エンコード変換

Rational® Synergy では、同じソース・ファイルに対して異なるエンコードがサポートされます。これにより、ソース・ファイルの格納場所に対応したエンコードを使用できます。

各オブジェクトには 3 種類のエンコードを指定できます。つまり、サーバー用のエンコード、Windows ワークエリア用のエンコード、および UNIX ワークエリア用のエンコードです。この 3 つのエンコードにより、ファイルがある場所から別の場所にコピーされたときに、適切なエンコード変換が行われるようになります。複数のエンコードを使用するには、2 つの属性を設定する必要があります。

属性 encoding_conversions は、モデル・オブジェクトに対して設定されます。この属性を TRUE に設定すると、データベースで複数エンコード機能が有効になります。この属性がないか、または FALSE に設定されている場合は、データベースでこの機能が有効になりません。

属性 encoding_conversions は、オブジェクト・タイプに対して設定されます。この属性では、クライアントとサーバーの間でファイルがコピーされるときにエンコード変換が行われるように指定します。encoding_conversions 属性の形式は以下のとおりです。
Server-encoding:encoding
Unix-wa-encoding:encoding
Windows-wa-encoding:encoding

UNIX または Windows ワークエリアのエンコードの指定はオプションです。encoding には、標準のエンコード変換プログラム (iconv など) で認識される文字エンコードの名前を指定する必要があります。エンコードについて詳しくは、Rational Synergy サポート Web サイトで技術情報 Encoding Translations を参照してください。


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