フォルダーは、ビルド・マネージャーがセットアップするタスクの名前付きグルーピングです。フォルダーは、論理的にグルーピングする必要があるすべてのタスクを収集するために使用されます。
例えば、タスクは、タスク状態、リリース、所有者、またはこれらのプロパティーの任意の組み合わせに従ってグルーピングする必要があります。フォルダーの例として、「All Tasks Assigned to Jane」または「All
Completed Tasks for Release editor/2.0」があります。
以下の 2 つの方法でタスクをフォルダーに追加することができます。
- 追加する各タスクを手動で選択します。この方法を使用すると、フォルダーには、フォルダーを手動で変更するまで、該当のタスク・セットのみが含まれます。
- データベース・クエリーを指定します。例えば、「Release editor/2.0」に関するすべてのタスクを選択するクエリーをセットアップすることができます。
フォルダーにアクセスするたびに、Rational Synergy は、データベースのクエリーを行い、クエリー基準と一致するタスクを収集します。
クエリーを使用する利点は、タスクを作成するたびにフォルダーを手動で更新する必要がないことです。タスクがクエリー基準と一致する場合は、ソフトウェアは新規タスクをフォルダーに自動的に追加します。
フォルダーのもう一つの有用な特徴は、複数のユーザーがタスク・セットを共有できることです。例えば、ソフトウェア構成が統合テストに合格した後で、テストに合格したタスクをフォルダー内の開発者が使用できるようにすることができます。