インポート前の Rational XDE 内のモデルの検証

Rational® XDE モデルを Rational UML モデリング製品にインポートする前に、Rational XDE においてそのモデルが統一モデリング言語 (UML) に準拠しているかどうかを確認する必要があります。検証済みのモデルは、XDE から正常にインポートされる可能性が高くなります。

エラーまたは警告などのルール違反が検出された場合は、「XDE 出力 (XDE Output)」ウィンドウに要約メッセージが表示され、「XDE タスク・リスト (XDE Task List)」ウィンドウに通知メッセージが表示されます。

以下の表は、モデル検証の 3 レベルの重大度のリストです。

モデル検証の重大度レベル 説明
エラー エラーは、許可されていない重大な違反を示します。
警告 警告は、エラーより重大度が低く、許容されるルール違反を表しますが、そのモデルのセマンティクスに誤りがあることになります。
通知メッセージ 通知メッセージは、重大度が最も低い違反であり、UML 規格と矛盾するルールを表しますが、訂正する必要はありません。

XDE モデルを検証するには、以下のようにします。

  1. 「モデル・エクスプローラー」でモデルを右クリックし、「検証」をクリックします。 検証結果は、「出力」ウィンドウに表示されます。
  2. UML 1.4 標準に準拠させるモデル要素およびその関係に関する違反を修正します。
  3. (オプション) モデルを再検証して準拠していることを確認します。
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