宛先データベースへのアクセス権限は、ソース・データベース内の DCM データベース定義によって制御されます。宛先データベースのプロパティーが変更された場合、ソース・データベースでその DCM データベース定義を編集できます。
例えば、過去に手動による転送のみを実行したデータベースに、リモート・コピーを実行できるようになったとします。宛先データベース定義を編集することで、その転送モードを手動コピーからリモート・コピーに変更できます。
2 つ目の例として、データベースが別のマシンに移動されたか、そのホスト名が変更されたとします。こうしたケースでは、そのデータベースにデータを送信するすべてのデータベースで宛先データベース定義を編集する必要があります。
DCM データベース定義では以下のプロパティーを変更できます。
- データベース ID
- データベースの説明、ロケーション、管理者連絡先情報
- データベース ID の非表示または表示の設定
- データベースを宛先データベースとして使用できるかどうかの設定
- ハンドオーバー可能
- 受信オプション
- 転送モード (およびその関連パラメーター)
- 圧縮設定
注: 通常、既存のデータベース定義への変更は、宛先データベース・アドミニストレーターからの変更通知の結果として行われます。データ保全性を確保するために、宛先データベース定義に行われた変更をすべてその担当者に通知してください。