コンポジット差分とは、モデルのバージョン間において、相互に独立しているが関連を持つ複数の変更が集約されたものです。1 つのアクションを実行して複数の差分または競合が作成された場合、その結果は単一の変更と見なすことができ、これをコンポジット差分といいます。
例えば、図内の要素の位置を変更した場合、作成した変更は、図要素の X プロパティーおよび Y プロパティーそれぞれに対して 1 つずつなので、2 つになります。X および Y の変更を 2 つの差分として表示する代わりに、変更はグループ化されて単一の差分として表示されます。このグループ化により、検査が必要な差分の数が減るため、それぞれの差分の起点の分析がより簡単になります。