Crystal Reports Designer  

[選択エキスパート]ダイアログ ボックス

レコードやグループの一部だけをレポートに入れる場合は、選択エキスパートを使用します。選択エキスパートを使用すると、ダイアログ ボックスで指定した条件から、レコード選択式またはグループ選択式が自動的に作成されます。

このダイアログ ボックスは、Report Designer 内で右クリックし、[レポート] をポイントして [選択エキスパート] をクリックするか、または Crystal Reports ツールバーの [選択エキスパート] ボタンをクリックすると表示されます。

ヒント   このエキスパートでは、かなり複雑な選択条件を設定できますが、生成された式をさらに細かく変更するには、式エディタを使用します。
検索対象ドロップダウン リスト
このリストを使用して、次の文を完成させるように条件を選択します。

“選択したフィールドの値が…であるレコードをすべて選択します。

選択したフィールドの型に基づき、基本条件、日付条件、または論理値条件を選択できます。

新規
[新規作成]タブまたはボタンをクリックして、新しい選択式を作成します。このタブをクリックすると、[フィールドの選択]ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスで、選択式の基になるフィールドを選択します。
削除
このボタンをクリックして、選択している選択式およびそれに対応するタブを削除します。
参照
[参照]ボタンは、選択式の定義に使用する値を簡単に選択できるように用意されています。このボタンをクリックすると、データベース レコードのフィールド値がリストされます。値がリストにある場合は、その値をクリックし、[データの貼り付け]をクリックします。カーソルが表示されているアクティブなテキスト ボックスに、選択した値が入力されます。
   複数の値を選択する場合は、テキスト ボックスにデータを貼り付けると、カーソルが自動的に次のテキスト ボックスに移動します。たとえば、フィールド値が特定の 3 つの値のいずれかと等しいレコードを選択するような場合です。
式の表示/式の非表示
エキスパートを使って入力したレコード選択条件から、自動的にレコード選択式が作成されます。式を確認および変更するには、[式の表示]をクリックします。このボタンをクリックすると、エキスパートが拡張され、式が表示されます。式の確認と変更が終了したら、[式の非表示]をクリックして式を非表示にします。選択エキスパートの内容は、変更した式に応じて自動的に更新されます。
レコードの選択/グループの選択
[レコードの選択]を選択して、レコード選択式を作成します。

[グループの選択]を選択して、グループ選択式を作成します。

式エディタ
このボタンをクリックすると、式エディタが表示され、選択式が式テキスト ボックスに表示されます。

参照

レコードの選択 | データベース サーバーへのレコード選択のプッシュ ダウン | 式エディタ