Hyades v3.0.1 - リリース情報


1.0 既知の問題と制限
1.1 汎用ログ・アダプター
1.1.1 IBM® の Java ランタイム環境 (JRE) v1.4.1 を使用して 汎用ログ・アダプター・ルールを実行する際の問題
1.2 データ収集エンジン
1.2.1 DBCS システムで Java アプリケーションのプロファイルを作成すると、コンソールのテキストが文字化けする
1.2.2 HP 11i でデータ収集エンジンの file copy が機能しない
1.2.3 データ収集エンジンが Solaris 上で "sh: sysdef: 未検出" エラーを報告する
1.2.4 Linux 上で Sun JVM を使用して実行されるデータ収集エンジンが無限ループに入る
1.2.5 エージェント拡張が iSeries システムで機能しない
1.2.6 1 つのマシン上でのデータ収集エンジンの複数のインスタンスは許可されない
1.3 ログおよびトレース・アナライザー
1.3.1 プロファイル作成時に作業パスを設定できない
1.3.2 プロファイル・モニターを閉じると、エージェントおよびプロセスが失われる
1.3.3 プロファイル・モニターの選択によりビューの更新が機能しないことがある
1.4 Probekit
1.4.1 ProbeInstrumenter プログラムが jar ファイルから META-INF ディレクトリー全体をストリップする
1.4.2 一部のクラスを装備中、ProbeInstrumenter プログラムが例外を throw する
1.5 プロファイル作成ツール
1.5.1 IBM JDK 1.4.1 を使用する際のガーベッジ・コレクションの問題
1.5.2 Sun JVM で、一部のメソッド呼び出しがトレースされない
1.5.3 Sun JDK 1.4.x を使用して Solaris でプロファイルを作成すると、 JVM が破損することがある
1.5.4 Solaris で STACK_INFORMATION=contiguous を指定して スタンドアロン・モードで実行すると、破損が起こる可能性がある
1.5.5 WAIT および WAITED イベントの負のタイムアウト値
1.5.6 IBM JDK 1.4.2 での誤ったモニター・ダンプ
1.6 統計コンソール
1.7 テスト
1.7.1 共通のテスト問題
1.7.1.1 iSeries で JUnit、Manual、および URL テストが機能しない
1.7.1.2 異機種のプラットフォームを使用したテストの 自動デプロイメントおよび実行が機能しない
1.7.1.3 手動デプロイメントでのリモート実行
1.7.1.4 データ・プール・アクセス
1.7.2 Hyades URL テスト
1.7.2.1 URL 応答時間とヒット率レポートがテスト・ナビゲーターで表示されない
1.7.2.2 URL テスト・レコーダーが「IWAT3042E 例外により 記録が打ち切られました: ヌル」を表示する
1.7.2.3 URL テストを JUnit テストとして実行する
1.7.2.4 URL テスト・サンプルを実行する
1.7.2.5 URL テスト・サンプルの readme.html が誤って 「コンポーネント・テスト」を参照する

1.0 既知の問題と制限

1.1 汎用ログ・アダプター

1.1.1 IBM の Java ランタイム環境 (JRE) v1.4.1 を使用して 汎用ログ・アダプター・ルールを実行する際の問題

2003 年に出荷された IBM JDK 1.4.1 は、ルール・ベースの Apache アクセス・ログ・パーサーが原因で問題が発生します。

IBM の Java ランタイム環境 (JRE) v1.4.1 を実行して汎用ログ・アダプターを実行し、 ルール・ベースのログ・ファイル・パーサーを使用して Hyades で ログ・ファイルをインポートする場合、 あるいはそのいずれかを実行するには、Service Release (SR2) 以上が必要です。

1.2 データ収集エンジン

1.2.1 DBCS システムで Java アプリケーションの プロファイルを作成すると、コンソールのテキストが文字化けする

DBCS (例: 中国語 (繁体字)、中国語 (簡体字)、日本語、韓国語) システム上の Eclipse 内でリモート Java アプリケーションのプロファイルを作成すると、 コンソール出力が文字化けしたテキストで表示されます。この問題は、 Z/OS と iSeries を除くすべてのプラットフォームで起こります。

