この設定は、所定のデータベースに対して並行して開始されるバックエンド・セッションの最大数を制御します。1 つのデータベースに対して多数の要求 (Rational® Synergy クライアントの始動など) が発生しても、しばらくするとその負荷は低下します。同時に多数のバックエンド・セッションを開始すると、開始が遅くなります。また、短期的に開始が集中した後、それらのバックエンド・セッションの多くが不要になることもあります。このような状況を避けるため、サーバーが並行して開始できるバックエンド・セッションの最大数を、このキーで設定します。
手順
サーバー構成を変更するには、以下を実行します。
- サーバーを停止します。
- すべてのデータベースに対してこの値を変更するには、ccm.server.properties ファイル内の cm.webserver.parallel.startups 値を変更します。
- 特定のデータベースに対して別の値を設定するには、cm.webserver.parallel.startups.database name というキーを ccm.server.properties ファイルに作成し、新しい値を割り当てます。
- サーバーを再起動して、値の変更を有効にします。