ccmdb create

ccmdb create コマンドは、データベースを作成します。

概要

ccmdb create database_path [-p|-space dbspace] [-s|-server servername]
[-f|-filelimit namelimit.extensionlimit|none]

用途

ccmdb create コマンドは、新規モデル・インストレーション用の Rational® Synergy root データベースを作成するのに使用します。

このコマンドは、モデルのないデータベースを作成します。これは、データベースにロール、タイプ、ユーザーなどが含まれないことを意味します。このようなデータベースは、モデル開発者のみが使用するためのものです。

注: インストール済みモデルがないデータベースではなく、すぐに使用できるデータベースを作成するには、ccmdb unpack コマンドを使用します。詳しくは、圧縮ファイルを解凍してデータベースを作成するも参照してください。

このコマンドを実行するには、該当するタスクへの書き込み権限を保有する Oracle ユーザーとしてログオンする必要があります。詳しくは、Oracle 上の UNIX についてのユーザー特権のセットアップを参照してください。

注: このコマンドを使用するには、ORACLE_HOME および ORACLE_SID を事前に設定しておくか、-s オプションを使用する必要があります。

オプションおよび引数

database_path
新規データベースのパスを指定します。
-e|-empty
データベースは空でなければならないことを指定します。モデルも内容もないデータベースを作成します。
-f|-filelimit
オプション・ファイルの限度を指定します。
-p|-space dbspace
新規のデータベース用にデータベース・サーバーが使用する dbspace を指定します。デフォルトでは、ccm dbspace が使用されます。データベースの作成先のデータベース・サーバーに、別の dbspace を指定することができます。
-s|-server servername
データベース・サーバーを指定します。このオプションでは、ORACLE_SID を設定するか、または ORACLE_SID 環境変数で servername を指定する必要があります。-s servername 引数が指定されている場合は、この引数が ORACLE_SID 環境変数に優先します。

/data/ccmdb/test_ccm という root データベースを作成します。

$ ccmdb create /data/ccmdb/test_ccm


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