このトピックでは、さまざまな受信失敗について説明するとともに、転送パッケージを解凍する前に DCM で実行される、オブジェクトを保護するための処理について説明します。
転送パッケージを解凍する前に、以下のチェックが行われます。
- データベース・パラメーターが DCM データベース内にあること。DCM は、重要なパラメーターがソース・データベースと宛先データベースの間で整合していることを確認します。DCM が不整合を検出した場合は、チェックが失敗します。
- ソース・データベースと宛先データベースが同じ DCM 区切り文字を使用していること。そうでない場合は、ソース・データベースから生成された転送パッケージが宛先データベースで認識されません。DCM アドミニストレーターは、DCM クラスター全体で同一の区切り文字が使用されていることを確認する必要があります。
- ソース・データベースと宛先データベースが同じリリース区切り文字を使用していること。
- ソース・データベースと宛先データベースが互換性のあるバージョンの Rational® Synergy を使用していること。このチェックが失敗した場合は、受け入れ可能なバージョンがリストされたエラー・メッセージが表示されます。
注: 現在保有しているリリースよりも新しいリリースで生成されたパッケージを受信しているときに、このチェックが失敗した場合は、いったん中断して、
そのパッケージを受信可能にするパッチをインストールしてください。問題がある場合は、Rational Synergy サポートに問い合わせて支援を要請してください。そうしないと、重要なデータ変換を実行できません。
注: このエラー・メッセージを受け取った場合は、ユーザーがオブジェクトにアクセスできることが確かな場合にのみ、処理を続行してください。