エラー処理動作の指定

テストまたはスケジュールの実行時におけるエラー条件の処理方法を指定することができます。エラー条件に含まれるものとして、検査ポイントの失敗、接続の失敗、サーバー・タイムアウト、カスタム・コード・アラート、データ相関に関する問題などがあります。

このタスクについて

スケジュール、テスト、およびテスト・エレメントに関するエラー処理動作を指定することができます。

手順

  1. テスト・ナビゲーターで、テストまたはスケジュールを参照してダブルクリックします。 テストが開きます。
  2. テスト・エディターで、次の手順のいずれかを実行します。
    1. テスト階層内の要求またはその他のエレメントのエラー処理動作を指定するには、「テスト・コンテンツ」セクションでエレメントを選択し、「テスト・エレメントの詳細」セクションで「拡張」タブをクリックします。
    2. 接続、検査ポイント、置換、参照などのエレメントのエラー処理動作を指定するには、エレメントを選択してから「変更」をクリックします。 ステップ 5 にスキップします。
    3. テストに関連付けられたデータプールに関するエラー処理動作を指定するには、「共通のオプション」ページで、データプールを選択してから「データプールのプロパティー (Datapool Properties)」をクリックします。 「変更」をクリックします。 ステップ 5 にスキップします。
  3. 「エラー処理」で、「クリックして条件を表示」を展開します。 エラー条件のテーブルが表示されます。 エラー条件のテーブルには、テストまたはスケジュールのプロトコルで処理できる条件がすべて表示されます。
  4. 動作を指定する条件の隣にあるチェック・ボックスを選択します。 ウィンドウが開き、条件が発生したときに実行するアクションおよびログに記録するメッセージを指定できます。
  5. 指定された条件が発生したときに実行するアクションを選択します。
    オプション 説明
    続行 テストの実行を継続する場合にクリックします。
    トランザクションの終了 指定された条件が発生したときにトランザクションを終了する場合にクリックします。 「最内部」または「最外部」 のトランザクションを選択するか、トランザクションの名前を入力します。
    ループの終了 指定された条件が発生したときにループを終了する場合にクリックします。 「最内部」または「最外部」 のループを選択するか、ループの名前を入力します。
    ループの次の反復を続行 指定された条件が発生したときにループの次の反復を続行する場合にクリックします。 「最内部」または「最外部」 のループを選択するか、ループの名前を入力します。
    テストの終了 指定された条件が発生したときにテストを終了する場合にクリックします。
    ユーザーの終了 指定された条件が発生したときに仮想ユーザーを停止する場合にクリックします。
    実行の終了 指定された条件が発生したときに実行を停止する場合にクリックします。
  6. オプション: 指定された条件が発生したときにテスト・ログに書き込まれるメッセージを入力します。
  7. 「OK」をクリックします。

データ相関で置換に失敗したときにスケジュールの実行を停止するには、「置換の失敗」チェック・ボックスを選択します。 「スケジュールの停止」をクリックして、「OK」をクリックします。

エラーが発生した場所の最も近くに指定されたエラー処理動作が優先されます。置換に失敗したときに、特定の要求については続行し、スケジュールについては停止するように設定されている場合、その要求で置換に失敗すると、スケジュールの実行は続行されます。


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