コンテンツ・アシストは、CDT 内に組み込まれている一連のツールです。このツールによって、コードの作成時に入力が必要となるキー・ストロークの回数を削減できます。 コンテンツ・アシストのプラグインは、現行コンテキスト、スコープ、および接頭部に基づいて開発者の入力を 予測する、複数のコンポーネントで構成されています。
コンテンツ・アシストは、文書内のどの場所にもコード・コンプリート機能を用意しています。 現行のプロジェクトについて、ユーザーが入力した文字の組み合わせで始まるエレメントのリストが表示されます。 それぞれのプロポーザルの関連性は、以下の順序で決定されます。
ポップアップのリストの項目をポインティングすると、その項目のシグニチャーを表示できます。 次にリストの項目を選択して、直接コードにその項目を挿入することができます。
頻繁に使用するコードのセクションについて、コード・テンプレートを作成して保管できます。 テンプレートは、スコープに従って挿入されます。 コンテンツ・アシスト機能でも、コード・テンプレートに簡単にアクセスできます。
C/C++ エディターで文字の組み合わせを入力し、CTRL+SPACE を 押す (または、右マウス・ボタン・クリックして「コンテンツ・アシスト」をクリックする) と、 入力された文字の組み合わせで始まるコード・エレメントおよびコード・テンプレートのリストが表示されます。
このリストからコード・テンプレートを選択して、直接コードに挿入できます。
例えば、コード・テンプレート do while 文 には、以下のコードが含まれています。
リストから do コード・テンプレートを選択すると、以下のコードが挿入されます。
do { } while (condition);
完了エンジンがテンプレート内で検出したプロポーザルが 1 つのみである場合には、 そのプロポーザルが現行カーソル位置に挿入されます。 例えば、新規 .cpp ファイルを作成して、mai+CTRL+SPACE とタイプすると、 次のコードがカーソル位置に挿入されます。
int main(int argc, char **argv) { }
コンテンツ・アシストを起動したが、コンプリート機能が検出されなかった場合、 コンテンツ・アシストのパーサーがタイムアウトになったことを通知するメッセージがステータス・バーに表示されます。
コンテンツ・アシストの使用
コード・テンプレートの作成および編集
コード・テンプレートのインポートおよびエクスポート