ビルドの実行

アプリケーションには、多くの場合、プロジェクト階層に編成された多数のプロジェクトが含まれています。

ビルド管理プロジェクト階層 (「統合プロジェクト」プロジェクトと呼ばれる) をまだ作成していない場合は、作成してください。プロジェクトは「統合テスト」プロジェクト・グルーピングに属します。このプロジェクト・グルーピングでは、開発者がチェックインしたタスクで、最も新しく完成したものを、収集、ビルド、およびテストできます。このプロジェクト階層のメンバーは、特定のリリース用のすべての完成したタスクのクエリーを行うことによって導入されます。

「統合テスト」プロジェクトを頻繁にビルドして、開発者が完成させたタスクが一緒にビルドされても機能することを確認し、テスト用の共通ビルド領域を開発者に提供してください。多くのチームは、「統合テスト」プロジェクトを毎日ビルドします。チームのニーズに合ったビルド・スケジュールを作成してください。

手順

  1. 適切な「統合テスト」プロジェクト・グルーピングを右クリックし、「更新」にポインターを合わせ、「すべてのプロジェクト」を選択します。

    すべての完成したタスクの更新操作クエリーを行うと、「統合テスト」プロジェクト・グルーピング内のタスクが置き換えられ、プロジェクトのメンバーシップが更新されます。

  2. メンバーシップ・コンフリクトを表示および解決します。(詳しくは、『プロジェクトまたはプロジェクト・グルーピングのメンバーシップ・コンフリクトの解決』を参照してください。)
  3. プロダクトをビルドします。

    ビルドが正常に行われた後に、一連の基本操作をひととおり実行することにより、ビルドしたものをテストして、ビルドの整合性を確認します。アプリケーションを始動し、頻繁に使用されるいくつかの操作を実行し、アプリケーションを終了します。

    注: ビルドが失敗した場合は、再ビルドの実行を参照してください。
  4. ビルドのスナップショットを作成します。

    チームがさらにテストを実行するためのテスト・ベースラインを作成する場合、そのベースラインを、使用できるものとして公開またはリリースしないでください。

    統合テスト・ビルドを、直ちに開発者が使用できるようにしたい場合は、ベースラインの作成時に「公開」チェック・ボックスを設定してください。

    注: チームの要求事項が変わり、ビルドにタスクを追加するか、ビルドからタスクを除外する必要がある場合は、再ビルドの実行を参照してください。

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