プロジェクト・グルーピングはプライベートにすることも非プライベートにすることもできます。プライベート・プロジェクト・グルーピング内のすべてのプロジェクトには、プロジェクト・グルーピングと同じ所有者、リリース、目的、および状態が設定されます。プライベート・プロジェクト・グルーピングは次のいずれかの方法で識別できます。
現行ユーザーがプロジェクト・グルーピングを所有しておりデータベースが DCM 対応ではないか、またはプロジェクト・グルーピングがローカル・データベースで作成されています。プライベート・プロジェクト・グルーピングの例: My CM/6.5 Insulated Development Projects。
現行ユーザー以外のユーザーがプロジェクト・グルーピングを所有しておりデータベースが DCM 対応ではないか、またはプロジェクト・グルーピングがローカル・データベースで作成されています。プライベート・プロジェクト・グルーピングの例: John's CM/6.5 Insulated Development Projects。
現行ユーザーがプロジェクト・グルーピングを所有しており、データベースが DCM 対応であり、プロジェクト・グルーピングがローカル・データベースで作成されていません。プライベート・プロジェクト・グルーピングの例: My CM/6.5 Insulated Development Projects from Database D。
現行ユーザー以外のユーザーがプロジェクト・グルーピングを所有しており、データベースが DCM 対応であり、プロジェクト・グルーピングがローカル・データベースで作成されていません。プライベート・プロジェクト・グルーピングの例: John's CM/6.5 Insulated Development Projects from Database D。
非プライベート・プロジェクト・グルーピング内のすべてのプロジェクトには、プロジェクト・グルーピングと同じリリース、目的、および状態が設定されます。非プライベート・プロジェクト・グルーピングは次のいずれかの方法で識別できます。
DCM 対応データベースの場合、dbid はプロジェクト・グルーピングが作成されたデータベースの ID です。非プライベート・プロジェクト・グルーピングの例: All CM/6.5 Integration Testing Projects from Database D。
DCM 対応ではないデータベースの場合は All CM/6.5 System Testing Projects のようになります。
すべてのローカル・プロジェクト・グルーピングには、そのリリースと目的に対応したプロセス・ルールが関連付けられます。プロジェクト・グルーピングには 1 つのプロセス・ルールのみを関連付けることができます。
ただし場合によっては、プロジェクト・グルーピングによって指定される更新プロパティーがグルーピング内のすべてのプロジェクトに含まれているわけではない点に注意してください。プロセス・ルールを使用するプロジェクトには同一の更新プロパティーが設定されます。プロジェクト・グルーピングには、プロセス・ルールを使用しないプロジェクトや、タスクの代わりにオブジェクトを使用して更新を行うプロジェクトを含めることができます。このようなプロジェクトを同じグルーピングに含めることで、すべての一連のプロジェクトからベースラインを作成できます。
適切な更新プロパティーを設定できるように、プロジェクト・グルーピングにはデータベース内のその他のオブジェクトとの関連付けが複数含まれています。プロセス・ルールではフォルダーとタスクが使用されるため、プロセス・ルールを使用するプロジェクト・グルーピングには同じフォルダーおよびタスクが関連付けられている必要があります。また、プロジェクト・グルーピングには一連の保存タスク、一連の追加タスク、一連の削除されたタスク、および一連の自動タスクが含まれています。それぞれのタスクの集合は、プロジェクト・グルーピング固有です。グルーピング内でタスクを追加および削除することもできます。プロセス・ルールでベースラインが使用される場合、各ローカル・プロジェクト・グルーピングにはそのベースラインとの関係も含まれています。
project_grouping コマンドは、以下のサブコマンドをサポートしています。