データベース・スペースの管理

スペース管理は、継続的なタスクです。Rational® Synergy は、パフォーマンスの向上とデータベース・アクセスの実現のため、徹底的にスペースを節約します。

しかしながら、大半のプロジェクト・チームは、複数のバージョンやバリアント (オブジェクト・コードのすべてのデバッグ・バージョンと最適化バージョンなど) をオンラインで保持しようとする傾向があります。このため、チームはオンラインで使用可能なデータを大量に確保しようとするのが一般的です。

ファイル・システム・スペース

ファイル・システムのスペースが減ってきたら、以下の操作を 1 つ以上行ってください。

手順

  1. 無効になったプロダクト・ファイルを削除します
  2. 無効になったソース・ファイルをキャッシュから削除します
  3. ファイルをオフラインで保存した後、ファイルを削除します
  4. 無効になったデータを削除します
    重要: オブジェクトの削除やキャッシュ・ファイルのクリーニングによってディスク・スペースを再利用する前に、(例えば ccmdb backup コマンドを使用して) ご使用のデータベースをバックアップしてください。

    オブジェクトの削除が不可能な場合は、dbspace のサイズを増やしてください。

データベース・スペース

また、企業の成長を考慮してインストール時に十分なスペースを割り振るようにしてください。データベース・サーバーの作成時に十分なスペースを割り振っておくと、スペースの問題を回避するのに役立ちます。ただし、ファイル・システム・スペースとデータベース・スペースをモニターすることは、引き続き必要です。

手順

必要なスペースの量の計算について詳しくは、インストールの説明を参照してください。

データベース・スペースが減ってきたら、次のようにします。

  1. dbspace のサイズを大きくします。

    ccmsrv expand (Windows) または ccmsrv expand (Informix® 上の UNIX) を参照してください。

  2. データベース内のオブジェクトまたはプロジェクトを削除します。

    ccm finduse コマンドを使用して、削除するオブジェクトとプロジェクトが使用中でないことを確認します。このコマンドについて詳しくは、Rational Synergy CLI ヘルプまたは検索操作を参照してください。

  3. 未使用のデータベースを削除します。

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