修正タスクの作成

修正タスクは、それが修正する完了タスクまたは除外 (破損) タスクと特別な関係を持つ正規のタスクです。破損タスクが発生する原因は 2 つあります。1 つは、完了タスクが変更依頼を完全には解決していなかったことが原因であり、もう 1 つは、修正する必要があるバグが完了タスクによって発生したことが原因です。 どちらの状況でも、以下のようなシナリオが想定されます。まず、完了する予定のタスクがありました。カレント・タスクを設定し、タスクを完了するために必要なすべてのオブジェクトをチェックアウトして、タスクを処理しました。その後、カレント・タスクとすべての関連オブジェクトの処理を完了しました。後に、完了したタスクに問題が見つかりました。

このタスクについて

破損タスクを修正するには、まず、既存のタスクを修正するための最適な方法を見極めます。

次に、(「修正タスクの作成」ダイアログ・ボックスを使用して) 既存のタスクを修正するためのタスクを作成します。修正タスクと問題タスクとの関係が自動的に作成されます。

タスクを作成すると、そのタスクは自動的に作成者に割り当てられ、カレント・タスクとして設定されます。

修正タスクは、それが修正する完了タスクまたは除外 (破損) タスクと特別な関係を持つ正規のタスクです。場合によっては、これらのタスクが互いに依存する必要があります。また、以下に説明するように、一緒に使用することができない場合もあります。

問題タスク内に優れた変更点があり、それをビルド内に組み込む必要がある場合は、除外 (破損) タスクを該当のプロジェクト・グルーピングに組み込んで戻す必要があります。つまり、問題タスクと問題タスクを修正するタスクの両方がビルド内に存在することになります。 修正タスクと、2 つのタスク間の関係を作成して修正タスクを完了したら、問題タスクの除外部分を削除してください。

プロダクトを誤った方向に動かす変更が除外タスクに含まれており、この問題を修正する変更が修正タスクに含まれる場合は、除外タスクを再度組み込まないでください。

次に、問題タスクを修正する作業を完了します。

最後に、修正タスクとすべての関連オブジェクトの処理を完了します。

タスクの作成」ダイアログ・ボックスを使用して修正タスクを作成した場合は、修正タスクと問題タスクの関係を作成します。

手順

  1. 修正する完了タスクまたは除外タスクを右クリックし、「修正タスクの作成」をクリックします。
  2. 修正タスクの作成」ダイアログ・ボックスで、タスクの説明を入力します。
  3. 「リリース」リストにタスクのリリースを設定します。
  4. 自分が担当者ではない場合は、タスク担当者を「担当者」リストに設定します。
  5. 必要に応じて、他のプロパティーを入力してください。
  6. 変更依頼 ID を入力するか、クエリー・アイコン をクリックして、変更依頼をカレント・タスクに関連付けます。

    変更依頼の選択」ダイアログ・ボックスが表示されます。該当する変更依頼を選択して、「OK」をクリックします。「変更依頼」フィールドに変更依頼 ID が表示されます。

  7. 必要に応じて、「タスク タスク の除外」チェック・ボックスを変更します。

    開発者またはチーム・リーダーは、他のチーム・メンバーが問題タスクを受け取らないようにこのオプションを設定する場合があります。例えば、統合ビルドに障害が発生したとします。チーム・リーダーは、問題タスクを見つけて、修正タスクを開発者に割り当て、問題タスクを除外します。チーム・リーダーは、その後、更新を実行して問題タスク・オブジェクトをプロジェクトから削除し、再度ビルドを実行します。

    「更新」操作または「ベースラインおよびタスクの再表示 (Refresh Baseline & Tasks)」操作が実行されるたびに、タスクが他のプロジェクト・グルーピングに関連付けられないようにする場合は、このオプションを設定してください。

  8. 「OK」をクリックします。

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