XDE インポート時のメモリー不足エラーの防止

大規模なモデルをインポートする場合、または大規模なセットのモデルをインポートする場合、XDE モデルのインポート処理時にメモリー不足エラーが発生することがあります。 いくつかの手順を実施することで、このメモリー不足エラーの発生確率を削減できます。

メモリー不足エラーが発生するかどうかは、ユーザーの XDE モデルのサイズ、ご使用のマシンの RAM 搭載量、およびその他を含む多くのファクターに左右されます。 ユーザーの XDE モデルが一括して (すべての参照モデルおよびサブユニットを含めて) 200MB より大きい場合、ご使用のマシンに 2 GHz のプロセッサーおよび十分なメモリーが搭載されていても、インポート処理時にメモリー不足エラーが発生するリスクが高くなります。

XDE のインポート処理時に発生する可能性のあるメモリー消費に関連するエラーの重大度には、2 つのレベルがあります。 Rational® XDE モデルのインポート・ウィザードにより使用可能メモリーが低く推移していることが検出された場合、モデルがモデル要素のマイグレーションを継続しても、ウィザードはダイアグラムのマイグレーションを自動的に停止します。 この状態が発生した場合、この問題は XDE インポート・レポートにログされます。 この処理に使用可能なすべてのメモリーが完全に使い果たされてしまった場合は、より重大なエラーが発生します。 この場合、インポート処理が停止され、メモリー不足エラーが発生したことを示す内部エラーウィンドウが開きます。
重要: 以下のステップを実行する前に、すべてのエディターおよび不必要なプロジェクトを閉じて、一時的に Rational UML モデリング製品の他の部分で使用されるメモリーを削減する必要があります。 次に、Rational モデリング製品を再始動し、ご使用の XDE モデルのインポートを試行します。
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