記録セッションのファイル (.recsession) を保持して、記録内容を表示したり、テストを再生成したりすることができます。
ただし、記録されたテストに機密情報が含まれている場合、recsession ファイルのテキスト・ストリングを難読化または暗号化することを選択できます。
手順
記録セッション・ファイルのテスト・データを保護するには、以下のようにします。
- パフォーマンス・テスト・パースペクティブで、「記録からの新規テスト」ツールバー・ボタン
をクリックするか、とクリックします。
- 「記録からの新規テスト」ウィンドウで、「新規記録からテストを作成する」を選択し、作成するテストのタイプを選択します。
- 「記録の暗号化レベル」で、以下のいずれかのオプションを選択します。
- 「難読化」: この設定は、テキスト・ストリングを隠蔽することによって、ワークベンチの外部でテキスト・エディターを使用して recsession ファイルの生データを表示することを防ぎます。 引き続き、recsession ファイルを使用してテストを生成したり、記録情報を表示したりすることができます。
- 「パスフレーズ」: この設定では AES-128 ビット・アルゴリズムを使用して、recsession ファイル内のテキスト・ストリングを暗号化します。 暗号化の強さはパスフレーズの長さに依存します。 パスフレーズが失われた場合、記録セッション・ファイルは復旧不能です。
- 「ロケーションの選択」ページで、新規テストの入るプロジェクトおよびフォルダーのロケーションを選択し、テストの名前を入力して、「次へ」をクリックします。
- 「パスフレーズ」を選択した場合、「パスフレーズ保護」ページで、「パスフレーズ」と「パスフレーズの確認」にパスフレーズを 2 度入力します。 保護を強固にするには、パスフレーズを 24 文字より長くするか (英単語を使用する場合)、12 文字以上のランダム文字にします。
- 「次へ」をクリックし、選択したテストのタイプについての記録セッションを続行します。