この問題を回避するには、リモート Java アプリケーションを起動するときに、 Java VM 引き数 -Dconsole.encoding=UTF8 を追加してください。これにより、 コンソール出力をリモート側から Eclipse ワークベンチに転送するときに、 正しいエンコードが確実に使用されます。

1.2.2 HP 11i でデータ収集エンジンの file copy が機能しない

ファイル・サーバーが始動しないため、file copy は機能しません。これは、 JVM ライブラリー libjvm.sl が実行時にロードされないため、 ファイル・サーバーが稼働しないことが原因です。

この問題を回避するには、リンカーのパッチのバージョン PHSS_30049 以上が必要です。 パッチ 30049 からのリンカーのバージョンは以下の通りです。

/bin/ld:
$改訂: 1.5 $
HP aC++ B3910B X.03.37.01 Classic Iostream Library
HP aC++ B3910B X.03.37.01 Language Support Library
ld_msgs.cat: $改訂: 1.5 $
92453-07 linker command s800.sgs ld PA64 B.11.38 REL 031217

バージョン番号をチェックするには、次のように入力してください: what /bin/ld

インストール済みパッチをリストするには、次のように入力してください: swlist -l fileset

累積の ld およびリンカー・ツールのパッチのバージョン番号を表示するには、 "ld" を Grep 検索してください。

1.2.3 データ収集エンジンが Solaris 上 で "sh: sysdef: 未検出" エラーを報告する

Hyades データ収集エンジンは sysdef コマンドを使用して システム上の共用メモリー・バッファーの最大サイズを取得します。データ収集 エンジンは sysdef を実行できない場合、 <RAServer>/plugins/org.eclipse.hyades.datacollection/pluginconfig.xml ファイルに指定された dataChannelSize="30M" を使用します。 RAServer.exe が起動されたコンソールで以下のエラーが報告されます。

sh: sysdef: 未検出
この問題を回避するには、sysdef を含む /usr/sbin ディレクトリーを PATH 変数に追加します。

1.2.4 Linux 上で Sun JVM を使用して実行される データ収集エンジンが無限ループに入る

1.4.2_04 JVM の搭載された Linux マシン上でデータ収集エンジンを実行すると、 エンジンが無限ループに入ります。以下のメッセージが servicelog.log に記録され、 kill コマンドを発行して RAServer プロセスを停止するまで、 最後の 3 行が延々と繰り返されます。
<SERVER_MSG time="2004:6:3:17:42:49" severity="INFORMATION" text="Service starting"/>
<SERVER_MSG time="2004:6:3:17:42:49" severity="INFORMATION"
text="Successfully loaded plugin: org.eclipse.hyades.datacollection"/>
<SERVER_MSG time="2004:6:3:17:42:49" severity="INFORMATION"
text="Successfully loaded plugin: org.eclipse.hyades.logging.parsers"/>
<SERVER_MSG time="2004:6:3:17:42:49" severity="INFORMATION"
text="Successfully loaded plugin: org.eclipse.hyades.test"/>
<SERVER_MSG time="2004:6:3:17:42:49" severity="INFORMATION"
text="Active configuration set to: default"/>
<SERVER_MSG time="2004:6:3:17:42:49" severity="INFORMATION"
text="Loaded configuration: default"/>
<SERVER_MSG time="2004:6:3:17:42:49" severity="INFORMATION"
text="Service started successfully"/>
<SERVER_MSG time="2004:6:3:17:42:49" severity="WARNING" text="Server stopping"/>
<SERVER_MSG time="2004:6:3:17:42:49" severity="WARNING" text="Internal server closed"/>
<SERVER_MSG time="2004:6:3:17:42:49" severity="WARNING" text="External server closed"/>
<SERVER_MSG time="2004:6:3:17:42:49" severity="WARNING" text="Server stopping"/>
<SERVER_MSG time="2004:6:3:17:42:49" severity="WARNING" text="Internal server closed"/>
<SERVER_MSG time="2004:6:3:17:42:49" severity="WARNING" text="External server closed"/>
この問題を回避するには、データ収集エンジンを開始する前に、 すべての .so ファイルを指す LD_LIBRARY_PATH を設定してください。例えば、 RAServer を実行する前に、以下のコマンドを発行してください。
export 
LD_LIBRARY_PATH=/opt/j2sdk1.4.2_04/jre/lib/i386/server:/opt/j2sdk1.4.2_04/jre/li
b/i386

