task コマンド
task コマンドは、タスクの作成、変更、削除、および以下の操作を実行するために使用できます。
タスクの割り当て
指定されたタスクを指定された担当者に割り当てることができます。タスクを割り当てるには、タスク割り当て特権が必要であり、タスクを修正できなければなりません。
オブジェクト、タスク、または変更依頼とタスクとの関連付け
指定のオブジェクト、変更依頼、または修正対象タスクに、指定のタスクを関連付けることができます。オブジェクトとの関連付けの場合、そのタスクへの修正アクセス権が付与されているユーザーがこの操作を実行できます。変更依頼との関連付けの場合、変更依頼への修正アクセス権が付与されているユーザーがこの操作を実行できます。変更依頼が、タスク関連付けを実行できる状態でなければなりません。
タスクの完了
タスクを完了すると、そのタスクに関連付けられているオブジェクトが修正不可状態にチェックインされます。その後、このタスクは
completed
状態に移行されます。タスクの担当者またはアドミニストレーターは、この操作を実行できます。
タスクのコピー
指定されたタスクをコピーして、タスクを作成できます。タスクをコピーして、あるリリースで修正したタスクを、別のリリースに適用します。コピーされたタスクと元のタスクは、同じオブジェクトが関連付けられていることも、異なるオブジェクトが関連付けられていることも、その両方であることもあります。 デフォルトでは、既存タスクに関連付けられたオブジェクトは、コピーされた対応するタスクにも関連付けられます。
タスクの作成
このサブコマンドは、タスクを作成します。担当者を指定すると、指定した担当者にタスクが割り当てられます。タスク作成時に、担当者を指定しないか、
-register
を指定 した場合、タスクは登録されますが、担当者には割り当てられません。
オブジェクト、タスク、または変更依頼とタスクとの関連付け解除
2 つのオブジェクトの関連付けを解除することができます。特定のオブジェクトおよび変更依頼と、特定の修正対象タスクから、特定のタスクの関連付けを解除します。タスクを変更できる場合、オブジェクトまたは修正対象タスクから、タスクの関連付けを解除できます。タスクと変更依頼との関連付けを解除するには、変更依頼とタスクの両方が変更可能である必要があります。
タスクの修正
タスクを作成し、そのタスクと修正対象のタスクとの間に関係を作成できます。プロジェクトが一方のタスクを使用して他方を使用しないことを
コンフリクト
と呼びますが、この関係によってコンフリクトが検出されます。
タスクの変更
タスクの多数の属性 (概要、プラットフォーム、優先度、担当者など) を変更できます。タスクを変更するユーザーには、タスク割り当て特権が必要です。
タスクのクエリー
リリース内のタスク、リリースにないタスク、あるいは指定したクエリー条件やクエリー式と一致するタスクをクエリーできます。クエリーで検出されたタスクを使用して、クエリー選択セットを設定します。
カレント・タスクの設定またはクリア
カレント・タスクを設定またはクリアすることができます。Rational® Synergy では、ユーザーがタスクを指定せずにタスクに変更を関連付ける操作を実行した場合、デフォルトでカレント・タスクが使用されます。
タスク・プロパティーの表示
指定したタスク・プロパティーを表示できます。
タスクの関連オブジェクト、関連変更依頼、および関連タスクの表示
指定されたタスクの関連オブジェクトと関連変更依頼、指定されたタスクにより修正されたタスク、および指定されたタスクを修正したタスクを表示できます。クエリー選択により関連オブジェクトが表示されます。
タスクのパラレルの表示
指定したタスクに関連するオブジェクトのパラレル・バージョンを表示できます。
タスク情報の表示
指定したタスクに関するタスク概要、説明、状態、担当者などの情報を表示できます。
別の状態へのタスクの遷移
タスクの割り当て権限を持ち、タスクの変更が可能である場合に、タスクの状態を変更できます。
関連情報
:
カレント・タスク
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