レッスン 2:Crystal レポートのプロジェクトへの追加

Web プロジェクトを作成したら、Crystal レポートをプロジェクトに追加することが必要です。レポート ファイルを Rational Application Developer プロジェクトに追加することにより、レポートをプロジェクト内で処理し、Web アプリケーションに配置できるようになります。既存のレポートでも新規のレポートでもプロジェクトに追加できます。

このレッスンには以下の節があります。

新しいレポートを追加する

Crystal Report のレポート新規作成ウィザードは、新しい Crystal レポートを作成して Rational Application Developer プロジェクトに追加する手順を案内します。Windows の場合、Crystal Report Designer が起動し、すぐにレポートの編集が行えます。

新しいレポートを追加するには
  1. ファイル]メニューの[新規作成]>[その他]をクリックします。

    プロジェクト エクスプローラ ビュー内のプロジェクトを右クリックして、[新規]>[その他]をクリックすることもできます。

  2. 新規]ダイアログ ボックスで、[Crystal Report]ノードを展開して[Crystal Report]をクリックします。[次へ]をクリックします。

    ヒント    [Crystal Report]ノードが表示されない場合、[すべてのウィザードを表示]チェック ボックスがオンになっていることを確認してください。

  3. フォルダ]テキスト ボックスの横にある参照ボタンをクリックして、レポートを格納するフォルダを選択します。

    デフォルトでは、レポートは Rational Application Developer プロジェクトの WebContent ディレクトリに作成されます。

  4. 名前]フィールドに、レポートの名前を入力します。
  5. レポートをすぐに編集する場合は、[新規レポート チェック ボックスの編集用に Crystal Reports を起動]チェック ボックスをオンにします。[完了]をクリックします。

    Crystal Reports を起動することを選択した場合は、Crystal Reports が起動します。それ以外の場合は空のレポートがプロジェクトに追加されます。

既存のレポートを追加する

既存の Crystal レポートを Rational Application Developer プロジェクトに追加して、変更せずにそのまま使用できます。既存のレポートは、プロジェクトに追加してすぐに使用できます。

ただし、Crystal Reports バージョン 8.5 以前で作成されたレポートは、レポート移行ツールで更新する必要があります。レポート移行ツールによって、Crystal Reports 9 以降の追加機能との互換性のためにレポートの形式が更新されます。既存のレポートを正しく表示するには、レポート移行ツールを使用してください。既存レポートの更新の詳細については、レポート移行ツールを使用するを参照してください。

既存のレポートを追加するには
  1. ファイル]メニューの[インポート]をクリックします。

    プロジェクト エクスプローラ ビュー内のプロジェクトを右クリックして、[インポート]>[インポート]をクリックすることもできます。

  2. インポート]ダイアログ ボックスで、[ファイル システム]を選択し、[次へ]をクリックします。
  3. 上側の[参照]ボタンをクリックして、追加する .rpt ファイルが格納されているディレクトリを選択し、[OK]をクリックします。
  4. インポート]ダイアログ ボックスの右側で、プロジェクトに追加するレポートのチェック ボックスをオンにします。

    ヒント    左側の列にあるディレクトリ名を選択することにより、そのディレクトリのレポートをすべて選択できます。

  5. 下側の[参照]ボタンをクリックして、レポートをインポートするフォルダを選択します。

    ヒント    どのフォルダを作成するのか、および既存ファイルを上書きするのかどうかを指定するには、[オプション]タブで該当するオプションを選択します。

  6. [完了]をクリックします。

    レポートがプロジェクトに追加されます。


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