概要

Logon コンポーネントを使用して、ユーザーを認証して Crystal Enterprise セッションにログオンさせるのに使用するフォームを作成することができます。必要な基本情報はユーザー名とパスワードです。これらの情報の入力フィールドは 2 つに分かれています。ユーザー名とパスワードの入力フィールドのラベルのテキストは、userNameText 属性と passwordText 属性を使用してカスタマイズできます。

コンポーネントの一般属性のほか、プロパティ クラスに設定する必要のある属性があります。

メモ    プロパティ クラスに関する詳細は、プロパティ クラスを Crystal Enterprise の JavaServer Faces コンポーネント と連係させてどのように使用できますか。を参照してください。

イベント処理

Logon コンポーネントの自動イベント処理機能を有効にするには、autoHandleEvents 属性を True に設定します。この属性を True に設定すると、ユーザーがコンポーネントを操作したときにトリガされるデフォルトの動作またはアクションがプロパティに実装されます。以下はその例です。

イベント デフォルトの動作

LogoffClicked

ログオフ ボタンをクリックすると、Crystal Enterprise からログオフします。

LogonClicked

ログオン ボタンがクリックされると、コンポーネントで指定した認証情報が Crystal Enterprise に送信され、ログオンが試行されます。

autoHandleEvents 属性が False の場合、これらのイベントは処理されません。autoHandleEventsTrue に設定すると、そのイベントによって Logon コンポーネントの submit メソッドが呼び出されます。これは、デフォルトの機能を実装します。autoHandleEventsFalse に設定すると、submit メソッドを呼び出す独自のイベント ハンドラを記述して、その他のイベントをキャプチャできます。

データ連結

Identity BeanLogon コンポーネントに連結するには、identity 属性を使用します。Identity Bean は、Crystal Enterprise システムへのログオンに必要なエンド ユーザー認証情報を提供します。


Business Objects
http://japan.businessobjects.com/
サポート サービス
http://japan.businessobjects.com/services/