ccm message コマンドは、Rational® Synergy ユーザーにメッセージを直接送信するのに使用します。または、キーワード基準を使用して選択した Rational Synergy ユーザーにメッセージをブロードキャストする場合に使用します。
概要
ccm message [-attr value] [-d|-database database_path]
[-rfc_address address] [-u|-user username]'message_text'
用途
メッセージを送信したユーザーの名前がメッセージの前に付加されます。特定のセッションにメッセージを送信するには、-rfc_address オプションを使用します。
このコマンドは、どのユーザーおよびロールでも実行できます。
オプションおよび引数
- -attr value
- 以下のキーワードのいずれかを使用して選択した特定ユーザーに、ブロードキャスト・メッセージを送信できます。process、display、pid、user、host、database、engine_address、または pwa_path。
- -d|-database database_path
- 指定したデータベースのすべてのユーザーにメッセージを送信します。
- データベースは、正規表現を使用して複数指定できます。正規表現の先頭には、疑問符 (?) が必要です。
- -rfc_address address
- メッセージの送信先の Rational Synergy インターフェース (GUI) プロセスの Remote Function Call (RFC) アドレスを指定します。RFC は、複数の IP アドレスを持つマシンをサポートします。
- 使用する RFC アドレスは、ターゲット・プロセスの正確な RFC アドレスでなければなりません。このアドレスは、ccm ps コマンドを実行して決定できます。
- マシンのホスト名が既知の場合のフォーマットは、以下のとおりです。
host:port[:ip]*
- マシンのホスト名が不明な場合のフォーマットは、以下のとおりです。
ip:port[:ip]*
ここで、[:IP]* は、コロンで区切られた 0 個以上の IP アドレスを表します。
- -u|-user username
- username にメッセージを送信します。
重要
指定した -rfc_address がエンジンのアドレスの場合、ccm message コマンドは失敗します。