データベースのバックアップおよびリカバリー
データベースのバックアップおよびリカバリーについて説明します。
データベースのバックアップ
Rational Synergy データベースには、Informix® 内に保持されるメタデータと、ファイル・システム・データの 2 つの部分があります。データを保護するため、ご使用のデータベースの両方の部分を定期的にバックアップする必要があります。
UNIX 用データベースのバックアップ
Rational Synergy データベースに格納されるデータは重要なため、ルーチン・バックアップを実行する必要があります。大きなシステム障害 (ディスクの破損など) が発生した場合、Rational Synergy データベースのバックアップがデータをリカバリーする唯一の手段になる可能性があります。 Rational Synergy データベースのバックアップを信頼性の高いものにするには、
ccmdb backup
コマンドを使用します。 このコマンドは、バックアップ内のデータベース・メタデータとストレージ・ルート (
st_root
) サブディレクトリーが確実に同期されるように設計されています。
データベースの圧縮
個々のデータベースを圧縮することは、優先されるバックアップ方式です。この方式では、データベースのファイル・システム部分とメタデータ部分の両方の完全バックアップが含まれた圧縮 (
.cpk
) ファイルが作成されます。
データベースのダンプ方式
データベースが大規模な場合、または圧縮に時間がかかり過ぎる場合、推奨されるバックアップ方式は、データベースのダンプです。この方式では、ファイル・システム・データとメタデータが含まれる圧縮ファイルを作成するのではなく、データベース・メタデータのみが含まれるダンプ (
.dmp
) ファイルを作成します。
Informix 用のリモートの 2 次スタンドアロン・サーバーの使用
ccmdb backup
コマンドを実行してデータベースをバックアップする際に、リモートの 2 次スタンドアロン (RSS) サーバーを使用してデータベースのダウン時間を減らすことができます。
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