ccm_root およびグループのセットアップ

Rational® Synergy をインストールするには、ccm_root を定義しておく必要があります。

このタスクについて

ユーザー ccm_root は、ほとんどのファイルとディレクトリーを所有し、Rational Synergy の管理コマンドを実行する権限を持ちます。

NIS を使用していない場合は、各エンジン・ホストで ccm_root をセットアップします。各コンピューターで同じ数値ユーザー ID およびグループ ID を使用してください。

ccm_root のホーム・ディレクトリーは、サイトに適した任意の場所に配置します。

ソフトウェアを ccm_root ホーム・ディレクトリーにインストールしないでください。

ユーザーおよびグループのセットアップをユーザー root として実行します。

手順

  1. ccm_root ユーザーを作成します。
  2. ccm_root グループを作成します。

    ccm_root をグループ ccm_root のメンバーにします。

    ccm_root グループに、build_mgr (ビルド・マネージャー) ロールを持つユーザーの名前を追加します。

  3. Rational Synergy を Linux プラットフォームで実行している場合は、/etc/logingroup/etc/group ファイルにリンクします。
  4. ccm_root ホーム・ディレクトリーを作成します。ccm_root_home の値を、ワークシートの項目 3 に記入します。

以下の例では、/users/ccm_root が含まれています。

   root# mkdir /users/ccm_root
   root# chown ccm_root /users/ccm_root
   root# chgrp ccm_root /users/ccm_root
   root# chmod 755 /users/ccm_root

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