ccm metadata_check コマンドは、Rational® Synergy データベースのメタデータでのビジネス・ロジック整合性検査を実行するのに使用します。
概要
ccm metadata_check [-multiple_use] [-multiple_directory_entries]
([-static_projects] | [-non_static_projects] | [-all_projects])
ccm metadata_check [-multiple_use] [-multiple_directory_entries]
object_spec...
用途
ccm metadata_check コマンドは、ccm fs_check コマンドおよび ccmdb check コマンドと関連しています。ただし、ccm fs_check コマンドおよび ccmdb check コマンドとは異なり、ccm metadata_check コマンドはビジネス・ロジックを認識しています。
ccm metadata_check コマンドは、プロジェクト内で複数回使用されているオブジェクト、および同じプロジェクト内の複数の場所で同じオブジェクトを使用する可能性のある別ディレクトリー内のプロジェクトがあるかどうかを検査します。
オプションおよび引数
- -all_projects
- すべてのプロジェクトを検査することを指定します。
- -multiple_directory_entries
- 各プロジェクトのディレクトリー・エントリー、および各プロジェクト内で使用される各ディレクトリーのディレクトリー・エントリーを検査することを指定します。プロジェクト内のディレクトリー・エントリーに同じ記述子がある場合、エラーが報告されます。
ディレクトリー・エントリー記述子は、オブジェクトのインスタンス、タイプ、および名前を参照します。
- -multiple_directory_entries または -multiple_use のいずれかのオプションを指定する必要があります。
- -multiple_use
- 同じオブジェクト・バージョンがプロジェクト内で複数回使用されているかどうかを判別するために、各プロジェクトを検査することを指定します。オブジェクトが 1 つのプロジェクト内で複数回使用されている場合は、エラーが報告されます。
- -non_static_projects
- 非 static 状態のプロジェクトを検査することを指定します。object_spec を指定せず、しかも -static_projects、-non_static_projects、または -all_projects のいずれのオプションも指定しなかった場合は、これがデフォルトになります。
- -static_projects
- static 状態のプロジェクトを検査することを指定します。