CM アドミニストレーターは、Rational Synergy ツールの日常の運用をスムーズに行う責任を負います。以下の情報では、Rational Synergy のサービスとデータベースについて説明します。Rational Synergy データベース・バックアップ・プログラムの実行方法、スペースの効率的な使用方法などが含まれます。
Rational Synergy を初めてインストールする場合は、このインフォメーション・センター内の、該当するインストール手順およびアップグレード手順を参照してください。ハードウェア構成要件など、製品を初めてインストールする場合に固有の管理情報については、Windows での Rational Synergy のインストール または
Oracle を使用するInformix を使用する UNIX への Rational Synergy のインストール を参照してください。
使用する管理コマンドに応じて、以下のアクセス権限が必要です。
以前のリリースでは、ccm_root ユーザーは固定された名前でした。そのユーザーの名前を、任意の名前に設定できるようになりました。このインフォメーション・センターでは、そのユーザーを表すために Rational Synergy アドミニストレーターという用語を使用しています。
例えば、Rational Synergy データベース・コマンドを実行する場合、およびモデル・インストールを実行する場合は、Rational Synergy アドミニストレーターとしてログオンする必要があります。
ローカル管理者は、ローカル・マシンの管理者グループのメンバーです。
例えば、データベース・サーバー管理コマンドを実行するには、ローカル管理者特権が必要です。
Informix-Admin グループ・メンバーは、Informix-Admin グループのメンバーであるユーザーです。
例えば、データベース・サーバー管理コマンドを使用するには、Informix-Admin グループ・メンバーでなければなりません。
CM アドミニストレーターには、UNIX システム・ファイルのセットアップの経験が必要です。また、CM アドミニストレーターは、Rational Synergy が使用する各マシン上で root パスワードを持っている必要があり、ユーザーを ccm_root に設定することができなければなりません。
Informix 上の UNIX: CM アドミニストレーターは、Rational Synergy が使用する各マシン上で root パスワードを持っていなければなりません。CM アドミニストレーターは、ユーザーを ccm_root および informix に設定することができなければなりません。
Oracle 上の UNIX: CM アドミニストレーターは、Oracle データベースの作成および UNIX システム・ファイルの設定経験がなくてはなりません。
一般システム管理者は、Rational Synergy インストール領域の非特定領域の保守を担当します。一般的な管理タスクには、以下のようなものがあります。
ステップバイステップの手順については、IBM Knowledge Center for Rational Common Licensing を参照してください。
Rational Synergy データベース・アドミニストレーターは、プロジェクト・チームが日常のアクティビティーで使用する Rational Synergy プロセスおよびデータベースのスムーズな運用に責任を負います。アクティビティーには、さまざまな Rational Synergy 関連のプロセスを開始するための手順のセットアップ、Rational Synergy バックアップ・プログラムの実行、およびスペース使用の管理などがあります。
これらのタスクの多くを自動化できますが、アドミニストレーターは、結果を検討し、スムーズな運用を保証する責任があります。具体的には、この役割に関わるタスクには以下のようなものがあります。
Informix データベースを管理および操作するための Rational Synergy コマンドが用意されていますが、Informix 製品について知らなくても、これらのコマンドを使用できます。
データベース・サーバー管理者は、以下の主要なアクティビティーを含め、データベース・サーバーのすべての側面について責任を負います。
この情報は、データベース・サーバーのネットワーク・サービスを開始する方法と、データベース・サーバー・メッセージにアクセスする方法について説明します。