Rational DOORS の OSLC コンシューマーとしての Rhapsody DM の構成

Rational® Rhapsody® の設計管理機能を、要求管理アプリケーションの Rational DOORS® と統合することができます。そのためには、要求を設計の要素およびリソースに関連付けるようにこれらのアプリケーションを構成します。

このタスクについて

「設計管理」機能を Rational DOORS と統合することで、設計成果物を要求およびその他の要求関連成果物にリンクできるようになります。 モデルを使用して、設計、構造、および開発成果物間の関係を詳述することができます。 利害関係者は設計について共同で作業し、設計がビジネス要求および設計要求との関連性を持ち、これらの要求に合わせて調整された状態にすることができます。

「設計管理」で以下のリンク・タイプを使用することで、設計リソースは、Rational DOORS 内の「要求管理」成果物にリンクされます。
  • Refines
  • Satisfies
  • Trace

Rational Rhapsody と Rational DOORS の両方で、リンクを作成および表示することができます。リンクされた成果物またはリソースの要約を表示するには、そのリンクの上にカーソルを移動します。

手順

  1. Rhapsody DM Jazz™ Team Server 設計管理コンソール (https://jts_server:port/dm/admin) を開きます。
    注: より一般的に使用されている管理コンソール (https://jts_server:port/jts/admin) にアクセスしていないことを確認してください。
  2. 「サーバー管理」エリアで、「通信」 > 「フレンド (アウトバウンド)」を選択し、「追加」をクリックします。
    「サーバー管理」パネル
  3. 以下の情報を入力してフレンド関係を定義します。
    • 名前: DOORS
    • ルート・サービス: https://doors_server:port/dwa/public/rootservices
    • 秘密情報: xyz (または独自の秘密情報を選択)
    • 「トラステッド」を選択
    フレンドとしての DOORS の追加
    「フレンドの作成」 > 「次へ」をクリックします。
  4. 生成された暫定鍵を書き留めておきます。
    DOORS の暫定鍵
  5. Rhapsody DM の「プロジェクト・エリア」メニューで、「アクティブなプロジェクト・エリア」を選択します。
  6. RTC と共有するプロジェクト・エリアをクリックします。 この例では、「Automated Meter Reader (AMR System)」サンプル・プロジェクトを使用します。
    RDM における AMR プロジェクト
  7. 「アソシエーション」セクションで、「追加」をクリックします。
    現在のアソシエーションのリスト
  8. 「DOORS」「使用 - 要求」を選択し、次に、個々の DOORS モジュール (この例では DOORS ERS リポジトリー) を選択し、「OK」をクリックします。 プロンプトが出されたら、Rational DOORS のログイン資格情報を入力します。
    アソシエーションの追加
    注: 個々のモジュールを選択する必要があります。
  9. 「保存」をクリックします。

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