UNIX 用のデータベースの作成

base.cpk ファイルを解凍すると、データベースを素早く容易に作成できます。データの増加に対応できるだけの十分な大きさのファイル・システムにデータベースを作成してください。

始める前に

For Informixインストール時に、ユーザー informix に対して CCM_HOMEPATH をセットアップしなかった場合、ここでこれらの環境変数を設定します。

このタスクについて

詳しくは、『データベース・スペースのモニター』を参照してください。

手順

  1. ユーザーを ccm_root に設定します。
    $ su - ccm_root
    Password: *****
  2. 基本データベースが含まれている base.cpk ファイルを解凍します。

    For Oracleこのコマンドを使用するには、ORACLE_HOME および ORACLE_SID が既に設定されているか、または -s オプションを使用する必要があります。デフォルトのサーバー名を使用しない場合は、ccm unpack コマンドで -s servername オプションを使用する必要があります。

    $ ccmdb unpack base.cpk -to /vol/hydra/ccmdb/database_name

  3. 必要に応じて、区切り文字を変更し、ユーザーを追加します。

    このデータベースの区切り文字を変更する場合は、ここで変更してください。

    ccm delimiter コマンドについて詳しくは、Rational® Synergy CLI ヘルプを参照してください。

    1. Rational Synergy セッションを ccm_admin ロールで開始します。

      $ ccm start -d database_path -r ccm_admin

      For Informixパスワードの入力を求めるプロンプトが出された場合は、ファイアウォールを介してクライアント・セッションに接続しようとしています。続行するにはパスワードを入力する必要があります。

    2. 区切り文字を、このデータベースで使用する新しい文字に変更します。例えば、区切り文字をコンマに設定するには、以下のように入力します。

      $ ccm delim ","

    3. ユーザーを追加します。

      Rational Synergy データベースにユーザーを追加する場合は、ここで追加してから次のステップに進んでください。

      Rational Synergy データベースにユーザーを追加する必要がない場合は、次のステップに進みます。

    4. Rational Synergy セッションを終了します。

      $ ccm stop

  4. データベースのチェックおよびバックアップ計画を実施し、それを毎日実行します。
  5. ユーザー ccm_root を終了します。
    注: 万一のシステム障害に備えて、データベースのチェックとバックアップを少なくとも 1 日 1 回実行する必要があります。データベースが破損した場合、データベースのバックアップが必要です。バックアップがなければ、すべてのデータが失われる可能性があります。

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