1.2.5 エージェント拡張が iSeries で機能しない

エージェント拡張は、iSeries システムでは機能しません。

この問題を回避するには、データ収集エンジンを iSeries マシンで 開始する前に、以下のコマンドを実行してください。

	ADDLIBLE LIBNAME
ここで、LIBNAME はエージェント拡張コードを含むライブラリー名です。 これによりデータ収集エンジンはライブラリーを検出してロードすることができます。

1.2.6 1 つのマシン上でのデータ収集エンジンの 複数のインスタンスは許可されない

1 つのマシン上にはデータ収集エンジンの 1 つのインスタンスしか インストールできません。つまりエンジンをインストールしている場合や、 別の製品と共にエンジンの拡張バージョンをインストールしている場合は、 新規インスタンスが正しく機能するためにはそのインスタンスを アンインストールしなければなりません。例えば、いくつかの IBM WebSphere Studio または IBM Rational® 製品、あるいは developerWorks® の オートノミック・コンピューティング・ツールキットには Agent Controller という名前の下に Hyades データ収集エンジン のオプション・インストールが含まれています。

1.3 ログおよびトレース・アナライザー

1.3.1 プロファイル作成時に作業パスを設定できない

Bugzilla 障害: 61754
現在のところ、プロファイルを作成するアプリケーションを構成するときに 任意の作業パスを設定する方法はありません。 「引き数」タブで Java アプリケーション・タイプに対して提供されている 「作業ディレクトリー」フィールドは処理されず、 ランチャーによってワークベンチからデータ収集エンジンに正しく送信されません。 外部 Java アプリケーション・タイプについては、作業パスを指定できる フィールドがありません。

この問題を回避するには、以下のステップに従ってください。

  1. プロファイルおよびロギング・パースペクティブで「実行」アイコンをクリックして、 「実行」を選択する。
  2. 「構成の実行」ダイアログで、「構成」リストから Java アプリケーションを ダブルクリックして新規構成を作成する。
  3. リストから新規構成を選択する。構成情報が右方に表示されます。
  4. 引き数」タブを選択する。
  5. 「VM 引き数」フィールドに VM 引き数 -XrunpiAgent:server=controlled を 入力する。必要に応じて作業ディレクトリーを指定します。
  6. 実行」をクリックする。
  7. 「プロファイル」ボタンを選択し、「プロファイル」を選択する。
  8. 「プロファイル構成」ダイアログで 「構成」リストから「接続 - Java プロセス」を選択し、 プロセスに必要な情報を指定する。

1.3.2 プロファイル・モニターを閉じると、 エージェントおよびプロセスが失われる

Bugzilla 障害: 51161
プロファイル・モニター・ビューにエージェントやプロセスなど、 未保管のデータが表示されている場合は、ビューを閉じると それらのデータは失われます。ビューを閉じる前にプロファイル・モニターの すべてのコンテンツを保管することをお勧めします。
注: 新規パースペクティブを開き、その後で プロファイルおよびロギング・パースペクティブに切り替えた場合、データの消失は起こりません。

1.3.3 プロファイル・モニターの選択により ビューの更新が機能しないことがある

Bugzilla 障害: 71567
プロファイル・モニターで「ビューアーにリンク」オプションが無効になっている場合、 (同じツールバーにある) 「ビューの更新」アクションは、プロファイル・モニターの 現在の選択が現在開いているビューに対応している場合にのみ機能します。

