このシナリオでは、データベースはまだ DCM を使用するように初期化されていません。
手順
- 単一ユーザー管理モードで CLI セッションを開始します。
- MA データベースで、リリース値 hello/1.0 が定義され、DCM 転送を許可されていることを確認してください。IL データベースでこれらのリリースを定義しないでください。
- MA データベースでは、リリースされたベースラインが hello/1.0 リリース用に作成されたこと、およびそのベースラインに hello-1.0 プロジェクトが含まれていることを確認してください。
- ccm stop コマンドを使用して、MA データベースでのセッションを停止します。
- Boston のデータベースを MA に初期化します。
ccm dcm -init -dbid MA
- MA データベース内で、Rational Synergy を使用して、hello/1.0 リリースを hello/2.0 リリースにコピーします。その際に、新規リリース用に分散プロセスを選択します。hello/2.0 リリースが DCM 転送を許可されていることを確認してください。データベースが DCM で初期化される前に、リリース hello/2.0 が既に定義されていた場合、リリース hello/2.0 のプロパティーを表示します。「プロセス・ルール」タブで「追加」ボタンを押して、分散プロセスから汎用プロセス・ルールを追加します。
- Chicago データベースを IL に初期化します。
- 単一ユーザー管理モードで CLI セッションを開始します。
- DCM 初期化コマンドを実行します。
ccm dcm -init -dbid MA
- ccm stop コマンドを使用して、MA データベースでのセッションを停止します。