デフォルト設定

Rational® Synergy の出荷時には、一連の定義済みの値、つまりデフォルト設定が用意されています。デフォルト設定は、大部分のユーザーが選択できる設定として定義されています。ただし、これらの設定は個々のニーズに合わせて修正できます。このセクションでは、これらの設定を明示し、設定の変更方法を解説し、設定間の相互作用について説明します。

設定のタイプ

設定のタイプによって、設定のスコープとパーシスタンスが決まります。例えば、設定のなかには、Rational Synergy インストール領域のユーザー全員に適用されるもの、データベースのユーザー全員に適用されるもの、データベースの特定のユーザーに適用されるものがあります。設定の値を表示または変更するには、設定のタイプに応じて異なるメソッドが必要になります。
  • サーバー・インストールの設定

    サーバー・インストール設定は、サーバー・インストール・パスに保管され、このパスに割り当てられたユーザーおよびデータベースのすべてに適用されます。設定が保管される場所は、CCM_HOME Rational Synergy サーバー・インストール・パスの下にある構成ファイルです。使用される構成ファイルについては、設定ごとに説明します。

    サーバー・インストール設定を修正するには、サーバーの構成ファイル内で設定を修正する必要があります。 その後に、そのインストール領域を使用する Rational Synergy サーバーを停止してから再始動すると、行った変更が有効になります。 設定が新しい値に変更されるまでは、元の設定が適用されます。

  • クライアント・インストールの設定

    クライアント・インストール設定は、クライアント・インストール・パスに保管され、このパスに割り当てられたユーザーおよびデータベースのすべてに適用されます。設定が保管される場所は、CCM_HOME Rational Synergy クライアント・インストール・パスの下にある構成ファイルです。使用される構成ファイルについては、設定ごとに説明します。

    クライアント・インストール設定を修正するには、クライアントの構成ファイル内で設定を修正する必要があります。 その後に、そのインストール領域を使用するクライアント・セッションを停止してから再始動すると、行った変更が有効になります。 設定が新しい値に変更されるまでは、元の設定が適用されます。


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