーターに引き数を提供する方法を学習する準備ができました。 『演習 5: 新規エレメントとパターン・インスタンスのバインディング』に進んでください。

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