Oracle テスト・データベースのアンパック

インストールをテストするには、Oracle テスト・データベースをアンパックします。

このタスクについて

インストール・ディレクトリー $CCM_HOME/packfiles からデータベースをアンパックします。

例えば、データベース・サーバー・コンピューター上で、基本モデル・データベース (base.cpk) を新しいデータベース /data/ccmdb/testdb にアンパックします。

手順

  1. ccm_root としてログインして、環境変数を設定します。
       $ su - ccm_root
       Password: *****
       $ ORACLE_SID=sargasso; export ORACLE_SID
       $ ORACLE_HOME=/opt/oracle; export ORACLE_HOME
       $ CCM_HOME=ccm_home; export CCM_HOME
       $ PATH=$CCM_HOME/bin:$PATH; export PATH
  2. 必要に応じて、データベースをアンパックするために必要な特権を持つ Oracle ユーザーを作成します。

    ccmdb unpack コマンドから、データベースをアンパックするために必要な特権を持つ Oracle ユーザーを指定するように要求されます。Oracle ユーザー sys または system を使用できます。どちらのユーザーも適切な特権を持っています。必要な特権を持つ Oracle ユーザーを作成することもできます。

    ユーザー自身を表す / は、unpack コマンドでサポートされていない構文であるため、入力できません。また、ccm_root ユーザー (OPS$CCM_ROOT と同等) も使用できません。

    Oracle ユーザーには以下の特権が必要です。

    CREATE USER
    DROP USER
    CREATE ANY INDEX
    DROP ANY INDEX
    ALTER ANY INDEX
    SELECT ANY SEQUENCE 
    CREATE ANY SEQUENCE
    ALTER ANY SEQUENCE
    SELECT ANY TABLE
    CREATE ANY TABLE
    DROP ANY TABLE
    ALTER ANY TABLE
    INSERT ANY TABLE
    DELETE ANY TABLE
    UPDATE ANY TABLE
    GRANT ANY OBJECT PRIVILEGE
  3. データベースをアンパックします。
    $ ccmdb unpack $CCM_HOME/packfiles/base.cpk -t /data/ccmdb/testdb
    デフォルトのサーバー名を使用していない場合は、
    ccmdb unpack コマンドに -s servername オプションを指定してください。

フィードバック