UML から Java へ - リリース情報


1.0 既知の問題
   1.1 生成された Java ファイルへのショートカットが変換後に失われることがある
   1.2 変換時に Java 要素が更新されないことがある
   1.3 変換時に Java 要素がソース・コードから除去されることがある

1.0 既知の問題

1.1 生成された Java ファイルへのショートカットが変換後に失われることがある

「UML 要素を置換する」オプションを選択して UML モデルを Java コードに変換すると、その UML モデル内のオブジェクトが、それぞれ対応する、生成された Java ファイルへのショートカットで置き換えられます。 「キャンセル」ボタンを使用すれば、操作を取り消せます。 ただし、そのとき「やり直し」ボタンをクリックすると、当該モデルは、それまでに生成された Java ファイルへのショートカットをすべて失います。 この問題を解決するには、「やり直し」ボタンを使用しないでください。 代わりに、UML から Java への変換をもう一度実行してください。

1.2 変換時に Java 要素が更新されないことがある

Java 要素の前に Javadoc コメントが 2 つあると、UML から Java への変換時にその Java 要素が更新されないことがあります。

例えば、Javadoc に @generated タグを含む Java 要素が変換時に生成された場合に、その Java 要素の前に別の Javadoc コメントがあると、変換の再適用時にその要素 (transformGenerated() など) は更新されません。

    /**
* A commented user-created method
*/
// private void userCreated() {
// }

/**
* @generated "..."
*/
public void transformGenerated() {
}

この問題を解決するには、Java 要素全体 (メソッド、フィールド、クラス、またはインターフェース定義全体) をコメント化し、その要素を (先行するコメントも含めて) Java ソース・ファイルの末尾にある最後の中括弧 (}) の前に移動します。 そうすると、元の例は次のようになります。

    /**
* @generated "..."
*/
public void transformGenerated() {
}

... end of source file, before final brace ...

/**
* A commented user-created method
*/
// private void userCreated() {
// }

1.3 変換時に Java 要素がソース・コードから除去されることがある

UML から Java への変換時に、もはやソース・モデルに指定されていない Java 要素がソース・コードから除去されることがあります。

例えば、変換の再適用時に、ソース・モデルに定義されていないメソッド (importantUserCreated() など) があると、そのメソッドが、Javadoc を含むコメント化されたコードとともに、ソース・コードから除去されます。

     /**
* @generated "..."
*/
// public void generatedMethodUserWantsToSave() {
// }

private void importantUserCreated() {
}

この問題を解決するには、Java 要素全体 (メソッド、フィールド、クラス、またはインターフェース定義全体) をコメント化し、その要素と先行するコメントを Java ソース・ファイルの末尾にある最後の中括弧 (}) の前に移動します。そうすると、元の例は次のようになります。

     private void importantUserCreated() {
}

... end of source file, before final brace ...

/**
* @generated "..."
*/
// public void generatedMethodUserWantsToSave() {
// }

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