モデルの比較とマージ - リリース情報


1.0 既知の問題
   1.1 モデルの比較またはマージにフォーカスがないことがある
   1.2 ClearCase が自動的に Rational Application Developer をロードできない
   1.3 構成管理システムのファイルの状態が反映されないことがある
   1.4 モデルの比較またはマージでカスタム・プロファイルが見つからないことがある
   1.5 Rational Application Developer の自動開始が Windows のヨーロッパ・バージョンで機能しない

1.0 既知の問題

1.1 モデルの比較またはマージにフォーカスがないことがある

Rational ClearCase で作業したり、モデルのバージョンの比較またはマージを行う場合、ClearCase タイプ・マネージャーは Rational Application Developer を開いてモデルの比較またはマージを完了します。しかし、製品で、Compare Editor または Merge Editor にフォーカスがないことがあります。モデルの比較またはマージを行うには、「Compare Editor」または「Merge Editor」をクリックします。

1.2 ClearCase が自動的に Rational Application Developer をロードできない

標準ディレクトリー階層が翻訳されている Windows オペレーティング・システム (例えば、Windows のフランス語バージョン、ドイツ語バージョンなど) では、ClearCase は自動的に Rational Application Developer を開くことはできません。

この問題を回避するには、C:¥Documents and Settings¥<username>¥Application Data¥ (ここで、Application Data は翻訳されていない) にある翻訳されていない Rational ディレクトリーをコピーし、C:¥Documents and Settings¥<username>¥ にある翻訳されている Application Data に貼り付けます。

翻訳されていない Rational ディレクトリーをコピーし、移動しないことに注意してください。また、次のいずれかを実行する場合も、このタスクを繰り返す必要があります。

1.3 構成管理システムのファイルの状態が反映されないことがある

バイナリー・ファイルの比較またはマージを行うときは、構成管理システムのファイルの状態が反映されないことがあります。どのバイナリー・ファイルを処理するかを決定するには、ファイル・ヘッダーのバージョン番号を使用します。ClearCase Version Tree Browser または Concurrent Version System (CVS) 用の同等のツールを使用して、ファイル・ヘッダーを調べることができます。

1.4 モデルの比較またはマージでカスタム・プロファイルが見つからないことがある

モデルの比較またはマージでカスタム・プロファイル (.epx ファイル) が見つからない場合、カスタム・プロファイルを検索するために使用するリソース・パスをリストしたウィンドウが開きます。4 つの形式のパスがあり、それぞれ異なる予備手段を必要とします。

関連形式 - <file name>.epx

この場合、モデルの比較またはマージでは、.emx ファイルと同じディレクトリーにある .epx ファイルが検索されます。Concurrent Version System (CVS)、ベース ClearCase、または共用 Unified Change Management (UCM) ストリーム上のビューを使用してこの問題を回避するには、ビューを更新し、カスタム・プロファイルをリフレッシュします。専用 UCM ストリーム上のビューを使用してこの問題を回避するには、.epx ファイルを取得し、ご使用のワークスペースにコピーします。

プラットフォーム関連形式 - platform:/<resource>/<projectname>/<file name>.epx

この場合、モデルの比較またはマージを開始したワークスペースに、.epx ファイルを含むプロジェクトが含まれている必要があります。CVS、ベース ClearCase、または共用 UCM ストリーム上のビューを使用してこの問題を回避するには、ビューを更新し、カスタム・プロファイルを含むプロジェクトをリフレッシュまたはインポートします。専用 UCM ストリーム上のビューを使用してこの問題を回避するには、.epx ファイルまたはプロジェクトを取得し、ご使用のワークスペースにコピーします。

パス参照形式 - file://c:/<file path>/<file name>.epx

この場合、リソース・パスは .epx ファイルの具体的なディレクトリーを指します。この問題を回避するには、カスタム・プロファイルが指定されたディレクトリーに配置されていることを確認します。

パス・マップ形式 - pathmap://MAPVAR/<file name>.epx

この場合、パス・マップ変数 MAPVAR は .epx ファイルを含むディレクトリーを指している必要があります。MAPVAR 変数を設定するには、次のステップを完了します。

  1. 「ウィンドウ」>「設定」をクリックします。
  2. 「モデリング」を展開し、「パス・マップ」をクリックします。
  3. 「新規」をクリックします。
  4. プロファイルを含むディレクトリーを指している MAPVAR という名前の変数を作成します。

1.5 Rational Application Developer の自動開始が Windows のヨーロッパ・バージョンで機能しない

モデルの比較またはマージの ClearCase 要求が Rational Application Developer の 外側で開始されると、自動的に Rational Application Developer が開きます。しかし、Windows のヨーロッパ・バージョンでは自動開始が機能しません。

この問題を回避するには、次のいずれかのステップを完了してください。

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