この問題を回避するには、次のいずれかを実行してください。

1.4 Probekit

1.4.1 ProbeInstrumenter プログラムが jar ファイルから META-INF ディレクトリー全体をストリップする

Bugzilla 障害: 68309
Probekit の "ProbeInstrumenter" プログラムは、META-INF ディレクトリー全体を、 それが作動している JAR ファイルからストリップします。これは、META-INF ディレクトリーに デフォルトの MANIFEST.MF ファイルしか含まれていない場合は問題ありません。

JAR ファイルの META-INF ディレクトリーに MANIFEST.MF ファイル以外のファイルが含まれている場合は、以下のステップに従って 装備された JAR ファイルにこれらのファイルを保存してください。

  1. 以下のコマンドを使用して JAR ファイルの META-INF ディレクトリーの内容を 一時ディレクトリーに抽出する。
    jar xf yourfile.jar META-INF
  2. ProbeInstrumenter を実行して JAR ファイルの内容を装備する。
  3. 以下のコマンドを使用して一時 META-INF ディレクトリーの内容を 装備された JAR ファイルに入れる。
    jar uf yourfile.jar META-INF
  4. 一時 META-INF ディレクトリーを除去する。

1.4.2 一部のクラスを装備中、ProbeInstrumenter プログラムが 例外を throw する

Bugzilla 障害: 68435
いくつかのクラスを装備する間、Probekit の "ProbeInstrumenter" プログラムは 例外を throw して、以下のエラー・メッセージを表示します。

Probe Kit 例外番号 4、ロケーション 3

この例外の原因の 1 つは、到達可能な最後のメソッドの命令の後に、 到達不能なバイト・コードが含まれているメソッドです。一部の Java コンパイラーはそのようなコードを作成します。

現在のところ、この問題の予備手段はありません。

1.5 プロファイル作成ツール

1.5.1 IBM JDK 1.4.1 を使用する際のガーベッジ・コレクションの問題

56182

ユーザーのアプリケーションが非常に大量のヒープ・スペースを 使用している場合、「オブジェクト参照の収集」または「GC の実行」 を要求すると、JVM が破損して以下のエラー・メッセージを表示する可能性があります。

 **メモリー不足、中断します**

*** panic: JVMCI023: jvmpi_heap_dump で ヒープ・ダンプを収集するためのメモリーを割り振れません

プログラムの異常終了

現在 -Xmx パラメーターを指定して実行している場合は、そのパラメーターを 指定しないで実行することにより、この問題を回避できる場合があります。

1.5.2 Sun JDK で、一部のメソッド呼び出しがトレースされない

Bugzilla 障害: 69051

Windows で Sun JDK を使用した場合、Java プログラムの特定のメソッド呼び出し が JVMPI によってトレースされません。

既知の予備手段はありません。

1.5.3 Sun JDK 1.4.x を使用して Solaris でプロファイルを作成すると、 JVM が破損することがある

Bugzilla 障害: 56404
Solaris 上で Sun JDK 1.4.x を使用してプロファイル作成を行うと、JVM が 破損することがあります。これは、Sun JVM のバグが原因です。

この問題を回避するには、次のいずれかのプロファイル・セットを使用してください。

これらを組み合わせて使用したり、"インスタンス・レベルの表示" 情報が オンになっている場合は問題が発生します。

1.5.4 Solaris で STACK_INFORMATION=contiguous を指定して スタンドアロン・モードで実行すると、破損が起こる可能性がある

Bugzilla 障害: 50090
Solaris でプロファイルを作成している場合、スタンドアロンのプロファイル作成で 問題が発生することがあります。この問題は、STACK_INFORMATION=contiguous (または boundaryAndContiguous) で TRACE_MODE=full の場合にのみ発生します。この問題は、 JVM の破損の結果として発生することがあります。

