設定した頻度でテストを実行

設定した頻度でテストを実行するには、反復率を制御するループをスケジュールに追加して、そのループにテストを追加します。 ループの子であるテストが、ループによって制御されます。 ループに同期ポイントが含まれている場合、その同期ポイントは最初のループ反復後に解放され、以降のすべての反復で解放されたままになります。

手順

テスト実行の反復率を制御するループを追加するには、以下のようにします。

  1. テスト・ナビゲーターで、スケジュールをブラウズし、ダブルクリックします。 スケジュールが開きます。
  2. ループの親になるエレメントをクリックして、「追加」 > 「ループ」をクリックします。
  3. 「スケジュール・エレメント詳細」 エリアに、ループを繰り返す反復回数を入力します。
  4. スケジュールの実行を停止する要求が発行された後にも、ループの実行を継続するには、「中断不能な反復」 チェック・ボックスを選択します。 現在のループ反復の完了後に、スケジュールの実行が停止します。 このチェック・ボックスは、スケジュールでのみ使用可能です。
  5. 設定されたトランザクション頻度を、ループの子であるすべてのスケジュール項目で維持するには、「反復の頻度の制御」チェック・ボックスを選択します。
  6. 「反復率」に数値を入力して、時間単位を選択します。 これで、実際の反復率が設定されます。
  7. 「反復の間の遅延をランダムに変更」チェック・ボックスを選択またはクリアします。 このを選択すると、遅延がきめ細かく変更されます。 このオプションでは、反復を固定間隔で遅延させるのではなく、平均の反復率を同じに保ちながら遅延はランダムに変更されるため、ユーザーがより正確にモデリングされます。
    注: 統計的には、「反復の間の遅延をランダムに変更」オプションでは、固定された遅延値と平均が同じ負の指数分布からランダムに遅延を設定します。 負の指数分布は長い「テール (尾)」を持ちます。これは、極めて少数の遅延が非常に大きな値を持つということを意味します。 したがって、テスト対象のアプリケーションが、長時間の非アクティブ状態によって悪い影響 (ユーザーを切断するタイムアウトなど) を受けないか確認してください。
  8. 「ループの最初の反復の前に遅延」チェック・ボックスを選択またはクリアします。 このチェック・ボックスを選択すると、反復のたびに最初の遅延が食い違い状になるため、最初の反復で現実的な混合が可能になります。

次のタスク

ループを追加した後、ループにより制御されるスケジュール項目 (通常はテスト) を追加します。

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