データベース・キャッシュからのオブジェクトのクリーニング

ccm clean_cache コマンドは、以前にアーカイブされたオブジェクトで、かつ指定した基準またはデフォルトの基準と一致するオブジェクトをクリアします。デフォルトでは、キャッシュのクリーニングにより、14 日を経過し、かつワークエリア内で使用されていない変更不可能オブジェクトのアーカイブ済みキャッシュ・ファイルが削除されます。アーカイブされていないオブジェクト・バージョンのキャッシュ・ファイルは削除されません。

始める前に

このコマンドを使用するには、ユーザーが ccm_admin ロールに属している必要があります。

このタスクについて

ccm clean_cache [-t|-type type] [-s|-status status]
                [-c|-cutoff_time time] [-u|-used] [-v|-verbose]
-c|-cutoff_time time
ソースが time よりも古いオブジェクト・バージョンについてのみ、キャッシュ・ファイルが削除されるように指定します。使用される時刻は、変更時刻ではなくファイルのアクセス時刻です。これを指定しない場合は、デフォルトにより 14 日 (-c "-14:0:0:0") を経過したファイルが削除されます。
time は、クライアントではなく Rational® Synergy サーバーのロケールとタイム・ゾーンで解釈されます。
-s|-status status
キャッシュ・ファイルが削除されるオブジェクト・バージョンの状況を指定します。デフォルトでは、変更不可能状態のバージョンが選択されます。
-t|-type type
削除するキャッシュ・ファイルのオブジェクト・バージョン・タイプを指定します。デフォルトでは、すべてのタイプのキャッシュ・ファイルが削除されます。
-u|-used
プロジェクト内でキャッシュ・ファイルがワークエリアありで使用されているか、ワークエリアなしで使用されているかに関係なく、キャッシュ・ファイルを削除します。デフォルトでは、プロジェクト内でワークエリアありで使用されているキャッシュ・ファイルは削除されません。UNIX 上では、キャッシュ・ファイルが削除されても、プロジェクトのワークエリアには、存在しなくなったファイルを指すシンボリック・リンクがそのまま残ります。

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