この STACK_INFORMATION=contiguous の問題を回避するには、 TRACE_MODE=noObjectCorrelation を設定してください。STACK_INFORMATION=none または STACK_INFORMATION=normal に 設定されていると、この問題は起こりません。

1.5.5 WAIT および WAITED イベントの負のタイムアウト値

Bugzilla 障害: 63969

IBM 1.4.2 JDK を使用して Hyades jvmpi プロファイル・オプション 'MONITOR_MODE=all' (スタンドアロン・モード) を指定して実行している場合、 そのトレースの monitorWait および monitorWaited エレメントで 負のタイムアウト属性が表示されることがあります。これらは実際には、 正の 64 ビット整数としてキャストされた非常に大きなタイムアウト値です。このバグは JDK のバグによるものです。

1.5.6 IBM JDK 1.4.2 での誤ったモニター・ダンプ

Bugzilla 障害: 65193 および 72180

JDK のバグが原因で、jvmpi プロファイル・オプション 'MONITOR_MODE=all' を指定して Hyades をスタンドアロン・モードで実行すると、 誤ったモニター・ダンプが行われることがあります。特にバグ 65193 の場合、 これは '-Xj9' VM 引き数が使用される場合に起こります。

1.6 統計コンソール

N/A

1.7 テスト

1.7.1 共通のテスト問題

1.7.1.1 iSeries で JUnit、Manual、および URL テストが機能しない

Bugzilla 障害: 68899

1.7.1.2 異機種のプラットフォームを使用したテストの 自動デプロイメントおよび実行が機能しない

Bugzilla 障害: 67677

異機種プラットフォーム (Windows から Linux または Unix、あるいはその逆) で 稼働するリモート・システムへのテストの自動デプロイメント/実行は機能しません。テストを リモート側で実行する方法については、本書の「リモート実行」のセクションを参照してください。

1.7.1.3 手動デプロイメントでのリモート実行

Bugzilla 障害: 68910
テスト (URL、JUnit、または Manual) の共通使用は、Windows ベースのマシンに ワークベンチ (Eclipse UI) をインストールすることと Linux または Unix システムで リモート実行を行うことです。現在のところ、自動デプロイメントは 複数のプラットフォーム間では機能しません。ただし、テストはリモート側で 実行することができます。 実行されるテストを表すファイルは、そのファイルが作成されたシステムから (多くの場合 FTP を使用して) それが実行されるシステムに 転送する必要があります。データ・コレクター、または RAC は、 転送されたテスト資産を指すように構成されている必要があります。

テストのバイト・コードはコンパイルされると、 そのテストが作成された Java プロジェクトの bin ディレクトリーに保管されます。以下は その例です。

[ECLIPSE_HOME]/workspace/project1/bin/test/URLTest.class

上記ファイルをリモート・システムでの実行のためにパッケージ化する 1 つの方法は、 JAR ファイルを作成することです。以下のコマンドは、この実行方法を 示したものです。

    "cd [ECLIPSE_HOME]/workspace/project1/bin"
"jar -cf test.jar test"

その後、test.jar ファイルはリモート・マシンのデータ・コレクターの ディレクトリー構造に転送することができます。

次に、[RAC_HOME]/config/serviceconfig.xml ファイルを以下に示すように、 test.jar を指すように調整する必要があります。

	<AgentControllerEnvironment configuration="default">
...
...
<Variable name="CLASSPATH" position="append" value="%RASERVER_HOME%/test/test.jar"/>
</AgentControllerEnvironment>

ワークベンチからテストが起動されると、データ・コレクターは テスト・ロケーションを指すクラスパスを持ち、テストが実行されます。

1.7.1.4 データ・プール・アクセス

Bugzilla 障害: 68911
Hyades テストからデータ・プールへのアクセスを記述したドキュメンテーションでは ステップが 1 つ抜けており、完全に機能しないコード・サンプルが含まれています。

以下の jar を Java のビルド・パスに追加する必要があります。 [ECLIPSE_HOME] は Eclipse がインストールされているディレクトリーです。

