Rational DOORS と Rational Design Manager の統合

IBM® Rational® DOORS® を、IBM Rational Rhapsody® Design Manager と統合するように構成することができます。 それには、Open Services for Lifecycle Collaboration (OSLC) リンクを使用して、要求を設計の要素とリソースに関連付けるようにアプリケーションを構成します。

Design Management ソリューションによって、Jazz™ テクノロジーに基づく、Web ベースのコラボレーション・ツールが提供されます。 チームは Design Management 機能を使用することで、設計をシステム・エンジニアリングおよびアプリケーション・ライフサイクルの全体に統合し、モデルと設計についてコラボレーションできます。

「設計管理」で以下のリンク・タイプを使用することで、設計リソースは、Rational DOORS 内の「要求管理」成果物にリンクされます。

Rational DOORS を Design Management と統合することによって、要求と要求に関連する成果物をリンクさせ、成果物を設計できます。 モデルを使用して、設計、構造、および開発成果物間の関係を詳述することができます。 利害関係者は設計について共同で作業し、設計がビジネス要求および設計要求との関連性を持ち、これらの要求に合わせて調整された状態にすることができます。 Design Management と Rational DOORS の両方で、リンクを作成して表示することができます。 マウス・カーソルをリンクに合わせると、リンク先の成果物またはリソースの要約が表示されます。 リンクのデモンストレーションについては、IBM developerWorks® の記事 OSLC linking in IBM Rational Design Manager 4.0 with Rational Rhapsody and DOORSを参照してください。

OSLC は、ソフトウェア開発ライフサイクルにわたって成果物をリンクおよび表示するための仕様の一式です。アプリケーション間の通信を可能にするには、以下のタスクを実行する必要があります。

OSLC 以外のインターフェースを使用した Rational Rhapsody との直接統合については、資料Rational Rhapsody と Rational DOORS の統合を参照してください。


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