転送セットには、Entire Database 転送セットとユーザー作成転送セットの 2 種類があります。
転送セットの間接メンバーは、DCM 生成の実行時に必要に応じて再計算されます。直接メンバーを削除する場合などの一部のユース・ケースでは、DCM はその時点では間接メンバーを再計算しません。代わりに、その転送セットには再計算が必要であるというマークが付けられます。再計算操作は、その転送セットを使用する次回の DCM 生成時に実施されます。
さらに、いずれのタイプの転送セットも変更依頼スコープとリリース・スコープをサポートします。これらのスコープには、変更依頼とリリース、およびオプションでそれらに関連するオブジェクトが、クエリー・ベース・メンバーとして自動的に含まれます。クエリー・メンバーは、DCM 生成の実行時に自動的に再評価されます。
データベースを初期化して DCM で使用できるようにしたら、宛先データベース定義と転送セットを作成できます。そのデータベースは DCM 転送にも使用できます。