DCM の使用の計画
DCM の使用の計画について説明します。
ディスク・スペース要件の設定
データが送受信される際には、DCM がソース・データベースと宛先データベースのファイル・システムに書き込みを行います。このため、転送パッケージの生成、転送、および受信を行う前に、これらのファイル・システムに十分な空き領域がなければなりません。
DCM 計画ワークシート
データを送受信する前に、DCM 計画ワークシートを使用して、
generate
ディレクトリーと
receive
ディレクトリーに必要な空きディスク・スペースの量を概算してください。これらのディレクトリーは一般に、ソース・データベースと宛先データベースにあります。
共通データベース・パラメーターの設定
DCM を使用する前に、ソース・プロジェクトと宛先プロジェクトの更新プロパティーが同じであることを確認してください。そうでないと、転送オブジェクトが宛先データベース内のプロジェクトに正しく構成されない可能性があります。
共通データベース・プロパティーの設定
設計上、DCM クラスター内のすべてのデータベースには、固有のデータベース ID、同一の DCM 区切り文字、および互換性のあるモデルがなければなりません。
エンジンとサーバーの同期
エンジンとサーバー・マシンの時刻は同期する必要があります。DCM のデフォルトでは、同じデータベースにアクセスするマシン間で最大 60 秒の時差が許容されます。あるマシンと他のマシンとの時差が 60 秒を超えると、オブジェクトが DCM 転送パッケージに組み込まれない可能性があります。
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