Windows 7、Windows 8、Windows 2003、または Windows 2008 にソフトウェアをインストールした場合、クライアントが Rational® Synergy メイン・サーバーまたはキャッシュ・サーバーに接続できるように、Windows ファイアウォールを構成する必要があります。
始める前に
- Rational Synergy Server コンポーネントを実行するコンピューターには、ファイアウォールを構成する必要があります。
- キャッシュ・サーバーを Windows マシンにインストールする場合、サーバー・ポートのみを開く必要があります。
このタスクについて
ファイアウォールが使用可能な場合、Windows マシンからホスト名およびポートへの TCP 接続が許可されるようにファイアウォールを構成する必要があります。以下のファイルにホスト名およびポートを定義します。これらのファイルは
CCM_HOME/etc ディレクトリーにあります。
- _router.adr
エントリー例: hostname:port1:IPAddr
- _esd.adr
エントリー例: hostname:port2:IPAddr
Rational Synergy マシン上のファイアウォール設定を無効化できない場合、このステップが必要です。
- _objreg.adr
エントリー例: hostname:port3:IPAddr
objreg.adr ファイルが CCM_HOME/etc ディレクトリーに存在しない場合は、このファイルを作成する必要があります。
- system_info.txt
エントリー例: HELP_SERVER http://hostname/IP:port4 DEFAULT_SERVER_PORT port5
手順
TCP 接続が許可されるようにファイアウォールを構成するには、以下の手順を実行します。
- Windows タスクバーで、をクリックします。
- 「詳細設定」をクリックします。
- 「セキュリティが強化された Windows ファイアウォール」ウィンドウで、をクリックします。
- 「規則の種類」ページで「ポート」をクリックし、「次へ」をクリックします。
- 「プロトコルおよびポート」ページで、「特定のローカル・ポート」をクリックして、ポート番号を入力します。
ルーター・ポート用に port1、エンジン用に port2、オブジェクト・レジストラー用に port3、Rational Synergy Server 用に port4、そして Rational Synergy Help Server 用に port5 を入力します。
注: ポート番号は、_router.adr ファイル、_esd.adr ファイル、_objreg.adr ファイル、および system_info.txt ファイルで定義したものと同じでなければなりません。
- 「次へ」をクリックします。
- 「操作」ページで、「接続を許可する」をクリックして、「次へ」をクリックします。
- 「プロファイル」ページで、プロファイルを選択して、「次へ」をクリックします。
- 「名前」ページで、規則の名前を入力して、「終了」をクリックします。