Rational Quality Manager アダプターの構成

IBM® Rational® Quality Manager からテストを実行する前に、Rational Quality Manager アダプターを構成し、正常な接続を確立する必要があります。

始める前に

Rational Quality Manager アダプターを構成するには、以下の情報が必要です。
  • Rational Quality Manager サーバーの URL。
  • Rational Quality Manager のユーザー・アカウントにアクセスするためのログインおよびパスワード。 このユーザー・アカウントは、Rational Quality Manager 内に存在して、コネクター・クライアント・アクセス・ライセンスを持つ必要があります。また、アダプターがアクセスするプロジェクト・エリアに、プロジェクトに対する書き込みアクセス権を付与する役割を指定してユーザー・アカウントを追加する必要があります。デフォルトのテスト・チーム・メンバーの役割をお勧めします。
ユーザー・アカウントの作成については、Rational Quality Manager インフォメーション・センターを参照してください。

手順

  1. テスト・ワークベンチで、「ウィンドウ」 > 「設定」 > 「Quality Manager Adapter」をクリックします。
    1. 「サーバー URL」に、Rational Quality Manager サーバーの URL を入力します。URL を https://<server name>:<port number>/<context root> の形式で入力します。ここで、<server name> は、ホスト・ファイルで指定した Rational Quality Manager サーバーのホスト名です。例えば、https://RQM01:9443/qm と入力します。
      注: Rational Quality Manager サーバーの名前が変更された場合、以下の手順を完了してください。
      1. ホスト・ファイルに Rational Quality Manager サーバーの項目がある場合、新規のサーバー名で更新します。
      2. 「サーバー URL」フィールドを新規のサーバー名で更新します。
      3. アダプターを再構成し、新規の URL を指すようにします。
    2. 「ログイン」および「パスワード」に、Rational Quality Manager ユーザー・アカウントの ID およびパスワードを入力します。
    3. 「アダプター名」に、このワークステーション内で Rational Quality Manager アダプターを識別する固有の名前を入力します。 デフォルトでは、アダプターはコンピューターの名前を使用します。
    4. アダプターの接続先のプロジェクト領域が、デフォルトの Rational Quality Manager プロジェクトと異なる場合は、接続先のプロジェクト名を入力します。
  2. 「OK」をクリックして構成を保管します。
  3. Rational Quality Manager アダプターをコマンド行から実行するか、Windows サービスとして実行するには、以下の追加ステップを実行します。
    1. rpt_install_dir ¥RPT-RST_RQMAdapter¥config¥ ディレクトリーから adapter.config ファイルを見つけます。ここで、rpt_install_dir はテスト・ワークベンチのインストール・ディレクトリー (C:¥Program Files¥IBM¥SDP など) です。
    2. adapter.config ファイルの WORKSPACE_DIR 変数を編集して、アダプターが使用するのと同じテスト・ワークスペースを指定するようにします。例えば、WORKSPACE_DIR= C:¥Documents and Settings¥username¥IBM¥rationalsdp¥my_adapter_workspace と指定します。

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