Windows 用データベース・サーバーのアーカイブおよび修復

ccmsrv archive コマンドおよび ccmsrv restore コマンドが提供されており、これらを使用することで、データベース・サーバーのアーカイブを容易に作成および復元できます。この高速バックアップ・コマンドは、ccmdb backup コマンドに代わるデータベース・バックアップ方法です。

コマンドを使用する前に、以下の要件を理解していることを確認してください。

  1. データベース・サーバーのアーカイブまたは復元の手順は、個別のデータベース・レベルではなく、オンライン・サーバー・レベルで実行します。特定のデータベースを復元する手段はありません。オンライン・サーバー全体の復元のみ実行できます。副次効果として、復元を実行すると、同じデータベース・サーバーに存在する他のすべてのデータベースも、最新のアーカイブに戻ります。
  2. 以下の情報を詳細に確認し、使用している環境に適したアーカイブ計画を検討します。計画をテストして、現在の実稼働環境に影響が出ないこと、およびアーカイブが機能することを確認します。
  3. ローカル・システム管理者との間で、アーカイブまたは復元の手順を調整します。Rational® Synergy データベースのファイル・システム部分が適切にバックアップされていること、およびデータベース・サーバー・アーカイブと同期されていることを確認します。アーカイブが進行中の場合、ファイル・システムで編集を実行することはできますが、データベース・アクティビティーがフリーズし、データの不整合が生じる可能性があります。

    復元手順では、データベース・サーバー・アーカイブとファイル・システム・アーカイブの両方から復元する必要があります。これらが相互に同期されていない場合、データの不整合が生じる可能性があります。


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