スケジュール実行中に仮想ユーザーが独自の IP アドレスを持つように見せるには、それぞれの Linux ロケーションに IP 別名を構成します。
手順
- ip(8) コマンドを使用して IP 別名を作成します。
以下の例では、IP アドレス 9.37.207.29 を eth0 ネットワーク・インターフェースに接続します。
# ip address add 9.37.207.29 dev eth0
注: Redhat Linux プラットフォームで大量の別名を作成するには、/etc/sysconfig/network-scripts/ifup-aliases のファイルにある説明に従ってください。
以下の例では、別名が削除されます。
# ip address del 9.37.207.29 dev eth0
- 仮想ユーザーが実行中に IP 別名を使用できるようにスケジュールを設定します。詳しくは、『仮想ユーザーによる IP 別名の使用可能化』を参照してください。
タスクの結果
スケジュールを実行すると、ネットワーク・トラフィックが複数のホストから生成される印象を与えます。
次のタスク
カスタム・コードをテストに挿入して、各仮想ユーザーのランタイム IP アドレスを取得できます。 詳しくは、『
仮想ユーザーの IP アドレスの検索』を参照してください。