キャッシュ・ファイルの管理
キャッシュ・ファイルの管理について説明します。
UNIX 用キャッシュ・ファイルの配布
Rational® Synergy ストレージ・ルート・ディレクトリーは、NFS を使用してネットワークのローカル・ファイル・システムを介して任意の場所に配布することができます。これらのディレクトリーを配布する最も一般的で便利な方法は、キャッシュ・サブディレクトリーを別個のファイル・システムに移動することです。 キャッシュ・ディレクトリーを移動したら、シンボリック・リンクを設定します。キャッシュ・ディレクトリーの下にあるすべてのファイルを、ユーザー
ccm_root
が読み取り/書き込み可能なサブディレクトリーにコピーする必要があります。このディレクトリーが存在するかどうかを確認してください。存在しない場合は作成してください。
データベース・キャッシュからのオブジェクトのクリーニング
ccm clean_cache
コマンドは、以前にアーカイブされたオブジェクトで、かつ指定した基準またはデフォルトの基準と一致するオブジェクトをクリアします。デフォルトでは、キャッシュのクリーニングにより、14 日を経過し、かつワークエリア内で使用されていない変更不可能オブジェクトのアーカイブ済みキャッシュ・ファイルが削除されます。アーカイブされていないオブジェクト・バージョンのキャッシュ・ファイルは削除されません。
キャッシュ・ファイルの削除
オブジェクトの
source
属性の内容は、データベース・ストレージ・ルート
(st_root)
の下にある
cache
ディレクトリー内のファイルに格納されます。オブジェクトが integrate 状態に遷移すると、それがトリガーとなってソース・ファイルがアーカイブされます。
integrate
、
test
、
sqa
、
released
、および
rejected
状態のオブジェクトがアーカイブされます。CM アドミニストレーターは
ccm clean_cache
コマンドを使用して、アーカイブされたこれらのキャッシュ・ファイルを必要に応じて削除したり、削除する特定のキャッシュ・ファイルを選択したりすることができます。
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