Rose モデルのインポート・プロセスを開始する前に、Rose モデルのマイグレーションに関するすべての制限を理解しておくことが大切です。
Rose モデルのインポート・プロセスには、次のような制限があります。
- Rose モデルをインポートした後、インポートしたモデルの「Problems (問題)」ビューに数多くのエラー・メッセージ、警告メッセージ、および通知メッセージが表示される可能性があります。
このようなメッセージが出力されるのは、Rose が UML 1.4 を基にしているのに対し、
新規 UML モデリング製品が UML 2.0 を基にしているからと考えられます。
「Problems (問題)」ビュー内に表示されるメッセージの多くは、UML 表記における特定の差異と、
Rose モデル要素と新規 UML モデリング製品との間のマッピングを示しています。
- 「Rational
Rose® モデルのインポート」ウィザードは Rose モデルのみをインポートし、
Rational
Rose Real-Time (RT) モデルはインポートできません。
- インポート・プロセスは一方向で、いったんインポートしたモデルは Rose に戻せません。
- Rational® UML モデリング製品はクロスプラットフォームのインポートはサポートしません。
Windows® バージョンの
Rose で Rose モデルを作成した場合、Linux™ バージョンの
新規 UML モデリング製品にインポートすることはできません。