データベースおよびディレクトリーの管理
データベースおよびディレクトリーの管理について説明します。
ミラー・データベースの作成および保守
2 つの DCM データベースが同じデータで継続的に同期されるようにするには、最初にミラー・データベースを別のデータベースから作成します。その後、各データベースの「
Entire database
」転送セットを互いに転送することで、データベースどうしを継続的に同期します。
DCM ディレクトリーの保守
DCM は一時ファイルを使用して、転送パッケージ情報の送受信を行います。これらのファイルは、
generate_directory
および
receive_directory
に格納されています。
データベースおよび制御権のハンドオーバー
DCM では、DCM クラスター内で一度に 1 つのデータベースでしかオブジェクトを変更できないようにするポリシーを施行することで、オブジェクトを保護しています。それ以外のすべてのデータベースでは、ユーザーが
ccm_admin
ロールを持たない限り、そのオブジェクトを変更することはできません。このポリシーの例外として、オブジェクトをより新しい状態に変更することは可能です。
管理データベースへの遷移
DCM では、オブジェクトの管理コピーを、他のデータベースからのそれ自身のコピーによって上書きすることは許可されていません。
DCM データベース定義の複製
DCM は、DCM 転送パッケージのソース・データベースに DCM データベース定義の詳細情報を組み込みます。この詳細情報は、DCM の受信操作で受信データベース内に対応する DCM データベース定義を作成または更新する際に使用されます。
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