カスタム UML プロファイルのステレオタイプ内に制約を指定できます。Object Constraint Language (OCL) 制約を定義すると、
制約の構文が検証されます。ただし Java™ 制約の構文は検証されません。ステレオタイプをモデル要素に適用すると、ステレオタイプの属性がモデル要素に追加されます。ステレオタイプ制約は、ステレオタイプの適用対象モデル要素の属性に適用されます。モデル検証プロセスでは、モデル要素属性がステレオタイプ制約に準拠しているかどうかが調べられます。制約に準拠していない値が属性に指定されている場合、
「問題」ビューにエラーが表示されます。
属性をステレオタイプに追加するには、
1 つ以上のステレオタイプが含まれているカスタム UML プロファイルを
「モデル・エクスプローラー」ビューで開いておく必要があります。
カスタム UML プロファイルに制約を追加するには、以下のようにします。
- 「モデル・エクスプローラー」ビュー
でステレオタイプを右クリックしてから、をクリックします。
- 名前を入力して Enter を押します。
- 「プロパティー」ビューで、「一般」 タブをクリックします。
- 「一般」ページの「言語」リストで、言語をクリックします。
- 「本体」フィールドに、制約の説明を
入力します。
- 「詳細設定」タブをクリックします。
- 「詳細設定」ページで「メタモデルの制約」を展開します。
- 「プロパティー」列で、「評価モード」をクリックします。
- 「値」列の「評価モード」 の横で、以下のいずれかの操作を実行します。
- 検証実行時に制約を検証するには、
「バッチ」を実行します。
- ステレオタイプが適用されているモデル要素の変更時に制約を検証するには、
「ライブ」をクリックします。
- 任意: 制約検証時に「問題」ビューに表示する重大度レベルを指定するには、
「値」列の「重大度」の横で重大度レベルをクリックします。
- 任意: 制約検証が失敗した場合にプロファイルのプロパティー・ファイルで定義されているメッセージ・キーを表示するには、「値」列の「メッセージ・キー」の横にメッセージ ID を入力し、Enter キーを押します。