ccm
migrate -incremental コマンドは、指定したプロジェクトを参照として使用し、プレーン・ファイル・システム・ロケーションから増分移行を実行します。
別途 ccm import コマンドを使ってインポートされるインポート・パッケージ圧縮ファイルが作成されます。
このタスクについて
ccm migrate -p|-project project_spec -inc|-incremental
[-task task_spec] [-dt|-default_type default_type]
[-rules file_path] [-results results_file] [-s|-sh|-show]
[-f|-format format] [-nf|-noformat]
([-ch|-column_header] | [-nch|-nocolumn_header])
[-sep|-separator separator]
([-sby|-sortby sortspec] | [-ns|-nosort|-no_sort])
[-gby|-groupby groupformat] [-output compressedfile]
directory_path
- -ch|-column_header
- 出力形式で列ヘッダーを使用するよう指定します。詳しくは、『-ch|-column_header』を参照してください。
- directory_path
- 移行するデータが入っているクライアントのファイル・システム・ディレクトリーを指定します。
- -dt|-default_type default_type
- オブジェクトのタイプを定義するマッピング・ルールがない場合に使用されるデフォルトの Rational® Synergy タイプを指定します。指定されていない場合、デフォルトは ascii です。
- -f|-format format
- コマンド出力形式を指定します。詳しくは、『-f|-format』を参照してください。
- -gby|-groupby groupformat
- コマンド出力のグループ化の方法を指定します。詳しくは、『-gby|-groupby』を参照してください。
- -nch|-nocolumn_header
- 出力形式で列ヘッダーを使用しないよう指定します。詳しくは、『-nch|-nocolumn_header』を参照してください。
- -nf|-noformat
- 桁合わせを使用しないよう指定します。詳しくは、『-nf|-noformat』を参照してください。
- -ns|-no_sort
- 出力をソートしないように指定します。詳しくは、『-ns|-nosort』を参照してください。
- -output compressedfile
- インポート・パッケージが入っている、作成する圧縮ファイルのクライアント・パスおよび名前を指定します。
compressedfile の接尾部は .zip でなければなりません。このオプションが指定されていない場合、圧縮ファイルは現行作業ディレクトリーに作成されます。
圧縮ファイルのデフォルト名は、プロジェクトの名前、下線および「YYYYMMDD」形式の日付ストリングを使用して構成されます。
YYYY は数字 4 桁の年、MM は数字 2 桁の月、および DD は数字 2 桁の日です。
この名前のファイルが存在する場合は、追加の下線と固有の整数が付加されます。例えば、2010 年 6 月 16 日の場合、example という名前のプロジェクトを移行するための最初のデフォルトの圧縮ファイル名は example_20100616.zip です。この日付で同じプロジェクト名で実行される 2 番目のファイル名は example_20100616_1.zip になります。
- project_spec
- インポート・パッケージのインポート時に参照として使用されて更新されるプロジェクトを指定します。
詳しくは、『プロジェクト仕様』を参照してください。
- -rules file_path
- デフォルトのルールではなく、マッピング・ルールの使用を指定します。
- -results results_file
- 移行プレビュー結果が入っている結果ファイルを指定します。指定されていない場合、プレビュー結果は stdout ストリームに書き込まれます。
- -sep|-separator separator
- 別の分離文字を指定します。詳しくは、『-sep|-separator』を参照してください。
- -sby|-sortby sortspec
- コマンド出力のソート方法を指定します。詳しくは、『-sby|-sortby』を参照してください。
- -s|-sh|-show
- インポート・パッケージに入っているオブジェクトが、結果ファイルまたはコマンド出力に表示されることを指定します。
- -task task_spec
- インポート・パッケージのインポート時に作成されるすべてのディレクトリーおよびファイルに関連付けるタスクを指定します。指定されていない場合、デフォルトでカレント・タスクが使用されます。