ccmdb drop コマンドは、データベース・パス、またはその他のデータベース情報が誤って削除された場合に、データベース・サーバーからデータベースを除去します。
概要
ccmdb drop database_path [-s|-server servername] [-y]
用途
例えば、ユーザーが UNIX コマンドを使用してデータベースを削除しようとした後で、このコマンドはデータベースの削除を完了させます。
注: データベースを完全に削除するには、必ず ccmdb delete コマンドを使用してください。
このコマンドは、データベース・サーバー上で、ユーザー ccm_root として実行する必要があります。
オプションおよび引数
- database_path
- 除去するデータベースのパスを指定します。
- -s|-server servername
- データベース・サーバーを指定します。サーバーを指定しなかった場合、現行マシンがデータベース・サーバーであれば、現行マシンからデータベースが除去されます。現行マシンがデータベース・サーバーでない場合は、メイン・サーバーからデータベースが除去されます。
- -y
- 確認メッセージを表示せずにコマンドを実行します。
例
web_ccm データベースを argent サーバーから除去します。
$ ccmdb drop /vol/argent1/ccmdb/web_ccm -server argent