データ定義(TTX)ファイルに基づいたレポートの設定

プロジェクトに含まれている実行時データ ソースからレポートを作成するには、レポートがデータ定義(TTX)ファイルに基づいていることが必要です。データ定義ファイルは、拡張子が .ttx の、タブ区切りのテキスト ファイルで、テーブル構造のアウトラインを示します。TTX ファイルの各行には、フィールド名、データ型、データの長さ(データ型が文字列の場合)、および 1 つのサンプル データが含まれます。

Crystal Report Designer を使用してデータ定義ファイルに基づいたレポートを作成する
  1. Crystal Report Designer で新しいレポートまたは既存のレポートを開きます。
  2. ツールバー アイコンをクリックするか、[データベース]>[データベース エキスパート]を選択して、データベース エキスパートを開きます。
  3. 接続の新規作成]>[フィールド定義のみ]>[新しい接続先の作成]を選択します。

    [フィールド定義のみ]ダイアログ ボックスが開きます。実行時データ ソースのデータ構造を含む既存の TTX ファイルがすでに存在する場合は、ステップ 7 に進みます。この TTX ファイルがない場合は、ステップ 4 に進んで実行時データ ソースのデータ構造に基づく TTX ファイルを作成します。

  4. ファイルの作成]をクリックします。

    [データベース定義ツール]ダイアログ ボックスが表示されます。

  5. 実行時データ ソースを表すために必要なフィールドを追加します。

    実行時データ ソースのフィールドごとに、名前、型、長さ(データ型が文字列の場合)、およびサンプル データを入力して、TTX ファイルにフィールド エントリを作成します。

  6. ファイル]>[名前を付けて保存]を選択してデータ定義ファイルを保存してから、TTX ファイルを保存する場所を選択します。ファイルは、プロジェクトのワークスペースに保存することをお勧めします。
  7. 参照(...)ボタンをクリックして、データ定義ファイルを選択します。

これで、データ定義ファイルを既存のレポートのデータ ソースとして、または新しいレポートを作成するために使用することができます。データ定義ファイルに基づくレポートを作成したら、そのレポートを Web アプリケーションで使用して、実行時データをレポートにプッシュすることができます。詳細については、レポートへの実行時データのプッシュを参照してください。

メモ    レポートにプッシュする実行時データのデータ構造は、データ定義ファイルで定義したデータ構造と一致する必要があります。


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