参照またはフィールド参照の作成

テスト値を参照として指定するか、テスト・データのセットをフィールド参照として指定すると、そのデータをテスト内の他の場所で使用できるようになります。

このタスクについて

参照 は通常は応答データにあり、後続のテスト・ロケーション (通常は要求) で使用する特定の値を指しています。 要求値は参照に置換できます。 この置換を、データ相関 と呼びます。 参照は、テスト内の IF-THEN 条件への入力として、またはテストで呼び出すカスタム Java™ コードへの入力として使用することもできます。

フィールド参照 は、テスト・データのブロック全体を指します。 例えば、HTTP 応答全体を、フィールド参照として指定できます。 フィールド参照は、テストで呼び出すカスタム Java コードへの入力として使用できます。

手順

  1. テスト・ナビゲーターで、テストを参照し、ダブルクリックします。テストが開きます。
  2. 参照またはフィールド参照として指定する値やデータのセットを見つけます。
    プロトコルによって、サポートされる参照が異なります。 HTTP テストの場合、参照およびフィールド参照は、以下のフィールドで作成できます。
    • 応答ヘッダー値、「応答ヘッダー」テーブルの「値」列
    • 応答コンテンツ、「コンテンツ」フィールド
    HTTP 応答の場合、フィールド参照は、以下のフィールドで作成できます。
    • 「状況」フィールド
    • 「理由」フィールド
  3. 次のようにして、参照を作成します。
    1. 応答コンテンツの場合は値を強調します。 応答ヘッダー・コンテンツの場合は「応答ヘッダー」テーブルの行をクリックし、次に「変更」をクリックします。
    2. 右クリックして、「参照の作成」をクリックします。 この値は、それが未使用の参照であることを示す明るい青色で強調表示されます。 使用すると、強調表示は暗い青色に変化します。 参照には自動的に名前が指定されます。 参照の名前を確認するには、値を右クリックして「プロパティー」を選択します。 参照を見つけるために使用する正規表現を編集するには、「プロパティー」ウィンドウの「正規表現アシスタントの切り替え」プッシュボタンをクリックします。 正規表現アシスタントは、正規表現に一致した応答コンテンツと、正規表現によって収集されたグループを表示します。参照に関する詳細を常にログに記録するには、対象の参照を選択して「プロパティー」をクリックしてから、「常に詳細をログに記録」チェック・ボックスをクリックします。
    注:

    「常に詳細をログに記録」チェック・ボックスを選択すると、スケジュールに対して設定されているロギング・レベルに関係なく、常に詳細が記録されるようになります。このオプションは、デバッグ以外の目的では使用しないでください。

    置換子、データ・ソース、要求の詳細は、常にログに記録することができます。

  4. フィールド参照を作成する場合は、値を強調表示しないでください。 代わりに値を右クリックして「フィールド参照の作成」をクリックします。
    1. フィールド参照には自動的に名前が指定されません。フィールド参照に名前を指定するには、フィールド参照を右クリックし、「プロパティー」を選択します。 「名前」フィールドに名前を入力して、「OK」をクリックします。
    フィールド全体が黄色で強調表示され、それがフィールド参照であることが示されます。

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