Android モバイル・テスト・クライアントのログの管理

IBM® Rational® Test Workbench Mobile Client で発生する問題をデバッグするため、モバイル・テスト・クライアントではすべてのタイプのメッセージがログに記録されます。デフォルトでは、エラーおよび警告のメッセージが保存されます。また、情報メッセージを保存するログ・レベルを設定することもできます。

このタスクについて

ログは、モバイル・デバイスまたはエミュレーターに保存されます。 デフォルトでは、特定のセッションでモバイル・テスト・クライアントが実行されるまで、ログ・データが保存されます。ログは以下の方法で管理できます。
  • ログに記録するメッセージの数を設定する
  • ログに記録するメッセージのタイプを設定する
  • すべてのログを保存する
  • 記録アクションをキャプチャーする
ログをテスト・ワークベンチにアップロードすることもできます。ログのアップロードの詳細については、『ワークベンチへのログのアップロード』を参照してください。

手順

ログを管理するには、以下のようにします。

  1. Rational Test Workbench Mobile Client で、ドロップダウン矢印メニューをタップし、「設定」をタップします。
  2. 設定について、以下のステップのいずれかを実行します。
    • ログに記録するメッセージの数を設定するには、「ログ・サイズ」のスライダーをドラッグします。
    • ログに記録するメッセージのタイプを選択するには、「ログ・メッセージのフィルター」のスライダーをドラッグします。デフォルトでは、「致命的」メッセージ、「エラー」メッセージ、および「警告」メッセージがログに記録されます。「情報」メッセージ、「デバッグ」メッセージ、および「トレース」メッセージをログに記録することもできます。
    • ログを保存するには、「ログの永続化」チェック・ボックスをタップします。このチェック・ボックスが選択されているときには、モバイル・テスト・クライアントのログがモバイル・デバイスのディスクに保存されます。
      注: 大量のディスク・スペースが使用されると、デバイスの速度が遅くなる可能性があります。
    • 記録のトレースをキャプチャーするには、「記録のトレース」チェック・ボックスをタップします。このチェック・ボックスが選択されているときには、モバイル・テスト・クライアントによってすべての記録イベントがログに記録されます。このオプションは一般的に、IBM® ソフトウェア・サポートから指示されたときにのみ使用します。

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