unuse コマンド

カレント・プロジェクトまたはディレクトリーから既存のファイル、ディレクトリー、ルート・ディレクトリー、またはプロジェクトを削除できます。メンバーを削除するには、ディレクトリーが修正可能でなければなりません。修正不可ディレクトリーからオブジェクトを削除しようとすると、(-r オプションを指定していない場合は) ディレクトリーが自動的にチェックアウトされます。他のユーザーがディレクトリー内のファイルを使用できるようにするためには、ディレクトリーをチェックインする必要があります。

コマンド・ターゲットとしてルート・ディレクトリーを指定できるのは、-d オプションと -r オプションを指定する場合のみです。ルート・ディレクトリーの異なるバージョンを使用する場合は、use コマンドを使用します。プロジェクトには常にルート・ディレクトリーが含まれている必要があるため、ルート・ディレクトリーを置換せずに切り取ることはできません。

注: 修正不可ディレクトリー内のオブジェクトを切り取ると、そのオブジェクトを別のバージョンに置き換えない限り、新規ディレクトリー・バージョンが自動的にチェックアウトされます。

共有プロジェクトで作業しており、ディレクトリーが修正不可の場合、ディレクトリーがチェックアウトされ、指定されるタスクに自動的に関連付けられます。このディレクトリーは次に integrate 状態にチェックインされます。自動チェックインを無効にするには、初期設定ファイルで shared_project_directory_checkinFALSE に設定します。

プロジェクトを削除する場合は、delete コマンド (ccm delete -p project_name-version) を参照してください。

フォルダー仕様を使用している場合は、任意のロケーションからこのコマンドを開始できます。

Windows: relative_path¥object_name@project_name-project_version

UNIX: relative_path/object_name@project_name-project_version

プロジェクト参照形式の例と、プロジェクト参照形式を使用してルート・ディレクトリー ico/hi_world.c@final-1 を削除する方法を以下に示します。

ccm unuse -d -r final@final-1

削除された object_version と、これがどのバージョンに置き換えられたかを示すメッセージが表示されます。

unuse コマンドは、以下のサブコマンドをサポートしています。


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