デバッグ概説

デバッガーを使用すると、実行中のプログラムの「内部」で何が起こっているのかを確認できます。

アプリケーションをデバッグするには、デバッグ用にコンパイルされた 実行可能ファイルを使用する必要があります。これらの実行可能ファイルには、 ソース・コードとそのオリジナル・ソース・コードから生成されたバイナリー をデバッガーによって直接関連付けを行うためのデバッグ情報が含まれています。

CDT デバッガーでは、基本のデバッグ・エンジンとして GDB を使用します。 GDB は、各ユーザー・インターフェース・アクションを GDB コマンドのシ ーケンスに変換して、GDB からの出力を処理し、デバッグ中のプログラムの現行状態を表示します。

ヒント: デバッグ情報はソースと直接結合しているので、 コンパイル後にソースを編集すると、行の番号付けが一致しなくなります。 同様に、最適化されたバイナリーをデバッグすると、実行トレースにおい て予期しないジャンプが起こる可能性があります。

関連概念
CDT 概説
デバッグ情報

関連タスク
デバッグ
 

関連参照
「実行」および「デバッグ」ダイアログ・ボックス

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