アドミニストレーターの役割および要件

このセクションでは、データベースの管理について十分な情報を得た上で意思決定できるように、データベースの基礎について説明します。
重要: システム障害の場合に備えて、データベースを少なくとも 1 日に一度はチェックしてバックアップしてください。データベースが破損した場合、データベースのバックアップが必要です。バックアップがなければ、すべてのデータが失われる可能性があります。

CM アドミニストレーター

CM アドミニストレーターは、Rational Synergy ツールの日常の運用をスムーズに行う責任を負います。以下の情報では、Rational Synergy のサービスとデータベースについて説明します。Rational Synergy データベース・バックアップ・プログラムの実行方法、スペースの効率的な使用方法などが含まれます。

Rational Synergy を初めてインストールする場合は、このインフォメーション・センター内の、該当するインストール手順およびアップグレード手順を参照してください。ハードウェア構成要件など、製品を初めてインストールする場合に固有の管理情報については、For WindowsWindows での Rational Synergy のインストール または For UNIXOracle を使用するInformix を使用する UNIX への Rational Synergy のインストール を参照してください。

使用する管理コマンドに応じて、以下のアクセス権限が必要です。

For UNIXCM アドミニストレーターには、UNIX システム・ファイルのセットアップの経験が必要です。また、CM アドミニストレーターは、Rational Synergy が使用する各マシン上で root パスワードを持っている必要があり、ユーザーを ccm_root に設定することができなければなりません。

Informix 上の UNIX: CM アドミニストレーターは、Rational Synergy が使用する各マシン上で root パスワードを持っていなければなりません。CM アドミニストレーターは、ユーザーを ccm_root および informix に設定することができなければなりません。

Oracle 上の UNIX: CM アドミニストレーターは、Oracle データベースの作成および UNIX システム・ファイルの設定経験がなくてはなりません。

一般システム管理者

一般システム管理者は、Rational Synergy インストール領域の非特定領域の保守を担当します。一般的な管理タスクには、以下のようなものがあります。

Rational Synergy データベース・アドミニストレーター

Rational Synergy データベース・アドミニストレーターは、プロジェクト・チームが日常のアクティビティーで使用する Rational Synergy プロセスおよびデータベースのスムーズな運用に責任を負います。アクティビティーには、さまざまな Rational Synergy 関連のプロセスを開始するための手順のセットアップ、Rational Synergy バックアップ・プログラムの実行、およびスペース使用の管理などがあります。

これらのタスクの多くを自動化できますが、アドミニストレーターは、結果を検討し、スムーズな運用を保証する責任があります。具体的には、この役割に関わるタスクには以下のようなものがあります。

データベース・サーバー管理者

Informix データベースを管理および操作するための Rational Synergy コマンドが用意されていますが、Informix 製品について知らなくても、これらのコマンドを使用できます。

データベース・サーバー管理者は、以下の主要なアクティビティーを含め、データベース・サーバーのすべての側面について責任を負います。

この情報は、データベース・サーバーのネットワーク・サービスを開始する方法と、データベース・サーバー・メッセージにアクセスする方法について説明します。


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