	[ECLIPSE_HOME]/plugins/org.eclipse.hyades.models.common_3.0.0/common_model.jar
[ECLIPSE_HOME]/plugins/org.eclipse.hyades.test.datapool_3.0.0/datapool_api.jar
[ECLIPSE_HOME]/plugins/org.eclipse.emf.ecore_2.0.0/runtime/ecore.jar
[ECLIPSE_HOME]/plugins/org.eclipse.emf.common_2.0.0/runtime/common.jar

以下のコードの断片は、データ・プールへのアクセス方法と情報を正しく 抽出する方法を示したものです。 

	IDatapoolFactory dpFactory = new Common_DatapoolFactoryImpl();
IDatapool datapool = dpFactory.load(new File("d:\\hyades3.0\\workspace\\testproj\\dpoo1.datapool"), false);
IDatapoolIterator iter = dpFactory.open(datapool, "org.eclipse.hyades.datapool.DatapoolIteratorSequentialPrivate");
iter.dpInitialize(datapool, -1);

while (!iter.dpDone())
{
String firstName = iter.dpCurrent().getCell("First Name").getStringValue();
// your code here
iter.dpNext();
}

1.7.2 Hyades URL テスト

1.7.2.1 URL 応答時間とヒット率レポートがテスト・ナビゲーターで表示されない

Bugzilla 障害: 68553
URL 応答時間とヒット率レポートがテスト・ナビゲーターに表示されません。これらのレポートは、 「リソース」パースペクティブでそれらのレポートの作成に使用された プロジェクトを開くと見つかります。

1.7.2.2 URL テスト・レコーダーが「IWAT3042E 例外により 記録が打ち切られました: ヌル」を表示する

Bugzilla 障害: 66199
'-Xj9' 引き数を指定して Eclipse が起動されると、複数の記録の後、 'レコーダー・コントロール' ビューに "IWAT3042E 例外により記録が打ち切られました: ヌル"」 が表示されます。この予備手段としては、Eclipse を一度閉じてから再び開いてください。

1.7.2.3 URL テストを JUnit テストとして実行する

Hyades URL テストは、JUnit テストとして実行できます。そのためには、 URL テストを含むプロジェクトの Java ビルド・パスに以下のエントリーを追加する必要があります。

      [ECLIPSE_HOME]/plugins/org.eclipse.hyades.logging.core_3.0.0/hlcore.jar
[ECLIPSE_HOME]/plugins/org.eclipse.hyades.logging.core_3.0.0/hlcbe101.jar
[ECLIPSE_HOME]/plugins/org.eclipse.emf.ecore_2.0.0/runtime/ecore.jar
[ECLIPSE_HOME]/plugins/org.eclipse.hyades.logging.java14_3.0.0/hl14.jar
[ECLIPSE_HOME]/plugins/org.eclipse.emf.common_2.0.0/runtime/common.jar

1.7.2.4 URL テスト・サンプルを実行する

URL テスト・サンプルは作成後、直接実行されません。このサンプルを正しく実行するには、 このサンプルに対して 2 つの成果物を構成する必要があります。artifact1 の CLASSPATH 変数がマシン上のワークスペースのロケーションを指している必要があります。

	[ECLIPSE_HOME]/eclipse/workspace/URL Test Sample/bin

location1 の ROOTDIR 変数が、ワークスペースを表すディレクトリーを 指している必要があります。

	[ECLIPSE_HOME]/workspace

URL テスト・サンプルのデフォルト名にはスペースが入っています。これは、 特定のオペレーティング・システムでの問題の原因となることがあります。サンプルの名前 は、作成時に変更することができます。

1.7.2.5 URL テスト・サンプルの readme.html が誤って 「コンポーネント・テスト」を参照する

Bugzilla 障害: 68910

URL テスト・サンプルの Web ページは 'コンポーネント・テスト' という名前の オンライン・ヘルプ・セクションを参照しますが、このセクションは存在しません。この Web ページは オンライン・ヘルプの 'テスト' セクションを参照しています。

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