開発者は、同じ技術的な問題を繰り返し解決するのではなく、実装しようとしているより大きなソリューションに集中できます。 さらにチームは、コンポーネントをアセンブルして、それぞれ固有のバリアントとなる多数の異なる構成を作成することで、プロダクトを拡張可能にすることができます。
コンポーネントは、個別のファイルまたはプロジェクトにすることができます。 各ファイル・バージョンは再使用可能であるため、1 つのプロジェクトで作成またはビルドして、別のプロジェクトで使用することができます。 例えば、ccmscci.dll ライブラリー・ファイルは、そのソース・コードが存在する ccmscci プロジェクトでビルドできますが、それと同じファイルを visual_studio_integration と rhapsody_integration の両方のプロジェクトにメンバーとして含めることもできます。 各プロジェクトは、その要件に応じて、異なるバージョンのファイルを含むことができます。
Rational® Synergy は、コンポーネント開発用のフォルダーまたはフォルダー・テンプレートをプロセス・ルールに含められるようにして、コンポーネント開発の使用をサポートします。 コンポーネント開発をサポートするために、自動タスクとコンポーネント・タスクが作成されます。 ただし、タスクはコンポーネント開発中にのみ使用されるため、通常はユーザーからは見えません。
コンポーネント開発プロジェクトで使用する自動タスクとコンポーネント・タスクを検出するためのフォルダーまたはフォルダー・テンプレートを作成および追加することができます。 手順については、コンポーネント開発用のフォルダーまたはフォルダー・テンプレートのプロセス・ルールへの追加を参照してください。