ベースラインの変更

指定するベースラインの名前またはビルドを変更できます。また、現在デフォルトとなっているベースラインのバージョン・テンプレートと一致するバージョンを使用するように、プロジェクトおよびプロダクトを更新することもできます。

始める前に

ベースラインを変更できるのは、ビルド・マネージャーおよび ccm_admin ロールのユーザーです。

このタスクについて

ccm baseline -modify [-n|-name name] [-b|-build build]
            [-v|-versions [-vt|-version_template version_template]
            [-skip_nonvisible_projects]] baseline_spec...
baseline_spec...
変更するベースラインを指定します。詳しくは、『ベースライン仕様』を参照してください。
-b|-build build
指定したベースラインのビルド番号または ID を build 値に設定するように指定します。任意の単一行のテキスト値を設定できます (例えば、Turn3)。通常、build 値には、何らかの形のビルド番号が含まれます。

ccm_admin ロールのユーザーは、任意の状態のベースラインのビルドを変更できます。ビルド・マネージャーは、released 状態を除く、すべての状態のベースラインのビルドを変更できます。

-name name
指定したベースラインの名前を name に設定するように指定します。ccm_admin ロールのユーザーは、任意の状態のベースラインの名前を変更できます。ビルド・マネージャーは、released 状態を除く、すべての状態のベースラインの名前を変更できます。
-skip_nonvisible_projects
可視のワークエリアがないプロジェクトは変更しないように指定します。

可視でないために更新できないワークエリアごとに、警告が表示されます。操作は続行し、他に問題がなく、-skip_nonvisible_projects が使用されなかった場合には正常に完了します。-skip_nonvisible_projects が使用された場合は、エラーが返されます。ただし、操作は続行し、クリーンアップは行われません。すべてのエラーは、終了時に報告されます。メッセージに、失敗した原因がワークエリアが可視でないためか、または変更できないためであるかどうかが示されます。

-v|-versions
指定したベースラインのプロジェクトおよびプロダクトのバージョンを変更するように指定します。

-version_template を指定する場合、そのバージョン・テンプレートが新規バージョンに使用されます。そうでない場合は、デフォルトのベースラインのバージョン・テンプレートが使用されます。詳しくは、『baseline_template』を参照してください。

-vt|-version_template version_template
変更後のベースラインでプロジェクトまたはプロダクトに使用するバージョン・テンプレートを指定します。詳しくは、『baseline コマンド』の「バージョン・テンプレート仕様」を参照してください。

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