メタデータでの Unicode 文字のサポート

Rational® Synergy では、ほとんどの属性で Unicode 文字がサポートされます。

以下の Unicode 文字がサポートされます。

  • CM 管理下にあるオブジェクトのファイル名 (つまりオブジェクト名)
  • ワークエリア・パス
  • オブジェクト・バージョン、コメント、リリース、目的など

Rational Synergy のダイアログ・ボックスでは入力方式エディター (IME) が使用可能となるため、IME でサポートされる範囲の文字を入力できます。IBM® では、オペレーティング・システムのベンダーが提供する標準の IME で Rational Synergy を検査しています。サード・パーティーの IME はテストされていません。

状況によっては、Rational Synergy で外部のビューアーやエディターを使用して、ストリングやテキスト属性の内容を表示または編集することができます。この機能は、CLI から利用できます。例えば、ユーザーは ccm attr -m コマンドを使用して任意のテキスト属性の値を編集できます (通常のアクセス権チェックを受けます)。いずれの場合も、外部のビューアーまたはエディターに送信されるテキストにはデフォルトのシステム・エンコードが使用され、エディターから返されるテキストはこれと同じエンコードが使用されていると見なされます。このために、多くのロケールで、他のロケールの文字が失われたり変更されたりします。例えば、シフト JIS エンコードを使用する日本語システムでは、中国語と日本語の文字を含んでいる属性を ccm attr -m で編集することができません。中国語の文字は、失われるか、正しくない日本語の文字で置換されます。

Rational Synergy のファイルと属性のエンコードに関する一般情報については、ファイル・エンコードを参照してください。


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