転送パッケージの欠落

転送パッケージの受信時には、DCM によってパッケージの欠落がチェックされます。パッケージの欠落が報告された場合は、以下の手順を実行します。
  1. エラー・メッセージで DCM によって報告された、欠落しているパッケージの日時を判別します。
  2. 生成側データベースの DCM アドミニストレーターに問い合わせて、そのパッケージが送信側データベースの生成ディレクトリー内にあるかどうかを判別します。パッケージがある場合は、欠落しているパッケージを DCM アドミニストレーターに転送してもらい、受信ステップを再試行します。
  3. 欠落しているパッケージが送信側データベースの生成ディレクトリー内にない場合は、処理中の転送パッケージをご使用のデータベースの受信ディレクトリーから削除します。
  4. 必要な転送セットを使用し、欠落しているパッケージの日時またはそれ以前の日時に対応する -lg オプション・インデックスを指定して、パッケージを再生成および転送するように、DCM アドミニストレーターに依頼します。
  5. パッケージの欠落に関する警告を無視するための -im オプションを指定して、このパッケージを受信します。これ以降の受信では、このオプションは必要ありません。
注: 転送パッケージの欠落を DCM が無視するように指定すると、以下のことが発生する可能性があります。
  • オブジェクトの欠落
  • オブジェクトが最新データで更新されない
  • ディレクトリー・エントリーが空になる
  • 関係の欠落

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