新規属性のリスト・ボックスの作成

新規作成された属性のリスト・ボックスを作成することができます。

このタスクについて

「プロパティー」ダイアログで特定のタイプのオブジェクトのリスト・ボックスを作成するには、text タイプの info_attrs という属性を作成します。info_attrs 属性内の項目の構文は次のとおりです。

attr_name:attr_type[:[label][:#textlines]] |
 attr_name:attr_type[:[label]:[#textlines]:values_ref]

ここで、values_ref は、別の属性の新規の値定義項目で定義されます。

それぞれの values_ref 値定義項目は、オブジェクトまたはタイプの info_attrs.values_ref という別個のテキスト属性で定義する必要があります。ここで、values_refinfo_attrs 定義で参照される値のリストの名前です。別個のテキスト属性でそれぞれの値定義項目を定義することによって、より簡単に、値のリストを外部ツールから入力できるようになります。

values_ref 項目は、属性の名前の一部になるため、有効な属性名でなければなりません。values_ref 属性名は 21 文字までに制限されます。なぜならば、属性名の長さの上限は 32 文字であり、そのうちの 11 文字が info_attrs ストリングによって使用されるためです。

info_attrs.values_ref 属性の内容は、改行で区切られた使用可能値のリストでなければなりません。

値リスト内の値は、任意の ASCII ストリングです。空白文字が含まれていてもかまいません。空白文字を先頭または末尾に使用することはできません。そのような空白文字は改行区切り文字の一部とみなされるからです。

手順

この手順では、新規属性のリスト・ボックスの作成例を示します。カスタム属性を approval_level というタスク・タイプに追加し、その属性の使用可能値は以下のリストのとおりであるとします。

  1. task タイプの info_attrs 属性で項目を作成するため、次のストリングを入力します。 approval_level:string:Approval Level::approval_values
  2. task タイプで、以下の内容を持つ、info_attrs.approval_values という属性を作成します。
    • new
    • pending
    • approved level 1
    • approved level 2

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