ライフサイクルには、フェーズの順序付けリストが含まれています。各フェーズは、リリース・アプリケーションでのチームの作業を表します。例えば、デフォルト・ライフサイクルには、開発作業のフェーズ、さまざまなテスト・フェーズ、およびアプリケーションの実動デプロイメントのフェーズがあります。ライフサイクル内のフェーズは、リリース・サイクルの開始から終了へとアプリケーションがどのように移行するかに合わせてカスタマイズすることができます。
各フェーズに、1 つ以上のゲートを作成することができます。ゲートは、アプリケーションが次のフェーズに移行するために満たさなければならない要件を表しています。各ゲートにはターゲット状況があります。アプリケーションは、その状況になるとゲートを通過できます。例えば、アプリケーションは、特定のテストにパスするか、承認を受ける必要がある場合があります。
ライフサイクルは、他のライフサイクルから派生する場合があります。派生したライフサイクルは、元のフェーズとすべて同じフェーズから開始されます。元のライフサイクルが変更されると、派生したライフサイクルに非準拠のマークが付けられます。派生したライフサイクルを、元のライフサイクルに一致するように更新する必要があります。
リリースの作成時に、そのリリースのライフサイクルを選択します。次に、そのライフサイクルのフェーズにリリース環境を割り当てます。このようにして、このライフサイクルは、リリース内の作業のテンプレートになります。
以下の図は、デフォルト・ライフサイクルを示しています。このライフサイクルには、開発フェーズ、テスト・フェーズと認証フェーズ、および実動フェーズを含む 5 つのフェーズがあります。 デフォルトで、このライフサイクルにはゲートはありません。ゲートは手動で追加することができます。