デプロイメントの実行

デプロイメントは、デプロイメントのセグメントに定義されているタスクを実行することによって実行されます。

デフォルトのデプロイメント計画には、デプロイメント前タスクとデプロイメント・タスクという 2 つのセグメントがあります。セグメントは手動で開始され、タスクと同様に、並列または順次で実行できます。開始時刻は、タスク作成時に定義される期間から計算されます。

セグメントは、「スケジュール済みデプロイメント」ページ (「ホーム」 > 「スケジュール済みデプロイメント」 > 「selected_deployment」) に表示されます。セグメントが表示される順序は、それらが実行される順序ではありません。

セグメントは、いつでも追加または削除でき、前提条件として指定されている他のセグメントを持つことができます。前提条件を持つセグメントは、指定されたセグメントがすべてのタスクを正常に完了するまでは開始できません。セグメントはユーザー役割によって制限することもでき、指定された実行者の役割を持つユーザーのみがセグメントを開始できます。

タスクに割り当てられたユーザーはそれらを実行でき、割り当てられたユーザーがいないタスクは、適切な役割を持つ任意のユーザーが要求できます。

デプロイメントは、スケジュールに入ると、「スケジュール済みデプロイメント」ページに追加されます。このページで、そのデプロイメントを編集、削除、または調査することができます。

セグメント前提条件の確認

他のセグメントの前提条件として指定されているすべてのセグメントが正常に完了していることを確認します。セグメントは、他のセグメントと並行して実行されているセグメントを含め、その前提条件セグメントが正常に完了するまでは開始できません。最初のセグメントを除くすべてのセグメントが前提条件を持つことができます。

セグメントはユーザー役割によって制限することもでき、指定された実行者の役割を持つユーザーのみがセグメントを開始できます。

全体のスケジュールの確認

すべてのタスクに、予期された所要期間が割り当てられていることを確認します。セグメントの長さは、タスクの所要期間を使用して計算されます。セグメントが表示される順序は、それらが実行される順序ではありません。タスクがない場合、またはタスクに変更が必要な場合は、すべての新しい期間が、デプロイメントの予期されたスコープ内に納まるようにします。

承認が必要な場合は、予期された承認者が確実に存在し、対応の準備ができているようにしてください。

セグメントは手動で開始され、タスクと同様に、並列または順次で実行できます。

タスクの割り当てまたは要求

タスクは、役割または特定のユーザーに割り当てることができます。割り当てなしのタスクは、定義された役割を持つ誰でも要求することができます。

通知の構成

E メール通知は、ユーザー定義のトリガー・イベントが発生すると必ずユーザーに送信されるようにすることができます。通知は、計画、セグメント、またはタスクに付加し、いくつかの方法でトリガーするよう設定することができます。通知は、例えば、デプロイメントが終了した時、または承認が必要な時などに送信することができます。通知の受信者は、セキュリティー・システムの (IBM® UrbanCode Deploy セキュリティーを参照) LDAP 統合を使用して定義します。

通知をセットアップする場合、トリガー・イベントと役割の両方を選択します。これはセキュリティー・システムから継承されます。例えば、タスクやセグメントの開始時、終了時、またはエラー発生時には、一般的に管理者または環境所有者に通知を送信します。

デプロイメントのモニター

ダッシュボードには、集中ポータルからのリリースに関するリアルタイム・フィードバックが表示されます。ここにはリリース・セグメントが表示され、現在進行中のセグメントも、既に完了しているセグメントも示されます。デプロイメントの実行の他に、計画へのセグメントの追加、セグメントへのタスクの追加も行うことができます。


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