コンポーネントをページに追加した後に、複数のコンポーネントに対してひとつずつ同じ変更を適用する手間を省くことができます。RAD では、ItemsGrid
や Logon
コンポーネントをアプリケーションに追加する前に、これらのコンポーネントのデフォルト設定を指定できます。デフォルトの設定を変更することにより、Faces JSP ページに追加されるすべての新しい ItemsGrid
コンポーネントや Logon
コンポーネントについて、新しい設定に反映させることができます。この変更によって、アプリケーション構築の時間を短縮できます。
詳細は、ItemsGrid の基本設定またはLogon の基本設定を参照してください。
メモ 設定を元に戻すには、[デフォルトの復元]をクリックします。
次の節では、各コンポーネントの基本設定について詳細に説明します。
ItemsGrid の基本設定パネルでは、ItemsGrid
コンポーネントにバインドされている EnterpriseItems
Bean のフィールドを設定できます。これらのフィールドは、グリッド内の個々の列として表示されます。たとえば、デフォルトでは SI_DESCRIPTION、SI_NAME、および SI_PROGID が表示されますが、これによって 3 つの列があるグリッドが構成され、それぞれの列が項目の各フィールドを表します。
フィールドを削除するには、フィールドの横に表示されるボックスのチェックを外して[適用]をクリックします。また、ページに新しいコンポーネントを追加する場合には、列の数を増やすために、追加のカスタム フィールドをデフォルトの ItemsGrid
コンポーネントに追加できます。カスタム フィールドを追加するには、[カスタムの追加]をクリックして、説明として適切なフィールド名を入力します。
メモ 基本設定は、新規の ItemsGrid
コンポーネントを最初にページに追加するときにデフォルトで作成されるフィールド列を決定します。この後のデザイン段階でも、フィールドを追加したり削除したりすることができます。
追加可能なフィールドの一覧については、EnterpriseItem Beanを参照してください。
Logon 基本設定パネルを使用して、新規の Logon
コンポーネントにバインドされる新しい Identity
Bean の 4 つの主要プロパティのデフォルト値を設定できます。
Crystal Enterprise Framework を管理するための情報データベースを保守する Central Management Server(CMS)の名前。これは、ログオンする Crystal Enterprise システムの名前です。
Identity
Bean の system
プロパティを初期設定します。
ユーザー グループ エイリアス。このエイリアスには、Enterprise ユーザー グループ エイリアスか、Windows NT、Windows AD、または LDAP などのサードパーティ認証プロバイダを使用できます。
Identity
Bean の selectedAuthentication
プロパティを初期設定します。
Identity
Bean の userName
プロパティを初期設定します。
基本設定を指定した後、これらの変更が有効であることを確認するために新しく Logon
コンポーネントを追加する場合には、既存の Identity
Bean を使用せずに、プロンプトに従って新しい Identity
Bean を作成します。これらの基本設定は、Identity
Bean の該当する Bean プロパティに対する初期値となります。
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