この演習では、小切手換金アクティビティー図を作成します。
小切手換金アクティビティー図は、PiggyBank の出納係が顧客の小切手を現金に換えるときに発生するイベントの流れを示します。 顧客から小切手を受け入れた出納係が、トランザクション情報を PiggyBank アプリケーションに入力します。 次に、CityBank システムがトランザクションを処理して、その口座が存在し、トランザクションを実施するのに十分な金額が口座にあることを保証します。 トランザクションが成功すると、顧客の口座は貸方記入され、CityBank の口座は借方記入されます。 トランザクションが失敗すると、顧客にメッセージが表示されます。
小切手換金アクティビティー図は、出納係が小切手を現金に換えるときに発生するステップをモデル化します。 この手順では、「出納係」アクティビティー・パーティションを作成する方法について説明します。
これで、「出納係」アクティビティーのワークフローのモデル化は完了です。 作成した図は次のようになります。
この手順では、システム・アクティビティー・パーティションを作成する方法について説明します。
これで、システム・アクティビティー・パーティションの作成は完了です。
作成した図は、次の図のようになります。
この手順では、CityBank 出納係アクティビティー・パーティションを作成する方法について説明します。
小切手換金アクティビティー図は、3 つのアクティビティー・パーティションと 2 つの分岐/マージ・ノードを使用して、PiggyBank 出納係が小切手を現金に換えるときに発生する簡単なワークフローを示します。 作成した図は次のようになります。
この図へのリンクを「勘定業務」ユースケース図に挿入できます。 このリンクによって、ユーザーは関連した図の間をナビゲートできるようになり、モデルの読み易さが向上します。
小切手換金アクティビティー図を開くには、「小切手換金 (Cash check)」アクティビティー図のリンクをダブルクリックします。
これで、PiggyBank ユースケース・モデルの作成は完了です。 続いて『モジュール 2: 分析モデルの作成』に進むことができます。