ステレオタイプおよび制約を使用した、モデル要素の意味の拡張
ステレオタイプは、モデル要素の目的の識別、およびその意味の拡張のため、モデル要素に適用されます。 制約は、モデル要素の必要条件、またはモデル要素での制約事項を識別するため、モデル要素に適用されます。
モデル要素へのステレオタイプの適用
UML モデルでは、ステレオタイプをモデル要素に適用して、その意味を明確にし、拡張できます。
モデル要素への制約の適用
UML モデルでは、モデル要素に制約を適用して、制約が条件または制限をモデル要素に課していることを示します。
モデル要素の制約の本体言語の指定
UML モデルでは、制約を読む人が条件または制限を容易に理解できる ように、制約の本体を書くのに使用する言語を指定できます。 本体は、英語のような自然言語 、Java™ のようなプログラム言語、数学的表記、または Object Constraint Language (OCL) などを 含むさまざまな言語を使用して記述することができます。 OCL についての詳細は、Object Management Group (OMG) の Web サイトから入手可能な UML 2.0 (統一モデリング言語 2.0) Superstructure の仕様を参照してください。
モデル要素の制約の本体の指定
UML モデルでは、制約の本体とは、制約が付加されたモデル要素上で 制約が課す条件や制限を定義するステートメントのことです。ステートメントはブール式で、モデルが 整然であるためには、評価されたときに true の値になる必要があります。
OCL 制約の検証
UML モデルでは、Object Constraint Language (OCL) を使用して定義された、制約の構文を検証できます。 また、制約の本体は、英語などの自然言語、プログラミング言語、または数学的表記を使用して表現できます。 OCL についての詳細は、Object Management Group (OMG) の Web サイトから入手可能な統一モデリング言語の仕様を参照してください。
親トピック:
モデル要素の使用
関連概念
モデル要素