テストへのユーザー・アクションの追加

Android アプリケーション、iOS アプリケーション、Web UI アプリケーション用のテスト・エディターから、ユーザー・アクションをテスト・スクリプトに追加することができます。ユーザー・アクションとは、モバイル・デバイス上で行うクリック、スワイプ、タップ、タッチなどのアクションのことです。これらのアクションにより、アプリケーションの周辺をナビゲートすることができます。スクリプトを記録したら、ビュー上を 1 回タッチして右スワイプを行うアクションなど、新しいユーザー・アクションをスクリプトに追加するかどうかを決めます。

始める前に

記録からテストを作成し、テスト・エディターでテスト・スクリプトを開きます。

このタスクについて

Android アプリケーション、iOS アプリケーション、ハイブリッド・アプリケーション、Web UI アプリケーションから作成されたテストに、ユーザー・アクションを作成することができます。グラフィック・オブジェクトとそのアクションは、iOS アプリケーション、Android アプリケーション、Web UI アプリケーションではそれぞれ異なります。

手順

  1. Rational® Test Workbench Mobile Test Edition でテスト・スクリプトを開き、「テスト・コンテンツ」エリアでテスト・スクリプトの任意の行を選択します。
  2. 「挿入」プッシュボタンをクリックし、ターゲット・アプリケーションに応じて、Android、iOS、または WebUI の「ユーザー・アクションの追加」を選択します。別の方法として、選択項目を右クリックするか、テスト・エディターで「オプション」 > 「挿入」をクリックしてメニュー項目を選択することもできます。
  3. 「テスト・エレメントの詳細」セクションで、選択したアクションに必要な成果物として識別された値を選択します。ユーザー・アクションを作成するには、オブジェクトおよびアクションを指定する必要があります。「グラフィック・オブジェクト 」フィールドの内容は、Android アプリケーションと iOS アプリケーションとでは異なります。オブジェクトのアクション・リストで選択できる項目は、選択したオブジェクトによって異なります。その他の成果物はオプションです。 必須フィールドで選択できる値は、Web UI アプリケーション、Android アプリケーション、iOS アプリケーションでは異なります。 例えば、テスト対象の Android アプリケーションから作成されたテストの場合は、グラフィック・オブジェクトのリストで「表示」を選択し、オブジェクトのアクションのリストで「スワイプ (Swipe)」を選択します。次に、「方向」「右」を選択し、「必要なタッチ回数 (Number of touches required)」に「1」を入力します。
  4. ユーザー・アクションがテスト・スクリプト内の選択されたノードの前に追加されます。テストを保存します。

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