ccmdb repair コマンドは、データベース索引を修復します。
概要
ccmdb repair database_path -i|-repair_index table_name|index_name|"" [-y]
ccmdb repair database_path -t|-repair_table table_name [-y]
用途
ccmdb repair コマンドは、データベース・レベルの破損した索引およびテーブルを修復するのに使用します。
注: 必ず、すべての Rational Synergy セッションをシャットダウンしてから、
ccmdb repair コマンドを実行してください。コマンドを実行する際に実行中のセッションが 1 つでもあると、エラー・メッセージを受け取ることになります。(データベースのシャットダウンについては、『
ccmdb shutdown』を参照してください。)
このコマンドを実行するには、該当するタスクへの書き込み権限を保有する Oracle ユーザーとしてログオンする必要があります。詳しくは、『Oracle 上の UNIX についてのユーザー特権のセットアップ』を参照してください。
オプションおよび引数
- database_path
- 修復するデータベースのパスを指定します。
- -i|-repair_index table_name|index_name|""
- 索引を再作成することを示します。-repair_index をテーブル名と共に指定した場合は、そのテーブル内のすべての索引が修復されます。索引名を指定した場合は、指定の索引のみが修復されます。"" を指定した場合は、データベース内のすべての索引が修復されます。
- 指定できるテーブルは、acckeys、attrib、bind、bsite、compver、control、relate、および release です。
- -t|-repair_table table_name
- table_name のテーブル・データを修復することを示します。テーブル・データを修復するには、テーブルを名前変更し、元の名前のテーブルを作成し、新規テーブルにコピーしてから、元のテーブルを削除します。
- -y
- 確認メッセージを表示せずにコマンドを実行します。
例
ccmdb check の結果に基づき、/vol/tom/ccmdb/primo データベースの attrib テーブルの索引の破損を修正します。
$
ccmdb repair /vol/tom/ccmdb/primo -repair_index attrib