RAS アセット・プロファイルのタイプ

RAS アセット・プロファイルを使用して、さまざまなタイプのアセットを作成できます。 各 RAS アセットには、RAS マニフェスト・ファイルに指定されているように、関連付けられたプロファイルが必要です。RAS アセット・プロファイルを使用して、さまざまなタイプのアセットを作成できます。

アセットを作成する際には、サポートされている以下の 4 つのタイプの RAS プロファイルのいずれか 1 つを選択できます。

デフォルト Web サービス・プロファイル、デフォルト・コンポーネント・プロファイル、およびパターン・プロファイルは、デフォルト・プロファイルの元の内容を拡張する特殊なプロファイルです。各プロファイルの目的は、コンシューマーがさまざまな用途のアセットを検索して選択する際に 利用できる情報の一貫性を保つことです。 アセットをエクスポートする場合、すべてのプロファイル情報を指定します。 特殊な用途のプロファイルでは、アセットの目的に応じた必要な成果物が自動的にパッケージされます。Reusable Asset Specification の標準に従い、デフォルト Web サービス・プロファイルおよびデフォルト・コンポーネント・プロファイルはデフォルト・プロファイルを保持し、拡張します。

RAS プロファイル・スキーマ

XML スキーマは、アセットのマニフェストまたは目次として機能する XML 文書の編成を定義しています。

RAS マニフェスト・ファイル

RAS スキーマからマニフェスト・ファイルが生成されます。RAS アセットのマニフェスト・ファイルには、必ず名前に.rmd (RAS Manifest Document) という拡張子が必要です。

RAS アセット製作者は、アセットを作成するエクスポート手順で、アセットについての情報を入力します。RAS マニフェスト・ファイルを使用して、RAS のエクスポート時に適切なプロファイル・プロンプトを呼び出し、RAS アセット製作者の入力データを格納します。このファイルは RAS アセットのインポート時に読み込まれて解凍され、適切な場所にアセット・ファイルが復元されます。

マニフェスト・ファイルには、以下の 5 つのセクションがあります。

RAS への準拠

アセットは、Reusable Asset Specification との整合性を保つ限り RAS に準拠しています。準拠とは、実際には、マニフェスト・ファイルの構造と内容を保持し、必須の RAS ファイルを保持することをいいます。デフォルト・プロファイル XML スキーマの内容を変更した場合、プロファイルを適切に拡張したり、対応するスキーマに適合しないマニフェスト・ファイルの部分を削除したりしないと、アセットの整合性が保たれなくなります。

関連タスク
RAS アセットの管理
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