転送パッケージの受信時には、DCM によってパッケージの欠落がチェックされます。パッケージの欠落が報告された場合、以下のステップに従います。
- エラー・メッセージで DCM によって報告された、欠落しているパッケージの日時を判別します。
- 生成側データベースの DCM アドミニストレーターに問い合わせて、そのパッケージが送信側データベースの生成ディレクトリー内にあるかどうかを判別します。パッケージがある場合は、欠落しているパッケージを DCM アドミニストレーターに転送してもらい、受信ステップを再試行します。
- 欠落しているパッケージが送信側データベースの生成ディレクトリー内にない場合は、処理中の転送パッケージをご使用のデータベースの受信ディレクトリーから削除します。
- 必要な転送セットを使用し、欠落しているパッケージの日時またはそれ以前の日時に対応する -lg オプション・インデックスを指定して、パッケージを再生成および転送するように、DCM アドミニストレーターに依頼します。
- パッケージの欠落に関する警告を無視するための -im オプションを指定して、このパッケージを受信します。これ以降の受信では、このオプションは必要ありません。
注: 転送パッケージの欠落を DCM が無視するように指定すると、以下のことが発生する可能性があります。
- オブジェクトの欠落
- オブジェクトが最新データで更新されない
- ディレクトリー・エントリーが空になる
- 関係の欠落