Crystal Reports Designer  

汎用の条件付き書式設定関数(Crystal 構文)

汎用の条件付き書式設定関数には次の 3 つがあります。

DefaultAttribute は任意の書式設定式に使用できます。CurrentFieldValue は、フィールド値を書式設定する場合に、任意の書式設定式に使用できます。GridRowColumnValue は、クロス集計グリッドや OLAP グリッド内のフィールド値を書式設定する場合に、任意の書式設定式で使用できます。

特に、CurrentFieldValue を使用すると、クロス集計グリッドや OLAP グリッドのセルに対して、セルの値を基に条件付き書式設定を行うことができます。また、GridRowColumnValue を使用すると、クロス集計グリッドや OLAP グリッドのセルに対して、行見出しや列見出しの値を基に条件付き書式設定を行うことができます。このような状況では、これら 2 つの関数は不可欠です。式言語には、ほかにこれらのフィールドの値を参照する方法がないからです。

値が 50,000 未満の場合に、クロス集計のセルを非表示にするとします。

//条件付き書式設定の例 4
CurrentFieldValue < 50000

参照

レポート中での計算の実行 | 条件付書式設定