インポート済みモデル内のユースケース文書と Rational® RequisitePro® プロジェクト内の要求テキストを同期化する方法を指定するには、「RequisitePro のアップグレード」ウィザードの「同期設定」ページを使用します。
Rational UML モデリング製品では、ユースケース・モデル要素の名前および文書を、RequisitePro プロジェクトにおける要求の名前およびテキストと同期する必要があります。ユースケースの同期ポリシーのデフォルト設定は、「プロンプト」です。 ユースケース・モデル要素と要求との間で競合が検出された場合は、同期ウィンドウが開き、どちらの名前およびテキストを使用するかを決定することができます。ただし、RequisitePro のアップグレード中に複数の同期ウィンドウが開くのを避けるため、ユースケース名が常に要求名にコピーされます。ユースケース・モデル要素に文書が含まれていない場合は、RequisitePro プロジェクトからの要求テキストがユースケース文書にコピーされます。
ユースケース・モデル要素に文書が含まれている場合は、ユースケース文書と要求テキストを同期させるための設定を指定します。
ユースケースと要求テキストの同期設定を指定するには、以下のようにします。オプション | 説明 |
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RequisitePro プロジェクト内の要求テキストの上書き | 同期中に、ユースケース・モデル要素の文書テキストによって、RequisitePro プロジェクト内の既存の要求テキストが上書きされます。 注: 要求が文書ベースの場合、Microsoft® Word 文書が更新されます。
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モデル内のユースケース文書の上書き | 同期中に、RequisitePro プロジェクト内の要求テキストによって、既存のユースケース・モデル要素文書が上書きされます。 |
要求の同期設定の使用 | 「RequisitePro のアップグレード」ウィザードは、RequisitePro 組み込み同期ポリシーを使用して、ユースケース・モデル要素の同期設定を決定します。
例えば、ポリシーが「プロンプト」として設定されている場合、
同期ウィンドウが開き、モデル要素か要求のいずれか一方の名前とテキストを、同期化中に選択できるようになります。ポリシーが「要素 Wins」に設定されている場合、ポリシーによって、モデル要素の名前とテキストで、関連する要求の名前とテキストが上書きされます。 ヒント: 要求プロジェクトのプロパティーにアクセスするには、「要求エクスプローラー」ビューでプロジェクト・アイコンを右クリックします。
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