オブジェクトのセキュリティー設定の変更

プロパティー」ダイアログ・ボックスの「セキュリティー」タブを使用することで、ユーザーを許可または制限して、選択したオブジェクトを変更、チェックアウト、またはコピーしたり、オブジェクト・ソースの表示を許可または制限したりすることができます。

このタスクについて

1 つのデータベースに多数の異なるオブジェクト集合を含めることができます。すべてのユーザーにすべてのオブジェクトのチェックアウト、コピー、変更、または表示を許可するのは、適切でない場合もあります。セキュリティーにより、これらを行う許可を特定のユーザー・グループに制限することができます。

以下の種類のオブジェクトについて、特定のセキュリティー設定を変更できます。

一般」ペインの「表示」タブにある「オプション」ダイアログ・ボックスで「オブジェクトのセキュリティー・プロパティーを表示」チェック・ボックスを設定した場合、「セキュリティー」タブが表示されます。また、オブジェクトを所有している場合のみ、オプションはアクティブになります。

グループ・セキュリティー・ライセンスを保持し、データベースでグループをセットアップしているチームが、このオプションを使用できます。このようなチームは、状況に応じて、特定のオブジェクトのチェックアウト、変更、および表示を一部のユーザーのみに許可し、他のユーザーには許可しないように設定します。

すべての「プロパティー」ダイアログ・ボックスから「セキュリティー」タブを削除する方法については、「プロパティー」ダイアログ・ボックス内の「セキュリティー」タブの表示を参照してください。

手順

  1. セキュリティー設定を変更するオブジェクトの該当する「プロパティー」ダイアログ・ボックスを起動します。
  2. フォルダー、タスク、プロジェクト、またはリリースのセキュリティー設定を変更している場合、当該オブジェクトの変更およびコピーを許可するユーザー・グループを変更できます。

    当該フォルダー、タスク、プロジェクト、またはリリースを変更およびコピーするためのアクセス権をすべてのユーザーに付与する場合は、「全員にこのオブジェクトの修正とコピーを許可 (Allow anyone to modify and copy this object)」を選択します。デフォルトでは、このオプションが選択されています。

    設定を制限するには、「オブジェクトの修正とチェックアウトを以下のグループに限定」をデフォルト設定のままにし、制限するグループをクリックします。

  3. ファイルおよびディレクトリーのセキュリティー設定を変更している場合、当該オブジェクトの変更およびチェックアウトを許可するユーザー・グループを変更できます。また、ファイル・ソースの表示を許可するユーザー・グループも変更できます。

    当該ファイルまたはディレクトリーを変更およびチェックアウトするためのアクセス権をすべてのユーザーに付与する場合は、「全員にこのオブジェクトの修正とコピーを許可 (Allow anyone to modify and copy this object)」を選択します。デフォルトでは、このオプションはクリアされています。

    設定を制限するには、「オブジェクトの修正とチェックアウトを以下のグループに限定」を選択し、制限するグループをクリックします。

    当該ファイルを読み取るアクセス権をすべてのユーザーに付与する場合は、「全員にこのオブジェクト・ソースの閲覧を許可」を選択します。デフォルトでは、このオプションは設定されています。

    設定を制限するには、「オブジェクト・ソースへのアクセスを以下のグループに限定」をデフォルト設定のままにし、制限するグループをクリックします。

  4. 「適用」をクリックして、変更を保存します。

フィードバック