ビルド・プロセスは以下の操作で構成されます。ビルド・マネージャーはプロダクトのリリース中にこの操作を何度も実行します。各操作にはいくつかのステップが含まれています。各操作のステップの作業を行うにつれて、ビルド管理プロセスが形作られます。
ワークエリアを同期することで、例えば変更が DCM 操作を介して実行された場合であっても、ワークエリアはデータベースからの変更内容を使用して更新されます。
同期については、ワークエリアを同期してデータベースの変更を反映を参照してください。
プロジェクト階層を更新すると、ビルド管理フォルダー内のタスクに関連付けられたオブジェクト・バージョンによって階層のメンバーが更新されます。
更新については、更新ガイドラインを参照してください。
コンフリクトはプロジェクトの潜在的な問題です。ただし、すべてのコンフリクトが問題を示すわけではないことに注意してください。コンフリクトを解決すると、プロジェクト構成の問題が修正されます。
ビルドを実行する前にビルドのプロダクトをチェックアウトする必要はありませんが、プロダクトの準備は必要です。
UNIX のリンクベースのワークエリアをこのビルドに使用する場合、以下のいずれかのステップを実行する必要があります。このビルドによって更新される可能性があるすべての制御プロダクトをチェックアウトします。ワークエリア内のプロダクト・ファイルからデータベースへのリンクを削除します。 これらのリンクをコピーに変換します。これらのどのステップも実行しない場合、間違ったリリースまたは目的のためにプロダクトのバージョンを上書きする場合があります。
UNIX または Windows 上でコピーベースのワークエリアを使用する場合、統合テスト・プロジェクトの作成のステップ 10 (「コピーベースのプロダクト・ファイルが変更可能であることを確認します」) を実行したことを確認します。 ステップ 10 を実行しなかった場合、このビルド中に更新するプロダクトをチェックアウトする必要があります。
ビルドについては、ビルド・ガイドラインの遵守を参照してください。
この 2 回目の同期では、新規または更新されたプロダクトがワークエリアからデータベースにコピーされるようにします。 さらに、プロダクトの新規または更新済みバージョンは、必要な場合に自動的にチェックアウトされます。
ccm reconcile コマンドを使用して、同期するファイルのリストを指定します。ビルドでは通常、新規または変更済みのプロダクト・ファイルが作成されるため、そのプロダクト・ファイル名を ccm reconcile コマンドの引数として使用できます。 プロダクト・ファイル名を指定すると、ワークエリア全体をレコンサイルすることはしないため効率的です。
コマンドは ccm reconcile -udb product1 product2... となります。このコマンドについて詳しくは、『データベースを同期してワークエリアの変更を反映』を参照してください。
ビルドを初めて実行したら、追加する新規プロダクトを Rational® Synergy コントロールで制御します。
「ワークエリアの同期」ダイアログ・ボックスを使用します。プロジェクトを右クリックし、「ワークエリアの同期」を選択して、新規ワークエリア・ファイルとデータベースを同期します。「ワークエリア・コンフリクト」ダイアログ・ボックスにコンフリクトが表示されます。 をクリックして「コンフリクト」を選択することによってコンフリクトをフィルタリングします。
フィルター・アイコンの横にあるリスト・ボックスで、「ワークエリアに追加されたファイル」を選択します。ワークエリアに追加するすべての新規プロダクトを選択し、
をクリックします (詳しくは、『データベースとワークエリアの同期』を参照してください)。
プロダクトを作成した後、または新規プラットフォームまたはリリースの最初のビルドの後は、制御されるすべてのプロダクトがプロダクトとしてマーク付けされていることを確認します。プロダクトにマークを付けることによって、プロダクトは正しいタスクと関連付けられます。
各プロダクトを右クリックして「プロパティー」を選択することによって、「プロパティー」ダイアログ・ボックスを開始します。 「プロダクト指定」チェック・ボックスがオンになっていることを確認します。
CLI から、次のコマンドを入力します。
ccm attr -c is_product -f -t boolean -v TRUE product1 product2 ... 属性の詳細については、属性の作成を参照してください。
アプリケーションの準備については、テスト用のアプリケーションの提供を参照してください。
以下のタスクが完了していることを確認します。