Crystal Reports Designer  

[ピクチャ]タブ(書式エディタ)

[ピクチャ] タブは、ビットマップ グラフィックの書式を設定するために使用します。

トリミング範囲
トリミングとは、グラフィックの出力しない部分を「切り取る」ことを意味します。ただし、トリミング機能を使用して、グラフィックとその周囲のフレームとの間に余白を追加することもできます。各ボックスに、グラフィックの上部、下部、左側、または右側の切り取りサイズを指定します。
  • 正の数値を指定すると、その値に基づいてグラフィックが切り取られます。
  • 負の数値を指定すると、その値に基づいて、グラフィックの外縁とフレームとの間に余白が追加されます。
       すべての切り取り処理は、グラフィックの外縁が起点になります。
拡大/縮小
グラフィックのオリジナルの高さと幅に対するパーセントで、グラフィックのサイズが表示されます。

オリジナルの高さと幅に対するパーセントを指定してグラフィックのサイズを変更する場合は、拡大/縮小のパーセントを入力します。

プログラムでは、グラフィックのコピーがオリジナルのサイズで保存されています。すべての拡大/縮小の設定は、オリジナルのサイズが基準になります。

サイズ
[サイズ] には、グラフィックの絶対的な高さと幅 (測定値) が表示されます。
   [サイズ] の設定値を変更すると、[拡大/縮小] の設定値が自動的に再計算されます。また、[拡大/縮小] の設定値を変更すると、[サイズ] の設定値も自動的に再計算されます。再計算された設定値は、次回に書式エディタの [ピクチャ] タブを開くと表示されます。
オリジナル サイズ
このボックスには、グラフィックのオリジナル サイズが表示されます。オリジナル サイズとは、グラフィックが最初にレポートに挿入された時点のサイズです。サイズ指定、拡大/縮小、および切り取りを行っても、表示されている数値は変更されません。また、直接変更することもできません。参考情報としてのみ表示されています。
戻す
このボタンをクリックすると、グラフィックに対する変更がリセットされ、[オリジナル サイズ] ボックスに表示されているデフォルト値に戻ります。

参照

[書式エディタ] ダイアログ ボックス