認証のセットアップ

Oracle データベースに対する認証方式をセットアップする必要があります。認証には、外部認証 (デフォルト) とデータベース認証の 2 つのタイプがあります。

このタスクについて

混合モードの認証はサポートされていないため、認証方式は 1 つだけ選択する必要があります。

外部認証のセットアップ

手順

  1. Oracle データベースに、Rational® Synergy を実行するためのユーザー OPS$CCM_ROOT を作成します。以下の SQL ステートメントを例として使用してください。
    create user OPS$CCM_ROOT identified externally
    default tablespace ccm
    temporary tablespace temp
    quota unlimited on ccm;
  2. 以下のコマンドによって、OPS$CCM_ROOT ユーザーに CREATE SESSION 特権および SELECT_CATALOG_ROLE 特権を付与します。
    grant CREATE SESSION, SELECT_CATALOG_ROLE to OPS$CCM_ROOT;

リモート認証のセットアップ (オプション)

手順

リモート・エンジンで実行する予定がある場合は、リモート認証を有効にする必要があります。初期パラメーターは以下のとおりに設定します。

  • REMOTE_OS_AUTHENTTRUE に設定する
  • REMOTE_LOGIN_PASSWORDFILEEXCLUSIVE に設定する
  • OS_AUTHENT_PREFIXOPS$ に設定する

データベース認証のセットアップ

手順

データベース認証の場合は、以下の手順でパラメーターを設定する必要があります。

  1. Oracle データベースに、Rational Synergy を実行するためのユーザー CCM_ROOT を作成します。以下の SQL ステートメントを例として使用してください。
    create user CCM_ROOT identified by ccm_root
    default tablespace ccm
    temporary tablespace temp
    quota unlimited on ccm;
  2. 以下のコマンドによって、CCM_ROOT ユーザーに CREATE SESSION 特権および SELECT_CATALOG_ROLE 特権を付与します。
    grant CREATE SESSION, SELECT_CATALOG_ROLE to CCM_ROOT;
  3. インストール完了後に、ccmdb auth -d が実行されることを確認します。これにより、Oracle データベース・ユーザー CCM_ROOT のパスワードが設定されます。

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