関連マッピング

Rational® XDE では、 ほとんどの図形およびコネクターの間に関連を配置することが可能です。 ただし、新しい Rational UML モデリング製品では、UML 2.0 は UML 1.4 より厳格であるため、クラスやユースケースなどの分類子の間にのみ関連を配置できます。

XDE では通常、単方向の関連はクライアント・クラスにより所有されますが、双方向 (無方向) の関連は最も近いパッケージまたはコンポーネントにより所有されます。 関連の所有権は、UML 2.0 では大幅に変更されています。 UML 2.0 では、関連は常に最も近いパッケージまたはコンポーネントにより所有されますが、誘導可能な関連の端は、関連自体ではなくそのクライアントの端により所有されます。

プロパティー・オブジェクトは、UML 2.0 における新規の構成であり、属性および関連の端の両方のジョブを実行し、両方のモデル要素間で非常に必要とされる二重性を提供します。 プロパティー・オブジェクトは、このトピックの後の図に示されるように、「モデル・エクスプローラー」ビューでは小さい赤色の正方形として表示されます。

注: プロパティー・オブジェクトで重要なことの 1 つは、あるタイプを関連のサプライヤーとして指定し、その端のタイプ式を使用して端の実際のタイプとして別のタイプを指定することが可能ではなくなったことです。

以下の図では、前の図が XDE を表しているのに対し、後の図ではインポート後の Rational モデリング製品の同じダイアグラムまたは構成を表しています。

インポート前のダイアグラム・ウィンドウおよびモデル・エクスプローラーでの単方向の関連

XDE ダイアグラム・ウィンドウでの 2 つのクラス間の XDE の単一方向の関連。 関係には名前が付けられていませんが、クラスには A および B という名前が付けられています。 モデル・エクスプローラーにも同じ構成が表示されています。

インポート後のダイアグラム・エディターおよび「モデル・エクスプローラー」ビューでの単方向の関連

ダイアグラム・エディターでの 2 つのクラス間の Rational モデリング製品の単一方向の関連。 関係には名前が付けられていませんが、クラスには A および B という名前が付けられています。 「モデル・エクスプローラー」ビューにも同じ構成が表示されています。

インポート前のダイアグラム・ウィンドウおよびモデル・エクスプローラーでの双方向の関連

XDE ダイアグラム・ウィンドウでの 2 つのクラス間の XDE の双方向の関連。 関係には名前が付けられていませんが、クラスには付けられています。

インポート後のダイアグラム・エディターおよび「モデル・エクスプローラー」ビューでの双方向の関連

Rational モデリング製品のダイアグラム・ウィンドウでの 2 つのクラス間の双方向の関連。 関係には名前が付けられていませんが、クラスには付けられています。
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