Rational Synergy では、リリースは、ご使用のソフトウェア・アプリケーションのリリース・ラベルを指定します。 例えば、Rational® Synergy/7.2 や Rational Change/5.3 などです。
リリースはバージョンに類似しています。ただし、リリースはソフトウェア・プロダクト全体に適用されます。リリースは、すでにデリバリーまたはリリースしたプロダクトを表すことがあります。リリースは、現在開発しているリリースを表すこともあります。 タスクと同様に、プロジェクトは通常、特定のリリースのためにマーク付けされます。
各コンポーネントは、それ独自のリリース・ストリームを保持する必要があります。例えば、GUI ライブラリーおよび 2 つのアプリケーション (カルキュレーターおよびエディター) を開発するチームについて検討します。このチームは、以下の例のようにリリースをセットアップすることがあります。
コンポーネント | リリース・ストリーム |
---|---|
GUI ライブラリー | gui_lib/1.1、gui_lib/1.2、gui_lib/1.3 |
エディター・アプリケーション | editor/1.0、editor/2.0、editor/2.1、editor/3.0、editor/4.0 |
カルキュレーター・アプリケーション | calc/1.0、calc/2.0 |
コンポーネントごとに異なるリリース・ストリームをセットアップする目的は、さまざまなコンポーネントが相互に無関係となるようにコンポーネントを分離することです。この独立性により、コンポーネントをさまざまなリリース・スケジュール上に配置することができ、開発チームがさまざまなプロセスを確実に使用できるようにします。