新規 Rational® UML モデリング製品のユーザー・インターフェース (UI) の外観は、Rational Rose とはかなり異なっています。 これらの製品内の Rose に類似した UI 特性を知っていただくために、このトピックでは、Rose の主要な UI 特性と Rational Software Development Platform 内の UML モデリング製品との間の説明および一般的なマッピングを提供します。
Rose はその他のツールを統合したスタンドアロンのビジュアル・モデリング・ツールですが、Software Architect および Systems Developer は、完全に統合開発環境 (IDE) 内にあるモデリングおよびコード・セントリック・ツールです。 Software Modeler はビジュアル編集を含まない UML ベースのビジュアル・モデリングおよび設計ツールですが、このトピックの後の部分で説明される同じ UI 特性をすべて持っています。 多くの新規のウィンドウ、エディター、ビューに圧倒されるかもしれません。 しかしよく見ると、Rose 内の同じ主要な UI 特性の多くが類似の部分を持っていることがわかります。
Rose の UI 特性と Rational UML モデリング製品の間には直接の 1 対 1 マッピングはありません。 例えば、幾つかの UI 特性は Rose 内の 1 つの UI 特性が所有する幾つかの同じ機能性を共用しています。
Rose ユーザー・インターフェース特性 | 同等のユーザー・インターフェース特性 | 特性の説明 |
---|---|---|
ブラウザー | 複数の「モデル・エクスプローラー」ビューおよび 1 つの「ダイアグラム・ナビゲーター」ビュー。 | 複数の 「モデル・エクスプローラー」ビューは UML 内のモデルをヘルプし、またモデルおよびそのコンテンツを管理します。一方「ダイアグラム・ナビゲーター」 ビューはモデルに関わるすべてのダイアグラムを介して表示し参照を助けます。 |
「仕様」および「文書」ウィンドウ | プロパティー・ビュー、コレクション・エディター | 「プロパティー」ビューは、それぞれの選択されたモデル要素のプロパティーを動的にリストするので、容易に素早くプロパティーを編集することができます。 コレクション・エディターは、固有のモデルおよびダイアグラム要素の関連プロパティーのグループを表示します。 |
「ダイアグラム」ウィンドウ | ダイアグラム・エディター | ダイアグラム・エディターを使用して、ダイアグラム要素を作成し編集することができます。 ダイアグラム・エディターで行った変更は、Software Architect および Systems Developer で、ビジュアル編集を介して直接コード内で更新することができます。 |
「概要」ウィンドウ | アウトライン・ビュー | アウトライン・ビューは、ダイアグラム・エディターの縮小されたビューを提供するナビゲーション・ツールです。 また、ダイアグラム・エディター内で場所を移動する助けともなります。 |
オプション | 設定 | 「設定」ウィンドウによって、固有の設定を指定することが可能になります。 |
「ログ」ウィンドウ | 「ログ」および「問題」ビュー | 「ログ」および「問題」ビューは、多くのコマンドの進行、結果、エラー、警告、および通知メッセージを報告します。 |
ツールボックスまたはパレット | パレットおよびパレット・バー | パレットおよびパレット・バーによって、ダイアグラム要素を使用してダイアグラム・エディターを作成することが可能になります。 |