削除用のプレビュー・オブジェクト・リストの作成

このサブコマンドを使用して、オフライン保存と削除 (SOAD) スコープによって削除されるオブジェクトのプレビューを実行します。次に、このサブコマンドを使用して、プレビューによって検出されたオブジェクトを削除するプレビュー・オブジェクト・リストを作成します。

クエリー選択セットは、プレビュー・オブジェクト・リストの結果に一致します。このコマンドを実行すると、プレビュー・オブジェクト・リストはクリアされます。また、プレビュー・オブジェクト・リストから、または scope コマンドを使用してオブジェクトを削除した場合にも、プレビュー・オブジェクト・リストがクリアされます。

このサブコマンドによって、オブジェクト・リストにプレビュー結果が取り込まれるため、ccm query などの後続のコマンドでもリストを使用することができます。カレント・セッションの結果のみを使用できます。

コマンドの実行に必要なロールは、指定されたスコープによって異なります。各スコープには、そのスコープの実行またはプレビューを許可されるロールが定義されています。

注: プレビューの後、ccm soad -delete コマンドでオブジェクト・リストを使用する前に、クエリーを実行しても、プレビュー結果は上書きされません。

このタスクについて

ccm soad|save_offline_and_delete -preview -scope scope_name
    [-so|-save_offline] [-f|-format format] [-nf|-noformat]
    ([-ch|-column_header] | [-nch|-nocolumn_header])
    [-sep|-separator separator] ([-sby|-sortby sortspec] |
    [-ns|-nosort|-no_sort]) [-gby|-groupby groupformat]
    [-u|-unnumbered] [-v|-verbose]
    [argument...]
argument...
指定されたスコープで必要な引数を指定します。例えば、スコープ「My working projects and products for a specified release」には、1 つの引数 (リリース名) が必要です。スコープが複数の引数を必要とする場合、引数はスコープ定義に定義された順序で指定する必要があります。
-ch|-column_header
出力形式で列ヘッダーを使用するよう指定します。詳しくは、『-ch|-column_header』を参照してください。
-f|-format format
コマンド出力形式を指定します。詳しくは、『-f|-format』を参照してください。
-gby|-groupby groupformat
コマンド出力のグループ化の方法を指定します。詳しくは、『-gby|-groupby』を参照してください。
-nch|-nocolumn_header
出力形式で列ヘッダーを使用しないよう指定します。詳しくは、『-nch|-nocolumn_header』を参照してください。
-nf|-noformat
桁合わせを使用しないよう指定します。詳しくは、『-nf|-noformat』を参照してください。
-ns|-no_sort
コマンド出力をソートしないように指定します。詳しくは、『-ns|-nosort』を参照してください。
-sby|-sortby sortspec
コマンド出力のソート方法を指定します。詳しくは、『-sby|-sortby』を参照してください。
-sep|-separator separator
-f|-format オプションでのみ使用されます。別の分離文字を指定します。詳しくは、『-sep|-separator』を参照してください。
-scope scope_name [argument...]
オブジェクトのオフライン保存または削除に使用されるスコープ (修正されたクエリー) を指定します。
-so|-save_offline
そのオブジェクト名とインスタンスの最後に残るバージョンとなる任意のオブジェクトを、データベースに保持するオブジェクト・リストを作成します。
-u|-unnumbered
コマンド出力の自動番号付けを抑制します。詳しくは、『-u|-unnumbered』を参照してください。
-v|-verbose
オブジェクトをリストに含める、またはリストから除外する理由を説明するメッセージを生成します。


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