Rational Synergy の複数のインストール済み環境の作成

Rational® Synergy では、Rational Synergy ソフトウェアを同時に複数インストールすることができます。

複数のインストール済み環境により、同じプラットフォームで Rational Synergy の複数のリリースを使用できます。また、Rational Synergy 対応のコンピューターで構成されるネットワークで、バイナリー非互換バージョンを実行することもできます。例えば、Linux コンピューターと Oracle Solaris コンピューターの両方を含むネットワークなどです。

異機種ネットワークにインストールする場合は、以下の整合性検査を実行します。

プライマリー・インストール用のコンピューターを選択します (それ以外のすべてのプラットフォームへのインストールは、セカンダリー・インストールと見なされます)。ファイル・サーバー ・コンピューターには、インストールされた Rational Synergy のファイルが物理的に存在します。これらのファイルを root としてインストール・ディレクトリーに書き込む際に問題が生じないように、プライマリー・インストール・コンピューターとファイル・サーバーには同じコンピューターを使用します。このコンピューター上でインストールを実行します。/usr/local/ccm からインストール・ディレクトリーへのシンボリック・リンクを作成します。このプロセスにより、ccm を再リンクすることで新規リリースへ簡単にアップグレードできるようになります。

UNIX インストールの各例では、以下のことが当てはまります。
注: インストールでは、root がインストール・ディレクトリーに書き込むことができる必要があります。リモート・ファイル・システムにインストールする場合は、『リモート・ファイル・システムへのインストール』を参照してください。

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