ユーザー・グループを開いたときに、以下のプロパティーを設定できます。
- グループ・サイズ
- 動的に制御するユーザーの絶対数またはパーセントのいずれかを指定します。
ロケーション
- ローカル・コンピューターでこのグループを実行
- ユーザーのコンピューター上で実行するユーザー・グループを示します。
- 以下のロケーションでこのグループを実行
- 指定されたロケーションにある 1 つ以上のリモート・コンピューター上で実行するユーザー・グループを示します。 通常、大量の仮想ユーザーを実行する場合は、リモート・ロケーションでユーザー・グループを実行します。
オプション
「オプション」ページは、特定のユーザー・グループについてスケジュールの考慮時間の動作をオーバーライドする場合、およびプロトコル固有のオプションを指定する場合に使用します。
- 考慮時間のオプションをオーバーライド
- 現在のユーザー・グループについて考慮時間の動作を指定する場合は、このチェック・ボックスを選択します。
- 記録された考慮時間を使用
- 記録されたものと同じ速度でテストを再生する場合に選択します。
このオプションは考慮時間に影響を与えません。
- 固定の考慮時間を指定
- 各ユーザーの考慮時間は、指定した値と同じ値になります。 この設定はユーザーを正確にエミュレートしませんが、もう一度テストをすばやく繰り返す場合に有効です。
- パーセントによって考慮時間を増減
- 「考慮時間のスケール」にパーセントを入力します。
各ユーザーの考慮時間は、パーセントによって計算されます。 100 の値では、考慮時間は変更されません。 200 の値は、考慮時間を 2 倍に変更するため、スケジュールは記録された時間の半分の速度で再生します。
50 の値は考慮時間を半分に減らすため、スケジュールは 2 倍の速度で再生します。 0 の値は、遅延がないことを示します。
- ランダムなパーセントによって考慮時間を変化
- 各ユーザーの考慮時間は、指定したパーセントの上限および下限の範囲内でランダムに生成されます。 パーセントは記録された考慮時間に基づきます。 例えば、「下限」に 10、「上限」に 90 を選択した場合、考慮時間は記録された元の考慮時間の 10% から 90% の範囲になります。 ランダムな時間はこの範囲内で均一に分散されます。
- 考慮時間を最大値に制限
- 最大考慮時間の設定は、実際の考慮時間をエミュレートするテストの場合に有効です。 最大値を設定することで、記録中に中断された場合などでも、テスト内の長い考慮時間をそれぞれ検索して編集する必要がありません。 パーセントによって考慮時間を増減することを選択したときに、この最大値を超える場合でも、使用される考慮時間が、設定した最大制限より大きくなることはありません。 元の考慮時間を復元するには、このボックスをクリアします。
- プロトコル固有のオプション
- ユーザー・グループ内のすべてのテストのプロトコル固有のオプションを設定する場合は、「オプションの編集」をクリックします。この設定は、スケジュールのプロトコル固有のオプションをオーバーライドします。
変数の初期化
このページは、ユーザー・グループ・レベルで変数を初期化する場合に使用します。ユーザー・グループ・レベルで変数を初期化すると、ユーザー・グループ内のすべてのテストがその変数を使用します。同じ変数がスケジュール・レベルで定義されている場合は、ユーザー・グループ・レベルの変数が優先されます。
- 追加
- 変数を追加し、値を初期化します。「使用側」列に、対応する変数を使用するテスト名が表示されます。可視性が「このテストのみ」に設定されている場合、スケジュール・レベルまたはユーザー・グループ・レベルで指定された値をオーバーライドし、テスト・レベルで定義された値を使用する変数に対して、警告アイコンが表示されます。カーソルを警告アイコンの上に移動すると、変数の初期値をオーバーライドするテストが表示されます。
- エクスポート
- ユーザー・グループ・レベルで定義された変数をファイルにエクスポートします。
- 変数の初期値ファイルの使用
- ファイルの変数値を使用する場合は、このチェック・ボックスを選択します。
既存のファイルを選択する場合は「参照」をクリックし、ファイルを作成する場合は「新規」をクリックします。