このタブのレポート オプションを使用すると、データ選択のルールを規定できます。たとえば、日付/時刻文字列の取り扱い方法 (レポート内でこれらの文字列を使用する場合) や、レポートと共にデータを保存するかどうかを設定できます。
- 日時フィールドを変換
- このリスト ボックスには、日時フィールドの変換について次の 3 つのオプションが用意されています。
- NULL フィールドの値をデフォルトに変換
- このチェック ボックスをオンにすると、すべての NULL 値がデータベース フィールドのデフォルト値に変換されます。NULL 値の扱いはデータベースによって異なり、ゼロ、空白、特殊な NULL 値などとして処理されます。このオプションは、デフォルトでは選択されていません。
- 常にローカルで並べ替え
- このチェック ボックスをオンにすると、データ ソースから取得した時点で既に並べ替えられているデータが、常にローカルで並べ替えられます。
- レポートのロード時に保存データを破棄
- このチェック ボックスをオンにすると、レポートのロード時に保存データが破棄されます。レポートを開くと、この機能によってレポートの現在のデータ セットがデータベースから削除されます。したがって、レポートの書式や設定を保持したまま、新しいデータを入力できます。このオプションは、デフォルトでは選択されていません。
- レポートを開くときサブレポートを再インポートする
- このチェック ボックスをオンにすると、レポート内で使われているすべてのサブレポートが再インポートされます。つまり、最後にメイン レポートを開いてからサブレポートに加えられたすべての変更が反映されます。
- ドリルダウンですべてのヘッダーを表示
- このチェック ボックスをオンにすると、レポート ドリルダウン ビューに、ドリルダウン レコードより上のすべてのセクションのヘッダーが含まれます。このオプションは、デフォルトでは選択されていません。
- プレビュー ピクチャを保存
- このチェック ボックスをオンにすると、[ドキュメント プロパティ] ダイアログ ボックスの [プレビュー ピクチャを保存] オプションをグローバルに設定できます。
[ドキュメント プロパティ] ダイアログ ボックスの [プレビュー ピクチャを保存する] オプションはデフォルトでは選択されていないため、このチェック ボックスをオンにすることによって、ユーザーが個々のレポートの作成、プレビュー、および保存を行うときに、プレビュー ピクチャ (サムネイル イメージ) も常に保存されます。
- 元の画像の色設定を維持する
- レポート内の画像をカプセル化するときに、その画像の元の色設定を維持する場合は、このオプションを選択します。このオプションを選択しない場合、すべての画像は、カプセル化する前にピクセル当たり 8 ビットに変換されます。
- 式言語
- このボックスは、使用する式言語を選択するために使用します。[Crystal 構文] または [Basic 構文] のいずれかを選択します。デフォルトでは、[Crystal 構文] が選択されています。
参照
レポート オプション | [ドキュメント プロパティ]ダイアログ ボックス | 式エディタ | [デフォルト設定]ダイアログ ボックス