モデル - テキスト間変換サンプルのセットアップ手順

変換を実行するには、プラグインをワークスペースにインポートし、ランタイム・ワークベンチを開始してから、変換を起動します。


サンプル変換のインポート

サンプルは、以下の手順でインポートします。

  1. モデル - テキスト間変換サンプルの概要』ページで、 「サンプルのインポート」をクリックする。
  2. 「サンプルのモデル - テキスト間変換」ウィザードの「プロジェクト名」フィールドで、 サンプル・プロジェクトの名前を指定する。
  3. 「完了」をクリックします。
  4. プラグイン作成パースペクティブへの切り替えを指示するプロンプトが出されたら、「OK」をクリックします。
  5. ウィザードにより、ワークスペースに新規のプロジェクトが作成されます。

インポートするプラグインには、次の 3 つの変換が含まれています。

  1. クラス - テキスト間 -> コンソール
  2. クラス - テキスト間 -> ファイル
  3. 状態 - JSP 間


サンプル変換の実行

「クラス - テキスト間 -> コンソール」変換の実行

以下の手順で変換を実行します。

  1. ランタイム・ワークベンチを開始する。
  2. ランタイム・ワークベンチで、1 つ以上のクラスを持つパッケージを含む UML モデルを作成する。
  3. モデリング・パースペクティブに切り替える。
  4. クラス、パッケージ、またはモデルを右クリックして、「変換」>「変換を実行」>「クラスからテキストへ」>「コンソール」をクリックする。
  5. 「変換の実行」ウィンドウで、「実行」をクリックする。

変換結果は、サンプルがインポートされているコンソール・ビューに表示され、実行時ワークベンチのコンソール・ビューには表示されません。


「クラス - テキスト間 -> ファイル」変換の実行

以下の手順で変換を実行します。

  1. ランタイム・ワークベンチを開始する。
  2. ランタイム・ワークベンチで、1 つ以上のクラスを持つパッケージを含む UML モデルを作成する。
  3. モデリング・パースペクティブに切り替える。
  4. クラス、パッケージ、またはモデルを右クリックして、「変換」>「変換を実行」>「クラスからテキストへ」>「ファイル」をクリックする。
  5. 「変換の実行」ウィンドウの「ターゲット」ページで、変換の出力ファイルを書き込むプロジェクトを指定する。
  6. 「実行」をクリックする。

デフォルトでは、変換の結果は、ClassToTextOutput という名前のフォルダーの class2text.txt という名前の出力ファイルに保管されます。 このファイルを表示するには、ナビゲーター・ビューを開きます (このビューがまだ開いていない場合)。

出力ファイルに別の名前を指定するには、「変換の実行」ウィンドウで「プロパティー」タブをクリックします。 「プロパティー」ページの「ターゲット・ファイル名 (Target File Name)」フィールドに新規の名前を指定して「適用」をクリックします。


「状態 - JSP 間」変換の実行

以下の手順で変換を実行します。

  1. ランタイム・ワークベンチを開始する。
  2. ランタイム・ワークベンチで、状態マシンを含む UML モデルを持つパッケージを作成する。 いくつかの状態および状態間遷移を状態マシンに追加します。
  3. ScreenFlow プロファイルをモデルに適用する。
  4. ScreenFlow プロファイルからのステレオタイプをそれぞれに適用することで、1 つ以上の状態をマークアップする。
  5. ステレオタイプ属性の値を設定する。
  6. モデリング・パースペクティブに切り替える。
  7. 状態、領域、または状態マシンを右クリックしてから、「変換」>「変換を実行」>「状態から JSP」をクリックする。
  8. 「変換の実行」ウィンドウの「ターゲット」ページで、出力 JSP ファイルを書き込むプロジェクトを指定する。
  9. 「実行」をクリックする。

この変換は、JSP ファイルを生成して、それらを web という名前のフォルダー内の指定されたプロジェクトに配置します。 このファイルを表示するには、ナビゲーター・ビューを開きます (このビューがまだ開いていない場合)。

「状態 - JSP 間」変換では、既存の JSP ファイルは上書きされません。 既存の JSP ファイルに上書きするには、「変換の実行」ウィンドウで「プロパティー」タブをクリックします。 「プロパティー」ページで、「出力ファイルに上書き (Overwrite Output Files)」プロパティーを true に設定します。