Rational® Synergy デーモン (ルーター、オブジェクト・レジストラー、およびエンジン始動デーモン) を実行するマシンは、他のすべての Rational Synergy プロセスから到達可能でなければなりません。データベース・サーバーを実行するマシンは、Rational Synergy エンジン・プロセスから到達可能である必要があります。エンジン、ルーター、オブジェクト・レジストラー、および ESD を実行するマシンは、Rational Synergy インターフェース・プロセスから到達可能でなければなりません。
始める前に
ESD は、Rational Change に対して使用する場合のみ適用できます。
このタスクについて
マシン B からマシン A に到達できるようにするには、以下のようになっている必要があります。
- マシン A は、マシン B が解決できるホスト名を戻す必要がある。
または
手順
一貫した名前によってマシンに到達できるようにするには、以下のようにします。
- デーモン、データベース・サーバー、およびエンジンに使用される各マシンに、ネットワーク全体で認識される単一の固有の名前があることを確認します。また、短縮名または完全修飾名のいずれかが、一貫して使用されるようにします。
データベース・サーバー・マシンの名前が、認識される名前ではない場合は、サーバー名として IP アドレスを設定して、認識されるようにします (この IP アドレスがネットワーク全体から到達可能である場合)。
ccmdb info コマンドを使用すると、特定のデータベースについて、サーバー名 (HOSTNAME) に IP アドレスを設定できます。以下の構文を使用します。
$ ccmdb info -k hostname -v IP_address database_path
- Informix sqlhosts ファイルが、一貫して同じホスト名を使用していることを確認します。
例えば、horse という名前のサーバーのホスト名が horse.vod.com で、サービス名が horse_horse.vod.com となっていることを確認してください。
$ cd $CCM_HOME/informix/etc
$ vi sqlhosts
horse onsoctcp horse.vod.com horse_horse.vod.com