多重度の表現での表記の差

多くの Rational Rose® ユーザーには多重度 (Cardinality) として知られている多重度 (Multiplicity) は、1 つの分類子の幾つのインスタンスが他の分類子の単一のインスタンスと関連する可能性があるかを指定します。多重度の一般定義は UML 1.4 と UML 2.0 の間で変更されていませんが、ダイアグラム要素に表示される多重度表記は変更されています。

Rose および UML 1.4 では、単純な「n」が多重度表記の無制限の上部境界を表しますが、UML 2.0 では無制限の境界はアスタリスク「*」で表されます。 Rose モデルをインポートすると、すべての多重度表記は UML 2.0 規則を反映します。

Rose 多重度表記 ソフトウェア設計者の多重度表記 多重度の説明
n * 無制限なインスタンスの数
1 1 厳密に 1 つのインスタンス
0..n * 0 以上のインスタンス
1..n 1,,* 1 つ以上のインスタンス
0..1 0..1 0 または 1 つのインスタンス
関連資料
アクティビティー図モデル要素の UML 表記差
クラス図モデル要素の UML 表記差
コラボレーション図モデル要素の表記差
コンポーネント図モデル要素の表記差
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シーケンス図モデル要素の表記差
ステートチャート図モデル要素の表記マッピング
ユースケース図モデル要素の表記差
特定の UML 2.0 セマンティック・マッピング
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