ワークエリアのサブディレクトリー・テンプレートおよびパス

異なるデータベースで作成されたプロジェクトが同じプロジェクト名とバージョンを使用する場合があります。各プロジェクトを Rational® Synergy で正しく保守するには、各プロジェクトが異なるワークエリアを使用する必要があります。

固有のワークエリア・パスを維持するため、Rational Synergy のデフォルトでは以下のようなプロジェクト・サブディレクトリー・テンプレートが使用されます。

%project_name%optional_project_instance%delimiter%project_version

%optional_project_instance キーワードは、dbid#1 のインスタンス値を使用してローカル・プロジェクト用の空ストリングに拡張されます。ローカル以外のプロジェクトや、2 番目以降のローカル・プロジェクト・インスタンスの場合は、その DCM 区切り文字とインスタンス値に拡張されます。

以下の表に示すデータベース A のプロジェクトは、これらの拡張サブディレクトリー・テンプレートを使用する場合があります。これらは、プロジェクトの最終的なワークエリア・パスに使用されます。

表 1. 最終的なワークエリア・パスに使用される拡張サブディレクトリー・テンプレート
プロジェクト・オブジェクト名 拡張サブディレクトリー・テンプレート
local-1:project:A#1 local-1
local-1:project:A#2 local#A#2-1
nonlocal-1:project:B#1 nonlocal#B#1-1
nonlocal-1:project:C#1 nonlocal#C#1-1

DCM データベース ID を変更するか、DCM 区切り文字を変更すると、既存のワークエリア・パスが影響を受ける可能性があります。


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