DCM による生成時刻の格納方法

デフォルトでは、DCM は生成時刻を 50 件保存します。そのうちの 20 件は「古い」時刻です。

DCM が格納する生成時刻の数は、DCM 設定「生成時刻の数」で定義されます。「古い」生成時刻の数は、DCM 設定「古い生成時刻の数」で定義されます。

デフォルト値の場合、DCM は、転送パッケージが生成された最近の時刻を 30 件保存します。この件数は、50 - 20 = 30 で計算されます。つまり、「生成時刻の数」-「古い生成時刻の数」= 30 です。

DCM はこれら 30 件の時刻を、生成操作が実行された順に記録します。転送パッケージの再生成がそれより前の時刻から行われていない場合、DCM によって格納される生成時刻のリストは日時順 (最新の時刻が最初) になります。

DCM は、DCM 設定「古い生成時刻の解決」の値に基づいて「古い」生成時刻を 20 件記録します。このパラメーターは、「古い」生成時刻の間隔を定義します。デフォルト値は 1 (1.0) 日です。

例えば、生成操作が毎正時に実行されるとします。さらに、「生成時刻の数」、「古い生成時刻の数」、および「古い生成時刻の解決」の各パラメーターにはデフォルト値を使用しているとします。

この場合、DCM は最終的に最新の生成時刻を 30 件格納します。さらに、DCM は少なくとも 1 (1.0) 日の間隔を置いた「古い」生成時刻を 20 件格納します。したがって、失われた転送パッケージを 20 日前から遡って再生成することができます。


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