ccm ps

ccm ps コマンドは、プロセス状況情報を表示します。

概要

ccm ps   [-attr value] [-d|-database database_path]
         [-rfc_address address] [-user username]

用途

ccm ps コマンドは、Rational® Synergy のユーザーおよびプロセスに関するネットワーク全体のプロセス状況情報を表示するのに使用します。このコマンドは、ccm monitor の最大詳細バージョンです。

ccm ps にオプションを何も指定しなかった場合、コマンドは、現在の Rational Synergy インストレーション ($CCM_HOME) に関するすべてのプロセスの情報を表示します。

このコマンドは、どのユーザーおよびロールでも実行できます。

ccm ps コマンドで表示されるプロセス名は、以下のプロセスを示します。

表 1. ccm ps コマンドのプロセス名
ccm ps で表示される名前 プロセス
engine エンジン (任意の種類)
cmd_interface バックエンド・セッション
dev_clnt_interface Rational Synergy GUI
usr_cmd_interface Rational Synergy CLI
server CCM サーバー
router メッセージ・ルーター・デーモン
objreg オブジェクト・レジストラー通知デーモン
ccm_ess Windows 用のエンジン起動サービス
ps ps (このコマンド)

詳しくは、『ccm ps を使用したプロセス状況のモニター』を参照してください。

オプションおよび引数

-attr value
モニター対象のフィールドの名前を指定します。使用可能な -attr オプションの引数は、processdisplaypiduserhostdatabaseengine_address、または pwa_path です。
-d|-database database_path
database のすべてのユーザーをモニターすることを指定します。
データベースは、正規表現を使用して複数指定できます。正規表現の先頭には、疑問符 (?) が必要です。
-rfc_address address
表示するプロセス状況の Remote Function Call (RFC) アドレスを指定します。マシンのホスト名が既知の場合のフォーマットは、以下のとおりです。

host:port[:ip]*

マシンのホスト名が不明な場合のフォーマットは、以下のとおりです。

ip:port[:ip]*

ここで、[:IP]* は、コロンで区切られた 0 個以上の IP アドレスを表します。

-user username
プロセス状況を表示したいユーザーを指定します。


フィードバック