Rational Synergy Distributed の管理
以下のトピックでは、Rational® Synergy Distributed サービスおよびデータベースの管理方法について説明します。DCM マネージャーは、Rational Synergy Distributed を円滑かつ日常的に運用する責任があります。
概要
DCM 設定
ccm dcm -settings
コマンドを使用すると、現在のデータベースでの DCM 操作に影響を与える、最も一般的な DCM 設定を変更できます。
E メール通知
Rational Synergy はデフォルトのメール・ツールを使用して、DCM の E メール通知を行います。
ブロードキャスト・データベースおよびパッケージ
ブロードキャスト・データベース定義は、単一の実データベースを表すものではありません。その目的は、任意のデータベースで受信可能な DCM 転送パッケージを作成できるようにすることです。
他の DCM アドミニストレーターとの連絡
DCM アドミニストレーターは互いに、共有データに影響を与える問題を通知し合う必要があります。
DCM の使用の計画
DCM の使用の計画について説明します。
DCM データベース設定の変更
DCM データベース設定の変更について説明します。
転送セットおよび転送パッケージでの作業
転送セットおよび転送パッケージでの作業について説明します。
ミラー・データベースの作成および保守
新規データベースが既存のデータベースの「ミラー」となるように (つまり、一方のデータベースで作成された適切なオブジェクトがすべて、DCM によってもう一方のデータベースに複製されるように) 設定することができます。
データベースおよびディレクトリーの管理
データベースおよびディレクトリーの管理について説明します。
リリース、プロセス、およびフォルダー・テンプレートの複製
プロセスは、汎用プロセス・ルールの集合体です。プロセス・ルールは、メンバーの更新操作によって変更内容がプロジェクトまたはプロジェクト・グルーピングにどのように組み込まれるかを制御する一連の目的で使用されます。プロセス・ルールは、開発から 1 つ以上のテスト段階を経てリリースに至るまで、変更内容がどのように流れていくかを制御します。
転送モード
転送モードとは、DCM が転送パッケージを宛先データベースに送信する方式のことです。
クラスター ID
DCM データベース内のすべてのオブジェクトには、クラスター ID が自動的に割り当てられます。この属性は、すべての Rational Synergy リポジトリーにわたってオブジェクトを一意的に識別するものであり、そのオブジェクトが作成されたデータベースに直接関連付けられます。
DCM のパフォーマンス
DCM のパフォーマンスは、転送セットの直接メンバーと間接メンバー、およびローカル・データベースとリモート・データベースによる影響を受けます。
転送パッケージの管理
転送パッケージの受信時には、数種類のエラーが発生する可能性があります。
DCM 受信時のワークエリアの処理
DCM は受信側データベースにないプロジェクトを受信すると、ソース・データベース内と同じワークエリア・プロパティーを使用してプロジェクトを作成します。
自動受信の使用
自動受信
は、生成操作の一部としてソース・データベースで開始する操作です。 コマンド・ライン・インターフェースから 1 回の操作で、生成操作、転送操作、および受信操作用の自動受信を行います。
パラレル・チェック
パラレル開発では、同一オブジェクトに対して並行で行われた、リリースに組み込まれる変更内容をマージすることが重要です。分散型の開発環境で作業することは、パラレル開発の使用方法に影響を及ぼします。
ワークエリアのサブディレクトリー・テンプレートおよびパス
異なるデータベースで作成されたプロジェクトが同じプロジェクト名とバージョンを使用する場合があります。各プロジェクトを Rational Synergy で正しく保守するには、各プロジェクトが異なるワークエリアを使用する必要があります。
7.2 より前のリリースからの転送のサポート
Rational Synergy 7.2 の DCM は、Synergy リリース 7.0、7.1、7.1a、または 7.2 のデータベースを使用したデータの複製をサポートしています。
リモート実行の処理
リモート実行の処理について説明します。
フィードバック