NTLMv2 認証用のワークベンチの構成

NTLMv2 認証は、サード・パーティー・ライブラリーのセットへのアクセスを必要とします。NTLMv2 認証を使用するには、これらのライブラリーがある環境を用意し、Eclipse が使用する Java™ ランタイム環境 (JRE) のクラスパスを設定し、Agent Controller が使用する仮想マシンのクラスパスを設定する必要があります。

始める前に

セキュリティー・アルゴリズムを使用する SOAP ベースのサービスをテストするには、サード・パーティー・ライブラリー・ファイルを入手し、インストールする必要があります。

このタスクについて

デフォルトでは、HTTP テスト生成は、NTLMv2 認証が記録に含まれていても使用可能にしません。正しい NTLM バージョンを記録から自動的に使用可能にするには、「HTTP テスト生成」設定で NTLM V2 設定を 「自動」に設定します。

手順

NTLMv2 認証を使用可能にするようにワークベンチを構成するには、以下のようにします。

  1. http://jcifs.samba.org/src/jcifs-1.3.17.zip からアーカイブをダウンロードします。
  2. ZIP ファイルを解凍し、JAR ファイルをディレクトリー C:¥Program Files¥IBM¥IBMIMShared¥plugins¥com.ibm.rational.test.lt.provider_<version> にコピーします。
  3. 正しい NTLM バージョンを記録から自動的に使用可能にするために、ワークベンチで「ウィンドウ」 > 「設定」 > 「テスト」 > 「HTTP テスト生成」の順にクリックし、NTLM v2 設定を「自動」に設定します。

タスクの結果

テストが NTLMv2 付きで記録されると、テスト・エディターの「NTLM 認証」の下で NTLM V2 設定が選択されます。

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