ヘルプ・コンテンツにアクセスするためのオプション

ヘルプ・コンテンツの配信には、3 つのオプションがあります。 ヘルプ・コンテンツの配信オプションについて理解するため、いくつかの定義が提供されています。 続いて、ヘルプと配信のシステムについて紹介します。

概要

この製品では、Web 上にヘルプ・コンテンツが提供されており、製品にインストールされるヘルプ・トピックは限定されています。 デフォルトで、製品は Web に接続し、インフォメーション・センターから直接ヘルプ・コンテンツにアクセスします。 インターネットに未接続の時にヘルプにアクセスする必要がある場合、ヘルプをダウンロードしてローカルでアクセスできます。 また、システム管理者がイントラネット・サーバー上でインフォメーション・センターをホストしている場合には、イントラネット・サーバーのインフォメーション・センターに接続できます。

インストール時に、ヘルプの 3 つのアクセス・オプションから選択できますが、ヘルプ・コンテンツの取得方法はいつでも変更できます。
  • Web からヘルプ・コンテンツにアクセスできます。
  • ヘルプ・コンテンツをコンピューターにダウンロードし、コンテンツにローカルでアクセスできます。
  • イントラネット・サーバーからヘルプ・コンテンツにアクセスできます。
3 つのヘルプ・コンテンツ・オプション。

Web からヘルプ・コンテンツにアクセスする

リモート・ヘルプを使用して、Web からヘルプ・コンテンツにアクセスできます。 この方法では、最小のインストール・フットプリントを提供しており、最新の情報に確実にアクセスできます。 このアクセス方式はインストール時にデフォルトとして選択されています。

このオプションを選択すると、ibm.com® Web サイトを通じて製品のインフォメーション・センターからヘルプが提供されます。 インターネットに接続されている場合にのみ、製品についての Web ベースのヘルプにアクセスできます。 切断状態にある場合は、製品にインストールされた限られた数のヘルプ・トピックにアクセスできます。

注: このヘルプ・オプションを使用するには、インターネット接続が必要です。
インストール:
  1. ヘルプ・コンテンツのデフォルト設定で製品をインストールして、始動します。
  2. ヘルプが必要なときには、「ヘルプ」 > 「ヘルプ・コンテンツ」とクリックします。それ以外に必要な操作はありません。

コンテンツの更新: コンテンツは常に使用可能な最新の情報になっています。

ローカル・コンピューターからヘルプ・コンテンツにアクセスする

ローカル・コンピューターでヘルプ・コンテンツにアクセスするには、最初にコンピューターにヘルプ・コンテンツをダウンロードして、インターネットに接続しなくても作業できるようにしておく必要があります。 製品の始動時にインターネット接続が使用可能であれば、インターネット上により新しいバージョンがある場合に、ローカル・ヘルプが始動時に自動的にダウンロードされます。初期セットアップ後にインターネット接続が使用できない場合にローカル・ヘルプをダウンロードして使用するには、以下の手順を実行します。

重要: この方法を選択する場合には、ダウンロードするヘルプ・コンテンツおよびフィーチャーを選択できる更新サイトに接続しなければなりません。 このヘルプは、製品をインストールする際に自動的にダウンロードされません。

必要なインフォメーション・センターのコンテンツをダウンロードした後は、切断状態でも作業時にそのコンテンツを参照することができます。変更が行われた際に、コンテンツを更新することができます。

インストール:
  1. 「ローカル・ヘルプ」オプションを使用して、製品をインストールします。
  2. 製品を始動し、インターネット接続していない場合のヘルプ・コンテンツのダウンロードの説明に従って、ヘルプ・コンテンツをダウンロードします。

コンテンツの更新: インターネットに接続している場合、コンテンツは製品始動時に自動的に更新されます。ただし、1 日に 1 回が上限です。

イントラネット・サーバーからヘルプ・コンテンツにアクセスする (Enterprise ソリューション)

社内のサポートに応じて、内部イントラネット・サーバーからヘルプ・コンテンツにアクセスできます。 この方法では、製品のヘルプ・コンテンツがインストールされるファイアウォールで保護される場所に、イントラネット管理者がサーバーをセットアップしたと仮定します。 このオプションを選択するときは、そのサーバーへの接続情報 (ホスト名、ポート番号、ヘルプのパス、http または https のメソッド・アクセス方式) を指定する必要があります。 管理者は、ヘルプ・コンテンツが常に最新のものであるように更新する必要があります。

インストール:

管理者は、以下の作業を完了する必要があります。
  1. ヘルプ・コンテンツ用のイントラネット・サーバーのセットアップ
  2. インターネット接続していない場合には、イントラネット・サーバーで、インターネット接続していない場合のヘルプ・コンテンツのダウンロードで説明されているように、ヘルプ・コンテンツをダウンロードします。
  3. 以下のヘルプ・サーバー接続情報をユーザーに提供します。
    • 名前。例えば、プロダクト名のヘルプ。 ユーザーは任意の名前を入力できます。
    • ホスト
    • パス
    • ポート
ユーザーは以下の手順のいずれかを完了する必要があります。
  • 「イントラネット・ヘルプ」オプションとともに製品をインストールして、接続情報を指定します。または、
  • 製品を始動して、ヘルプ・コンテンツのロケーションの変更の説明に従って、コンテンツのアクセス方式を変更します。

コンテンツの更新: ヘルプ・イントラネット・サーバーがインターネットに接続している場合、コンテンツはヘルプ始動時に自動的に更新されます。ただし、1 日に 1 回が上限です。

Web ベースのヘルプ・コンテンツにアクセスするかどうか、ヘルプ・コンテンツをローカルにダウンロードして使用するか、またはイントラネットに接続してヘルプを使用するかどうかは、「ヘルプ」 > 「ヘルプ・コンテンツ」 をクリックして、ヘルプ・トピックを開いて解決方法を見つけてください。

リモート・ヘルプ
保管場所となっている ibm.com Web サイトにアクセスするヘルプ・コンテンツ。
ローカル・ヘルプ
製品をホストするサーバーに格納されているヘルプ・コンテンツ。
イントラネット・ヘルプ
イントラネット・サーバーに格納されているヘルプ・コンテンツ。 コンテンツは、Web からイントラネット・サーバーにダウンロードできます。
ローカル・ヘルプ更新プログラム
ローカル・ヘルプまたはイントラネット・ヘルプを使用するように製品が構成されている場合、このユーティリティーを使用すると、初期コンテンツや更新された既存コンテンツをダウンロードするのに役立ちます。
監視されるフォルダー
監視されるフォルダー install_dir/sdp/help/updates に圧縮済みの更新サイト・ファイルを入れると、起動時に、ローカル・ヘルプ更新プログラムを使用して、このファイルのヘルプ・コンテンツがローカルにインストールされます。

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