グローバル除外

一般的なクエリーベースのメソッドのみを使用してオブジェクトを削除する場合、保存する必要があるオブジェクトを誤って削除してしまう可能性があります。グローバル除外は、このような誤削除を防ぐのに役立ちます。

SOAD は以下のタイプのオブジェクトを除外します。

モデル・オブジェクト・タイプ

データベースの操作に必要なオブジェクトを削除しないようにするため、SOAD は soadf_excluded_types というモデル属性にリストされているオブジェクト・タイプを除外します。

除外されるタイプのデフォルトのセットは、以下のとおりです。
model
mcomp
cvtype
attype
bstype
admin
tset
recon_temp
folder_temp

除外されたプロジェクト内の候補オブジェクト

SOAD セキュリティー・ルールにより、プロジェクトで使用されているあらゆるオブジェクトが削除されなくなります。この制限はグローバルであるため、このルールはすべてのスコープに適用されます。

オブジェクトの最新の静的バージョン

注: このオプションが適用可能なのは、「オフライン保存 (Save Offline)」オプションも使用している場合のみです。

SOAD は、オブジェクト・インスタンスの最新の (静的) バージョンであるあらゆるオブジェクトを除外します。これにより、あるオブジェクトが削除された後に、ユーザーはそのインスタンス値を再利用して、同じ名前で同じタイプのオブジェクトを作成することはできません。 また、保存されたオリジナルのオブジェクトを復元すると cluster_id コンフリクトが発生するため、この操作は不可能になります。

SOAD は、各バージョンの深さを履歴ルートから判別し、最上位の深さである静的オブジェクトを選択することにより、このルールを適用します。オブジェクトに静的バージョンがない場合、SOAD はまず prep バージョンを検索し、次にその他の状態のバージョンを検索して、最上位の深さである非静的バージョンを見つけます。


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