規則がテスト・データに適用されている場合は、正規表現から参照を作成するデータ相関規則を作成することができます。
手順
- 規則エディターでデータ相関規則セットを開きます。 新規規則セットには、空の規則パスが 1 つ含まれています。
- 「挿入」をクリックして、「参照の作成」を選択します。 空の「参照の作成」規則が規則パスに挿入されます。
- 「詳細」で、赤い陰影とアスタリスクが付いたすべてのフィールドに情報を入力します。 「参照フィールド」で、下矢印をクリックして、参照を作成するフィールドを選択します。 ウィンドウの上部にあるプッシュボタンを使用してプロトコルを選択してから、フィールドを選択します。 例えば、HTTP 応答のコンテンツ・フィールドで参照を作成するには、下矢印をクリックしてから、をクリックします。 複数のフィールドに参照を作成するには、「フィールドの追加」プッシュボタンをクリックして別の「参照フィールド」を追加します。
- 「正規表現」で、参照の検索に使用する表現を入力します。 参照に正規表現の一部のみが必要な場合は、その部分を小括弧で囲みます。
- テストを開き、参照を作成する応答を見つけます。
- 応答のテキストをクリップボードにコピーします。
- 規則エディターで、「正規表現アシスタントの切り替え」プッシュボタンをクリックして、正規表現アシスタントを開きます。
- クリップボードのテキストを正規表現アシスタント・ウィンドウの「正規表現の検査」ページに貼り付けます。 「正規表現の検査」ページが空の場合は、クリップボードの内容が自動的に貼り付けられます。
- 正規表現アシスタントの「キャプチャーされたグループ」タブをクリックします。 グループ全体が表示され、キャプチャーされたグループが表示されます。 グループが表示されない場合は、適宜、正規表現を編集してください。
同じ正規表現を使用する複数の参照を作成するには、各部分を小括弧で囲みます。 例えば、次の正規表現から 2 つの参照を作成できます。name=(¥S+)¥svalue=(.+?).
- 「参照名」に、参照の名前を指定します。 指定する名前は子規則に使用できます。 参照を引数として子規則で使用するには、参照名を % 記号で囲みます。 例えば、name という参照名を指定する場合、引数として %name% を子規則で使用できます。
- オプション: 正規表現と一致する複数の対象が属性に含まれている場合は、「出現」で、参照を作成する際に使用する出現を入力するか選択します。
- オプション: 「使用される場合にのみ参照を作成」で、「true」を選択すると、置換サイトが参照を使用する場合にのみ参照が作成されます。 対応する置換サイトが検出されるかどうかに関係なく参照を作成するには「false」を選択します。
- オプション: 「重複するサイト・アクション」で、新しい参照が既存の参照と重複する場合に実行するアクションを選択します。
オプション |
説明 |
常に既存を削除 |
新しい参照が他の参照と重複する場合は、他の参照が削除されます。 |
既存を保持 |
新しい参照が他の参照と重複する場合、他の参照は削除されません。 |
使用される場合にのみ既存を保持 |
新しい参照が他の参照と重複する場合は、他の参照が使用されない場合に限り、他の参照が削除されます。 |
- オプション: 新規参照が既存の参照と重複する場合でも参照を作成するには、「重複する場合でも参照を作成」で「true」を選択します。
- オプション: 「ロギング・レベル」で、エラー・ログに書き込まれるエラー・データのレベルを選択します。 ログにより、機能した規則と機能しなかった規則を確認することができます。 データ相関規則をデバッグする場合は、「アクション」ロギング・レベルを使用します。 「アクション」ロギング・レベルではトラブルシューティングのための十分なデータが提供されない場合、「詳細」ロギング・レベルを使用します。 「詳細」ログ・レベルでは、膨大な数のログ項目が生成されます。 通常は、作成したデータ相関規則が正しく機能していることが確実である場合、「なし」ロギング・レベルまたは「要約」ロギング・レベルを使用して、メモリーとディスク・スペースの使用量およびエラー・ログの不要な項目を減らします。
オプション |
説明 |
なし |
ログには何も記録されません。 |
警告 |
規則の適用時に潜在的な問題が検出されると、メッセージがログに記録されます。 |
要約 |
規則の適用回数に関係なく、規則に対して 1 つのメッセージがログに記録されます。 |
重要 |
標準的ではない方法で規則が適用されるたびに、メッセージがログに記録されます。 これがデフォルトのログ・レベルです。 |
アクション |
規則が適用されるたびにメッセージがログに記録されます。 |
詳細 |
規則が適用されるたびに詳細メッセージがログに記録されます。 |
- オプション: 「ラベル」に、規則のラベルを入力します。 ラベル名を入力しない場合は、規則にデフォルト名が指定されます。 デフォルト名は、正規表現が付加されたベース名です。
- オプション: 「説明」に、規則の説明を入力します。 他のテスターと規則セット・ファイルを共有する場合は、説明が役立ちます。