Crystal Reports Designer  

[ハイパーリンク]タブ(書式エディタ)

このタブは、Web サイト、フィールド値、電子メール アドレス、ファイル、または別の Crystal Reports ファイルへのハイパーリンクを作成するために使用します。ハイパーリンクはレポートと共に保存され、ほかのユーザーが追加情報を表示する方法として利用できます。

ハイパーリンクのタイプ
作成するハイパーリンクのタイプをクリックします。次のタイプがあります。
  • ハイパーリンクなし

    これはデフォルトのオプションです。選択されたレポート オブジェクトに関連付けられているハイパーリンクはありません。

  • インターネット上の Web サイト

    レポート オブジェクトを静的な Web アドレスにリンクする場合は、このオプションを選択します。フィールド値に基づいて URL を作成するには、式ボタンを使用します。たとえば、Customer Name フィールドに一連の意味を持つ URL を作成する情報が設定されている場合は、次の式を入力することができます。

        "http://www." + {Customer.Customer Name} + ".com"
  • 現在の Web サイトのフィールド値

    選択したフィールドからハイパーリンクを作成する場合は、このオプションを選択します。フィールドは正しいハイパー リンクとしてデータ ソースに保存する必要があります。

  • 電子メール アドレス

    選択したフィールドから“mailto”アドレスを作成する場合は、このオプションを選択します。フィールド値に基づいてアドレスを作成するには、式ボタンを使用します。

  • ファイル

    特定のコンピュータまたはネットワークに接続したコンピュータ上のファイルへのハイパーリンクを作成する場合は、このオプションを選択します。フィールド値に基づいてファイル パスを作成するには、式ボタンを使用します。

  • 現在の電子メール フィールドの値

    選択したフィールドから電子メールのハイパーリンクを作成する場合は、このオプションを選択します。フィールドは、正しい電子メール アドレスとしてデータ ソースに保存する必要があります。

DHTML Viewer Only エリアで使用できるのは、次のタイプです。

  • レポート パーツのドリルダウン

    このオプションの使用方法については、「レポート パーツのドリルダウンの実装」を参照してください。

  • ほかのレポート オブジェクト

    このオプションの使用方法については、「[ほかのレポート オブジェクト]オプション」を参照してください。

       常にすべてのタイプのハイパーリンクを使用できるわけではありません。選択したオブジェクト、およびそのレポート上の場所により、利用できるタイプが決まります。
ハイパーリンクの情報
このセクションには、適切なハイパーリンク情報(Web サイトの URL など)を入力します。ハイパーリンクの情報は、ハイパーリンクのタイプとして [ハイパーリンクなし] および [現在のフィールド値] を選択した場合を除き、すべてのタイプを使用できます。
参照
[参照] を使用すると、[開く] ダイアログ ボックスを使用してファイルを検索できます。[参照] は、[ハイパーリンクのタイプ] で [ファイル] または [他の Crystal レポート ファイル] を選択した場合にのみ使用できます。
ヒント
各ハイパーリンク タイプの機能と、ハイパーリンクによってレポートに追加される内容の説明が表示されます。

参照

[書式エディタ]ダイアログ ボックス | レポート パーツの概要 | レポート パーツのドリルダウンの実装 | サブレポートの挿入 | リンクされていないサブレポートとリンクされたサブレポート