アップグレード手法の使用

Rational® Synergy インストール済み環境をアップグレードするためにユーザーが一般によく使用するアップグレード手法について説明します。

この手法は、アップグレード手順を実行するときに使用します。アップグレードの実行を参照してください。

ステップ 1 – Rational Synergy のインストール

新しいバージョンの Rational Synergy がユーザーのニーズを満たしていることを確認するため、旧バージョンを削除せずに新しいバージョンをインストールします。

手順

アップグレード・プロセスの 1 番目のステップとして、旧バージョンを維持した状態で新しいバージョンをインストールします。インストール・ガイドに記載されている手順 (ライセンス・ツールとディレクトリー・サービスのインストールを含む) に従って作業します。
注: 通常、新しいバージョンは別のコンピューターにインストールされます。ただし、新しいバージョンを実動用のコンピューターにインストールすることができます。

ステップ 2 – 新しいインストール済み環境のテスト

新しいバージョンの Rational Synergy がユーザーのニーズを満たしていることを確認するため、新しいバージョンを詳細にテストします。

手順

2 番目のステップとして、実動データベースのコピーを使用して新しいインストール済み環境をテストします。 リリース 7.2 以降 のテストについて詳しくは、アップグレードに関する考慮事項を参照してください。

ステップ 3 – 実動サーバーおよびデータベースのアップグレード

テストで発生した問題をすべて解決したら、新しいバージョンの Rational Synergy にアップグレードします。

手順

新しいバージョンの Rational Synergy がユーザーのニーズを満たしていることが確認できたら、以下を更新します。
  • 実動サーバー
  • 実動データベース
  • すべてのクライアント

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