インポートする XDE モデルの確認および修正

「Rational XDE モデルのインポート」ウィザードの「モデルの確認および修正」ページを使用して、特定モデルのアクション・インポートを変更できます。

重要: インポートするために選択したモデルに別のモデルへの参照が含まれている場合は、両方のモデルが「選択済みモデルとその参照モデル (Selected models and models they reference)」表に表示され、両方のモデルに対してインポート・プロセスが行われます。

「Rational XDE モデルのインポート」ウィザードのデフォルトの振る舞いでは、このページにリストされるすべてのモデルがインポートされます。 モデルが既にインポートされている場合、デフォルトの振る舞いでは、そのモデルを再インポートするのではなく、既存の UML 2.0 モデルを使用します。欠落しているモデルがなくて、デフォルトの振る舞いを希望する場合は、「次へ」をクリックしてウィザードの次のページに進みます。

以下の表は、起こりうるモデルの状態をリストし、それぞれのモデルごとに、行うことのできるアクションを記載しています。

現在の状態 可能なアクション
まだインポートされていない インポート

XDE モデルに対するインポート・プロセスが行われます。

インポートしない

XDE モデルはインポートされません。そのモデルに対する参照はすべて、インポート中のその他の UML 2.0 モデルから除去されます。

以前にインポートされたモデルに対する参照

このアクションは、以前にインポートされたこのモデルのバージョンがわかっていて、ウィザードにはそれが知られていない場合に、選択することができます。インポート済みのモデルを参照すると、その選択済みモデルの状態は「既にインポートされている」に変更され、選択済みモデルに対するアクションは、「インポートしない」に変更されます。

既にインポートされている 以前にインポートされたモデルを使用する

XDE モデルはインポートされません。そのモデルに対する参照は、既存の UML 2.0 モデルへの参照に置き換えられます。

再インポート

XDE モデルが再インポートされ、以前のインポート・セッションでインポートされた UML 2.0 モデルと宛先フォルダーが同じ場合は、そのモデルを上書きします。

XDE モデルが欠落している 指定が必要

モデルが欠落している場合、そのアクションは最初はこの値に設定されています。このアクションは、他の値のいずれかに変更する必要があります。

欠落モデルを参照

このアクションは、欠落 XDE モデルの場所がわかっている場合に選択します。 その場所を参照すると、ウィザードはモデルの状態を「まだインポートされていない」に変更し、モデルのアクションを「インポート」に変更します。

インポートしない

XDE モデルはインポートされません。そのモデルに対する参照はすべて、インポート中のその他の UML 2.0 モデルから除去されます。

以前にインポートされたモデルに対する参照

このアクションは、以前にインポートされたモデルのバージョンがわかっていて、「Rational XDE モデルのインポート」ウィザードがそれを知らない場合に、選択することができます。 インポート済みのモデルを参照すると、その選択済みモデルの状態は「以前にインポートしたモデルを使用」に変更され、アクションは「インポートしない」に変更されます。

モデルの現在の状態に関するアクションを指定するには、以下のようにします。
  1. 「選択済みモデルおよび、それが参照するモデル」表からモデルを選択します。
  2. 「モデルの確認および修正」ページが、参照されているにもかかわらず欠落しているモデルを検出した場合は、「欠落 XDE モデルを見つける」アクションを選択します。 このアクションは、予想された場所にないモデルの参照および位置指定を行うために使用することができます。欠落 XDE モデルを見付けると、そのモデルの状態は「まだインポートされていない」に変更され、そのモデルのアクションは「インポート」に変更されます。
  3. 任意: 必要に応じて、「アクション」メニューから別のアクションを選択します。
  4. 任意: 「参照」ボタンをクリックして、既存のプロジェクトへのナビゲートを行うか、このモデルの宛先として使用する新規プロジェクトを作成します。
  5. 「次へ」ボタンをクリックします。
ご使用のモデルがユーザー定義プロファイルを含むプロファイルを参照する場合は、「Rational XDE モデルのインポート」ウィザードの次のページを使用して、インポートするプロファイルを確認することができます。ご使用のモデルにプロファイルが含まれない場合は、自動的に「インポート・オプション」ページに進みます。このページでは、インポート後の図の表示方法を制御する、特定の設定を定義することができます。
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