Microsoft SQL Server を、IBM® UrbanCode Release でサポート・データベースとして使用することができます。IBM UrbanCode Release をインストールする前にデータベースを作成します。通常、データベースは、サーバーがあるコンピューターとは別のコンピューターにインストールされます。
このタスクについて
IBM UrbanCode Release をインストールする場合、データベース接続情報と JDBC JAR ファイルが必要です。データベースのユーザー・アカウントは、表作成特権を持っている必要があります。
手順
- ibm_ucr という名前の Microsoft SQL Server データベースを作成します。以下は、このデータベースを作成するためのコマンドの例です。
CREATE DATABASE ibm_ucr
;
USE ibm_ucr
;
CREATE LOGIN ibm_ucr
WITH PASSWORD = 'password';
CREATE USER ibm_ucr
FOR LOGIN ibm_ucr
WITH DEFAULT_SCHEMA = ibm_ucr
;
CREATE SCHEMA ibm_ucr
AUTHORIZATION ibm_ucr
;
GRANT ALL TO ibm_ucr
;
- Microsoft サイトから SQL Server JDBC ドライバー JAR ファイルを取得します。JDBC JAR ファイルは、インストール・ファイルには含まれていません。IBM Installation Manager を実行する時にこのファイルが使用可能になっている必要があります。
- データベースのパラメーターの値を記録します。
この値は、IBM Installation Manager を実行して
IBM UrbanCode Release をインストールする時に使用することができます。
以下のパラメーターは、IBM UrbanCode Release をサポートするために
Microsoft SQL Server のインストールで通常使用されるものです。
パラメーター |
値 |
データベース・ユーザー名 |
ibm_ucr |
データベース・パスワード |
user_account_password |
データベース・ドライバー・クラス |
com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerDriver |
データベース接続ストリング |
jdbc:sqlserver://database_server:1433;databaseName=ibm_ucr |