Rose ステレオタイプのプロファイルへのマッピング

Rational Rose® ステレオタイプ (ステレオタイプ構成ファイルで 定義したもの) は、「Rational Rose モデルのインポート」ウィザードの 「プロパティー・セットのマップ」ページを使用して、新規または既存のプロファイルにマップすることができます。 モデルで使用しない、あるいは重要ではない特定の Rose ステレオタイプを、 インポート・プロセス中にスキップすることもできます。

Rose ステレオタイプの中にプロファイルにインポートしたくないものがある場合は、 「ステレオタイプを UML プロファイルとしてインポート (Import stereotypes as UML profiles)」チェック・ボックスの チェックを外してから、「次へ」をクリックして、インポート後にダイアグラム要素を表示する方法を 定義する設定を指定します。

注: Rose モデルが既にインポートされていると、 「Rational Rose® モデルのインポート」ウィザードのヘッダーに、新規ステレオタイプを既存プロファイルにマップする必要があるという意味の 警告メッセージが表示される場合があります。 このメッセージは、前回のインポート時から変更されたステレオタイプ構成ファイルを インポートするときに表示されます。
重要: 特定アドインのステレオタイプ構成 (INI) ファイルで定義されたステレオタイプをインポートする場合は、 Rose だけではなく、それに対応するアドインもインストールされている必要があります。 例えば、Java™ アドインで作成したモデルを インポートする場合は、Rose と Java アドインの両方がインストールされていなければなりません。そうすると、「Rational Rose モデルのインポート」ウィザードは、各種の EJB ステレオタイプと、 Java アドインで使用される関連のイメージ・ファイルにアクセスすることができます。 最良の結果を得るためには、Rose モデルの開発時に使用したものと同じ Rose 環境で、 Rose モデルをインポートしてください。
Rose ステレオタイプを UML プロファイルにマップするには、 以下のようにします。
  1. Rose ステレオタイプをプロファイルにインポートするための設定をすべて表示するには、 「ステレオタイプを UML プロファイルとしてインポート (Import stereotypes as UML profiles)」チェック・ボックスを 選択します。
  2. 「ステレオタイプ」表からステレオタイプの構成を選択し、以下のステップのいずれかを 実行します。
    • ステレオタイプ構成をスキップしてモデル・インポート・プロセスを行わないようにするには、 「このステレオタイプ構成を無視」を選択します。
    • ステレオタイプ構成を既存プロファイルと結合するためには、 「既存プロファイルの参照」を選択し、「参照」ボタンで 既存のプロファイルにナビゲートしてそれを選択します。
    • ステレオタイプ構成を新規プロファイルにマップするには、 「新規プロファイルへ変換」を選択してから、 その新規プロファイルのプロジェクト、場所、および名前を指定します。
  3. 「次へ」をクリックして、 ウィザードの次ページに進みます。
これで、モデルのインポート時にダイアグラム要素の表示方法を決める設定を指定することができます。
関連概念
モデル・プロパティー・セットおよび UML 2.0 プロファイル
Rose モデルのマイグレーション
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