Crystal Reports  

関数の概要(Crystal 構文)

式の中で関数を使用する場合は、関数の名前を入力し、必要な引数を渡します。たとえば、Length 関数は、文字列型の引数を必要とし、その文字列の長さを求めます。

Local StringVar x := "hello";
Length (x) //この式は数値 5 を返します

関数が要求する引数として正しくない型の引数を指定するとエラーになります。たとえば、Length(3)を呼び出すと、Length は数値型の引数を受け付けないのでエラーになります。

一部の関数は、異なる数の引数や、異なる型の引数を受け取ることができます。たとえば、CDate 関数は、1 つの文字列型の引数を受け取ると、それから 1 つの日付型値を形成します。また、それぞれ年、月、日を保持する 3 つの数値型値を受け取ると、それらから 1 つの日付型値を形成します。日付、時刻、および日時を参照してください。

Mid 関数の例

Local StringVar x := "hello";
Local StringVar y;
//2 文字目から末尾までを抽出します
y := Mid (x, 2); //y は "ello" になります
//2 文字目から 1 文字を抽出します
y := Mid (x, 2, 1) //y は "e" になります

これらの関数のクラスは、数学、集計、財務、文字列、日付/時刻、日付範囲、配列、型変換、プログラミング ショートカット、評価時期、出力状況、ドキュメントのプロパティ、およびその他の関数です。条件付き書式設定式には、いくつかの固有の関数があります。

参照

関数