Rational® Change Distributed を効果的に使用するには、データベース間の情報の流れの計画を作成します。
この計画は Rational Change のライフサイクル (状態から状態への遷移) に対処する必要があります。
また、この計画は対応する DCM 構成管理フロー (1 つのデータベースから別のデータベースへの制御のハンドオーバー) にも対処する必要があります。
始めに以下の質問を検討してください。その答えが、Rational Change
Distributed の手法およびトポロジーの決定に役立ちます。
- どのデータベースで変更依頼を入力しますか。
- 変更依頼は検証された後、それらが入力されたものと同じデータベースで遷移しますか。
- 変更依頼はリモート・データベース内の担当者に割り当てられますか。
- 変更依頼のタスクは、その変更依頼の単一の管理データベースで作成され、割り当てられますか。
- 同じ変更依頼に対して複数のデータベースでタスクが作成され、割り当てられますか。
- どのデータベースで変更依頼を解決しますか。
- どのデータベースで変更依頼を終結しますか。
- レポートまたはクエリー要件では、変更依頼が他のデータベースから見えることが求められますか。
その場合、それらの要件に関連タスクの明細が含まれていますか。
- 関連オブジェクトに関するレポートが必要ですか。
- 変更依頼の複製が必要な場合、複製を選択的に行う必要がありますか。
その場合、複製はプロダクト名に基づきますか、それとも他の基準に基づきますか。
- registered または task_assigned タスクの複製は必要ですか。
または、completed 状態のタスクの複製で十分ですか。
- リモート・データベース内の構成管理データの営業上の機密に関する問題はありますか。
それにはどのように対処しますか。
- どのような E メール・トリガーが必要ですか。各種のデータベースに対する E メール通知をどのように実施しますか。